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戦勝国によってエルサレムを分割しユダヤ人国家認めたナクバ当時の目撃者二千人以上から米仏二人の記者がインタビューして纏められたドキュメンタリーです。
ただ私には名前だけではパレスチナ人かユダヤ人か分からず読み辛かったです。
上巻はディール・ヤッシンの大虐殺で終わりますが、実行した指導者メナヘム・ベギンは戦後右派政党リクードを立ち上げます。現在のベンヤミン・ネタニヤフが率いる政党です。(実はこの辺の事情は本書を読むまで知りませんでした。)
ユダヤ人もパレスチナ人も普通に暮らしていたのにその日から第二次世界大戦の余剰武器を世界中から買い漁り相互に虐殺を繰り返していく様が描かれます。
上巻で459頁で下巻は449頁です。
50年前に読んだエーリッヒ・フロムの「自由からの逃走」以来の手古摺った書籍です。
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