小4息子と雲上に浮かぶ立山へ（日本百名山）［大汝山・雄山・浄土山］

2017年10月08日(日) [日帰り]

• GPS: 05:07
• 距離: 7.9km
• 登り: 833m
• 下り: 823m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:02
• 休憩: 1:00
• 合計: 5:02

8:14 室堂
8:21 8:21 立山室堂山荘
8:55 8:58 一の越山荘
9:39 9:50 雄山
10:05 10:20 立山
10:38 10:42 雄山
11:16 11:17 一の越山荘
11:44 12:07 浄土山南峰
12:18 12:21 浄土山
13:04 13:04 立山室堂山荘
13:16 室堂

(単独時より10〜15％程度遅いペース）

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

立山駅⇔美女平⇔室堂の経路で、ケーブルカーと高原バスを利用して登山口へ

■駐車場
立山駅周辺の無料駐車場に車を駐車した。
（数か所の無料駐車場があり、駐車スペースは相当の台数が止まられるが、前日夜で8割ほど埋まっていた）
■ケーブルカー
平常便は20分間隔の運行だが、本日は10分間隔でフル稼働していた。それにもかかわらず、朝5時30分の時点でチケット購入に20分並び、更にケーブルカーに乗車するまで60分も要した。
（帰りもケーブルカーに乗車するまで美女平で約15分待機した）
■高原バス
平常便以外にも室堂までの直行の臨時便が出ており、乗り換え時間は5分ほどで乗車できた。

※ケーブルカー＋高原バス（大人往復）：4,310円

コース状況／危険箇所等

★登山道整備度：3〜5（良5・4・3・2・1悪）階段や木道、鎖等の整備度
★体力難易度　：2（難5・4・3・2・1易）歩行距離、累積標高差、急登等
★技術難易度　：2（難5・4・3・2・1易）鎖場、アイゼン等の頻度や時間等
★登山道の眺望：5（良5・4・3・2・1悪）
★山頂の眺望　：5（良5・4・3・2・1悪）


【すれ違った登山者の数：100人以上】


◆登山道の整備状況
・全区間で登山道の整備は良く歩きやすい。
・特に室堂から一ノ越まで、室堂山荘から室堂山展望台までの区間は、歩道のように整備されている。ただし、一ノ越から雄山まで、室堂山展望台から浄土山までの区間はガレた急登の登山道が続くので、初心者は注意が必要かと思う。

◆紅葉情報
・弥陀ヶ原から天狗平の標高2000m付近が紅葉のピークになり色鮮やかで美しい。（紅葉目的で、室堂から天狗平まで歩いている人も多かった）
・室堂より上部は、森林限界を越えているため、鮮やかな紅葉は少ないが、山頂の山麓部には草紅葉が一面に広がっている。

◆その他
・立山（雄山）は、一般の登山者のほか、普通のスポーツシューズを履いた観光客らしい人も全登山者の2割程度いた。雄山は、ガレた急登もあるので、慣れない方は、登山靴くらいの装備は必要に感じた。

写真

10/8 6:37

立山駅の無料駐車場。
昨晩からほぼ満車状態だった。

10/8 6:44

本日のケーブルカーは朝6時から運行。
チケットを購入する長蛇の列ができている。

10/8 6:56

私達は朝7時のケーブルカーに乗車。

10/8 7:10

美女平で約5〜10分ほど待機し、バスに乗り換える。

10/8 7:53

バスから撮影。
弥陀ヶ原の紅葉が良い感じだね〜

10/8 8:15

草紅葉で色鮮やかな室堂に到着。
では、出発しよう！

10/8 8:21

室堂山荘。

10/8 8:27

まずは、一の越を目指す。

10/8 8:33

昨日は天気が悪かったが、雷鳥沢キャンプ場は賑わっているね〜

10/8 8:34

一の越までの登山道は、歩道のように整備され歩きやすい。

10/8 8:45

祓堂。

10/8 8:47

浄土山を振り返る。

10/8 8:49

大行列で自分のペースで歩けない状態が続く。

10/8 8:55

室堂から標高差260m登り、一の越に到着。

10/8 8:56

一の越から南東方向の眺望。

10/8 8:58

次は雄山へ。

10/8 9:03

急登のガレ場を登るが人が多く、またもや渋滞。

10/8 9:10

ルートが複数ついているので、歩きやすいルートを探しながら進む。

10/8 9:13

一の越山荘方面を振り返る。

10/8 9:18

お〜、雲海に浮かぶ室堂や奥大日岳が見えてきた。
いつ見ても絶景感が半端ない眺望だ。

10/8 9:25

雄山山頂の小屋が見えてきた。

10/8 10:40

雄山の三角点に到着。
Haruto君は熱心に読んでいる。

10/8 9:40

雄山から南側の眺望。
先月歩いた水晶岳、黒部五郎岳、薬師岳が良く見えた。

10/8 9:40

槍と穂高。
左手前は野口五郎岳。

10/8 9:34

八ヶ岳周辺は雲が多そうだ。

10/8 9:40

正面奥が乗鞍岳、右が笠ヶ岳。

10/8 9:40

雲海の奥には霊峰白山も見える。

10/8 9:41

では、雄山神社へ。

10/8 9:43

参拝料のゲートは解放されて、誰でも普通に神社に入ることができた。

10/8 9:46

雄山神社から大汝山を眺める。

10/8 9:47

じゃーん。
雄山神社から雲海に浮かぶ富士山が見れた。

10/8 9:51

では、最終目的地の大汝山へ。

10/8 9:59

雄山から大汝山までの区間は、岩場が多いが危険性は無い。
積雪期の通過に苦労した大岩（右）。

10/8 10:05

大汝山も人が沢山だね〜

10/8 10:10

大汝山で記念撮影。
Haruto君は、はにかんで顔が強張っているね〜（笑）

10/8 10:07

大汝山の眼下には黒部ダムが見える。

10/8 10:08

大汝山からの眺望。
白馬岳（白馬三山）。

10/8 10:18

大汝山からの眺望。
鹿島槍ヶ岳。

10/8 10:18

大汝山からの眺望。
爺ヶ岳。

10/8 10:17

大汝山からの眺望。
別山の先には剱岳が聳える。

10/8 10:08

大汝山から雄山を振り返る。

10/8 10:21

大汝休憩所は、閉鎖されているようだ。

10/8 10:24

大汝山から眼下に広がる室堂や奥大日岳が良い感じだ。

10/8 10:24

ミクリガ池とミドリガ池

10/8 10:35

では、雄山に戻ろう。

10/8 10:46

雄山から一の越まで戻り、正面の浄土山にも立ち寄ることとした。

10/8 11:08

続々と雄山を目指して登ってくる。
すれ違うのも大変だった。

10/8 11:15

では、浄土山へ標高差150mほど登り返す。
まずは、小屋右手にある塀の右横を進む。

10/8 11:20

ようやく、人が少なくなり、ゆったりした登山ができるようになった。

10/8 11:32

雄山を振り返る。

10/8 11:33

二百名山の針ノ木岳は尖がっているね〜

10/8 11:35

ハイマツの先が浄土山南峰。

10/8 12:07

浄土山南峰に到着。
南峰には富山大学の気象観測施設がある。

10/8 12:05

南峰から五色ヶ原や薬師岳までの雄大な稜線が見渡せた。

10/8 11:48

南峰で昼食。
最近ハマっている新発売のランチパックがボールのようにパンパンに膨れていた。

10/8 11:45

昼食を食べながら龍王岳を眺める。
龍王岳にも数人の人が登っていましたが、本日は子供もいるので眺めるだけとした。

10/8 11:46

五色ヶ原は、壮大で雰囲気の良さそうな高原なので、機会があれば行ってみたい。

10/8 12:07

昼食後、浄土山へ。

10/8 12:10

ホシガラス。
珍しく逃げずに近づいてきた。

10/8 12:12

浄土山から眺める雄山＆大汝山。

10/8 12:15

ケルンに石を積むHaruto君。

10/8 12:16

雲海が少なくなり富山市街が見えてきた。

10/8 12:23

浄土山から室堂へ下山する。

10/8 12:23

見下ろすと天狗平が広がる。

10/8 12:33

浄土山からの下りは、ガレた急登や転石が多く、やや歩きにくい。

10/8 12:34

室堂山展望台にも多くの観光客がいるようだ。

10/8 12:40

子供はこういうところが好きだよね〜

10/8 12:42

あとは室堂まで歩きやすい登山道を歩くだけ。

10/8 12:51

昼時の室堂は賑わっているね〜

10/8 13:00

立山（雄山から真砂岳までの稜線）を見上げる。
どこから見ても美しく絵になる山だ。

10/8 13:08

ミクリガ池（色鮮やかモード）。

10/8 13:14

室堂から撮影。
雲海と天狗平。

10/8 13:15

飛行機も近くに感じるな〜

10/8 13:17

室堂に到着。
美しき山、立山とはここでお別れ。

10/8 13:46

紅葉の見ごろは標高2000m付近の天狗平から弥陀ヶ原が良い感じだった。
お疲れさまでした！

撮影機器：

PowerShot G3 X CANON

感想

Joker

今回は、小学4年生のHaruto君と夏休み以来の山歩きに出かけます。
なんと、驚くことに、Haruto君から「立山に登ってみたい」と言いだしました。
私は、今年5月に立山に行ったばかりなので、「えっ、立山↓」と思いましたが、息子から言い出した嬉しい一言に、「これは、行くしかないな」と思い再来です。
また、秋の3連休なので、プラスで焼岳も登ります。

雪のない立山は今回が初めて。
想定通り、室堂から雄山までの登山道は、「人、人、人」。
あちらこちらで渋滞が発生し、すれ違うのも一苦労でした。

でも、眼下に広がる雲海をはじめ、雲上に浮かぶ奥大日岳は感慨深い素晴らしい光景で、小学生の息子でも何かを感じるものがあったようです。
雪山時は歩き難かった大汝山までの岩稜区間も夏道は支障なく歩けました。
子供でも無事に登頂できて、更に北アルプスの名峰や200km離れた富士山も顔を出してくれて眺望を楽しむことができました。

下山は、薬師岳を間近に眺めるため、人混みから外れ浄土山に登り返します。
美しい五色ヶ原を見渡しながらランチ休憩し、ボールのようにパンパンに膨れたランチパックに息子は大笑い。
帰りはケーブルカーが混み合う時間帯前に下山しました。

＜2日目の焼岳に続く＞
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1284604.html