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「本書は加藤博二著「飛騨の山小屋」(よみもの新選・1真実新聞社1948年9月刊)を改題して再刊するものです。・・・加藤博二氏ないしご家族に心当たりをお持ちの方は、編集部までご一報いただけると幸いです。」と奥付に記された2017年9月30日に発行された書籍です。
著者は元森林官と言う国家公務員としての肩書で森を歩き、見聞した事柄を著者曰く「その話がどこまで面白くかけようか」と小説に仕立てた17編が収めてあります。
同じ素材からいくつか派生させた物語もあるようですが、当時を偲ぶ事に大きな間違いはないと思います。
民俗学者の記述した山窩とはまた違った時代背景を感じました。
表紙は吉田博の版画、小林喜作をモデルにした「猟師の話」です。
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