緊急事態宣言が一旦解除され山歩きも徐々にできるようになってきました。
地域によっては夏山シーズンはいろいろな規制はあるでしょうが、山小屋も営業を始めるところが増えるようです。
その一方では明石山脈など営利を目的としない山小屋は押し並べて今シーズンの営業を中止しています。
それに付帯する幕場も管理者不在で許可を得られない状態になります。
それでも山に1週間入りたいと思うのが山屋さん。
そこで是非とも励行してほしいことが、幕営の跡がわからないように出発すること。
草木をなぎ倒しての幕営は控えましょう。
ゴミは勿論一つも残してはいけません。
残飯も捨ててはいけません。
池塘の水面に油を浮かしてはいけません。
沢での焚火の跡も綺麗にしてください。
キジ場は絶対にほかの登山者にそれとわかるような場所にしないでください。
踏み跡も残さないでください。
(転落には注意しましょう。)
臭いですが携帯トイレは有効です。
40年前の3月に北鎌平の雪洞跡にガスボンベが捨ててあるのを見て腹が立ったことを今も鮮明の覚えています。
幕営跡がそうであるように開放小屋、避難小屋も入った時よりも出ていくときの方が綺麗な状態にしましょう。
特に親切心から水や食料に酒、水、燃料、蝋燭、マットなどを置いていかないようにしましょう。
食料を当てにして麓から犬が上がってきます。(熊の平小屋)
一升瓶を飲み干し目を回している狸(笠取小屋)
いずれはゴミになります。
残していいのは備えつきのノートに残す文章のみです。
出発するときは窓を閉め、扉をして、戸締りを確実に。
戸締りができていないとあっという間に雨風で小屋は傷みます。
こうして記してみれば普通にやっていることなのですが、
管理者のいなくなった山でどこまで自己管理できるか試されますね。
本来山に人の気配があってはいけないのですから。
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