赤木沢・薬師岳(折立より周回)
- GPS
- 23:50
- 距離
- 37.5km
- 登り
- 2,783m
- 下り
- 2,771m
コースタイム
【2日目】薬師峠5:15-5:35太郎平-7:15薬師沢小屋7:35-9:25赤木沢出合-11:05大滝下11:20-12:50中俣乗越13:10-16:40太郎平-16:55薬師峠
【3日目】薬師峠6:35-6:50太郎平-9:40折立
(行動時間 1日目:8時間55分、2日目:11時間40分、3日目:3時間5分)
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
【前日】
・前日に折立まで移動し車中泊。有峰林道は1900円。6〜20時通行可。
・18時頃到着したが、駐車場はいっぱいで、道路脇にも車がたくさんとまっていた。
【1日目】
・朝6時に起床し、準備をして登山開始。早朝はかなり寒い。
・1934までは急登が続く。1時間弱。
・その後は緩やかな道の高原ハイキング。道は整備してくれているが、かえって歩きづらい。所々に休憩ベンチがある。
・登山口から2時間半ほどで太郎平小屋。昼メニューもある。ちょっとカルチャーショック。
・薬師峠のキャンプの申し込みは、現地で14〜17時にするように言われた。まだ早いが、先にテントを張っておいてよいとのこと。
・薬師峠まで20分ほど。広々としたキャンプ場。スペースもたっぷり開いていたので景色のよさそうな所に設営。
・立派なトイレもある。(協力金100円)
・水場でビールを冷やして、薬師岳へ向かって出発。
・峠から2時間半ほどで頂上に到着。
・天気もよく、目の前に北アルプスの山並みが広がる。たくさん山がありすぎてどれがどの山だか分らない。
・薬師峠に戻って、キャンプ場の支払いを済ます。1000円×2泊=2000円。飲み物の販売もしていた。
・水場につけておいたビールがいい感じに冷えてる。おいしい。
【2日目】
・朝4時半起床。準備をして5時15分に出発。雲も広がっていて、どうなることやら。
・太郎平から薬師沢に向かって下りは結構急。
・薬師峠から2時間ほどで薬師沢小屋に到着。
・薬師沢小屋のテラスで沢装備を整え、はしごを下りる。
・黒部川の流れがきれい。
・薬師峠で会った人から、この後黒部川源流で釣りをするので、あまり川には入らず、左岸側の踏み後を行くように頼まれていた。できるだけ水に入らないように進む。
・左岸側を進むが、川が深くなっており、へつりも厳しい箇所には巻道がある。結構高く巻く箇所もある。何度も繰り返し、結構しんどい。
・結局、薬師沢小屋から赤木沢出合まで2時間近くもかかってしまった。ようやく日差しも出てくる。
・赤木沢に入ると赤い床。ここからは気にせず水の中をじゃぶじゃぶと進む。
・すぐにきれいな滝。右岸側を登る。
・続くナメ滝もとてもきれい。
・4段の滝。1段目は右岸側を登ったが、その後2〜4段目は右岸側を巻く。踏み後明瞭。
・その後もきれいな渓相が続く。
・大滝。崖に囲まれ迫力がある。左岸側を巻く。踏み後明瞭。途中滝の落ち口を真正面から眺められる。
・大滝上の二股を左へ。
・その後の二股。最初右へ入ってしまったが、すぐに引き返して左へ。
・源頭が近くなり藪っぽくなってくる。
・藪を抜けると周囲は草原地帯。
・このままだと左の方へ上がり過ぎてしまいそうだったので、踏み跡をたどってコルへ。中俣乗越。
・時間があれば黒部五郎岳に行こうと思っていたけれど、体力、時間、天候を考慮して行くのはあきらめた。
・赤木山〜北の俣岳〜太郎山の稜線歩き。展望がきけば気持ちよさそうだけど、残念ながら雲の中。風も強くて寒い。
・雲も時々はれてくれて、薬師岳や水晶岳もよく見える。
・中俣乗越から3時間45分かけて、ようやく薬師峠到着。前日より冷やしていたビールがおいしい。
【3日目】
・5時半起床。テントを撤収し6時半頃出発。
・あんまり天気もよくない。ひたすら歩く。
・3時間強で折立の登山口に到着。
・登山口に自販機がある。さっそく冷えたコーラ。値段も下界と変わらないのがいい。
・下山後は林道料金所近くの亀谷温泉白樺ハイツ。610円。
赤木沢は噂通りのきれいな沢でした。
難しい所もなく、美しい滝やナメが次々をあらわれてくれる。巻道はしっかりしているし、ツメも楽チン。大満足の遡行でした。
ただ、行くのも帰るのも、長過ぎるのが難点です。
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