常念山脈縦走 燕岳〜大天井岳〜常念岳
- GPS
- 49:37
- 距離
- 37.9km
- 登り
- 3,177m
- 下り
- 3,129m
コースタイム
- 山行
- 8:29
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 9:05
- 山行
- 10:34
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 11:13
- 山行
- 3:31
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:31
天候 | 3月19日 晴れのちくもり、合戦小屋より上部は風雪 20日 晴れのちくもり 21日 雪、無風 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
林道327号 槍ヶ岳矢村線 宮城ゲート下駐車場 【タクシー】 南安タクシー 4200円 ほりで〜ゆ 四季の郷 → 宮城ゲート下駐車場 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※はじめに※ 3月21日に南岸低気圧の通過に伴い降雪がありました。 予報ではそれほど降雪量は多くないようでしたが トレースは消えている可能性があります。 ★林道 登山口まで距離約12kmの歩行。最低でも4時間はかかります。 宮城ゲートから発電所までは完全に除雪されています。 その先も除雪車が入っていて雪はありますが歩きやすい状態です。 ★合戦尾根 トレースばっちり。基本、夏道沿いに付いてましたが途中で 外した後、復帰してました。 幕営するなら合戦小屋が最適。 アイゼン ○ わかん ◎ スノーシュー ◎ ★燕岳 トレースあり。 つぼ足 ○ アイゼン ◎ ★燕山荘〜喜作レリーフ トレースあり。 先行パーティーのラッセルは深くても膝くらいで 腰や胸まで沈むことはなかったようです。 ところどころで夏道が出ていますのでアイゼンが 無難かと思います。 信州側の雪屁に注意が必要ですが特に難しい箇所は ありません。 アイゼン ◎ わかん △ スノーシュー △ ★大天井岳 標高差約250mの登り。 岩稜伝いに直登します。 アイゼン ◎ ★大天井岳〜常念小屋 トレースあり。 東天井岳付近でアイゼンの雪団子に苦しみました。 東天井岳と横通岳のピークは巻いてトラバースしました。 アイゼン ◎ わかん ○ スノーシュー ○ ★常念岳 標高差400mの登り。苦しい登高でした。 岩混じりの夏道にはしっかりと雪が着いています。 岩に付いた目印がほぼ露出してました。 アイゼン ◎ ★常念岳〜前常念岳〜東尾根 トレースあり。 東尾根は朝の通過だったので踏み抜きはありませんでした。 しかし、下部では気温が上昇してアイゼンの雪団子が 煩わしかったです。 午後の通過だと雪が腐って踏み抜きに苦しむかもしれません。 つぼ足 ○(東尾根) アイゼン ◎ ★冬期小屋 燕山荘、大天荘、常念小屋 いずれも利用可能。 |
その他周辺情報 | ★温泉 ほりで〜ゆ 四季の郷 入浴料530円 露天から前常念が望める |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
雨具
ゲイター
バラクラバ
毛帽子
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
スコップ
行動食
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
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感想
今冬メインの山行。
2泊3日で常念山脈、表銀座の縦走です。
○ルート
燕岳から入るか、常念岳から入るか。
ポイントは長い林道歩きでした。
常念からだと下山して最後に歩くことになります。
そうすると精神的にキツイ。
燕岳からだとテンションが高い最初に歩くことになります。
テント担いで12kmの距離はシンドイです。
気持ちが高揚している最初に歩いてしまうのが私にとっては
精神的にも体力的にもよかったのです。
ただ、燕山荘の冬期小屋に着いた時にはヘロヘロの状態でしたが。
常念岳東尾根を下りても林道歩きがありますがたいしたことは
ありません。
○装備
稜線の縦走ではラッセルを覚悟してわかんを装着しましたが
結果的に意味がありませんでした。
3人パーティーがトレースをつけてくれたおかげもありますが
彼らのラッセルは最大でも膝程度でした。
雪が締まっていた箇所もあってアイゼンで十分だと感じました。
夏道がところどころ出ている所もあって早々にアイゼンへ換装
しました。
装備の選択は雪質の状態で変わってくるのでよく見極める必要が
ありますね。
○判断
3日目の21日が降雪予報でした。
そのため、2日目になんとか常念まで越えよう思って少し無理を
しました。
予定では初日は合戦小屋で幕営、2日目は常念小屋泊でした。
そのほうがゆとりがあってよかったのですが・・・。
お天気はどうすることも出来ないので仕方ありません。
降雪のなか歩くのが嫌なわけではありませんが単独なのでリスクは
減らしたいのです。
まあ、3日間晴天が続けば文句なしですがね。
常念山脈は、道迷いや難しい箇所がなくて、冬期小屋が利用出来る、
積雪期縦走にうってつけのルートでした。
来年はどこを縦走しようかな。
上高地〜蝶ヶ岳〜常念岳〜大天井岳〜燕岳なんていいかもね。
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