奥大日岳・剱岳・剱沢雪渓・黒部ダム


- GPS
- 03:48
- 距離
- 40.9km
- 登り
- 4,509m
- 下り
- 4,504m
コースタイム
室堂 9:00 ⇒ 9:40 雷鳥平 11:30
⇒ 13:00 奥大日岳 ⇒ 15:00 雷鳥平(幕営)
15日
雷鳥平 1:30 ⇒ 2:30 別山乗越 2:45
⇒ 3:15 剱澤小屋 3:20 ⇒ 3:45 剣山荘 4:00
⇒ 5:00 前剱 ⇒ 6:15 剱岳 6:40
⇒ 8:30 剣山荘 9:15 ⇒ 11:00 真砂沢ロッジ 11:20
⇒ 13:35 内蔵助平 13:45 ⇒ 15:50 黒部ダム 16:35
⇒ 17:40 室堂 ⇒ 雷鳥荘♨ ⇒ 19:10 雷鳥平(幕営)
16日
雷鳥平 10:00 ⇒ 雷鳥荘♨ ⇒ 13:00 室堂 14:00
天候 | 14日 晴れ⇒曇り 15日 晴れ⇒雨 16日 曇り⇒雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
本数は少ないものの、立山駅での駐車、美女平での乗り換えを考えると、こちらの方が便利。 富山駅⇔室堂(往復5700円、所要時間片道2:30) |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
雷鳥平の雷鳥沢キャンプ場をベースに、2泊3日の山行を計画。
初日に大日三山、2日目に剱岳、剱沢雪渓、黒部ダム、3日目に立山三山の欲張りコース
実際は、初日に大日一山、2日目に剱岳、剱沢雪渓、黒部ダム、3日目は立山零山となりました
初日は、テント設営⇒大日三山⇒⇒
の予定が、テント設営⇒
⇒奥大日岳⇒
⇒
⇒
に
天気も崩れそうなので、大日岳までは行かずに、奥大日岳だけで引き返しテン場でまったり
雷鳥沢キャンプ場は環境、立地も最高トイレも水洗できれい(剱沢のテン場はトイレがカオス状態だったらしい)で、
も近くにある。
ただ、家族連れも多く、子どもの声がすこし耳障り
2日目は、1:00スタートの予定がすでに30分遅れ、まずは浄土沢の橋を渡り、別山乗越まで標高差約500mの雷鳥坂を登る。
雷鳥坂は夜間でも、道も目印もはっきりとしており、傾斜もちょうどいい具合でさくさく登れる。
休まずに1時間くらい登ると、剱御前小舎の建つ別山乗越に到着。
別山乗越からは、少しガレた道を剱澤小屋に向けて下る。
剱沢のテント場を通り越し、2ヶ所の雪渓を横断して剣山荘に到着。
早い時間だったので、雪渓はカチカチで氷のような状態でしたが、道が切ってあるので問題なし。
剣山荘到着は4時前、すでに登り出そうとしてる人が大勢。少し休憩し、薄暗い中、剣山荘の裏手より登り始める。
予定通り、前剱でご来光、今日は天気が良さそうタテバイで少し待ったものの、さくっと山頂到着。
山頂で展望を楽しんだら、下山開始。下からはぞくぞくと人が登ってくる。
カニのヨコバイを取り付く前に、カメラが著しく白とびするようになりました。これより写真撮影不能
(後で調べてみると、どうやらシャッターの故障でシャッターが閉じなくなっているらしい。要修理)
カニのヨコバイも問題なく通過し、剣山荘に戻ってきた。
剣山荘から剱岳の間は、絶えず前後に人がいて、団体登山しているようでした。鎖場も整備が完璧で大人のアスレチックコース。
人の多さを考えると、番場島から早月尾根を自分のペースで登る方が楽しいかな
剣山荘で大休止し、剱沢雪渓に直接向かう道を下る。
ここからは全く人に会わずに剱沢雪渓の取り付き場所に出る。
左岸の取り付き場所は雪渓が薄くなっているので、少し登って右岸に渡り、そこから取り付く。
雪渓は安定していて雪もザクザクなので、アイゼンなしでも下れそうだったが、とりあえず軽アイゼンを装着。
雪渓の真ん中あたりを適当に下る。
剱沢雪渓から仰ぎ見る、剱岳の岩峰は圧巻。本当に素晴らしい
平蔵谷出合を過ぎ、長次郎谷出合を過ぎ、雪渓が狭くなったら、左岸から登山道に戻り、アイゼンをはずす。
暫く登山道を歩き、再び雪渓に降りて少し下ると、真砂沢ロッジに到着。
真砂沢ロッジで小休止し、水を補給して、黒部ダムに向けて進む。ここからが悪路
難路
草藪の道を少し下り、ペンキの目印を見つけ、雪渓を横切り対岸に渡る。
樹林帯に入り、ロープのついた溝状の滑りやすい急斜面を登り、木の梯子を登り、1時間ほど頑張るとハシゴ谷乗越に到着。
ここからは内蔵助平(くらのすけだいら)に向けてゴーロ状の涸れ沢を下る。
ここも道が悪く、蒸し暑さもあって、体力が結構奪われる。やっとの思いで、内蔵助平に着き、少し休憩
黒部ダムまではあと半分、ここまで思ったより時間を費やしている。
鉄橋を渡り、内蔵助谷出合に向けて進みますが、この区間が一番の悪路。
足元が悪いので、足もとばかりを気にして、木にあたまを何度もぶつける
さらに雨も降りだし、ザレた斜面が滑りやすくなる。滑ったら内蔵助谷に即滑落という場所も何か所も
コースタイム通りの時間をかけ、内蔵助谷出合に到着。ここで下の廊下ルートを左に分け黒部川左岸の登山道を行く。
ここから黒部ダムまでの道はよく整備されていて快適対岸の岩壁を見ながら進み、森を抜けると黒部ダムが見えてくる。
激流の黒部川を木の橋で対岸に渡り、黒部ダムの高さ分を登り返すと、黒部ダム駅に到着。
この最後のきつい登りの途中でGPSのバッテリーが切れたので、GPSログもここまで。
(予備のUSB電源を持っていたが、USBケーブルを忘れた)
・・・カシミールでルート作り直しました。
黒部ダムからはアルペンルートで室堂へ、大観峰から室堂へのトロリーバスは最終で、室堂到着が17時40分。
切符売り場の人に、まだ外来入浴ができるところはないかと尋ねたが、「もうないですね!」の一言仕方なく雷鳥沢キャンプ場に向かう。
途中ダメもとで、みくりが池温泉へ・・・・・16時終了あきらめずに、雷鳥荘へ・・・・・信じられないことに20時までOK
さらにこの時間帯は宿泊客は食事の時間で貸切。かけ流しの展望風呂、湯上りの
×2、最高!
ゆっくりしてから、霧雨の降る薄暗い道を下り、雷鳥沢キャップ場に19時過ぎに到着本当に長い一日だった
3日目は、3時から立山三山を回る予定だったが、外を見てみるとガスガスで今にも雨が降り出しそう・・・迷わず中止決定
ゆっくり寝て、だらだらテントを撤収し、雷鳥荘の展望風呂に直行
室堂に向かう途中、激しく。中止で正解
この後、室堂から富山駅まで直通バスに乗車。大阪から単独で来ていたお隣さんと2時間半のおしゃべりを。 (終)
コメント
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ronさん、こんにちは。
欲張りコース、お疲れさまでした!
カメラ残念でしたが、お花、立山、剱と、すごくいい写真ですね
私の家からは少し遠いので、中々すぐには行けませんが、是非行ってみたいと思いました
それにしても、今回も
テントも含め、さぞかし重かったでしょうが、素敵な景色の中で飲むのは、たまらないでしょうね!
ronさんの場合は、飲めば飲むほど、沢山歩けるのかな?
あと、シシャモと立山、笑いました
cirrusさん、こんにちは!
なかなか計画通りにはいきませんね
一番の障害は
あとは昨日
1ronさん、こんにちは。
確かに内蔵助谷出会ってますね。でもすごい足ですね。タイム通りなんて、やはり若いんだなぁ〜、
カメラ、雨に弱いですからね。結露すると手に負えないから。
でも、記録見てるとすごいすごい!
うらやましい!の一語に付きますが、内蔵助谷を往復するなんて、あまりやらないことですよね。あなたも頭を木にぶつけたようで、ほんとに痛かった。
ハハハ・・・
hagure1945さん、こんにちは!
内蔵助谷は往復してはいないんですよ!私そこまでMではありませんから
雷鳥沢から剱岳を登って、剱沢雪渓を下って、黒部ダムまで歩いただけです。
hagure1945さんが歩いたコースをテントをしょって歩くなんて、今の私にはできません
仙人池はテントを持って、いつか行ってみたいです! その時は内蔵助谷を通って・・・
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