ブナ立尾根-裏銀座-黒部五郎-竹村新道
- GPS
- 104:00
- 距離
- 53.2km
- 登り
- 4,362m
- 下り
- 4,345m
コースタイム
2日目:烏帽子小屋-野口五郎-水晶小屋-黒部源流-三俣山荘
3日目:三俣山荘-黒部五郎岳-三俣山荘
4日目:三俣山荘-鷲羽岳-水晶岳-南真砂岳-竹村新道-湯俣温泉
5日目:湯俣温泉-高瀬ダム
天候 | 5日間晴れ。雷なし |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2007年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
|
写真
感想
【1日目】
七倉ダムからタクシーで高瀬ダムに向かう。母の実家が大町なのでタクシーの運ちゃんと地元ネタで盛り上がる。日頃の運動不足と寝不足で、ブナ立ち尾根がとてもキツイ。何とか烏帽子小屋につきテントを張る。ビールを我慢して烏帽子岳に向かう。烏帽子岳の帰りに雷鳥の親子に会う。天気が崩れなければいいけど。烏帽子小屋でビールを一杯。最高(>_<)
【2日目】
烏帽子小屋から三俣山荘に向かう。今日は長い1日になりそう。カモシカスポーツの特売で買ったエスパースライトが重い。二人用なので独り身の自分には快適だが、何しろ重い。赤牛岳や水晶岳の絶景が広がるが、重い荷物が恨めしい。何とか水晶小屋に着くが、まだまだ先は長い。迷った挙げ句、鷲羽経由ではなく黒部源流経由で三俣山荘へ向かう。ようやく今日の目的地に着いてホッとする。ビールで乾杯するが、テン場はぎゅうぎゅう、足の裏は豆だらけ。しかし、天気が良くて何より。
【3日目】
今日は三俣山荘から黒部五郎岳までピストン。荷物が軽いので楽勝のはずだったけど足が思うように動かない。しかし、黒部五郎のカールはこの世のものとは思えない美しさ。まるで桃源郷。疲れも吹き飛ぶ。尾根伝いに黒部五郎岳を下る。狭い尾根でちょっと怖い。夕方、三俣山荘から夕焼けに染まる鷲羽岳と槍ヶ岳を眺める。至極の時間。
【4日目】
今日は三俣山荘から湯俣まで一気に下る。鷲羽岳、水晶岳から絶景を眺める。真砂岳分岐から竹村新道へ。竹村新道は登山客が少なく、北アルプスの登山道とは思えない。硫黄岳の荒々しい山容が近くに見える。途中、小学生とお父さんの二人連れに出会う。小学生でこのルートは大変だろう。三俣山荘から湯俣山荘まで11時間かかった。バテバテ。湯俣山荘からちょっと上流にさかのぼり、川の中の温泉に入る。水とお湯が混じりきっていない。野趣に富んだ温泉を味わう。
【5日目】
今日は下山のみ。湯俣山荘から2時間で高瀬ダムへ。途中、手掘りの跡が残る暗いトンネルをいくつも通る。吉村昭の高熱隧道を読んだばかりだったので、ちょっと怖かった。葛温泉でのんびりして帰るつもりが、朝早すぎてどこも営業していなかった。湯俣温泉の強烈な臭いが体に残ったまま、帰路に着いた。
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