村上春樹の小説はすべてハルキストの友人から借りて読み終わりました。
その後、翻訳物もほぼ読み終わり、その間に何冊か混じっていた随筆も
結構面白く読めました。
そして意外と随筆も多く出版されていることを知りました。
ならば随筆もと思いアマゾンで「やがて悲しき外国語」を
1円で購入して読みました。
これはこれで面白かったが、その中で「雨天炎天」があることを知り
友人に貸してくれと申し込むが行方不明とのこと。
アマゾンでは古本でも高いのでブックオフに買いに行く。
棚にあるまだ読んでいない随筆を全部買ってくる。
残念ながら100円均一コーナーには一冊も村上は無かった。
取敢えず「シドニー」を読み始める。
予想に反して(なにも予想していなかった。)シドニーオリンピックの
紀行文でした。
冒頭の「アトランタ」で後頭部を殴られました。
短編小説の秀作です。
その後も村上春樹の実践する走ることに関する記述はさすがです。
2分冊を楽しく読み終わり、そこで「雨天炎天」がブックオフから
購入した書籍の中になかったことに気が付く。
しょうがないのでアマゾンで新刊を買う。
村上春樹で新刊を買うのは3冊目です。
今話題のギリシャのアトス半島の紀行文とトルコ周回の旅行記です。
アトス半島は外界とは遮断されたギリシャ正教の聖地のようです。
玄関口のダフニで2,000円を払い3泊4日の許可を得て、
修道院に泊まりながら周回する紀行です。
女人禁制で大型動物も雄だけということだが、
チーズが作られているのが不思議です。
トルコ周回はインスタンブール以外をパジェロで回り、紹介した秀作です。
ただしいずれも30年近く前の紀行文です。
あと30年したら立派な民俗学の書籍になるのではないでしょうか。
それにしても村上春樹は息の長い作家ですね。
今度新作が出たら新刊で買おう。
まだ、ブックオフで調達した村上春樹の随筆が3冊本棚に突っ込んであるが、
今日からは上野正子の「人間回復の瞬間」を読もう。
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