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ハックルもガリバーも子供のころテレビでみた映画やドラマでしか知らなかったので、ハックルが黒人やインディアン差別を強力に批判した物語であることや、ガリバーが白人による覇権や全体主義を批判し、人間の愚かさを描いた物語であることを今更ですが知りました。
しかしながらスウィストが本書を出版した1726年を遡ること182年前にラス・カサスによる「インディアス破壊を段刻する簡略なる陳述」が出版されていたのですから現在も大差ないということでしょうか。
右の写真は今朝の爺、鹿島槍、五竜、白馬方面です。
結局クリスマスイブ以降麓ではまともな降雪はありません。
小人のリリパット編は有名ですが、日本を経て、最後は馬だったような記憶が…。
おっしゃるとおり強烈な人間風刺でした。
中学ぐらいに読みましたが、読むのが早すぎたのでしょう。唯、ショックでした(笑)。
因みにその頃に読んで一番楽しんだのはツバメ号とアマゾン号シリーズでしたね。
私は中学生までは教科書を筆頭に漫画も新聞も読んでいませんでした。
ただ卒業間際に加藤文太郎の単独行を読みました。
これは強烈でした。
はい、本書はリリパット国渡航記(1/12)、ブロブディングナグ国渡航記(12倍)、ラプータ、バルブバービ、ラグナグ、グラブダブドリブ、日本渡航記(空飛ぶ島)、フウイヌム渡航記(馬)でした。
小人の世界では1/12で巨人の国では12倍なのに時々尺度がおかしくなっていました。
空飛ぶ島はラピュタですね。
日本では東京湾に入ったことになっていました。(笑)
フウイヌム渡航記では人間の事をヤフー(ならず者)と表記していました。
300年前はイングランドとスコットランド、アイルランドの関係や王立協会などにとても具体的で際どい風刺だったようです。
著者スウィフトは聖職につきたかったそうですが、ひょっとしたら冒険という名の侵略に帯同して虐殺を止めたかったのではと思いました。
追伸
「ツバメ号とアマゾン号」 全く知りませんでした。
機会がありましたら読んでみます。
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