竜ヶ岳【砂山〜金山尾根〜遠足尾根旧道】
三重県
滋賀県
onetotani
体力度について
- GPS
- 08:28
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,430m
- 下り
- 1,431m
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- 山行
- 6:30
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 8:25
| 天候 | 終日快晴 【気温】砂山入口：10℃ 長尾滝：11℃ 竜ヶ岳：15℃ 大日向：12℃ 北河内橋：17℃ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
【遠足尾根旧道】備忘録：地形図とコンパスは必携。 �‖臚�向からほぼ南下する尾根筋には微かに道形が残る。 ��現れた小ピーク(P566)は西側に捲き道が有るが、薮っぽく不明瞭。 �６呂�に痩せた尾根を過ぎ、南西に振った後は踏み跡も消え？ 尾根芯を忠実に辿りコバ(470m)に出る。 �と�根形状が消えた植林の急斜面を林道へ降下する。 コバから240度の方向へ下り、400m辺りで230度の方向へ下り、 枯れ枝の堆積する斜面を気持ち左へ振るように下ると 微かな踏み跡に出逢い、北河内橋へ。 |
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感想
onetotani
2週続けての台風で山頂の紅葉は全滅したようだが尾根の紅葉は
どうだろう？ 例年美しい紅葉を見せてくれる金山尾根、黄葉が長く
楽しめる遠足尾根を歩いてみよう。（紅葉狙い第2弾）
約一ヶ月振りの山行だ。砂山から金山尾根〜遠足尾根旧道へ周回する
コースで竜ヶ岳を満喫すべく砂山へ向かう。
最初の休憩所を過ぎると、遊歩道は尾根下を捲くように延びて行くが
直進する小尾根に興味を覚え、道を逸れて尾根筋へ上がる。
踏み跡の無い意外にワイルドな尾根芯をしばらく辿ると第二休憩所に
合流する。短いながらも楽しめる尾根だった。
遊歩道なので道標は整備されているが、足元はそこそこきつい山道だ。
やがて風化した花崗岩のザレを踏むように変わると、
小さな岩塔が立つ岩場に出て竜ヶ岳が一望できる砂山となる。
スッキリと晴れた青空に横たわる山並みを眺めて一息入れた後、
宇賀溪の名勝：長尾滝へ向かう。
黄色に色づいた木々を見ながら明確で快適な尾根をしばらく辿り、
西側に派生する尾根を見送ると、一気の下りに変わる。
尾根と言うより山腹に近い斜面を急降下すると沢音が大きくなり
宇賀渓本流の右岸へ降り立ち、石槫峠との分岐に出る。
固定ロープに助けられて左岸へ徒渉し、崖に付けられた鉄梯子を降りると
コバルトブルーの淵を目がけて、集めた水を40mの落差で豪快に吐き出す
長尾滝だ。ゆっくりしたいが本番はこれからだ。
渓流を眺めながら本流の左岸へ移り、合流するヨコ谷を徒渉し中道を
下ると今度は五階滝を横切る。
総落差25mと言われる上下五段の滝だが、道から眺められるのは
四段目までで、全てが眺められないのが残念だ。
宇賀溪を楽しむポイントを過ぎ、更に下流へ向かうとそろそろ登山者と
すれ違うようになってきた。白滝の登山口は無事徒渉できたのかな？
等と考えているとやがて金山尾根入り口に到着する。
メジャールートに格上げされてから数年経ち、整備も進み安心して
歩ける道に変わったので、木々の色づきを楽しみに歩こう。
ジャ谷分岐を過ぎてしばらく高度を上げると、お目当ての紅葉も
現れ始める。きつい登りが続くが紅葉に脚を止めながら登る。
雑木が多いだけにいろんな色彩が楽しめる尾根だ。
核心部の岩尾根を登り切り尾根の肩に上がると、今度は展望が加わる。
紅葉した遠足尾根、三池〜釈迦〜御在所と続く県境稜線のピークなど、
周囲の展望を楽しみながら小腹をなだめて山頂へ向かう。
好天を待ちかねた多くの人が山頂へ続く一本道に列を作っている。
赤羊の放牧を期待した人はガッカリだろうが、広大な笹原が広がる
開放的な絶景は期待通りだろう。
人が溢れる山頂を避け直下の窪地で食事にしよう。
風が遮られて上着なしでも快適な空間だ。
カップ麺とコーヒの食事を終え山頂を下り、
鞍部から僅かな踏み跡を直進して、P1053を通ってルートに戻る。
御池岳〜藤原岳〜静ヶ岳と連なる北部の山並みを眺めながら
遠足尾根へ登り返す。
まるで広大な笹原の様な尾根から充分展望を楽しみ樹林帯に入ると、
色づきが深まってくる。黄葉がメインだが時々混じる赤がより映えて、
青空を透かして眺める紅葉が一番だ。盛りはこれからだろうが
いいタイミングで歩けて良かった。
岩が集まる小高い丘で新道と分かれ、尾根筋の旧道へ向かう。
大日向を境に植林帯となるので、最後の紅葉を楽しみがてら
ゆっくり休もう。
これから先は歩く人も稀なマイナールートだ。
地形を確認しながら、今一度記憶を整理しながら下ろう。
尾根芯を外さず植林帯を下るが、途中で現れる小ピークの捲き道は
倒木が散乱し藪っぽくなるので慎重に辿る。
僅かに痩せた尾根の先で右へ振るように曖昧な尾根を下るといよいよ
林道への下降点となるコバに出る。
地形図で目標の北河内橋にコンパスを合わせ、うす暗い植林の急斜面に
飛び込む。 方角を確認しながら枯れ枝が堆積する斜面を下ると
微かな踏み跡に出て林を抜けるとドンピシャ、北河内橋に着地成功。
短い距離だが求めたルート通りに歩けた達成感に浸って駐車場に戻る。
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fuuya さん
こんにちは。
ようやく待ちに待った快晴ですね
連続台風のおかげでしょうか、山頂あたりは冬枯れの様相！
あそこは、風が抜けますから、相当な強風だったのでしょう。
でも、中腹辺りの紅葉は見事です。
四季の移り変わりを楽しめる登山は、幸せでね
砂山や滝巡り、何気に気に入ってるルートです
totokさん 今晩は。
竜ヶ岳山頂の眺めはアカヤシオの状態がどうであれ、笹原に点々とする
木々の眺めが広大な放牧場を思わせていつ見ても素敵ですね。
特に今年は山頂の紅葉より、中腹の紅葉が気になっていましたが、
どの尾根にも紅葉が見られて、いいタイミングで歩けました。
砂山も遊歩道とは言いながら変化があって、今回のコースは
密かにゴールデンコースだと思っています。
金山尾根、長尾滝と、先回見れなかった
景色が、レコで拝見できて、嬉しく思います。
遠足尾根の、雑木林の色づきが、ますます
きれいですね。杉の植林箇所でのル−ファイは
いつもながら、さすがですね。
komakiさん 今晩は。
日帰りで竜ヶ岳の見所をできるだけ廻ろうと思い計画したコースです。
いい具合に晴天と紅葉に恵まれ、期待通り楽しんで歩けました。
新道の植林の急降下にいい印象が無く、つい旧道を選んでしまいますが、
なかなか狙った場所に着地できず、今回は何度も方角を確認しながら
下りました。
onetotaniさん おはようございます。
白滝丸太橋が流され、ほとんどの方は遠足尾根のピストンかと思いますが、さすが創造力豊富なonetotaniさん。砂山から金山尾根。こういったコース取りもありですね。
僕なら砂山まで行ったらそのまま表登山道で登っちゃいますよ。
そして下山路も大日向からのバリエーションルート。
たしかにコンパス・地形図がなければ下りられません。
（あっても地図読みが苦手な僕では下りられません）
お見事なコース取り。感心しきりです。
sugi-chanさん 今晩は。
山頂の赤い羊は早々に退散しましたが、中腹の紅葉は
充分見応えがありました。
花崗岩の砂山、宇賀溪の滝、急登後の展望が広がる金山尾根、
広大な笹原が広がる遠足尾根。
竜ヶ岳の魅力を日帰りで目いっぱい楽しめるコースだと
思っています。
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