水が無くて昼飯が食べれませんでしたw/新地平〜将監峠〜雲取山〜鴨沢


- GPS
- 47:01
- 距離
- 36.6km
- 登り
- 1,969m
- 下り
- 2,475m
コースタイム
4/30 6:40将監小屋〜8:40大ダル9:10〜ハゲ岩〜飛竜権現〜北天のタル11:30〜2:00三条ダルミ2:15〜4:30七ツ石小屋(ツェルト)
5/1 7:00七ツ石小屋〜9:10鴨沢
天候 | 4/29 晴れ・曇り・軽い雪 4/30 晴れ・曇り 5/1 曇り・小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
新地平〜雁峠 沢の渡渉が3カ所程あり、増水時は注意です。 雁峠〜将監峠 山の神土手前の砂防堰堤に軽いザレ場があります。 将監小屋〜大ダル 山道が細い所もありますが問題ありません。 大ダル〜飛竜権現 凍結箇所が少し。 飛竜権現〜北天のタル間は凍結が多くアイゼンが無いとつらいと思います。 北天のタル前後の木道は雨天・凍結時は滑るので危険で注意が必要です。 |
写真
感想
スタートを三峰〜雲取山経由の逆コースにするか悩みましたが、
いつも最終日は、すばやく帰宅→昼間から酒・酒・酒!と山行予定に組み込まれてるため自宅からアプローチの遠い新地平発と決定です。(笑)
新地平〜雁峠は以前下りで歩きましたが、変化のない林道が長くてやっぱり飽きがきます。
2ヶ月ぶりの山歩き+3日分の荷物で稜線直下をあえぎながら大好きな雁峠へ到着。稜線の埼玉側は滝川ブドウ沢の源頭。
ここからは、ほぼ水平道の巻き道へたれコースを歩くので余裕です。
(今回は笠取山はもちろん巻きます!)
山道分岐では間違っても稜線ガチコースに入り込まぬように気をつかいました。(爆)
シラベ尾根近辺から黒えんじゅ分岐間は結構な下りです、登りだとかなりの急登で泣きが入りそう。
水干あたりでは雲が多く粉雪も降りましたが、山の神土に近ずくと青空が広がりテンションがあがってきました。
唐松の木々と草原がとても心地良く、「ここでツェルト張ってビバークしちゃお〜かな〜」と迷いましたが野営用の水補給をしておらず、東仙波方面の水場の往復20分程に躊躇して将監小屋へ向かいます。
あそこで泊まっていたら翌日、和名倉山〜秩父湖へルート変更していたと思われます。こちら側〜東仙波まで昨年歩き、そこから先が大変気になっていたのであります。
将監小屋到着は5:15、少しのんびりしすぎでした。広くて水場がそばにあってとても良いテントサイトですが、鹿のうんちだらけなので要注意です!
翌日はイキナリの急登スタートでトラバース道までいっきに登ります。
途中で今回の初富士山のお目見え!
昨日の山道より道幅は狭くなりますが、山深さを感じる雰囲気でgood。
水場がありましたがそのまま通過、マップにはあと一箇所水場がありそうです。
コーヒータイム・フォトタイムをとりながらのんびり歩きで大ダル着。
山道の行く末を眺めると、ハゲ岩への登りになる様子。この先に水場の不安を感じザックを降ろして手前の水場へ引き返し1Lだけ水を補給しました。最悪の場合、奥多摩小屋まで5:00程水場が無くてもなんとかなる計算です。登りに弱いのでザックは極力軽量化主義なのです。
ハゲ岩からの眺望は曇っていましたが絶景です!
南面の山々はまったく知識が無くなにがなんだかわかりませんでしたが、今日歩いてきた東面の七ツ石尾根方面や、北面の大常木山・仙波尾根・和名倉山などが良く見えました。
飛龍権現から北天のタルまでは下りの危険なアイスバーンが多く、
ヒーヒー言いながら神経をすり減らし、なめてかかって軽アイゼンを置いてきてしまった事をとてつもなく後悔したのでありました、、、。(泣)
腹が減ってきましたが大ダワ〜ハゲ岩間の水場は凍結して補給できずに、水の残量は500mLありません、、、。
オーマイガッッ!
昼飯ぬき確定です。
ハゲ岩の休憩中、行動食にわさび味の柿ピーをむさぼり喉の渇きに耐え切れず、貴重な水の大量摂取がイケマセンでした。
今回は勉強になりました、「柿ピー(わさび味)は行動食に適さない!!!」
しばらく軽快に進むも三ツ山の手前から不得意の登りに難儀し、その後の急下降で膝を少々痛め、狼平でツェルトを張りたくなるも水場が無く諦め、三条ダルミでやっと一息ついて休憩。
「ここからは、あとちょっとだぁ〜!
コースタイムも読めるし、問題はなにもないのだぁ〜!」
雲取山までの標高差200Mにビビった自分を安心させるべく、
ぶつぶつとひとりごとををいいながらシャリバテの肉体にムチを
入れ、急登をトコトコ登ったのでありました。
石尾根に着きました。雲取山頂は左ですが、私の体は右の奥多摩小屋方面に勝手に歩き出します。
けっしてバテてるからではありません。
山頂は次回の楽しみに残しておくのです!(ウソです)
しばらく先に奥多摩小屋があり、ツェルトを張ろうと思いましたが、
強風時が心配・水場が目の前に無い・明日のすばやい帰宅のために先に進みたい等考慮し、七ツ石小屋まで歩いてツェルト泊となりました。
その夜は、やはり風が強く「真夜中にツェルトが潰されても、我が人生に悔いなし」と、熟睡したのでありました。
翌朝は小雨まじりの中を7:00に出発し9:00すぎに鴨沢着。
2日目の昼飯抜きのイレギュラーをのぞき、ほぼ予定どうり。
すばやく正午に帰宅して47度の風呂に入り、しこたま酒をくらったであります!
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する