|
|
|
小・中学校の頃にも習っていたのかも知れないが、隣国とも言える第1位のロシアや第4位の中国、太平洋を隔てた第2位のカナダや第3位のアメリカと比べると『小さな国』『小さな島国』と思いがちだと思います。
ワタシも…そう思っていた一人なのですが、この「国の面積順リスト」によると世界196カ国(外務省)のうち日本は62位、欧州のフランス、スエーデン、ノルウェーを除いた、どの国よりも大きく、近隣のフィリピンや東南アジアの国々よりも大きい。
また、島国としては東アジア最大で、世界の島国の中でも4番目に大きいそうです。
そうして「国の人口順リスト」で見てみると、日本は第11位で、決して『小さな国』『小さな島国』ではないことがわかる

では、どうして『小さな国』『小さな島国』と思い込んでしまうのか…これは私感なのですが、日本の国土の成り立ちが山間部が多く、沿岸は断崖部分も多い。なので統一した強力な国家が近代になるまで成り立ちにくく、「村社会」の集合体のような国だったからではないかと思う。
山行を通じて思うのは、かつて近代以前の世の中が、山や谷を隔てた地域との交流、あるいは平地部と山間部との交流は無くはないだろうが、活発だったとまでは思えない。
また「国の人口密度順リスト」によると日本は第37位…狭っ苦しく感じるのだろう。
「だからなんなの?」と言ってしまえば、それまでですがネ

【写真左】
昨日に登った依遅ヶ尾山(いちがおさん) から
近畿の北側から南を臨む。狭いようでも広い。
【写真中】
依遅ヶ尾山のあとに立ち寄った間人地区
かつて古代には、中国との往来もあったとか。
左に「立岩」と…幼い「聖徳太子」と、その母「間人(はしうど)皇后」の像
『日出づる処の天子…』は、日本という国の成り立ちが理解できていたのだろうか

【写真右】
右手に依遅ヶ尾山、犬ヶ岬のピークと左手に立岩(柱状節理)
火山だった名残がよくわかる。
まだまだ知らないことがイッパイありますねぇ

そうなんですよね、日本の面積は38万平方kmで世界から見たら狭い島国かも知れませんね。
しかしながら、領海を含めた「排他的経済水域」は447万平方km(国土の12倍)も有り世界第6位にもなるんです。
だから、尖閣諸島や沖ノ鳥島が重要な島になるんですね。
また日本の海底には、貴重な天然資源で有る(メタンハイドレート)が大量に埋蔵されています。
だから、絶対に日本は守り抜いていかなければならないと思います。
(海上保安庁・自衛隊の方々に感謝)
ですね!
「排他的経済水域」の件も書こうと思いながら、失念してしまい…補足ありがとうございます。
<(_ _)>
なにより、今回は丹後地域を訪問してみて、道の駅やPA等々あちこちで海上保安庁・自衛隊の隊員募集の広告を多く見かけました。
日本海は今でも「天気晴朗ナレドモ波高シ」なのかも知れません
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する