ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1227948
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

南アルプス南部縦走(三伏峠〜易老渡)

2017年08月13日(日) 〜 2017年08月16日(水)
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
35:06
距離
57.4km
登り
5,536m
下り
6,224m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:37
休憩
1:12
合計
8:49
6:16
15
スタート地点
7:13
7:14
48
8:02
8:07
31
8:38
8:40
21
9:23
9:39
50
10:29
10:31
49
11:20
11:36
33
12:09
12:09
5
12:14
12:28
113
14:21
14:21
44
2日目
山行
8:30
休憩
1:23
合計
9:53
4:45
170
7:35
7:43
25
8:47
9:18
33
9:51
9:52
79
11:11
11:26
13
12:03
12:05
3
12:08
12:17
87
13:44
13:44
37
14:21
14:31
7
14:38
宿泊地
3日目
山行
7:08
休憩
0:19
合計
7:27
4:45
87
宿泊地
6:12
6:17
5
6:35
6:42
35
7:17
7:21
49
8:10
8:12
139
10:31
10:31
42
11:13
11:13
37
11:50
11:51
18
12:09
12:09
3
12:12
4日目
山行
8:51
休憩
0:07
合計
8:58
4:46
3
4:49
4:49
92
6:21
6:21
107
8:08
8:12
37
8:49
8:50
13
9:03
9:04
12
9:16
9:16
74
10:30
10:30
112
12:22
12:23
81
13:44
13:44
0
13:44
ゴール地点
天候 8月13日(日):曇り時々雨
8月14日(月):曇り→晴れ
8月15日(火):曇り→雨
8月16日(水):曇り→雨
過去天気図(気象庁) 2017年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
<行き>
●クルマ:鳥倉林道第2駐車場(無料/6時頃到着時ラスト1台分のスペースだけ空いてました)
※第2駐車場は第1駐車場より1.2kmほど手前にあります

<帰り>
●タクシー:易老渡〜鳥倉林道第2駐車場(24000円+迎車代180円+配車代1000円)
前日までに予約する必要があります。
下山時は易老渡発12:00、14:00、16:00の3便
また、林道(市道南信濃142号線)は天気が荒れるとすぐに落石や落木などで
通行不能になるため、その場合は北又渡の先の芝沢ゲートまで歩く必要があります。
 
コース状況/
危険箇所等
●鳥倉林道第2駐車場〜三伏峠
高低差およそ1000m弱を登ります。
第2駐車場からゲートまではおよそ1.2km、ゲートから登山口まではおよそ2.5km
の林道歩きとなります。道中1/10〜9/10の標識があり進行具合が分かります。
6/10〜7/10の間に水場があり。4/10を過ぎた辺りから木橋・木の階段が現れ始めます。
豊口分岐(現在通行止め)を過ぎてしばらく歩くと三伏峠に到着です。

●三伏峠〜高山裏避難小屋
三伏峠から塩見岳方面とルートを分けると程なくお花畑があります。
ここを右折して稜線まで登り、南側が崩落したガレの縁に沿って高低差150mほど
登ると烏帽子岳に到着です。
烏帽子岳から進路を南に変え、引き続き西側が崩落した稜線を進みます。
鞍部まで下って登り返すと前小河内岳、さらに前小河内岳から
高低差100mほどのアップダウンをこなすと小河内岳へと至ります。
小河内岳からは鞍部まで高低差200mほど岩場の下りになります。
標高2650m付近からは森林限界を下回り樹林帯歩きとなります。
この樹林帯はマルバダケブキの群生が見られました。
大日影山のピークを巻いて瀬戸沢ノ頭から東に進路を変え、
板屋岳までは高低差100mほどの登りとなります。
ここから高山裏避難小屋までは高低差250mほどの下りになりますが、
ところどころ西側が崩落した箇所があり少し注意が必要です。

【高山裏避難小屋テン場】
20張程度/1人600円
水場は普段は往復30分の所にあるそうですが、
最近の多雨のせいかこの日は片道5分ほどのところからジャブジャブ出ていました。

●高山裏避難小屋〜赤石岳
高山裏避難小屋からは稜線の北側の山腹をトラバースするように
深い樹林帯の中を進んで行きます。
標高2520m付近の小広場に出たところから急登が始まり高低差およそ600mの
カールの大斜面を登って行きます。
標高2750m付近で森林限界を超えて足元はガレ場へと変わります。
荒川大崩落地の縁まで登り切ると東に進路を変え、荒川前岳まで大崩落地の
縁に沿って進みます。登山道がガレの縁に迫って付けられている箇所は
崩落地の方に転滑落しないように注意が必要です。

荒川岳方面とルートを分けてカール内を大きく下ります。
荒川小屋までは高低差400mほどの下り。
途中鹿の防護柵で保護された区間にお花畑が広がっていて、
今回はハクサンフウロが咲き乱れていました。
標高2700m付近まで下ると樹林帯に入りしばらくトラバースすると荒川小屋に到着です。

荒川小屋からは少し登り返し、再び森林限界に出ると山腹をトラバースするように
緩やかな登っていき、荒川岳と小赤石岳との鞍部で広く開けたところに出ます。
ここが大聖寺平となります。
大聖寺平を過ぎると小赤石の肩まで高低差およそ300mの
九十九折の本格的な登りとなります。
小赤石の肩から小赤石岳、そして赤石小屋方面への分岐までは緩やかな稜線歩きが続き、
最後にひと登りして赤石岳に到着です。

二重山稜の稜線をしばらく進んだのち、高低差150mほど大斜面を下り、
標柱から大斜面下のコルまで大斜面をトラバースします。
ここから馬の背と呼ばれる緩やかなルートとなり百間平まで稜線漫歩できます。
窪地を通過すると肩に出て百間洞までガレ場を急降下します。高低差はおよそ300m。
途中で樹林帯に入ると同時にルートを沢筋に変えます。

【百間洞山の家テン場】
20張程度/1人600円
小屋まで少し距離があり、水場&トイレが少し不便ですが、
小沢沿いにあり、こじんまりとしていて好印象でした。

●百間洞山の家〜聖平小屋
大沢岳を巻いて稜線に出るショートカットルートは百間洞山の家の先から、
大沢岳へはテン場からのスタートとなります。高低差はおよそ300m。
のっけから急斜面を登り標高2550m付近で森林限界に出ます。
2814峰を巻いて西側が切れ落ちた稜線に出て岩場を南下すると大沢岳です。
中盛丸山へは鞍部である百間洞下降点まで100mほど下り同じだけ登り返します。
中盛丸山から小兎までは高低差160mほど下って100mほどの登り返し。
小兎から兎岳までは小ピークを1つ越えて鞍部から160mほどの登り返しです。
兎岳から進路を東に変えほどなく兎岳避難小屋を右手に見て聖兎のコルまで
高低差200mほど下り、赤色チャート岩が露出したところから登り返しが始まり、
高低差およそ400m登り切ると聖岳に到着です。
兎岳〜聖岳間は南側(進行方向右手)が聖岳大崩落地となっているため、
場所によってはガレの縁が迫っているところもあるため、ある程度注意が必要です。
聖岳から九十九折りのガレ&ザレ場を高低差350mほど一気に下ると
尾根が細くなり小ピーク1つ越えて小聖岳へと至ります。
小聖岳を過ぎると樹林帯に入り小ピークを1つ越えて薊畑へと至ります。
薊畑で便ヶ島方面とルートを分けて上河内岳へと続く縦走路を600mほど進むと
分岐が現れ、木道を北に150mほど歩くと聖平小屋へに到着です。

【聖平小屋】
自炊棟:1人4500円

●聖平小屋〜茶臼岳
聖平小屋から南岳へは高低差およそ430mの登り。岩頭付近から森林限界を超えます。
南岳から緩やかなルートを900mほど進むと上河内岳の肩へと至ります。
肩からは岩場の稜線を下って行きます。
奇岩竹内門と呼ばれる奇岩地帯を通過した後は背の低い樹林帯の間を通り抜けます。しばらく進むと視界が開け窪地状の亀甲状土のお花畑の中を歩きます。
その後、ひと登りして稜線まで復帰したところが茶臼小屋との茶臼岳の分岐となります。
分岐から高低差100mほど南に進むと茶臼岳山頂へと至ります。

●茶臼岳〜易老岳
茶臼岳から仁田池まで高低差100mほど下り、仁田池からは木道が現れます。
希望峰まで緩やかなアップダウンを繰り返します。
希望峰で仁田岳方面の分岐があります。
ハイマツ帯のルートを500mほど南に進むと仁田岳へのピークへと至ります。
希望峰から易老岳との鞍部まで高低差160mほど下った後は
易老岳まで緩やかな登山道をゆっくりと登り返します。
ただし、この付近泥濘が酷くて特にこの日は本降りのため、
登山道は池と化していました。

●易老岳〜易老渡
易老岳から易老渡まで高低差およそ1500mを一気に降ります。
登山道は30分割(面平が10)されていて標識あり。
易老岳分岐の直下は、痩せ尾根の登り降りがあり、
この箇所のみ両手を使う必要がありました。
標高1500m付近で面平。その後は九十九折の急斜面を下り、
遠山川に架かる赤い橋を渡ると易老渡に到着です。


【8月13日 1日目】
鳥倉第2駐車場よりスタート
8
【8月13日 1日目】
鳥倉第2駐車場よりスタート
鳥倉林道ゲートで登山届を記入
1
鳥倉林道ゲートで登山届を記入
さて、改めて出発
4
さて、改めて出発
しばらく林道歩き
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しばらく林道歩き
鳥倉登山口に到着
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鳥倉登山口に到着
ヤマホタルブクロ(photo komemame)
ヤマホタルブクロ(photo komemame)
ここから登山道です
4
ここから登山道です
樹林帯に光が差し込みます
4
樹林帯に光が差し込みます
いい雰囲気の樹林帯です
3
いい雰囲気の樹林帯です
ヤマオダマキ(photo komemame)
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ヤマオダマキ(photo komemame)
スゴイ様相の木階段は依然として健在
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スゴイ様相の木階段は依然として健在
三伏峠小屋まであと200歩
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三伏峠小屋まであと200歩
まぁ、だいたい200歩ほどで…
まぁ、だいたい200歩ほどで…
三伏峠に到着。ベンチで休憩してから…
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三伏峠に到着。ベンチで休憩してから…
先に進みます。ここが塩見方面と烏帽子&小河内方面との分岐。今回は右に進みます
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先に進みます。ここが塩見方面と烏帽子&小河内方面との分岐。今回は右に進みます
ほどなくお花畑
タカネマツムシソウ(photo komemame)
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タカネマツムシソウ(photo komemame)
タカネマツムシソウが最盛期でした
1
タカネマツムシソウが最盛期でした
一つひとつ微妙に違う(photo komemame)
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一つひとつ微妙に違う(photo komemame)
ハクサンフウロもいっぱい(photo komemame)
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ハクサンフウロもいっぱい(photo komemame)
タカネグンナイフウロ(photo komemame)
タカネグンナイフウロ(photo komemame)
トリカブト(photo komemame)
トリカブト(photo komemame)
ミヤマキンポウゲ(photo komemame)
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ミヤマキンポウゲ(photo komemame)
センジュガンピ(photo komemame)
センジュガンピ(photo komemame)
(photo komemame)
ガスの中に烏帽子岳が浮かびます
ガスの中に烏帽子岳が浮かびます
トモエシオガマ。これは今回、全行程で見られました(photo komemame)
トモエシオガマ。これは今回、全行程で見られました(photo komemame)
烏帽子岳に到着
先へと進みます
西側(進行方向右手)は大きく崩れています
1
西側(進行方向右手)は大きく崩れています
降り始めました
ガレの縁を進みます
ガレの縁を進みます
烏帽子岳から歩いてきた稜線を振り返ります
烏帽子岳から歩いてきた稜線を振り返ります
前小河内岳に到着(photo komemame)
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前小河内岳に到着(photo komemame)
特に標識などありません
特に標識などありません
ハクサンチドリ
ヨツバシオガマ(photo komemame)
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ヨツバシオガマ(photo komemame)
ツリガネニンジン(photo komemame)
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ツリガネニンジン(photo komemame)
イブキジャコウソウ(photo komemame)
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イブキジャコウソウ(photo komemame)
ウメバチソウ(photo komemame)
ウメバチソウ(photo komemame)
小河内岳への登り返し
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小河内岳への登り返し
山頂直下には小河内避難小屋との分岐
山頂直下には小河内避難小屋との分岐
小河内岳に到着。何も見えませんな
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小河内岳に到着。何も見えませんな
お昼ゴハンを食べて出発(photo komemame)
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お昼ゴハンを食べて出発(photo komemame)
小河内岳からは鞍部まで高低差200mほど岩場の下りとなり、標高2650m付近から樹林帯に入ります
1
小河内岳からは鞍部まで高低差200mほど岩場の下りとなり、標高2650m付近から樹林帯に入ります
鞍部からは緩やかなルートが続きます
鞍部からは緩やかなルートが続きます
南アらしい樹林帯
南アらしい樹林帯
ダケカンバとマルバダケブキはセットなのかな
ダケカンバとマルバダケブキはセットなのかな
大日影山は東側から巻きます
大日影山は東側から巻きます
雲の隙間から荒川岳が見えました
2
雲の隙間から荒川岳が見えました
板屋岳までの登り返し
1
板屋岳までの登り返し
正面に板屋岳
板屋岳に到着。眺望はありません
2
板屋岳に到着。眺望はありません
マルバダケブキがそこら中に群落を作っています
1
マルバダケブキがそこら中に群落を作っています
その中を進みます
1
その中を進みます
ところどころ西側が崩落した箇所があります1
2
ところどころ西側が崩落した箇所があります1
ところどころ西側が崩落した箇所があります2
ところどころ西側が崩落した箇所があります2
ゴゼンタチバナ(photo komemame)
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ゴゼンタチバナ(photo komemame)
西側の崩落地を覗き込みます
西側の崩落地を覗き込みます
タカネナデシコ(photo komemame)
2
タカネナデシコ(photo komemame)
マルバダケブキのお花畑に突入
2
マルバダケブキのお花畑に突入
マルバダケブキだらけ
1
マルバダケブキだらけ
小河内岳との鞍部から高山裏避難小屋までは深い樹林帯
小河内岳との鞍部から高山裏避難小屋までは深い樹林帯
高山裏避難小屋直前で再び荒川岳
3
高山裏避難小屋直前で再び荒川岳
高山裏避難小屋に到着
4
高山裏避難小屋に到着
水場は小屋から往復30分とのことでしたが、ここのところの多雨のため5分ほど下ったところからジャブジャブ出てました。生米を浸水
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水場は小屋から往復30分とのことでしたが、ここのところの多雨のため5分ほど下ったところからジャブジャブ出てました。生米を浸水
そして、汗を拭ってさっぱり
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そして、汗を拭ってさっぱり
この時間になってようやく青空もチラホラ
この時間になってようやく青空もチラホラ
さて夕飯の準備です。まずはメスティンで米炊き
2
さて夕飯の準備です。まずはメスティンで米炊き
炊けたご飯を蒸らしている間にハラミを焼きます
4
炊けたご飯を蒸らしている間にハラミを焼きます
焼けてきました
ご飯の上にキャベツの千切りとハラミを乗せるとハラミ丼のできあがり!って…
3
ご飯の上にキャベツの千切りとハラミを乗せるとハラミ丼のできあがり!って…
おっと卵乗せるの忘れてた!慌てたせいで1個は潰れちゃった
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おっと卵乗せるの忘れてた!慌てたせいで1個は潰れちゃった
美味しくいただきました
2
美味しくいただきました
【8月14日 2日目】
暗いうちからスタート。荒川岳方面から高山裏に泊まる人はこの水場を利用すべし
3
【8月14日 2日目】
暗いうちからスタート。荒川岳方面から高山裏に泊まる人はこの水場を利用すべし
高山裏避難小屋からは稜線の北側の山腹をトラバースするように
深い樹林帯の中を進んで行きます
高山裏避難小屋からは稜線の北側の山腹をトラバースするように
深い樹林帯の中を進んで行きます
ミソガワソウ(photo komemame)
ミソガワソウ(photo komemame)
塩見が見えました。左は小河内岳
塩見が見えました。左は小河内岳
塩見アップで(photo komemame)
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塩見アップで(photo komemame)
小河内アップで。避難小屋も見えます(photo komemame)
小河内アップで。避難小屋も見えます(photo komemame)
小河内岳〜板屋岳。左奥は小日影山かな
小河内岳〜板屋岳。左奥は小日影山かな
シナノオトギリ(photo komemame)
シナノオトギリ(photo komemame)
小広場をすぎると…
小広場をすぎると…
急斜面の荒川前岳まで急斜面の登りが始まります
急斜面の荒川前岳まで急斜面の登りが始まります
(photo komemame)
振り返ると中ア。高山裏避難小屋も見えています
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振り返ると中ア。高山裏避難小屋も見えています
高山裏避難小屋アップで(photo komemame)
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高山裏避難小屋アップで(photo komemame)
槍&穂高連峰
槍&穂高連峰アップで(photo komemame)
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槍&穂高連峰アップで(photo komemame)
森林限界を超えてガレ場に出ました
森林限界を超えてガレ場に出ました
延々と続く登り。高山裏避難小屋から高低差600mほど登ります(photo komemame)
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延々と続く登り。高山裏避難小屋から高低差600mほど登ります(photo komemame)
荒川前岳から続く荒々しい稜線
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荒川前岳から続く荒々しい稜線
この裏っ側が荒川大崩落地
この裏っ側が荒川大崩落地
稜線まで登り詰めます
稜線まで登り詰めます
稜線に出ると、ドーンと赤石岳!南アルプスの盟主たる風格
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稜線に出ると、ドーンと赤石岳!南アルプスの盟主たる風格
荒川前岳から続く稜線を振り返ります
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荒川前岳から続く稜線を振り返ります
稜線に沿って進みます(photo komemame)
3
稜線に沿って進みます(photo komemame)
素晴らしい!
赤石〜百間平〜大沢〜中盛丸山〜小兎〜兎
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赤石〜百間平〜大沢〜中盛丸山〜小兎〜兎
明日歩く予定の大沢〜中盛丸山〜小兎〜兎が見えました。手前の平らなところが百間平
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明日歩く予定の大沢〜中盛丸山〜小兎〜兎が見えました。手前の平らなところが百間平
岩場を登ります
左に昨日歩いた烏帽子〜小河内岳。右は塩見。一番奥に仙丈ヶ岳が見えました
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左に昨日歩いた烏帽子〜小河内岳。右は塩見。一番奥に仙丈ヶ岳が見えました
仙丈ヶ岳と塩見アップで(photo komemame)
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仙丈ヶ岳と塩見アップで(photo komemame)
前方に中岳が見えました
2
前方に中岳が見えました
塩見を中心に左に仙丈。右に農鳥〜間ノ岳。塩見から左手前に延びる稜線上に蝙蝠
2
塩見を中心に左に仙丈。右に農鳥〜間ノ岳。塩見から左手前に延びる稜線上に蝙蝠
尖ってるなぁ
おー!青空
悪沢です
そして富士山!
奥に悪沢と手前に中岳
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奥に悪沢と手前に中岳
チシマギキョウ(photo komemame)
2
チシマギキョウ(photo komemame)
fujiとkomemame
荒川前岳に到着
山頂より。富士山。雲が良いアクセント
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山頂より。富士山。雲が良いアクセント
富士山アップで(photo komemame)
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富士山アップで(photo komemame)
山頂より。悪沢どーん
2
山頂より。悪沢どーん
山頂より。間近に中岳
山頂より。間近に中岳
中岳アップで(photo komemame)
中岳アップで(photo komemame)
山頂より。塩見と南ア北部全景
2
山頂より。塩見と南ア北部全景
悪沢を眺めながら中岳との鞍部へ向かいます
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悪沢を眺めながら中岳との鞍部へ向かいます
荒川カールを下ります
荒川カールを下ります
ウスユキソウ
大迫力の赤石
小赤石岳から北にのびる尾根に感動
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小赤石岳から北にのびる尾根に感動
ハクサンフウロが最盛期
1
ハクサンフウロが最盛期
ハクサンフウロのお花畑と上は荒川岳の稜線
ハクサンフウロのお花畑と上は荒川岳の稜線
赤石岳。雲がカッコいい
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赤石岳。雲がカッコいい
こちらは赤石と大聖寺平。今からここを歩くと思うとワクワク
3
こちらは赤石と大聖寺平。今からここを歩くと思うとワクワク
何度でも撮ってしまいます(事実、振り返ると今回の山行の中でここがハイライトだった)
何度でも撮ってしまいます(事実、振り返ると今回の山行の中でここがハイライトだった)
眼下に赤い屋根の荒川小屋が見えます
1
眼下に赤い屋根の荒川小屋が見えます
荒川小屋
カールを見上げます
カールを見上げます
ミヤマキンポウゲ
ミヤマキンポウゲ
イブキトラノオ
荒川小屋に到着。にんにくチップがたくさん入った荒川カレーでひと休み
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荒川小屋に到着。にんにくチップがたくさん入った荒川カレーでひと休み
さて、出発です
振り返って前岳。山腹には歩いてきたトラバース道が見えます
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振り返って前岳。山腹には歩いてきたトラバース道が見えます
振り返って悪沢
小赤石の肩
何度も振り返ります
3
何度も振り返ります
うん、最高!(photo komemame)
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うん、最高!(photo komemame)
この辺りは南アの中でもお気に入りの場所です。前回はガスだったのでなおさら
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この辺りは南アの中でもお気に入りの場所です。前回はガスだったのでなおさら
全てがデカいんだよなぁ
全てがデカいんだよなぁ
大聖寺平に到着
振り返ると、荒川岳の方が徐々に雲に巻かれてきました
1
振り返ると、荒川岳の方が徐々に雲に巻かれてきました
大聖寺平から小赤石の肩まで高低差およそ300mの登りとなります
大聖寺平から小赤石の肩まで高低差およそ300mの登りとなります
とにかく黙って登るべし
とにかく黙って登るべし
チングルマの花が残っていました
チングルマの花が残っていました
荒川三山の全景
中&前。眼下には歩いてきたルートが見えます
1
中&前。眼下には歩いてきたルートが見えます
こちら側は青空
九十九折の急斜面を登っていきます
2
九十九折の急斜面を登っていきます
小赤石の肩に到着。小赤石岳を望みます
小赤石の肩に到着。小赤石岳を望みます
小赤石岳まで緩やかなルートを辿ります
1
小赤石岳まで緩やかなルートを辿ります
チングルマの綿毛
1
チングルマの綿毛
小赤石岳を前方に捉えます
小赤石岳を前方に捉えます
小赤石岳に到着
山頂より。赤石岳
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山頂より。赤石岳
山頂より。中盛丸山と小兎
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山頂より。中盛丸山と小兎
先に進みます
雷鳥どん
山頂まであと少し!
山頂まであと少し!
赤石岳に到着。残念ながら周囲はガス
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赤石岳に到着。残念ながら周囲はガス
もう一つの立派な頂上標
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もう一つの立派な頂上標
避難小屋。今回はスルー
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避難小屋。今回はスルー
百間平方面に進みます
1
百間平方面に進みます
赤石岳の西側は二重稜線になっています
赤石岳の西側は二重稜線になっています
ガレ場のルートを進みます
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ガレ場のルートを進みます
おおっ、聖が見えた
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おおっ、聖が見えた
聖を眺めながら大斜面を下ります
聖を眺めながら大斜面を下ります
振り返って赤石山頂を見上げます
振り返って赤石山頂を見上げます
貫禄の聖
高低差150mほど下った後、大斜面をトラバースします
高低差150mほど下った後、大斜面をトラバースします
こっちから見る聖も素晴らしいね
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こっちから見る聖も素晴らしいね
兎と小兎。右が百間平
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兎と小兎。右が百間平
この辺りもいい雰囲気です
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この辺りもいい雰囲気です
百間平まで緩やかに登ります
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百間平まで緩やかに登ります
百間平付近はなだらかで広くて…
百間平付近はなだらかで広くて…
解放感あふれる場所
解放感あふれる場所
気持ちいい!(photo komemame)
気持ちいい!(photo komemame)
百間平の標識でパチリ。かろうじて背後に赤石が見えました(photo komemame)
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百間平の標識でパチリ。かろうじて背後に赤石が見えました(photo komemame)
窪地を進んで…
肩まで出ると大沢岳が正面に見えました
肩まで出ると大沢岳が正面に見えました
こちらはこんもり中盛丸山
こちらはこんもり中盛丸山
肩からはガレ場を急降下。本日最後の正念場です
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肩からはガレ場を急降下。本日最後の正念場です
クルマユリ(photo komemame)
クルマユリ(photo komemame)
小屋に到着。水とビールを抱え込んでテン場まで戻ります(photo komemame)
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小屋に到着。水とビールを抱え込んでテン場まで戻ります(photo komemame)
本日の我が家
ぷはぁ〜
テン場から大沢岳(左)を見上げます
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テン場から大沢岳(左)を見上げます
ミートボールにトマトジュースを加えて…
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ミートボールにトマトジュースを加えて…
グツグツと煮込み…
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グツグツと煮込み…
ブイヨンを入れてパスタを茹でて…
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ブイヨンを入れてパスタを茹でて…
ソースとガッチャンコすると…
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ソースとガッチャンコすると…
ミートボールパスタの出来上がり!
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ミートボールパスタの出来上がり!
【8月15 3日目 】
大沢岳直登ルートを進みます。振り返ると百間洞山の家のテン場と上に百間平
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【8月15 3日目 】
大沢岳直登ルートを進みます。振り返ると百間洞山の家のテン場と上に百間平
聖岳は雲の中
白峰南嶺
これから向かう稜線も雲の中。眼下には中盛丸山との鞍部に出るショートカットルートが見えます
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これから向かう稜線も雲の中。眼下には中盛丸山との鞍部に出るショートカットルートが見えます
正面に2814峰
鞍部まで上がると大沢岳が姿を現します
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鞍部まで上がると大沢岳が姿を現します
赤石をバックに(photo komemame)
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赤石をバックに(photo komemame)
正面に大沢岳
富士山。頭は雲の中
富士山。頭は雲の中
痩せた稜線を進むと…
痩せた稜線を進むと…
大沢岳に到着
山頂より。兎岳方面
山頂より。兎岳方面
山頂より。赤石岳方面
山頂より。赤石岳方面
ありゃ〜、雨が降ってきました
ありゃ〜、雨が降ってきました
中盛丸山
鞍部まで下ります
鞍部まで下ります
小兎岳に到着。この後雨はどんどん激しくなり、写真どころではなくなりました
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小兎岳に到着。この後雨はどんどん激しくなり、写真どころではなくなりました
ということで兎岳に到着です
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ということで兎岳に到着です
山頂にはタカネビランジ
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山頂にはタカネビランジ
そしてあっという間に聖岳
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そしてあっという間に聖岳
正面に小聖岳
2017年08月15日 10:35撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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8/15 10:35
正面に小聖岳
ずぶ濡れになって聖平小屋に到着。この日はテントを張る気にはなれず自炊小屋に泊まりました。夜は豚の角煮丼。生米炊いてその上に豚角煮、シシトウとヤングコーン、ゆで卵を添えて(photo komemame)
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ずぶ濡れになって聖平小屋に到着。この日はテントを張る気にはなれず自炊小屋に泊まりました。夜は豚の角煮丼。生米炊いてその上に豚角煮、シシトウとヤングコーン、ゆで卵を添えて(photo komemame)
【8月16日 4日目】
聖平小屋を出発。何とか雨も止みました
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【8月16日 4日目】
聖平小屋を出発。何とか雨も止みました
樹林帯の中を進みます
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樹林帯の中を進みます
(photo komemame)
岩頭で森林限界を超えます
岩頭で森林限界を超えます
聖平小屋から南岳へは高低差およそ430m
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聖平小屋から南岳へは高低差およそ430m
ガレを通過すると…
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ガレを通過すると…
南岳に到着です
シナノオトギリだらけ
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シナノオトギリだらけ
トリカブト(photo komemame)
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トリカブト(photo komemame)
上河内岳の肩に到着すると同時に本日も降ってまいりました。ということで、登ったことがある上河内はスルー
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上河内岳の肩に到着すると同時に本日も降ってまいりました。ということで、登ったことがある上河内はスルー
写真にも写るほどの雨
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写真にも写るほどの雨
奇岩竹内門
振り返るとかろうじて上河内岳が見えました
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振り返るとかろうじて上河内岳が見えました
あぁ、楽しいなぁ(photo komemame)
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あぁ、楽しいなぁ(photo komemame)
背の低い樹林帯の間を通り抜けると…
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背の低い樹林帯の間を通り抜けると…
窪地状に広がる亀甲状土のお花畑
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窪地状に広がる亀甲状土のお花畑
稜線への登り返し
稜線への登り返し
稜線に上がるとライチョウ
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稜線に上がるとライチョウ
正面に茶臼岳。この頃から雨はさらに本格的に
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正面に茶臼岳。この頃から雨はさらに本格的に
雨の中に佇むライチョウ
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雨の中に佇むライチョウ
ライチョウをアップで(photo komemame)
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ライチョウをアップで(photo komemame)
茶臼岳に到着
希望峰と仁田岳
仁田池付近から登山道は完全に川に。希望峰に到着
仁田池付近から登山道は完全に川に。希望峰に到着
こうなったらもうやけくそで仁田岳に行くしかないわ。komemameには先に進んでもらいます
こうなったらもうやけくそで仁田岳に行くしかないわ。komemameには先に進んでもらいます
仁田岳の山頂が見えてきました
仁田岳の山頂が見えてきました
仁田岳に到着
仁田岳より。茶臼岳方面かな
仁田岳より。茶臼岳方面かな
希望峰からは晴れていたら素晴らしいだろう南アらしい道が続きます
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希望峰からは晴れていたら素晴らしいだろう南アらしい道が続きます
これは池ではありません。登山道です。思わず「マジかぁ」と独り言
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これは池ではありません。登山道です。思わず「マジかぁ」と独り言
易老岳に到着
深い樹林帯の中を分け入ります
深い樹林帯の中を分け入ります
鬱蒼とした雰囲気がたまりません
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鬱蒼とした雰囲気がたまりません
少し明るくなりました
少し明るくなりました
カメラが濡れすぎて誤作動&ピントが合わない
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カメラが濡れすぎて誤作動&ピントが合わない
苔むした古い倒木
苔むした古い倒木
コケ。こちらも濡れすぎて画像がおかしい
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コケ。こちらも濡れすぎて画像がおかしい
面平かな
雨に濡れたブナが光を受けて美しい
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雨に濡れたブナが光を受けて美しい
余裕を見て16時のタクシーを予約していましたが、時間が余りすぎるため易老岳からはゆっくりと下ります
余裕を見て16時のタクシーを予約していましたが、時間が余りすぎるため易老岳からはゆっくりと下ります
ギンリョウソウ(photo komemame)
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ギンリョウソウ(photo komemame)
易老渡まで後少しのところでどう頑張ってもカメラのピントが合わず写真はなし
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易老渡まで後少しのところでどう頑張ってもカメラのピントが合わず写真はなし
易老渡に到着後、着替えてからタクシーを待つ間にチキンラーメンハム乗せを食べます。お疲れ様でした!
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易老渡に到着後、着替えてからタクシーを待つ間にチキンラーメンハム乗せを食べます。お疲れ様でした!
撮影機器:

感想

なかなか晴れない夏休み。
ずっと家にいるわけにも行かないので、
雨に降られるのもある程度覚悟で思い切って出発しました。
長期の休暇じゃないとなかなか行けない南ア南部へ。

全行程の半分ほどは雨に降られましたが、
クルマの回収のことを考えると
エスケープルートがたくさんある静岡側には下りられないため、
途中からは腹を括って初志貫徹しました。

食べても食べても日に日に水分をたっぷり蓄え、まったく軽くならないザックや、
大はずれの天気予報(3日目!)には参りましたが、
常套句のように「雨は南アらしくて」とか「これはこれでよかった」などと
後から思えるのが山登りなんだな、と今これを書きながらしみじみと実感。

 

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