南八ヶ岳定番ルート縦走（阿弥陀岳−赤岳−横岳−硫黄岳）

2018年01月07日(日) [日帰り]

• GPS: 03:59
• 距離: 24.0km
• 登り: 2,195m
• 下り: 1,852m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:52
• 休憩: 1:36
• 合計: 11:28

距離 24.0km 登り 2,195m 下り 1,852m

4:02 美濃戸口
4:42 やまのこ村
4:48 美濃戸山荘
5:46 中ノ行者小屋跡
6:28 6:51 行者小屋
7:00 阿弥陀岳分岐
7:16 7:17 中岳のコル登山道水場
7:33 中岳のコル
8:05 8:10 阿弥陀岳
9:25 9:42 赤岳
11:17 11:25 横岳
12:20 12:47 硫黄岳
13:30 13:45 赤岳鉱泉
15:30 美濃戸口

阿弥陀岳でスマホ電源落ちたので、後半は手書きです。

天候

快晴（しかもこの時期にしては弱風）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

今のところ積雪少ないので、中岳沢の雪崩の危険はありませんが、南岸低気圧が通過した降雪後は危険です。積雪情報に注意です。また、赤・横・硫黄稜線も小雪のため、ハシゴ、鎖出ています。ここも降雪後は状況一変しますので注意してください。

写真

行者小屋はもうすぐ
阿弥陀の上空に下弦の月

行者小屋

好天の連休中日
賑わってますね

中岳沢下部
上部は急傾斜で、大量の新雪が積もったら滑り台のようにさーっと雪崩そうです。過去にも度々事故があった場所なので、日にちの選択は重要です。

コルからの阿弥陀
急傾斜で緊張感ある登攀を楽しめます
本日一番につき、慎重にステップを刻みます

鎖付きの急斜面

阿弥陀岳ピーク
コルは爆風ですが、なんとここはほぼ無風
恐らくこの時期にしてはベストコンディション

北ア

御嶽と中ア

権現の向こうに南ア

諏訪湖の向こうに乗鞍

赤岳

権現、キレット稜線の向こうに富士山

中岳へはナイフリッジになってます

慎重に通過

中岳
振り返り見る阿弥陀岳

赤岳に向かいますが、このあたり爆風
条件の良い日でもコルは爆風

文三郎道分岐

キレット分岐

渋滞あり

竜頭峰分岐を過ぎると

まもなく赤岳ピーク

頂上小屋から振り返るピーク

横・硫黄の稜線

天望荘から仰ぐ赤岳

地蔵の頭

ほぼ夏道
アイゼンつけているので、濡れた岩稜歩きより滑らずむしろ快適

阿弥陀・赤

トラバースと雪壁もしっかりステップ切ってあるので楽ですが、新雪時は要注意

夏道と変わりなし

横岳西壁石尊稜にとりつくクライマー

しっかり整備されてますねー

三叉峰

横岳ピーク

ほれぼれする稜線

硫黄方面

ハシゴを下ると

小同心を攀じったクライマーが撤収中

硫黄岳
なだらかに見えて地味にきつい登り

だだっぴろい稜線なの随所にケルンが点在

硫黄岳

爆裂火口

阿弥陀・赤・横の揃い踏み

赤岩の頭

樹林帯
雪たっぷりです

大同心分岐

アイスキャンディー
よく育ちましたねー

沢からは硫黄臭が
早く温泉入りたい・・

北沢最大の難所
軽アイゼンいります

この看板も何十年と変わりませんねー

駐車料金と引き換えのコーヒー
香り高くマジ美味いっす！

感想

yama-hisa

久々にピッケルを持ってがっつり山歩きしたくなったので、南八ツの定番縦走ルートを歩いてきました。好天の連休中日なので、人気の八ツは賑わってました。昔の記録を見ると、八ツは15年振りの訪問でした。前回は、冬季に小淵沢から編笠・権現・赤・硫黄を縦走したっけなー。学生時代はよく通いましたが、懐かしいですね。
今冬は、「寒い冬」（西高東低が長く続く）なので、八ツ山域は小雪です。稜線上も雪が少なくこのコースも今のところ安全に歩けますが、一度ドカ雪が降ると状況一変します。特に中岳沢は雪崩の事故が多発してますので、積雪情報に注意してください。
八ツはこれからが本番です。2月、3月にかけて積雪量が増えていきますので、念入りに情報収集して安全登山を楽しみましょう！