2008年の暮れに私の高校時代の恩師であり絵の師匠である当時74歳の先生から「いつまでも本が読めると思ったら大間違いよ。」と言われました。
それをきっかけに期待余命から計算すると一生の間に読める本の量が知れ、余った時間、待機の時間をすべて読書に充てることにしました。
具体的には常に本を持ち歩くことです。
通勤は勿論、通院、買い物でも、そして山にも常に本を持ち歩きました。
あえて読書の時間を作るのではなく、待ち時間を読書に充てるのです。
読んだ本をリスト化して、簡単な感想も書くようにしました。
この9年弱の間に読んだ本は457冊、一日の平均読書頁ページ数42頁になります。
そのうち山関係の本が45冊。
約一割ですね。
バイコフを山関係の著書に入れることには異論もあるかと思いますが、中国北東部シベリアの森林地帯の気分には十分味わえます。
穴場的な本としては梅棹忠夫でしょうか。
北朝鮮の党首の背景にかかるあの山「白頭山」を縦断した記録があります。
山からの言葉:辻まこと
六十五歳ますます愉しい山山:本多勝一
初めての山へ 60年後に:本多勝一
白い蜘蛛:ハインリッヒ・ハラー
山が楽しくなる地形と地学:広島 三郎
チベットの七年間:ハインリッヒ・ハラー
山をたのしむ:梅棹忠夫
梅棹忠夫著作集 16山と旅:梅棹忠夫
梅棹忠夫著作集 1探検の時代:梅棹忠夫
朝鮮名峰:久保田博二
奥多摩登山考:金郁夫
山岳救助隊日誌:金郁夫
回想の山道:不破哲三
槍ヶ岳とともに:菊池俊郎
トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか:羽根田治
トムラウシ山遭難事故調査報告書:同特別委員会
トムラウシ遭難事故を考えるシンポジウム:日本山岳協会
同上資料
偉大なる王:バイコフ 長谷川濬
樹海に生きる:バイコフ 今村龍夫
牝虎:バイコフ 上脇進
バイコフの森:バイコフ 中田甫
私たちの百名山:小佐野正樹
梅里雪山十七人の友を探して:小林尚礼
デルスウ・ウザーラ:V.K.アルセーニエフ 長谷川四郎
シベリアの密林を行く:V.K.アルセーニエフ 長谷川四郎
デルス・ウザラ:V.K.アルセーニエフ 安岡治子
おれ にんげんたち:岡本武司
山に生きる人びと:宮本常一
黒部の山賊:伊藤正一
外道クライマー:宮城公博
死はともに登る:トニー・ハーベラー 吉城馨
冒険登山のすすめ:米山悟
多摩川探検隊:辻まこと
喜作新道:山本茂美
栂海新道を拓く:小野健
栂海新道物語:小野健
単独行:加藤文太郎
単独行者:谷甲州
孤高の人上:新田次郎
孤高の人下:新田次郎
日本アルプス:ウォルター・ウェストン:岡村精一
クライマーズブック:信濃毎日新聞社
日本アルプス再訪:ウォルター・ウェストン 水野勉
borav64mさん、こんばんは。
ハインリヒ・ハラーの『白いクモ』私も持ってます!古本屋で見つけました。まだ読んでいませんが。
金邦夫さんや羽根田治さんの本をはじめ、山の本はたくさん持っています。新田次郎の小説も大好きです。
『白いクモ』は、新田次郎の岩登りの小説を読んで知りました。早く読もうと思います。それではまた🤗
ハインリヒ・ハラーはアイガー北壁登攀を記した「白いクモ」以外には幼少のダライ・ラマとの交流を描いた「セブンイヤーズチベット」が映画化もされ有名ですが、ダライ・ラマが記した2冊の自伝にははとんどハラーのことは書かれていません。
元ナチス党員(アイガー北壁登攀はヒットラー政権下の国威発揚に利用された。)を意識しての結果と思われます。
ダライ・ラマも俗人なんだなと思いました。
ハラーの著書には「石器時代への旅」(秘境ニューギニアを探る)もありますが、まだ積読状態です。(笑)
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