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動物は基本的に見通しの良いところで脱糞します。
橋の上、登山道の曲がり角、尾根のテラス状のところ、雪渓のテラス状のところなどです。
昨日は我々の歩く登山道上に３回脱糞を試みますが、我々が近づいたので慌てて自分でフンを踏んづけ、しばらく進んだところで脱糞しますが、また我々が近づいたのでさらに先に行って脱糞をしました。
少しニョロっと出して、一二歩歩いて小さのをぽとりと落として、慌てて先に進みます。
これを３回繰り返していました。
つい最近「慟哭の谷」を読んだので紹介します。
作者は大正９年生まれの元林務官木村盛武氏。
大正４年の年末に苫前村三毛別（さんげべつ）の開拓地で起きた後遺症で亡くなった方を含めると８名が羆に殺され２名が負傷したという、北海道開拓使に残る羆事件を生き証人が存命中に記録に残すべきと考え、書き起こした著書です。
単に熊のテリトリーに入り込んだ人間が驚いた羆に襲われたのではなく、空腹を満たすために妊婦をはじめ複数の人が熊の胃袋に納まってしまったということが恐ろしさを際立たせます。
本多勝一が「北国の動物たち」の冒頭で同じ事件を6頁で取り上げたものを179頁に渡り記述しています。
時系列が前後して読みにくいですが、穴持たずの羆の恐ろしさは十分伝わります。
これから北海道の山を歩こうとする人に一読をお勧めします。
ということは昨日の熊は冬眠をしていない熊ということになりますね。
最近は秩父多摩の熊は冬眠をしないと聞きますが、本当のようです。
次に行くときは期限切れですがカウンターアソールトを携帯します。
ボラフさん、おはようございます。
この事件、吉村昭氏の小説「羆嵐」の元になったものですね。
小説を読んで恐ろしくなりました。ドキュメント本もあったのですね。今度読んでみます。
小説はさすが吉村氏なので読みやすく、ぐいぐい惹きつけられる魅力はありますが、当事者の話も読んでみたいものです。
それでは気をつけて山旅を。
ankotaさん
こんにちは
「羆嵐」も読んでみたいと思います。
先週奥武蔵の登山道で見かけた糞は直径が３�僂曚匹如�同じ道筋に５０メートルほど間隔をあけ３か所にありました。
質感が全く同じなので同一個体からの排泄物だと思われます。
薄緑色で植物の種等は全く含まれていませんでした。
二個目で熊と確信してまだ近くにいると思い走って追っかけましたが、３つ目が尾根筋と巻道の分岐手前にあったので、追跡をやめました。
「死んだふり」は三毛別獣害でたまたま気絶したか寝ていたかの幼児が無傷だったことが、由来のようですね。
また三毛別獣害で被害を拡大したのは羆の獲物である遺体を回収して通夜で弔ったことが原因のようです。
羆としては自分の所有物を横取りされたと思うのですね。
日高山脈の福岡大学生の悲劇はこの教訓が生かされなかったことによるようです。
三毛別羆事件は恐ろしい話ですね。
それはともかく秩父多摩の熊が冬眠しないとな？
知りませんでした。
(((( ；ﾟДﾟ))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙｶﾞﾀｶﾞﾀﾌﾞﾙｶﾞﾀｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸ
山道にて…
ﾆｮｰﾎﾞ「あ、熊鈴わすれた」
ｵｲﾗ「大丈夫、冬だから熊寝てるよ」
寝ない熊がいるのか…
chiroさん
北海道の意地悪な人に言わせると「熊鈴はここに獲物がありますよ。」と教えているようなものだと言います。
大雪山系で人間の腕の太さの糞がごろごろしています。
知床岳では湯気が立つ糞をまたいで歩きました。
また海岸線を歩いていると白い犬の後ろ足が落ちていました。
番屋の犬が食い殺されたことを後で知りました。
本州では競合する食糧、根曲竹の採取は控えた方がよさそうですね。
borav64mさん、こんばんは。
穴持たずの熊・・
つい最近、テレビで再現ドラマやっていました。
執着が強く、奥さんの遺体の一部を持ち帰ったら、取返しに来たとか・・
女性と子供を一番安全だろうという家に集めていたら、襲われてしまったとか・・。
勇敢なマタギが間一髪で仕留めたということでした。
私も、先日、白髭岩登山口の林道の雪の上で、大きなケモノの足ああとを見て動揺してしまい、バランスを崩して、コケてしまいました。
不意打ちは、怖いです。
「不意打ちは、怖いです。」と熊も申しております。
昔、斉木伯林道を自転車で走っていて、曲がり角を曲がったら真っ黒な犬にぶつかりそうになりました。
よく見たら熊でした。
自転車は音もなく速いので熊も逃げる暇がなかったのでしょう。
来週は雪が残るので足跡をはっきり確認ができると思います。
それにしても今日の雪は本当にすごいです。
地下鉄のトンネルを抜けると雪国でした。
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