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Yamareco

記録ID: 1126641
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

奥穂高岳

2017年05月03日(水) 〜 2017年05月04日(木)
 - 拍手
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
20:56
距離
53.1km
登り
1,954m
下り
2,587m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:25
休憩
0:47
合計
8:12
5:59
6:02
6
6:37
6:37
4
6:41
6:41
36
7:17
7:17
10
8:04
8:21
17
8:37
8:37
53
9:30
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97
11:07
11:14
5
11:19
11:22
2
11:24
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4
11:29
11:29
70
12:38
12:55
72
2日目
山行
6:39
休憩
2:37
合計
9:16
14:07
25
7:31
7:53
37
8:31
9:13
24
9:37
9:37
23
9:59
10:00
3
10:02
10:38
47
11:25
11:25
43
12:08
12:08
17
12:25
12:36
34
13:10
13:11
10
13:20
13:37
36
14:13
14:13
4
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14:17
34
14:52
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7
15:27
15:28
4
15:32
15:33
3
15:35
15:35
46
16:21
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
0時40分自宅出、途中20分仮眠、沢渡バスターミナル3時50分着ターミナルに1番近い駐車スペースは満車、下段に駐車。それでも7割方埋まってました。4時40分の始発に乗車、5時10分頃上高地着。
コース状況/
危険箇所等
横尾橋から先は登山道に雪有り、どこで着けるかはそれぞれですが、そう長く歩かないうちにはアイゼン装着必要。無雪期本谷橋がある場所から雪渓を直登して涸沢ヒュッテに向かう。トレースはしっかりしていますが、雪が緩んでくる午後は場所によっては踏み抜き注意。緩んでなければチェーンスパイクでもヒュッテまでは行けそう。ヒュッテから先はアイゼン必要、アックスかストックも。ヒュッテからはテント場の間を抜け、奥穂高への冬道あずき沢の長い急登を直登。広範囲にいく本ものトレースが有り、シリセード跡も混在。午後は深い踏み抜き、滑り戻りで登りは疲れる。緩む前の行動がいいが、凍っているとそれはそれで注意。下りも踏み抜きに疲れる。ツボ足ルートを避けてのグリセード、シリセードも選択肢として有り。白出のコル=穂高岳山荘から奥穂高へはハシゴ(出てます)付近の岩雪ミックス箇所と、同過ぎと山頂手前の雪壁の直登が緊張を強いられる。特に下り(クライムダウン)。アックス必携。稜線の一部は岩雪ミックス。涸沢岳へは岩雪ミックス箇所多い。
その他周辺情報 下山後ログは切り忘れて、上高地バスターミナルから沢渡迄が余分です。また2日目御来光拝みに登った涸沢岳もログ消えてるか作動していない。穂高岳山荘から登り12.3分、下り8分。
涸沢のサイト地、4日は350張りなり。
上高地から沢渡行きバス、15時時点で約20分待ち。
帰りにお蕎麦は、沢渡バスターミナル下200m程の杣乃家がオススメ。
沢渡バスターミナル始発のバスで上高地到着〜
沢渡バスターミナル始発のバスで上高地到着〜
定番の梓川と岳沢、穂高の峰々。今日はあの頂の向こうに行きます。まだ雪たっぷり、楽しみ。
定番の梓川と岳沢、穂高の峰々。今日はあの頂の向こうに行きます。まだ雪たっぷり、楽しみ。
明神岳、笑うカエル🐸に見える
明神岳、笑うカエル🐸に見える
上高地散策はこの雰囲気に癒されます
上高地散策はこの雰囲気に癒されます
もうイワベンケイが咲いてる
もうイワベンケイが咲いてる
梓川左岸、この辺りは迂回路。常念が正面に。
梓川左岸、この辺りは迂回路。常念が正面に。
横尾橋、河原のサイト地
横尾橋、河原のサイト地
綺麗な横尾山荘
振り返り見る梓川下流側、明神岳
振り返り見る梓川下流側、明神岳
迫力の屏風岩と南岳
迫力の屏風岩と南岳
ここでは南岳が主役、ここから見る南岳好きです
ここでは南岳が主役、ここから見る南岳好きです
日本ではないみたい
日本ではないみたい
無雪期なら本谷橋がある場所
無雪期なら本谷橋がある場所
本谷のデブリ
前穂高岳北尾根を見ながら、この先右に回り込みます。其れ程急登ではありません、景色がどんどん変わって行くのを楽しみながら、夏道とは違い直登でどんどん上がって行きます。
前穂高岳北尾根を見ながら、この先右に回り込みます。其れ程急登ではありません、景色がどんどん変わって行くのを楽しみながら、夏道とは違い直登でどんどん上がって行きます。
トレースが誘う、山懐へ。全てが絵になります
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トレースが誘う、山懐へ。全てが絵になります
振り返り横尾尾根
振り返り横尾尾根
かっこいい
奥穂高岳、白出のコル、涸沢岳、涸沢槍
奥穂高岳、白出のコル、涸沢岳、涸沢槍
右に天狗の頭、正面は常念〜蝶ヶ岳の稜線
右に天狗の頭、正面は常念〜蝶ヶ岳の稜線
涸沢ヒュッテ前に到着。あずき沢の人影がアリのよう
涸沢ヒュッテ前に到着。あずき沢の人影がアリのよう
あずき沢の急登。トレースは広範囲に有り。ザイテングラート終端付近まで右寄りの方を登りました。左のコルに真っ直ぐ行くより斜面が多少緩い。正面に涸沢岳と涸沢槍。
あずき沢の急登。トレースは広範囲に有り。ザイテングラート終端付近まで右寄りの方を登りました。左のコルに真っ直ぐ行くより斜面が多少緩い。正面に涸沢岳と涸沢槍。
単調な直登も景色を糧に頑張る。前穂北尾根、前穂高岳1〜3.4.5コル6峰
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単調な直登も景色を糧に頑張る。前穂北尾根、前穂高岳1〜3.4.5コル6峰
左のトンガリは常念、天狗の頭、前穂北尾根
左のトンガリは常念、天狗の頭、前穂北尾根
涸沢カールを見下ろす。テント村があんなに小さく。
涸沢カールを見下ろす。テント村があんなに小さく。
真ん中の露岩帯、ザイテングラート末端を越えたらもう少しかと思いきやまだまだ。どMだー。蝶ヶ岳と常念を背後に天狗の頭。
真ん中の露岩帯、ザイテングラート末端を越えたらもう少しかと思いきやまだまだ。どMだー。蝶ヶ岳と常念を背後に天狗の頭。
まだまだ〜〜。あの空との境目がコル
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まだまだ〜〜。あの空との境目がコル
登り切った〜^_^
白出のコル到着!奥穂高岳への取付きを見上げる。穂高岳山荘前の石畳のテラスはまだ深い雪の下。
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白出のコル到着!奥穂高岳への取付きを見上げる。穂高岳山荘前の石畳のテラスはまだ深い雪の下。
県警山岳救助隊の方にお願いして撮っていただきました。登り暑くて思わず半袖。
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県警山岳救助隊の方にお願いして撮っていただきました。登り暑くて思わず半袖。
もう一度、登ってきたルートを見て感慨に浸る
もう一度、登ってきたルートを見て感慨に浸る
雲に浮かぶ八ヶ岳連峰
雲に浮かぶ八ヶ岳連峰
山荘裏から、笠ヶ岳山頂に沈む夕日。明日も晴天お願いします。
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山荘裏から、笠ヶ岳山頂に沈む夕日。明日も晴天お願いします。
翌朝、山荘の朝食前に、御来光を拝みに涸沢岳へ。奥穂高岳とジャンダルム。
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翌朝、山荘の朝食前に、御来光を拝みに涸沢岳へ。奥穂高岳とジャンダルム。
北穂高岳と常念山脈
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北穂高岳と常念山脈
北穂、大キレット、南岳、中岳、大喰岳、そして槍ヶ岳。遠く立山も。
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北穂、大キレット、南岳、中岳、大喰岳、そして槍ヶ岳。遠く立山も。
常念の右に登り始めたお日さま。
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常念の右に登り始めたお日さま。
朝日に輝き始める山容。感動。
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朝日に輝き始める山容。感動。
奥穂高岳、吊り尾根、前穂高岳のモルゲンロート
涸沢岳に御来光見に来て良かった!
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奥穂高岳、吊り尾根、前穂高岳のモルゲンロート
涸沢岳に御来光見に来て良かった!
北穂高岳と幻想的な常念山脈
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北穂高岳と幻想的な常念山脈
刻一刻と表情が変わっていきます。美しすぎる。
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刻一刻と表情が変わっていきます。美しすぎる。
何枚写しただろうか。
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何枚写しただろうか。
撮りすぎ
朝食後、奥穂高岳に向かいます。ハシゴ上部の雪壁に人が見えますが、そこを行くのですが、その下にある網が意味するものとは?
朝食後、奥穂高岳に向かいます。ハシゴ上部の雪壁に人が見えますが、そこを行くのですが、その下にある網が意味するものとは?
ハシゴ取付きの順番待ちのあいだに。涸沢岳、北穂高岳。
ハシゴ取付きの順番待ちのあいだに。涸沢岳、北穂高岳。
雪壁。写真で見るより急に感じます。下りはクライムダウンだな。
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雪壁。写真で見るより急に感じます。下りはクライムダウンだな。
奥穂高岳山頂から北穂高岳、槍ヶ岳方面
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奥穂高岳山頂から北穂高岳、槍ヶ岳方面
ジャンダルム トレース有り
ジャンダルム トレース有り
前穂高岳への稜線に立つ
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前穂高岳への稜線に立つ
後立山、白馬も見えます
後立山、白馬も見えます
焼岳、乗鞍岳、御嶽山
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焼岳、乗鞍岳、御嶽山
前穂高岳、明神岳
前穂高岳、明神岳
何度も。双六、三俣、薬師、水晶、鷲羽、奥に立山も見渡せます。
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何度も。双六、三俣、薬師、水晶、鷲羽、奥に立山も見渡せます。
笠ヶ岳、黒部五郎、双六、薬師
笠ヶ岳、黒部五郎、双六、薬師
岳沢を見下ろす。六百山、霞沢岳、遠方に乗鞍岳、御嶽山
岳沢を見下ろす。六百山、霞沢岳、遠方に乗鞍岳、御嶽山
白出のコルから涸沢カール
白出のコルから涸沢カール
白出のコル迄戻って来ました。沢山の人が頂上目指しています。救助隊の方々、この後遭難の連絡が入っていました。
白出のコル迄戻って来ました。沢山の人が頂上目指しています。救助隊の方々、この後遭難の連絡が入っていました。
下りでコルを振り返る。
下りでコルを振り返る。
急です、シリセード跡も。スキーの方もみえました。
急です、シリセード跡も。スキーの方もみえました。
穂高ブルー!
涸沢ヒュッテ前迄下りて来ました。北穂高岳とテント。
涸沢ヒュッテ前迄下りて来ました。北穂高岳とテント。
前穂高岳吊り尾根、小さな雪崩はあちこちに。
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前穂高岳吊り尾根、小さな雪崩はあちこちに。
下る前に。
この日は350張りになったそうです。
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この日は350張りになったそうです。
さあ、上高地に下ります。
さあ、上高地に下ります。
名残惜しんで。今日もコル迄アリの行列。
名残惜しんで。今日もコル迄アリの行列。
今日の方が天気いい
今日の方が天気いい
屏風岩と南岳
明神と共に
止まり猿
上高地らしい雰囲気
上高地らしい雰囲気
無事下山。ありがとう穂高!
無事下山。ありがとう穂高!
蕎麦を食して帰ります。
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蕎麦を食して帰ります。

感想

当初は涸沢でテント張り、北穂高岳ピストンのつもりで⛺️装備で来ましたが、涸沢に思いのほか早く着いたのと、眼前のあずき沢を見て、俄然登高意欲が湧き、テント装備のまま白出のコルを目指しました。さすがに雪がズルズルで単調な急登はキツかったけど、登るに従い開ける景色にパワーを貰って登り切りました。コルでテントを張ってる人は今シーズンいないと聞いたので、穂高岳山荘にお世話になりました。さすがGW、涸沢カールは凄い人で、復路は対向が凄まじかった。穂高岳山荘はまだ部分OPENですが、満室とはならず7割方でしょうか。食事もいつも通り美味しかった。同室の方々と意気投合し、翌日も一部行動を共にするなど、楽しく過ごすことが出来ました。奥穂高岳迄に二箇所特にクライムダウンを要するところは、さすがに緊張しました。涸沢岳からのモルゲンロート、奥穂高岳山頂からの絶景、特に残雪ではなく、たっぷりと雪を湛えた時期に来ることが出来、最高でした。ただ、同日に至近で遭難が多発したことを思うと、無事下山出来たことに感謝しつつ、気の引き締まる思いがしました。

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