丹沢縦走 渋沢から大倉尾根、蛭ヶ岳、大室山、菰釣山、高指山を経て平野
kenkenhk
- GPS
- 21:10
- 距離
- 50.6km
- 登り
- 4,374m
- 下り
- 3,589m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 12:45
- 休憩
- 4:03
- 合計
- 16:48
| 天候 | 快晴 山中湖で5日朝2度、日中22度、6日朝6度 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
帰り：平野からバスで富士山駅 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険個所は特にないが、蛭ヶ岳から大室山間はアップダウンが激しく距離の割に時間がかかる。 菰釣山避難小屋は綺麗。小屋の中に8人掛け程度のテーブルとイスあり。小屋の前にテーブル二つあり。3張りほどテントを張れるスペースもあり。 稜線上の水場は、�‖臍卮�根高原の家の前。��丹沢山と蛭ヶ岳間の不動の峰。休憩所から案内板に従って足場の悪い道を3分程下る。水量少な目。��神之川乗越。南側の枯れ沢の踏み跡を5分位下る。左から入る沢との出会い付近。水量豊富。�じ崢犹拡鯑饐�屋手前分岐を標高差150m下った左から入る沢との出会い。水量豊富。下り10分、登り15分。 |
| その他周辺情報 | 平野からの高速バスは予約制。予約センターの電話番号が停留所に記載されていたので電話したところ、朝の便は満席。2時間後の便なら空席があるとのこと。結局バスと電車を乗り継いで帰ってきました。 |
写真
小屋につく手前の道。太陽が傾き光線が緩やかになる。雲も少し出てきたようで時々曇る。やっと楽になってきた。足りないかと心配した水も何とかなりそう。
1
感想
夜10時半新宿発の急行で渋沢へ。駅前のコンビニでおにぎり三つとクリームパンを買って夜中0時にスタート。荷物は水2リットルを入れて8キロくらい。
どこかでビバークと思っていたら、丹沢高原の家にテント場発見。テント場から少し離れた草地でツェルトを張り、2時間半ほど仮眠。明るくなり出したら出発。設営と撤収でそれぞれ15分かかった。
登るにつれて富士山と箱根の山々が見えてくる。良い天気。朝早いのに歩いている人が結構いる。さすが人気の山。塔の岳山頂でおにぎり二つ。丹沢山は通過。不動の峰で水場を探す。幸い案内板があって場所が分かった。休憩所とは反対側の沢へ下る。特に最後は足場が悪いので注意。水はちょろちょろ。でも枯れていないだけで充分。
左手に富士山を見ながら歩く。蛭ヶ岳も写真を撮っただけ通過。百名山をやっていた時20年前くらいに来て以来二度目。ほとんど記憶は残っていないが、ユーシン谷から登ったような気がする。
ここから先は急に人が減る。アップダウンが激しく、距離の割に時間がかかる。下りで足を痛めないように膝をしっかり曲げて歩く。間違っても飛び降りない。神ノ川乗越で南側の沢を5分ほど下って水を補給しておにぎり一つとクリームパンを補給。この先は暫く水場が無い。＜帰宅後GPSログを見て気付いたがこの辺りでGPSがおかしくなっている。＞
檜洞丸山頂は人でいっぱい。西丹沢センターから登ってくるのだろう。犬越路を超えて大室山への登り。標高差500m。雲一つなく日向で暑い。途中見つけた木陰で休憩。カロリーメイト補給。神ノ川乗越からコースタイム4時間で既に水1リットル消費、残り1リットルなのにコースタイムは8時間。どうしよう。水が足りなくなったら下山するしかない。この辺りから寝不足と疲れで頭が回らなくなってきた。頭の中はコースタイムと水の残量ばかり。山を楽しむ余裕がない。
大室山の山頂に立ち寄った後はひたすら歩く。我慢のしどころ。レース後半のような感じ。ただ時々雲で日が陰るようになり、アップダウンは多いもののましになり、下り基調になり、幸いなことに水の消費が減ってきた。重いがウイダーを一つ持ってきたのも助けとなった。
14時を過ぎると日も傾き随分楽になったが、出会う人も極端に減って今度は寂しい感じとなり、下山しようかと弱気になる。何とか菰釣避難小屋手前の分岐にたどり着き、水を補給するべく枯れ沢沿いの急こう配の道を標高差150mを下る。左から入る沢との出会いに待望の水場。丁度小屋どまりの人が水を汲みに来ており暫く談笑。日暮れまでまだ一時間以上あるが、後は小屋まで登り返すだけなのでやっと落ち着く。お湯を沸かしてリフィルカップうどんを作って食べる。うまい。復活。一休みした後、小屋までひと頑張り。
今夜の泊りは私を入れて8人。ただ私は練習も兼ねて小屋の外にツェルトを張る。こんなにアクセスが悪く、水場も遠い小屋に泊る人は、そこそこの山の経験者ばかり。山の話に花が咲いて楽しい。ただ疲れてまだ空に明るさが残る6時半ごろには寝袋に入る。
翌朝は3時半起床、カロリーメイトとスープで朝食。これで残った食料はチョコレートバー一本のみ。4時半出発。なんと出発は5番目だった。皆さん朝早い。今回の山行きのメインイベント菰釣山へ。アクセスが悪く中々これなかったがやっと来ることが出来た。頂上は富士山方面の木を伐採したらしく富士山がきれい。傘雲がかかっており天気が崩れることを暗示している。小屋に泊った5人で日の出を迎える。その一人はコーヒーミルで豆を挽いて、ジェットボイルでお湯を沸かしコーヒーを入れている。ただ話を聞くと上には上がいるようで山で焙煎している人もいるそうだ。そんな山も楽しそう。でも重い荷物背負うのは大変だ。
ここでGPS時計の電池切れ。時計としても使えなくなった。後はひたすら高指山、山中湖平野を目指す。幸い足のダメージは想定の範囲。大きな痛みは無い。樹間から富士山が見えるが、きれいに見えるのは高指山手前の富士岬平まで無かった。
平野に到着後、バス停に記載されていたバス予約センターに電話するとなんと満席。一時間後も便も満席で、二時間後のバスだったら空席があるとのこと。暫く試案の末、一時間後の富士山駅行き路線バスを選択、バス停で待つことに。しかしそこに観光路線バスが来た。運転手さんに聞くと、遠回りだが富士山駅に行くとの返答。途中で上手くいくと直行バスに乗り継ぎもできるとのこと。少々高くなったがバスと電車を乗り継いで帰宅。右足薬指の爪がご臨終。
なお、神の川乗越付近から以降GPSの時間データがおかしくなってしまってしまい、データを手で修正しました。原因不明。エプソンの信頼性が。。。
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drunkdragon さん
kenkenhkさん、避難小屋でご一緒させて頂いたクイシンボウです。
あの時間に ひょこっと現れて、ルートをお聞きした時のハイカー陣のどよめきがすごかったです。本当に超人さんですね。しかも燃費が素晴らしい
トレランの方々の存在はもちろん存じてますが、実際に目の当たりにしたことがなかったので、すごく感動しました 笑
今後も 良い山行を〜〜
見つけていただきありがとうございます。
レポ面白いですね。コメントも写真も！
更に歩いたルートを見てビックリ。三つ峠まで行ったのですね。すごいです。
今度奥武蔵の地図を買って「おばけ山」探してみます。
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