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久々に「山と高原地図」では破線、ヤマレコの「楽ルート」化されていない道を歩きました。
有り難いことに、あちこちにテープ痕や標示もあったし、踏み跡もそこそこ分かりやすい感じでした。
とは言え、低山域ならではとも思えるのが、展望(視界)の悪さ。加えて沢・谷・尾根などの起伏も多く、ガケがあることもあり、決して「低山」=「安全」ではない。
たとえ携帯電話が通じたとしても、自己位置を伝えられなければ、救出も困難差が増すこととなる。
テープ痕があるということも100%の安全を保障するものではナイ

『見落とし』のヒューマンエラーが起こりうる。「あれ?」と思える経験や勘も必要かと思う。
時には、ちょっとした『見る角度・方向』の違いから「ナイ」と思ったテープ痕を発見することもある。
ワタシの場合ですが、こんな時ほど立ち止まって周囲・周辺を観察しています。また、地形図とも照らして正しいルートをたどっている、進もうとしていることを確認します。
過去に1度、初心者だった職場の後輩と、このようなルートを歩いたときには「Osan、いつもの目付きと違いますね。」とも言われました

テープ痕と言っても、必ずしも登山者用だけとも限りません。植林地などでは、林業用のものもあり、鉄塔近くなどでは作業用の目印もあります。なので地図を併用したコース取りが必要だと思います。
「万が一」と思える時、なにより肝要なことは、少しでも早く道を見失いかけている自分に気付き、確実に正しいポイントまで戻ることだと思います。なので、時々は振り返って、来た道の逆方向の印象を覚えておくこともオススメですね。
まぁ、GPSを使えばいいだけなのかも知れませんがネ

【写真左】
道なのだろうが、テープあとが見えず、周囲も似たような景色…
【写真中】
角度(自己位置)を変えて見ると、奥にピンクのテープ痕を発見
【写真右】
先にテープ痕は見えるが、ここは左へ倒木を迂回しました。崩落地がある場合もあり、変化していることも考え、判断することも時には必要ですネ。
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