高瀬ダムから野口五郎岳〜水晶岳〜赤牛岳〜雲ノ平

2017年08月09日(水) 〜 2017年08月11日(金)

• GPS: 54:26
• 距離: 47.4km
• 登り: 3,882m
• 下り: 3,880m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:50
• 休憩: 0:30
• 合計: 7:20

8:27 高瀬ダム濁沢登山口
8:54 8:54 ブナ立尾根取付
11:04 11:18 烏帽子小屋
13:26 13:40 野口五郎岳
14:08 14:10 真砂岳分岐
15:47 水晶小屋

2日目

• 山行: 7:29
• 休憩: 1:17
• 合計: 8:46

5:44 水晶小屋
6:13 6:17 水晶岳
6:54 6:54 温泉沢ノ頭
8:17 8:48 赤牛岳
10:20 10:21 温泉沢ノ頭
11:10 11:11 水晶岳
11:38 11:56 水晶小屋
12:24 12:24 ワリモ北分岐
13:00 13:03 祖父岳
13:55 14:14 雲ノ平テント場
14:30 雲ノ平山荘

3日目

• 山行: 9:09
• 休憩: 0:46
• 合計: 9:55

4:57 雲ノ平山荘
6:05 6:07 祖父岳
6:36 6:37 岩苔乗越
7:14 7:33 水晶小屋
9:07 9:09 真砂岳分岐
9:53 10:03 野口五郎小屋
12:19 12:29 烏帽子小屋
14:27 14:29 ブナ立尾根取付
14:52 高瀬ダム濁沢登山口

高瀬ダムから水晶小屋は去年も1日で歩いていたのですが、全体に強行軍過ぎたかも。3日目は朝から脚が重かった。

天候

8/9 曇/晴　8/10 晴→曇　8/11 濃霧→終盤だけ晴　

アクセス

利用交通機関：

自家用車

七倉山荘前の駐車場

コース状況／危険箇所等

初日は台風の翌日、濁沢の丸太橋は大丈夫でしたが河原に水があふれ10m程渡渉、水深はくるぶし程度。
水晶岳と赤牛岳の間はアップダウンの連続、3分の1は石がゴロゴロで楽ではありません。

その他周辺情報

七倉山荘の日帰り温泉（洗い場は４つと小さいですがお湯は良好、快適です）

写真

8/9 8:27

台風直後の高瀬ダム

8/9 8:44

丸太橋を渡った先です
水深はくるぶし程度、靴を脱いで渡渉

8/11 14:36

2日後の下山時の状況

8/9 10:15

ブナ立尾根は急登に次ぐ急登
最後まで手加減なしです

8/9 11:02

ニセ烏帽子と白い砂の道が見えるとようやく終わり

8/9 11:05

手入れの行届いた烏帽子小屋前

8/9 11:17

古さが魅力的

8/9 12:03

足元には可愛い花

8/9 12:03

ブナ立尾根に続き三ツ岳への苦しい登り
この二連戦はキツイ

8/9 12:14

ようやく登りが一段落、汗だく

8/9 12:24

雪渓の水で顔を洗って一休み

8/9 13:11

曇ってきたらライチョウの親子が姿を現しました

8/9 13:13

野口五郎小屋は山頂手前の鞍部にあります

8/9 13:19

山頂手前、山の名の通りゴロゴロの道

8/9 13:26

14時前に着いたので水晶小屋に電話

8/9 13:58

ガスが晴れてきました
眼下に庭園が登場

8/9 14:14

槍のお姿も

8/9 14:18

大天井岳に常念岳

8/9 14:23

青空に映える野口五郎岳

8/9 15:30

本日の最後はこのゴジラの背中

8/9 16:34

長大な山容はもはや野口五郎山脈

8/9 16:51

赤牛岳の雲がやっととれました、見た目はのどかな縦走路ですが・・・

8/9 16:53

水晶小屋、台風の影響もあって宿泊客は6名でした

8/9 16:53

小屋付近には花が沢山咲いてます

8/9 16:54

8/9 18:17

8/9 18:23

後立山方面

8/9 18:11

野口五郎岳と小さなお地蔵サマ

8/9 18:12

水晶岳と小さなお地蔵サマ

8/9 18:45

夕暮れ時の槍＆穂高

8/9 18:46

鷲羽岳にワリモ岳と縦走路

8/9 18:47

赤い大天井岳、右端は常念岳

8/9 18:48

野口五郎岳

8/9 18:51

黒部五郎岳

8/9 18:54

後立山方面

8/9 18:55

夕暮れ時は皆カメラ片手にノンビリモード

8/10 4:56

二日目の朝

8/10 4:53

間もなく夜明け

8/10 5:02

日の出〜

8/10 5:02

黒岳も赤く

8/10 5:25

朝食を済ませてそろそろ出発
同宿の6名の内3名が赤牛へ

8/10 5:55

最後はちょっと険しい水晶岳

8/10 6:11

水晶岳から赤牛岳を眺めていると、日帰り装備の1名が到着、新穂高から10時間とのこと

8/10 6:48

水晶岳の北側に下ると雲ってきました

8/10 6:55

高天原への分岐点
赤牛はなかなか近くに来ない

8/10 8:01

もう少し
最後だけは道が穏やかになります

8/12 16:25

到着〜

8/10 8:23

この尾根が読売新道
厳しそう

8/10 8:43

薬師岳がドーンと見えます

8/10 8:43

北からの水晶岳は思いの外カッコいい

8/10 8:43

雲ノ平

8/10 8:43

五色ヶ原がよく見えます

8/10 8:45

黒部ダム

8/10 8:51

戻り道はけっこう登ります

8/10 8:57

平行する野口五郎岳の尾根道

8/10 9:10

こんな道も多く時間が掛かります

8/10 9:22

名残惜しい赤牛岳

8/10 10:45

足元にシャクナゲが咲いてました

8/10 10:46

水晶岳の北斜面です
けっこうキツイです

8/10 11:10

水晶岳に着いた頃からガス発生・・・
24時間続きました

8/10 11:15

岩場は色とりどり

8/10 13:00

水晶小屋での休憩後は雨が心配になってきたので祖父岳まで一気に進出

8/10 13:01

三俣山荘がかすかに見えました

8/10 13:30

8/10 13:53

水の補給のためキャンプ場に下ります

8/10 14:27

霧の中から本日のお宿が出てきました

8/10 14:30

あ〜長かったと思っていたら、今朝七倉を出ましたというトレラン系の女性が到着、スゴスギ

8/10 15:05

食堂の営業時間にギリギリセーフ
どちらも美味しい

8/10 15:09

基本的にJazzのようです
穏やかなアレンジのスペイン♪が心地よい

8/10 15:49

布団一枚に一人寝れました

8/10 16:09

テラスからは何も見えず

8/10 17:49

一瞬だけ水晶岳が見えました

8/11 4:55

3日目は長丁場なので5時スタート
疲れがとれず最初から脚が重い

8/11 5:43

祖父岳に登り始める箇所だけ雪の上を歩きました

8/11 7:28

水晶小屋に到着
景色はなし

8/11 7:38

霧で妙な迫力が

8/11 8:07

東沢乗越のお地蔵サマ
苦しい登りの無事を祈念

8/11 9:59

風が強く雨の懸念もあったので山頂はパスして小屋に到着
気温は13℃くらい

8/11 10:27

こ〜んな中トレランスタイルの人が4名くらい現れました

8/11 10:52

景色も無いのでお花畑を選択

8/11 11:03

そしてお花です

8/11 11:29

三ツ岳の肩
あとは下るだけなので一安心

8/11 11:37

烏帽子小屋からの長〜い登り
ブナ立尾根の後のコレはキツイ

8/11 11:43

烏帽子岳
脚が終わっていたので今回もパス

8/11 11:45

コマクサ
和みます

8/11 11:58

テントの花
テン場の登り返しが辛かった

8/11 12:25

烏帽子小屋前で休憩中、赤牛岳がようやく姿を見せてくれました

8/11 12:30

ブナ立尾根の入り口、この呑気な道の先には苦しそうな登山者達が・・

8/11 13:32

山のキノコは魅力的

8/11 14:12

割と下の方に沢山あった白いキノコ

8/11 14:33

ようやく出口

8/11 14:38

濁り沢上流の瀧

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough オリンパス

装備

個人装備

水は３日共スタート時に２Ｌ携行 虫除け＆防虫ネット（但し今回は虫がおらず） 長袖シャツ グローブ ウィンドブレーカー 防寒着 雨具 サブザック 行動食 非常食 ヘッドランプ 日焼け止め ストック

感想

gibson45

前夜の台風で濁り沢は渡れるのか？と心配しましたが丸太橋は健在、少々氾濫してましたが10m程の渡渉で済みました。

初日の計画は高瀬ダム6時→水晶小屋15時でしたが、寝坊→七倉ダムに8時到着。今日は野口五郎小屋かなぁと思いつつもブナ立尾根を汗だくで一気に登り、尾根取付から2時間15分で烏帽子小屋に到達。富士登山競走の練習成果おそるべし。その後はガスが出て涼しくなったおかげであまり苦労せずに野口五郎岳に13時半に到着、小屋に宿泊の電話を入れ、天候が回復して見えてきた景色を楽しみながら呑気なペースで水晶小屋へ。台風で前日入山者が少なく宿泊者は6名、ノンビリできました。

翌日は今回の目的地の赤牛岳へ。尾根道は予想以上にアップダウンが多く楽ではありませんでした。山頂到着とほぼ同時にガスが晴れて四方に絶景が広がりました。^^/ 赤牛岳から見る水晶岳はカッコいいし、薬師岳のカールが目の前に広がり、五色ヶ原もよく見えました。赤牛岳は美味しい山です。3時間近く掛けて水晶小屋に戻ると辺りはすっかりガス。景色ナシの中、雨を心配してセカセカと雲ノ平へ移動・・・コレで疲れ果ててしまい翌日に悪影響が・・・。
混雑を覚悟した雲ノ平山荘でしたが、8割程度の入りで布団1枚で寝れました。

3日目は最初から脚がど〜んより。雲ノ平/水晶小屋/野口五郎/烏帽子小屋/高瀬ダムの間を各2時間半と計画し、濃霧で景色がないので黙々と歩きなんとか野口五郎のピークを越え三ツ岳へ。あとは下るだけで気が楽になったころに天候も回復。電波が入ったので地球の裏側の野球をチェック、おっ満塁ホームランで逆転勝利^^　今回も楽しい山旅でした。

コメント

shizupon

お疲れ様でした。
水晶小屋でお会いして、雲ノ平まで何度かお話させてもらった方かなぁと思い、思わずコメントさせてもらいました。

赤牛まで足を伸ばされていたのですね！いつか読売新道も‥と思っていますが長く険しい道のりになりそうですね。

雲ノ平はガスで絶景お預けになってしまったのでまた行かなくてはと思っています。

ガスガスでしたが山の日だけあって、ブナ立て尾根も大きなザックを背負ったハイカーさん、たくさん上がってきていて、がんばれーとエールを送りながら下りました。

裏銀座、静かでほんと大好きです。
長旅、お疲れ様でした。

gibson45

Re: お疲れ様でした。
コメントありがとうございます。
水晶小屋で「お疲れさま」とお声掛けしましたが、疲れた様子もなく「七倉から来ました」とのこと。高瀬ではなく七倉？時間計算が合わない？などと思ってました。
レコを拝見しました。テン泊装備で七倉スタート、更に稜線コースであの明るい表情はすご〜いです。

美味しい赤牛岳への尾根道はなかなかの歯応えがありました。水晶岳からの往復区間で出会ったのは僅か６名でした。（内３名は高天原行きっぽい）今回は視界ゼロでしたが祖父岳からの景色が素敵ですよ、小屋やテント場がかわいく見えます。

裏銀座の静かさはいいですね〜、同感です。
それと双六岳の稜線、私も大好きです。
お疲れさまでした。