八ヶ岳 2017山初め 赤岳・横岳・硫黄岳・阿弥陀岳・天狗岳
- GPS
- 72:00
- 距離
- 31.3km
- 上り
- 3,125m
- 下り
- 3,117m
コースタイム
- 山行
- 5:37
- 休憩
- 2:56
- 合計
- 8:33
- 山行
- 10:00
- 休憩
- 3:56
- 合計
- 13:56
天候 | 31日 晴れ 1日 朝方ガス のち晴れ 2日 晴れ 3日 小雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
去年に続き、今年も年末年始は八ヶ岳に行ってきた。
・温泉があること
・雪があること
・テント泊できること
・それなりにゆっくり過ごせること
・それなりにそこそこ歩ける山であること
こんな理由で八ヶ岳に行くのでしょう。
30日までドタバタしていて、行きたい山はいくつかあるけど下調べする時間もなく、去年とほぼ同じ工程と同じルートで31日に出発。
折角なので、去年出来なかったことをやろう。
・阿弥陀岳までの縦走
・天狗岳いくなら西天狗岳まで
このふたつを取り込めばいくらか新鮮ではないだろうか。
12月31日
駐車場も混雑満車で参ったが、運良くタイミング良く下山者が1台で出ていき滑り込む。
相変わらず重いザックを担ぎあげるのは苦手で、ミドリ池入口から本沢温泉までヒーヒー言いながら到着する。
正月なのでビールやら日本酒やらおつまみやら気合で担ぎ上げた。
天気は良いので気分はいいが、もうぐったり。
せめてテントは軽くてコンパクトなものを買おう。
2キロは軽量化できるはず。
この日は温泉に浸かり酒を頂き星空を眺めながら寝た。
不思議と寒くなかった。
1月1日
0:00目が覚める。
目覚ましをかけていたわけではなかったが目が覚めた。
テントの外に出ると星空は相変わらず綺麗で静かな夜。
3:00出発で阿弥陀岳を目指す予定なのでもう少しのんびりしよう。
と、2度寝したのが間違い。
再び目を覚ますと6:00ではないですか。
「あーーー、やっちゃったw」
とか思いながらも出発する。
夏沢峠に着くころには空も明るくなってきたが、綺麗な星空から予感した天気とは裏腹にガスっていた。
寝坊したし、ガスってるし、今日と明日の工程を入れ替えて天狗岳を目指すことにした。
テンションも上がらないまま進んでいくが、天狗岳直下で待望の青空のお出まし。
来たよ来たよガス飛んで行ったよ。
東天狗岳山頂では既に沢山の人がいるのが見えた。
皆、ガスが晴れるのを待っていたのだろうか。
喜びの声が聞こえた。
今回の目的のひとつの西天狗岳をクリアし、山頂でのんびりまったりする。
周りの山々も、見渡す限り見えた。
下山はノートレースの白砂新道でプチラッセル。
ニット帽を落としたのは予定外だったが、早めに下山したので貸切状態の野天風呂でビールを頂きながらゆっくり浸かった。
この日も星空が綺麗だった。
1月2日
今度こそ寝過ごさないように1:00に起きる。
2:00前には出発して阿弥陀岳を目指す。
この日は長い工程になる。
夏沢峠まで樹林帯は暑くて汗だくになるが、樹林帯を抜けると稜線上は強風で寒くてつらい。
硫黄岳で朝食と強風対策のため大休止。
万事整ったところで先を目指す。
横岳に着いたあたりで空が赤み始めた。
富士山の綺麗なシルエットを眼前に見ながら進んだ。
赤岳を目指すヘッドライトの光がいくつか見えた。
赤岳展望荘手前で日が昇ったが、残念ながら太陽の姿は見られなかった。
それでも天気は概ね良く、1年ぶりの赤岳をゲットした。
紅茶を飲みながら暫くゆっくりしてから今回の目的の阿弥陀岳を目指し出発。
阿弥陀岳方面は風もほとんど無風で、暑くてたまらず着込んでいた中間着を脱いだ。
横岳側とは全くの異世界で、とても穏やかだった。
八ヶ岳ブルーを背中に背負った阿弥陀岳を無事にゲットして、今回の最大の目的を達成した。
赤岳の下りから同じタイミングで歩いてきた青年と軽く挨拶し、本沢温泉までどのルートで戻るか考えながら一服した。
「赤岳を登り返すのはちょっときついなぁ。」
なんて思ってたが、青年が、
「帰りも上からでしょ!」
なん言うもんだから来た道を戻りますよー。
2回目の赤岳をゲットして、展望荘でランチタイム休憩にした。
カレーライスとオランジーナが世界一と思えるほど美味かった。
環境やシチュエーションって大切ね。
たっぷり休憩したのであとは戻るだけ。
好天の赤岳、阿弥陀岳に名残惜しさがあるものの、本沢温泉まで戻った。
この日も温泉の内湯にたっぷり浸かって、寝た。
1月3日
下山日。
6:00に起きて朝食を摂っていると小雪がちらついてきた。
さっさと荷造りを済ませて下山開始。
酒と食糧を消費した分、いくらか軽い。
4キロは軽くなっているか。
下山はあっという間で、八峰の湯で温まって帰った。
今年も良い山で始められて満足だった。
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