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Yamareco

記録ID: 1227928
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

赤実線の格差 燕-餓鬼岳-唐沢岳-白沢登山口-信濃常盤駅

2017年08月13日(日) 〜 2017年08月15日(火)
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
24:37
距離
38.1km
登り
4,783m
下り
4,770m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:02
休憩
1:07
合計
4:09
6:19
30
6:49
6:51
16
7:07
7:21
27
7:48
7:53
20
8:13
8:35
27
9:02
9:19
14
9:33
9:40
48
10:28
2日目
山行
8:27
休憩
0:38
合計
9:05
5:05
6
5:11
5:11
14
5:25
5:25
6
5:31
5:39
16
5:55
6:04
84
7:28
7:30
47
8:17
8:27
54
9:21
9:30
280
3日目
山行
13:23
休憩
1:15
合計
14:38
5:12
0
5:12
5:17
29
5:46
5:49
20
6:09
6:22
83
7:45
8:00
226
11:46
12:07
132
14:19
14:20
97
15:57
16:14
119
18:13
18:13
96
19:49
19:49
1
19:50
ゴール地点
GPSデータを無修正で登録しています。
歩行30km
天候 13/14日:曇り一時小雨、15日:曇りのち雨
過去天気図(気象庁) 2017年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
マイカーなので穂高駐車場(無料)を利用予定でしたが、午前4時到着時で満車。
係員の指示に従い、徒歩3分ほど離れた穂高神社臨時駐車場へ停めました。
穂高駐車場から中房温泉まではバスですが、当日は登山客数が尋常ではなく最初から満員のため直行便となりました。
途中停留所の穂高駅や旧しゃくなげ荘からも直接バスが出ました。
第一便だけで中型バス6台も出たようです(運転手さんの会話の洩れ聞きですが)。
★穂高駐車場-中房温泉:バス_1,700円
白沢登山口までタクシーが入ります。餓鬼岳小屋から無線で予約可能。
餓鬼岳では携帯電話は圏外/au でした。
登山口から信濃常盤駅まで舗装路を約6km 徒歩移動しました。
始めの3km ほどを下るまでは人家や街灯がありません。
県道496号を歩き、あずみ野エコファームの生垣が切れたらT字路を左折します。
大糸線はおよそ1時間毎に電車があります。
★信濃常盤-穂高:JR_240円
コース状況/
危険箇所等
登山ポストは中房・白沢両登山口にありました。
水は稜線上に無いので小屋から購入します。1L=200円(燕山荘・餓鬼岳小屋共に同額)。
燕岳幕営料:700円/人。餓鬼岳小屋素泊まり:7,000円。
■北燕岳を境にコース状況は大きく変わります。
燕岳からの白砂が続く開けた稜線は北燕岳を過ぎると終わり、樹林や草むらの中を歩く南アルプス的なコースとなります。
燕岳と同様、餓鬼岳や唐沢岳も花崗岩の山体ですが、表土に覆われているのと展望が限定的なため、快適に歩けるイメージではありません。
合戦尾根を登った人は13日で500人以上はいたと思いますが、翌日餓鬼岳へ向かった人は私を含め3人。すれ違った人は8人。白沢登山口から登ってきた人は3人でした。
想像してはいましたが、圧倒的な人気の差を感じます。
なお、燕岳のテン場のトイレは燕山荘の人気とかけ離れたものがあります。
●中房登山口-燕岳-北燕岳
省略させていただきます。
●北燕岳-東沢乗越
北燕岳の少し北でコースは稜線を外れ東沢乗越へ下ります。
この区間が今回の縦走で最も整備されておらず、下草で道が分かりにくい部分がありました。標高差500mを下ります。
雨が降ると道が泥濘となるでしょう。
●東沢乗越-餓鬼岳
東沢乗越からは道がやや広くなって分かりやすくなります。
最初は稜線通しですが樹林で視界はありません。所々で視界が開けるのみ。
剣ズリを巻くコースは単調な暗い林間で、稜線へ戻る急登は骨が折れます。
稜線へ出てからも餓鬼岳小屋までは樹林を抜けながらアップダウンが続きます。
●餓鬼岳⇔唐沢岳
ここも好き嫌いが分かれそうなコースです。樹林帯と風化花崗岩の道の繰返し。
滑りやすい木の根と滑落しそうな岩場のトラバース、餓鬼のコブを通る大きなアップダウン、最後に冗談みたいな激ザレの直登があって、行った人にしか苦労が分からないでしょう。
バリエーションほどの技術は不要ですが、易々とは行けません。
●餓鬼岳-白沢登山口
雨に降られたおかげで想像以上にきついコースとなりました。
大凪山までは徐々に下る感じですが、そこから最終水場までは猛烈な下り。最終水場を過ぎると沢の中を歩く部分もあり気が抜けません。
最終水場から下流部分では木製のハシゴ、橋、トラバース用のステップが多数現れますが、いずれも現状でかなり劣化しており、雨もあって表面のぬめりで非常に滑りやすく強度にも不安を感じます。
朽ちて壊れた部分も多く、このまま未整備ですと数年で通れなくなる可能性があります。
大町市の早急な整備に期待します。
●白沢登山口-信濃常盤駅
舗装路です。アルプスあづみの公園からは歩道付きになります。
その他周辺情報 2晩目は小屋泊まりにしてしまい、利用しませんでしたが餓鬼岳幕営料:800円/人です。
キャンプ指定地の広さはテント6張が限界か。
4張くらいは水平な場所に張れそうです。小屋からは1〜2分の距離です。
下山時刻が遅かったため、温泉は小淵沢の「延命の湯」を利用。22:30最終受付で23:00閉館。北杜市民外_820円。道の駅スパティオ小淵沢内にあり、IC至近で穂高駐車場から中央道利用で約1時間です。
白沢登山口から信濃常盤駅までの道すがら、1箇所だけ自販機がありました。
信濃常盤駅は無人駅で自動券売機があります。他に完全囲いの待合室有り。屋外ベンチ有り。公衆電話有り。短時間駐車場有り。道路を挿んだ向かいに自販機有り。
白沢登山口に簡易トイレ有り。3〜4台駐車可。
その少し下の両側に駐車スペース有り。20台程度駐車可。
穂高駐車場発始発便2号車の車内です。
補助席まで使う満員状態。
始発便は穂高駐車場だけで3台出ました。
2017年08月13日 05:02撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 5:02
穂高駐車場発始発便2号車の車内です。
補助席まで使う満員状態。
始発便は穂高駐車場だけで3台出ました。
中房温泉登山口の様子です。
トイレはやや混んだ状態。
それ以上に登山届の記入がごった返していました。
事前にネット提出か、様式に囚われず記入済みを持参したいところです。
2017年08月13日 06:11撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/13 6:11
中房温泉登山口の様子です。
トイレはやや混んだ状態。
それ以上に登山届の記入がごった返していました。
事前にネット提出か、様式に囚われず記入済みを持参したいところです。
燕山荘のテン場に着いたのが10時半頃。
その時点で9割方は埋まっていてテント札の番号は36番でした。
その後もテントは増えて40張を超えたと思います。
先にテントを張ってから申請に行きます。
2017年08月13日 16:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/13 16:00
燕山荘のテン場に着いたのが10時半頃。
その時点で9割方は埋まっていてテント札の番号は36番でした。
その後もテントは増えて40張を超えたと思います。
先にテントを張ってから申請に行きます。
ずっとガスに隠れていた燕岳が顔を出しました。
合戦尾根を登ったのは二回目で、前回は燕岳へ行かなかったので初めて間近に見ました。
2017年08月13日 17:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/13 17:00
ずっとガスに隠れていた燕岳が顔を出しました。
合戦尾根を登ったのは二回目で、前回は燕岳へ行かなかったので初めて間近に見ました。
汗で濡れた衣類を干していますが天候が悪く完全には乾きません。
午後には一時小雨が降りました。
地面は砂地で水はけが良く汚れにくいです。
2017年08月13日 17:01撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/13 17:01
汗で濡れた衣類を干していますが天候が悪く完全には乾きません。
午後には一時小雨が降りました。
地面は砂地で水はけが良く汚れにくいです。
早朝の燕山荘です。
テラスに立っている人々は御来光待ちです。
雲が厚く、太陽は中々顔を出してくれません。
2017年08月14日 04:46撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 4:46
早朝の燕山荘です。
テラスに立っている人々は御来光待ちです。
雲が厚く、太陽は中々顔を出してくれません。
日の出時刻になりましたが陽は当たらず、テント札を返却して出発します。
遠くに槍ヶ岳。
2017年08月14日 05:06撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/14 5:06
日の出時刻になりましたが陽は当たらず、テント札を返却して出発します。
遠くに槍ヶ岳。
北鎌のアップ。
6年前にあそこへ行ったのが嘘のようで、今の心体じゃもう行けないだろうな。
2017年08月14日 05:06撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/14 5:06
北鎌のアップ。
6年前にあそこへ行ったのが嘘のようで、今の心体じゃもう行けないだろうな。
昨日のようにガスはなく、曇りとはいえ晴天の部類です。
はじめまして燕さん。
2017年08月14日 05:07撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/14 5:07
昨日のようにガスはなく、曇りとはいえ晴天の部類です。
はじめまして燕さん。
歩き出したら御来光が射しました。
待ってると出ないけど、他のことをしていると意表を突いて出ちゃっています。
2017年08月14日 05:11撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/14 5:11
歩き出したら御来光が射しました。
待ってると出ないけど、他のことをしていると意表を突いて出ちゃっています。
昔々、イルカがプッと水を吹いたら水面が尖って槍ヶ岳が出来ました。
天地創造です。←嘘
2017年08月14日 05:11撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
8/14 5:11
昔々、イルカがプッと水を吹いたら水面が尖って槍ヶ岳が出来ました。
天地創造です。←嘘
この石のモニュメントは何でしょう?
前穂とジャンダルムのオブジェに見えるのは私だけでしょうか?
2017年08月14日 05:12撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/14 5:12
この石のモニュメントは何でしょう?
前穂とジャンダルムのオブジェに見えるのは私だけでしょうか?
燕岳の三角点にタッチ。
まだウインドブレーカー代わりの合羽を着ています。
2017年08月14日 05:33撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 5:33
燕岳の三角点にタッチ。
まだウインドブレーカー代わりの合羽を着ています。
これから向かう餓鬼岳(右側)と明日予定の唐沢岳(左中遠)。
途中のガッパンと落ちた部分が気になります。
2017年08月14日 05:34撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/14 5:34
これから向かう餓鬼岳(右側)と明日予定の唐沢岳(左中遠)。
途中のガッパンと落ちた部分が気になります。
振り返って燕山荘とテン場。
まだまだ賑わってます。
ここで帰っていれば楽だったけど…
2017年08月14日 05:36撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 5:36
振り返って燕山荘とテン場。
まだまだ賑わってます。
ここで帰っていれば楽だったけど…
北燕岳へ向かいます。
2017年08月14日 05:41撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 5:41
北燕岳へ向かいます。
言うまでも無くコマクサ。
もう盛りの時期を過ぎています。
2017年08月14日 05:47撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 5:47
言うまでも無くコマクサ。
もう盛りの時期を過ぎています。
この斜面一帯が全てコマクサ。
ロープで囲いがしてあり、栽培試験中です。
2017年08月14日 05:48撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/14 5:48
この斜面一帯が全てコマクサ。
ロープで囲いがしてあり、栽培試験中です。
大き目の株。
2017年08月14日 05:50撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 5:50
大き目の株。
槍穂の主稜線を雲の波濤が超えています。
初めて見た迫力のシーンでした。
2017年08月14日 05:52撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/14 5:52
槍穂の主稜線を雲の波濤が超えています。
初めて見た迫力のシーンでした。
北燕岳を稜線通しに歩いてしまいましたが、東側に巻道がありました。
何か損した気分です。
2017年08月14日 06:02撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 6:02
北燕岳を稜線通しに歩いてしまいましたが、東側に巻道がありました。
何か損した気分です。
2723mピークで縦走路は右折して東沢乗越へ向かいます。
2017年08月14日 06:35撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 6:35
2723mピークで縦走路は右折して東沢乗越へ向かいます。
そのピークに一面のコマクサがありました。
囲いロープも無く野生種と思われます。
2017年08月14日 06:36撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 6:36
そのピークに一面のコマクサがありました。
囲いロープも無く野生種と思われます。
南へ振り返る。
さようなら白亜の稜線。
2017年08月14日 06:35撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 6:35
南へ振り返る。
さようなら白亜の稜線。
風衝地である西側斜面を好むはずのコマクサが東側斜面にもありました。
チングルマとの共演です。
2017年08月14日 06:38撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 6:38
風衝地である西側斜面を好むはずのコマクサが東側斜面にもありました。
チングルマとの共演です。
コマクサの花期は終わりに近いですが、この固体はまだ瑞々しい。
オジサンの私とは対照的です。
2017年08月14日 06:38撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
8/14 6:38
コマクサの花期は終わりに近いですが、この固体はまだ瑞々しい。
オジサンの私とは対照的です。
やっぱり、チングルマが好き!
2017年08月14日 06:39撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/14 6:39
やっぱり、チングルマが好き!
チングルマがいっぱい!
2017年08月14日 07:27撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/14 7:27
チングルマがいっぱい!
これはシオガマの仲間でしょうか?
2017年08月14日 07:27撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/14 7:27
これはシオガマの仲間でしょうか?
これはハクサンイチゲ?
2017年08月14日 07:29撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/14 7:29
これはハクサンイチゲ?
そのアップです。
2017年08月14日 07:29撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/14 7:29
そのアップです。
餓鬼岳へ続く稜線です。
中央奥右寄りのガスが掛かっているピークが餓鬼岳。
左側が唐沢岳。その奥が鹿島槍でしょうか?
2017年08月14日 07:30撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/14 7:30
餓鬼岳へ続く稜線です。
中央奥右寄りのガスが掛かっているピークが餓鬼岳。
左側が唐沢岳。その奥が鹿島槍でしょうか?
東沢乗越に到着。
ここまで500mほど下ります。勿体無い。
東沢へ向かっている踏跡に注目。どこへ続いているのでしょう?
2017年08月14日 08:26撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 8:26
東沢乗越に到着。
ここまで500mほど下ります。勿体無い。
東沢へ向かっている踏跡に注目。どこへ続いているのでしょう?
イグアノドン岩です。
赤ペンキマークは意識して書かれたものだと思いませんか?
2017年08月14日 09:43撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 9:43
イグアノドン岩です。
赤ペンキマークは意識して書かれたものだと思いませんか?
2017年08月14日 11:14撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 11:14
大きなガレを横切ります。
渡ってから撮影。
2017年08月14日 11:20撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 11:20
大きなガレを横切ります。
渡ってから撮影。
樹林帯直登の大詰めは長いハシゴ。
2017年08月14日 12:28撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 12:28
樹林帯直登の大詰めは長いハシゴ。
ハシゴを登り切って剣ズリ方面。
稜線通しで行けそうですが、どうして剣ズリの下を巻くルートにしたのでしょう?
2017年08月14日 12:39撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 12:39
ハシゴを登り切って剣ズリ方面。
稜線通しで行けそうですが、どうして剣ズリの下を巻くルートにしたのでしょう?
高瀬湖が見えます。満水です。
最初の目的地から変えて良かった。
2017年08月14日 13:17撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 13:17
高瀬湖が見えます。満水です。
最初の目的地から変えて良かった。
餓鬼岳はもうすぐです。
2017年08月14日 13:55撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 13:55
餓鬼岳はもうすぐです。
餓鬼岳ピークのすぐ手前に餓鬼岳小屋があります。
明日、唐沢岳へ行く体力と気力を温存するため、心折れて素泊まりすることにしました。
2017年08月14日 15:37撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/14 15:37
餓鬼岳ピークのすぐ手前に餓鬼岳小屋があります。
明日、唐沢岳へ行く体力と気力を温存するため、心折れて素泊まりすることにしました。
今夜の宿泊者は私を含めて4人と贅沢。
この部屋一間が生活の全てです。
食堂寝室兼用で乾燥室はありません。
2017年08月14日 14:19撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/14 14:19
今夜の宿泊者は私を含めて4人と贅沢。
この部屋一間が生活の全てです。
食堂寝室兼用で乾燥室はありません。
薪ストーブと売店メニュー。
2017年08月14日 14:20撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 14:20
薪ストーブと売店メニュー。
自炊場は無いので軒下の荷物置場を使わせてもらいました。
屋根があるだけで幸せ。
2017年08月14日 15:37撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 15:37
自炊場は無いので軒下の荷物置場を使わせてもらいました。
屋根があるだけで幸せ。
今夜のメニューは冷奴。
シュガーレディという会社が販売している真空パックの絹ごし豆腐を使います。
厚手のポリエチレン容器に真空パックされ、羊水はほとんど無く常温で2、3日は持ちます。
容器の一辺が薄いのでパッキングにも便利。
2017年08月14日 15:36撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/14 15:36
今夜のメニューは冷奴。
シュガーレディという会社が販売している真空パックの絹ごし豆腐を使います。
厚手のポリエチレン容器に真空パックされ、羊水はほとんど無く常温で2、3日は持ちます。
容器の一辺が薄いのでパッキングにも便利。
疲れると固形物が食べられない私には打って付けのメニューでした。
豆腐の水分で白米がするすると喉を通ります。
水分とたんぱく質、塩分が同時に補給出来ていいのですが、重いのが難点。
2017年08月14日 15:56撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/14 15:56
疲れると固形物が食べられない私には打って付けのメニューでした。
豆腐の水分で白米がするすると喉を通ります。
水分とたんぱく質、塩分が同時に補給出来ていいのですが、重いのが難点。
唐沢岳へ向けて出発です。
松川村は雲の下で、上のほうが天気が良いです。
2017年08月15日 05:17撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/15 5:17
唐沢岳へ向けて出発です。
松川村は雲の下で、上のほうが天気が良いです。
餓鬼岳山頂には祠がありました。
2017年08月15日 05:17撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
8/15 5:17
餓鬼岳山頂には祠がありました。
祠の脇から唐沢岳へ向かって出発です。
2017年08月15日 05:17撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/15 5:17
祠の脇から唐沢岳へ向かって出発です。
中央が唐沢岳、左が展望台。
2017年08月15日 05:26撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/15 5:26
中央が唐沢岳、左が展望台。
餓鬼の池?
2017年08月15日 05:37撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/15 5:37
餓鬼の池?
展望台から見る唐沢岳。
2017年08月15日 05:45撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/15 5:45
展望台から見る唐沢岳。
展望台でもコマクサの試験栽培が行われていました。
2017年08月15日 05:48撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/15 5:48
展望台でもコマクサの試験栽培が行われていました。
展望台に咲いていたコマクサ。
燕岳のものに比べ小ぶりでした。
2017年08月15日 05:48撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/15 5:48
展望台に咲いていたコマクサ。
燕岳のものに比べ小ぶりでした。
餓鬼のコブからの唐沢岳。
このコブがあるおかげでアップダウンが倍増してしまっています。
2017年08月15日 06:43撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/15 6:43
餓鬼のコブからの唐沢岳。
このコブがあるおかげでアップダウンが倍増してしまっています。
唐沢岳までの道中には二箇所に激ザレがありますが、ここは山頂直下に次ぐ規模。
写真だと実感が湧きませんが、かなりの傾斜と長さで植物くらいしか手掛かりがありません。
2017年08月15日 07:21撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/15 7:21
唐沢岳までの道中には二箇所に激ザレがありますが、ここは山頂直下に次ぐ規模。
写真だと実感が湧きませんが、かなりの傾斜と長さで植物くらいしか手掛かりがありません。
唐沢岳にもコマクサがありました。
個体の大きさは燕岳のものとほぼ同じくらいでした。
2017年08月15日 07:53撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/15 7:53
唐沢岳にもコマクサがありました。
個体の大きさは燕岳のものとほぼ同じくらいでした。
激ザレの急登を詰めたと思ったら、山頂はまだ先でした。
下で見えてからが長い山頂です。
2017年08月15日 07:58撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/15 7:58
激ザレの急登を詰めたと思ったら、山頂はまだ先でした。
下で見えてからが長い山頂です。
ようやく辿り着いた唐沢岳山頂です。
表銀座主脈北端のピークです。
2017年08月15日 08:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/15 8:00
ようやく辿り着いた唐沢岳山頂です。
表銀座主脈北端のピークです。
三角点タッチ。
2017年08月15日 08:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/15 8:00
三角点タッチ。
餓鬼岳はガスっていて見えません。
2017年08月15日 08:01撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/15 8:01
餓鬼岳はガスっていて見えません。
高瀬湖もガスっていて見えません。
2017年08月15日 08:01撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/15 8:01
高瀬湖もガスっていて見えません。
七倉方面もガスガス…
2017年08月15日 08:01撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/15 8:01
七倉方面もガスガス…
唐沢岳のコマクサ保護区。
×印があるにも関わらず、踏跡があるのが残念。
ここに来るレベルの人が…
2017年08月15日 08:14撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/15 8:14
唐沢岳のコマクサ保護区。
×印があるにも関わらず、踏跡があるのが残念。
ここに来るレベルの人が…
ようやっと餓鬼岳へ戻って来ました。
2017年08月15日 11:11撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/15 11:11
ようやっと餓鬼岳へ戻って来ました。
小屋に戻ってパッキングをしていたら本降りになりました。
雨天フル装備にして正午の時報で黙祷した後に下山開始です。
2017年08月15日 12:09撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/15 12:09
小屋に戻ってパッキングをしていたら本降りになりました。
雨天フル装備にして正午の時報で黙祷した後に下山開始です。
大凪山までは、まあまあ普通の登山道でした。
大凪山山頂とありますが、ピークは少し戻ったところにあって、ここは下降点の意味合いです。
2017年08月15日 14:19撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/15 14:19
大凪山までは、まあまあ普通の登山道でした。
大凪山山頂とありますが、ピークは少し戻ったところにあって、ここは下降点の意味合いです。
たった一株だけ山紫陽花が咲いていました。
2017年08月15日 15:21撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/15 15:21
たった一株だけ山紫陽花が咲いていました。
最終水場までは猛烈な下りです。
合戦尾根は北アルプス三大急登などと言われていますが、ここと比較にならないです。
斜度、距離、整備状況からして数倍の労力が必要でしょう。
2017年08月15日 16:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/15 16:00
最終水場までは猛烈な下りです。
合戦尾根は北アルプス三大急登などと言われていますが、ここと比較にならないです。
斜度、距離、整備状況からして数倍の労力が必要でしょう。
その最終水場の水流。
稜線で過ごしてきた身には宝の流れです。
頭を洗い顔を洗い口を濯ぎ、合羽の泥を落としました。
2017年08月15日 16:01撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/15 16:01
その最終水場の水流。
稜線で過ごしてきた身には宝の流れです。
頭を洗い顔を洗い口を濯ぎ、合羽の泥を落としました。
登山道が白沢にぶつかったと思ったら、何と沢の中を歩きます。
ピストンではなく縦走で初見なので、この先道がどうなるか不安が出てきました。
2017年08月15日 16:23撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/15 16:23
登山道が白沢にぶつかったと思ったら、何と沢の中を歩きます。
ピストンではなく縦走で初見なので、この先道がどうなるか不安が出てきました。
沢には橋が掛かっているので渡渉はありません。
踏跡ははっきりしているしペンキマークも豊富です。
逆にペンキマークが無かったらミスコースと思っていいでしょう。
2017年08月15日 16:25撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/15 16:25
沢には橋が掛かっているので渡渉はありません。
踏跡ははっきりしているしペンキマークも豊富です。
逆にペンキマークが無かったらミスコースと思っていいでしょう。
橋があるだけマシなのですが、木製のため劣化していて雨で表面はヌルヌル状態。
いつ壊れてもおかしくないように見えてしまいます。
2017年08月15日 16:33撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/15 16:33
橋があるだけマシなのですが、木製のため劣化していて雨で表面はヌルヌル状態。
いつ壊れてもおかしくないように見えてしまいます。
2017年08月15日 16:42撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/15 16:42
魚止めの滝です。
白沢で一番大きいのでしょうか?
2017年08月15日 16:44撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/15 16:44
魚止めの滝です。
白沢で一番大きいのでしょうか?
まだ新しい崩壊地。
対岸で良かったです。
2017年08月15日 17:25撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/15 17:25
まだ新しい崩壊地。
対岸で良かったです。
ようやく未舗装の林道へ出ました。
2017年08月15日 18:01撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/15 18:01
ようやく未舗装の林道へ出ました。
白沢登山口へ到着です。
ここで舗装路へ合流します。
登山ポストと、この先に簡易トイレと駐車スペースがあります。
2017年08月15日 18:13撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/15 18:13
白沢登山口へ到着です。
ここで舗装路へ合流します。
登山ポストと、この先に簡易トイレと駐車スペースがあります。
白沢登山口から信濃常盤駅までで唯一の自販機が運送屋さんの前にありました。
ずぶ濡れ登山者を明るく?迎えてくれますし、110円と少し負けてくれました。
2017年08月15日 19:34撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/15 19:34
白沢登山口から信濃常盤駅までで唯一の自販機が運送屋さんの前にありました。
ずぶ濡れ登山者を明るく?迎えてくれますし、110円と少し負けてくれました。
信濃常盤駅は無人駅ですが、待合室を含む新しい駅舎が建っていました。
ストリートビューで確認したときは露天ホームしか無かったけど。
2017年08月15日 19:49撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/15 19:49
信濃常盤駅は無人駅ですが、待合室を含む新しい駅舎が建っていました。
ストリートビューで確認したときは露天ホームしか無かったけど。
大糸線はほぼ一時間に一本の電車があります。
乗り遅れて途方に暮れるようなダイヤではないです。
2017年08月15日 20:08撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/15 20:08
大糸線はほぼ一時間に一本の電車があります。
乗り遅れて途方に暮れるようなダイヤではないです。

感想

盆休みに計画していた某有名廃道遡上を増水により断念しました。
しかし長目に山へ入れる時期は今しかありません。
諸々の予約が不要で行けるところ。
高速道路の渋滞が避けられそうなところ。
天候によっては短縮可能な計画が組めるところ。
などで穂高神社へ車を停め、燕-餓鬼を縦走しJRで帰る計画を立てました。
まず安曇野へ走ってゆきました…
が、早くも駐車場満車の洗礼を受けて少々離れた臨時へ回されました。
その後はバスも登山道もテン場も激混み。まさに合戦!
ところが北燕を過ぎると嘘のように一人旅となりました。
想像していたとはいえ、ここまで減らなくても…
そのおかげで餓鬼岳界隈ではのんびり行動が出来ました。
山で終戦記念日を思い出せたくらい。
好きなだけ時間を割り振れる懐の深い山域でした。

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