「騎士団長殺し」を読んでから調子に乗って「みみずくは黄昏に飛びたつ」を読んでしまいました。
今日仕事の本を買いに八重洲ブックセンターに行くと入口の平置きコーナーで、今私が読み終わろうとしている「みみずくは黄昏に飛びたつ」が第三位として展示されていた。
第四位が「騎士団長殺し」でした。(笑)
その内容は15年10月15日発行の「MONKEY」で企画された顔写真付き女流作家川上未映子(本人が見つけた本人を揶揄する表現)がエロ作家村上春樹(同)にインタビューした記事とその続編合わせて計4弾を一冊にまとめたものです。
間が開いたのは村上春樹が「騎士団長殺し」の執筆に入ったため。
その内容は、まるで内閣に自民党議員が質問をしているようです。
あるいはわかり切っていることをさも初めて露呈したようにスクープだと騒ぎ立てるマスコミの様。
どこまでもすっとぼける村上春樹。
岡鹿之助のようにマティエールしか語らない。
しかし途中で「罠」が出てきて少し期待する。
最後にノーベル賞に絡めて「ポリティカル」と行く。
村上春樹は意外にもすっとぼけない。
最後まで読んでよかったです。
しかし川上未映子の記憶力はすごい。
私はほとんどナカタさん状態。
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