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Yamareco

記録ID: 141179
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無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾

一気に繋いだ!妙高から雨飾(燕温泉〜妙高山〜火打山〜焼山〜雨飾山〜雨飾荘)

2011年10月08日(土) 〜 2011年10月10日(月)
情報量の目安: S
都道府県 新潟県 長野県
 - 拍手
GPS
50:00
距離
30.4km
登り
3,403m
下り
3,502m

コースタイム

(10月8日)
燕温泉7:25-北地獄谷麻平分岐8:30-9:15天狗堂9:20-10:35妙高山(南峰・北峰)11:05-長助池分岐11:55-大倉乗越12:30-黒沢池ヒュッテ12:50-13:40高谷池ヒュッテ

(10月9日)
高谷池ヒュッテ5:30-天狗ノ池5:45-7:00火打山7:20-影火打7:35-8:20胴抜切戸8:25-9:40焼山10:00-泊岩分岐10:50-11:05富士見峠11:20-12:35金山12:45-14:50大曲り

(10月10日)
大曲り4:40-笹平5:40-6:05雨飾山6:15-6:35笹平6:40-7:25荒菅沢7:40-雨飾高原キャンプ場8:50-9:25雨飾荘
天候 10/8 快晴のち曇り
10/9 快晴
10/10 曇りのち快晴
過去天気図(気象庁) 2011年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
池袋23:40発の夜行バスでJR信越本線高田駅5:21着(5250円)
高田駅6:13発の鈍行で関山駅6:44着(400円)
関山駅から燕温泉までタクシー(3280円)
燕温泉まで路線バスもあります

南小谷駅行きのバスは雨飾荘から3分ほど手前の雨飾高原バス停より乗車なので注意
コース状況/
危険箇所等
地図上の破線コース…
火打山〜焼山…火打山から影火打まではなだらかな道。影火打から小ピークを1つ越すと胴抜切戸への下り。胴抜切戸へは前半こそジグザグに下るので比較的楽だが、後半は急下りの箇所が多い。ここまで踏み跡明瞭。焼山へは枯れ藪→草原→ガレ場といずれも急な登りが続くも、ピンクテープ、ペイント等豊富で迷うことはない。

焼山〜金山…山頂標識を背に少し下ると右に踏み跡、矢印の書かれたペイントがあり、以後それを忠実に辿る。途中鎖場があり、急なガレ場を下り終えると金山まで踏み跡明瞭、ピンクテープ豊富な低木樹林帯や笹原の道となる。細かなアップダウンがあり、金山直下はやや急登。

金山〜大曲り…歩き始めから終始踏み跡明瞭。暫くはなだらかな道が続き、小ピークを3つ続けて越えた先からは急な下りも出てくる。後半になるほど細かなアップダウンが多くなり、意外と疲れる。なおコース中に道標、テープ等は一切ないが、迷うことはまずない一筋の尾根道。

大曲り〜笹平…ヘッデンを点けての歩きでも迷うことはなかった笹原の道。ただ中間地点辺りに開けた斜面があり、ここはザレているので暗いうちは分かり難いかもしれません。道は右上部にあり。

水場…
北地獄谷コースの中間にある赤倉温泉源湯…水量豊富。
長助池分岐のすぐ先の沢…水量そこそこ。500mlが15秒ぐらいで満水。
黒沢池ヒュッテ、高谷池ヒュッテ…要煮沸。
富士見峠…峠のすぐ手前右側に窪地へ下る薄い踏み跡あり。雪渓の残る時期はともかく、今は僅かな流れと溜まり水があるだけ。
大曲り…すぐ脇を流れる小沢。水量まずまずで500mlが5秒ぐらいで満水。
荒菅沢…水量は超豊富。
雨飾名水…雨飾荘の下を通る道路沿いにあり。水量まずまず。

トイレ…
燕温泉バス停、黒沢池ヒュッテ、高谷池ヒュッテ(紙持ち帰り)、雨飾高原キャンプ場、雨飾高原バス停にあり。

温泉…
小谷温泉「雨飾荘」500円。人気の雨飾高原露天風呂は雨飾荘とバス停の中間にあり。いずれも10時から入浴可。
燕温泉登山口
北地獄谷コースを行きます
2011年10月10日 21:57撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 21:57
燕温泉登山口
北地獄谷コースを行きます
赤倉温泉源湯の水場
2011年10月11日 23:46撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/11 23:46
赤倉温泉源湯の水場
下が光明滝、上が称明滝
2011年10月10日 21:58撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 21:58
下が光明滝、上が称明滝
沢沿いの登山道
2011年10月10日 21:59撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 21:59
沢沿いの登山道
北地獄谷麻平分岐
2011年10月10日 21:59撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 21:59
北地獄谷麻平分岐
この辺りは硫黄の成分を散見する
2011年10月10日 22:00撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:00
この辺りは硫黄の成分を散見する
沢の色も石も白い
2011年10月10日 22:00撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:00
沢の色も石も白い
胸突き八丁の登り
2011年10月10日 22:01撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:01
胸突き八丁の登り
天狗堂
2011年10月10日 22:02撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:02
天狗堂
妙高山山頂はまだ先だ
2011年10月10日 22:03撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
1
10/10 22:03
妙高山山頂はまだ先だ
九合目の鎖場
2011年10月10日 22:04撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:04
九合目の鎖場
斜度はあるが足場は切ってある
2011年10月10日 22:05撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:05
斜度はあるが足場は切ってある
山頂直下の岩場
2011年10月10日 22:06撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:06
山頂直下の岩場
妙高山山頂(南峰)
2011年10月10日 22:07撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:07
妙高山山頂(南峰)
南峰より北峰を望む
2011年10月10日 22:07撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:07
南峰より北峰を望む
妙高山山頂(北峰)
2011年10月10日 22:08撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
1
10/10 22:08
妙高山山頂(北峰)
右から火打、影火打、焼山
2011年10月10日 22:09撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:09
右から火打、影火打、焼山
山頂北面にはツララも!
2011年10月10日 22:10撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:10
山頂北面にはツララも!
山頂北面を下る
雪が付いているので慎重に…
2011年10月10日 22:10撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:10
山頂北面を下る
雪が付いているので慎重に…
長助池分岐
2011年10月10日 22:10撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:10
長助池分岐
分岐のすぐ先にある水場の沢
2011年10月10日 22:11撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:11
分岐のすぐ先にある水場の沢
水量はそこそこありました
2011年10月10日 22:12撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:12
水量はそこそこありました
大倉乗越へのトラバース道
2011年10月10日 22:12撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:12
大倉乗越へのトラバース道
右の眼下には長助池が見える
2011年10月10日 22:13撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:13
右の眼下には長助池が見える
大倉乗越
2011年10月10日 22:13撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:13
大倉乗越
大倉乗越から黒沢池ヒュッテの間はぬかるみが酷い
2011年10月10日 22:14撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:14
大倉乗越から黒沢池ヒュッテの間はぬかるみが酷い
黒沢池ヒュッテのテン場
2011年10月10日 22:14撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:14
黒沢池ヒュッテのテン場
黒沢池ヒュッテを振り返る
2011年10月10日 22:15撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:15
黒沢池ヒュッテを振り返る
なだらかな道を行く
2011年10月10日 22:16撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:16
なだらかな道を行く
茶臼山山頂
2011年10月10日 22:16撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:16
茶臼山山頂
高谷池ヒュッテに到着
すぐにテントを張りました
2011年10月10日 22:17撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:17
高谷池ヒュッテに到着
すぐにテントを張りました
水場
要煮沸です
2011年10月10日 22:17撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:17
水場
要煮沸です
通常のテン場は立錐の余地もない
2011年10月10日 22:18撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:18
通常のテン場は立錐の余地もない
高谷池ヒュッテ
2011年10月10日 22:18撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:18
高谷池ヒュッテ
夕景の火打山
2011年10月10日 22:19撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:19
夕景の火打山
翌朝、天狗ノ池への木道は凍結していた
2011年10月10日 22:20撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:20
翌朝、天狗ノ池への木道は凍結していた
振り返ると高谷池を一望です
2011年10月10日 22:21撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:21
振り返ると高谷池を一望です
天狗ノ池
2011年10月10日 22:22撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:22
天狗ノ池
朝焼けの火打山
逆さ火打は水草でイマイチ
2011年10月10日 22:24撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:24
朝焼けの火打山
逆さ火打は水草でイマイチ
こちらは風でやや波立っていてやっぱりイマイチ
2011年10月10日 22:24撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
3
10/10 22:24
こちらは風でやや波立っていてやっぱりイマイチ
火打山へ向かう
2011年10月10日 22:25撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:25
火打山へ向かう
雷鳥平
2011年10月10日 22:26撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:26
雷鳥平
雷鳥平に残る雪
2011年10月10日 22:26撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:26
雷鳥平に残る雪
火打山へ最後の登り
2011年10月10日 22:28撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:28
火打山へ最後の登り
青い空に映えるナナカマドの実
2011年10月12日 22:09撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/12 22:09
青い空に映えるナナカマドの実
火打山山頂
2011年10月10日 22:28撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:28
火打山山頂
これから歩く稜線を一望できます!
2011年10月10日 22:30撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
1
10/10 22:30
これから歩く稜線を一望できます!
白馬三山もそう遠くない
2011年10月10日 22:30撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:30
白馬三山もそう遠くない
影火打への道
2011年10月10日 22:32撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:32
影火打への道
なだらかで気持ち良い♪
2011年10月10日 22:34撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:34
なだらかで気持ち良い♪
影火打の山頂標識
登山道右手にあるが、小さいので見落とす人もいる
2011年10月10日 22:33撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
1
10/10 22:33
影火打の山頂標識
登山道右手にあるが、小さいので見落とす人もいる
手前の小ピークを越えると胴抜切戸への下り
2011年10月10日 22:35撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:35
手前の小ピークを越えると胴抜切戸への下り
胴抜切戸下降点より望む焼山
2011年10月10日 22:36撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:36
胴抜切戸下降点より望む焼山
絶え間なく噴煙上げる
2011年10月10日 22:36撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:36
絶え間なく噴煙上げる
眼下に見える焼山へのルート
2011年10月10日 22:38撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:38
眼下に見える焼山へのルート
胴抜切戸へ下ります
2011年10月10日 22:38撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:38
胴抜切戸へ下ります
あのこぶの様な小ピークを越えると胴抜切戸です
2011年10月10日 22:41撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:41
あのこぶの様な小ピークを越えると胴抜切戸です
焼山とナナカマドの実
2011年10月10日 22:40撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:40
焼山とナナカマドの実
胴抜切戸より見上げる焼山
かなり急な登りのようです
2011年10月10日 22:41撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:41
胴抜切戸より見上げる焼山
かなり急な登りのようです
まずは低木帯を抜けて…
2011年10月10日 22:42撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:42
まずは低木帯を抜けて…
草原のような開けた場所に出ます
2011年10月10日 22:42撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:42
草原のような開けた場所に出ます
ここから急な登りが続きます
2011年10月10日 22:43撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:43
ここから急な登りが続きます
まだまだ先のようだ
2011年10月10日 22:43撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:43
まだまだ先のようだ
火打山を右手に望む
2011年10月10日 22:45撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:45
火打山を右手に望む
さすがは活火山
大岩がゴロゴロしてます
2011年10月10日 22:44撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:44
さすがは活火山
大岩がゴロゴロしてます
草付きのガレ場を登って山頂部へ
2011年10月10日 22:45撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:45
草付きのガレ場を登って山頂部へ
山頂部の右手の荒々しい景観
2011年10月10日 22:46撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:46
山頂部の右手の荒々しい景観
噴煙を上げていた裏側ですね
2011年10月10日 22:46撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:46
噴煙を上げていた裏側ですね
左に行けば三角点とその先に山頂です
2011年10月10日 22:47撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:47
左に行けば三角点とその先に山頂です
焼山山頂
2011年10月10日 22:48撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
1
10/10 22:48
焼山山頂
焼山より正面に金山、右奥に雨飾山を望む
2011年10月10日 22:49撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:49
焼山より正面に金山、右奥に雨飾山を望む
火打山と右奥に妙高山
2011年10月10日 22:50撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:50
火打山と右奥に妙高山
この斜面を下って奥左の岩峰を越え隣の岩峰の下をトラバース、更に裏に回って鎖場を下って下の土色の斜面との鞍部に下ります
2011年10月10日 22:52撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:52
この斜面を下って奥左の岩峰を越え隣の岩峰の下をトラバース、更に裏に回って鎖場を下って下の土色の斜面との鞍部に下ります
トラバースする岩峰群
右の岩峰の下を通過します
2011年10月10日 22:55撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:55
トラバースする岩峰群
右の岩峰の下を通過します
右の眼下には火口湖が見える
2011年10月10日 22:55撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:55
右の眼下には火口湖が見える
こんな感じでトラバース
2011年10月10日 22:56撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:56
こんな感じでトラバース
トラバース後、裏に回ってこの鎖場を鞍部へと下ります
2011年10月10日 22:58撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:58
トラバース後、裏に回ってこの鎖場を鞍部へと下ります
鞍部から見るとこんな感じです
2011年10月10日 22:58撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:58
鞍部から見るとこんな感じです
鞍部から左の斜面を下ります
2011年10月10日 22:59撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 22:59
鞍部から左の斜面を下ります
更に下って振り返る
ここを登るのはキツそう!
2011年10月10日 23:00撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 23:00
更に下って振り返る
ここを登るのはキツそう!
泊岩
登山道から一段下にあって見え難いので、木の枝にかけられた標識がなければ気付かず通過してしまいそう
2011年10月10日 23:01撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 23:01
泊岩
登山道から一段下にあって見え難いので、木の枝にかけられた標識がなければ気付かず通過してしまいそう
中を覗く
スノコ代わりに発泡スチロールが敷き詰められている
2011年10月10日 23:01撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
1
10/10 23:01
中を覗く
スノコ代わりに発泡スチロールが敷き詰められている
道中、ピンクテープはかなり豊富
2011年10月10日 23:02撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 23:02
道中、ピンクテープはかなり豊富
泊岩分岐
2011年10月10日 23:02撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 23:02
泊岩分岐
富士見峠手前にある水場
峠の手前右手に窪地へ下りる踏み跡あり
2011年10月10日 23:03撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 23:03
富士見峠手前にある水場
峠の手前右手に窪地へ下りる踏み跡あり
水の流れは僅かです
2011年10月10日 23:04撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 23:04
水の流れは僅かです
水も溜まってます
2011年10月10日 23:04撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 23:04
水も溜まってます
富士見峠
1人用テントなら5張りぐらいの広さ
2011年10月10日 23:04撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 23:04
富士見峠
1人用テントなら5張りぐらいの広さ
富士見峠より金山への道を望む
手前が裏金山、奥が金山
2011年10月10日 23:05撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 23:05
富士見峠より金山への道を望む
手前が裏金山、奥が金山
裏金山は巻きます
2011年10月10日 23:06撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 23:06
裏金山は巻きます
気持ちの良い尾根道だが細かなアップダウンが多い
2011年10月10日 23:07撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 23:07
気持ちの良い尾根道だが細かなアップダウンが多い
振り返って望む焼山と火打山
手前は歩いて来た尾根道
2011年10月10日 23:09撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 23:09
振り返って望む焼山と火打山
手前は歩いて来た尾根道
金山直下は結構急です
2011年10月10日 23:10撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 23:10
金山直下は結構急です
金山山頂
2011年10月10日 23:10撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 23:10
金山山頂
金山からシゲクラ尾根へ
道は明瞭です
2011年10月10日 23:11撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 23:11
金山からシゲクラ尾根へ
道は明瞭です
こんな開けた場所も
雨飾山を見ながら歩く
2011年10月10日 23:11撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 23:11
こんな開けた場所も
雨飾山を見ながら歩く
写真で見ると藪っぽく見えますね
2011年10月10日 23:12撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 23:12
写真で見ると藪っぽく見えますね
金山西面の紅葉と焼山
2011年10月10日 23:13撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 23:13
金山西面の紅葉と焼山
ダケカンバ?の幹を乗り越す
2011年10月10日 23:13撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 23:13
ダケカンバ?の幹を乗り越す
右側が崖の箇所
2011年10月10日 23:16撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 23:16
右側が崖の箇所
相変わらず明瞭な道
2011年10月10日 23:17撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 23:17
相変わらず明瞭な道
段々と小さな登り返しが多くなる
2011年10月10日 23:18撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 23:18
段々と小さな登り返しが多くなる
途中、金山からシゲクラ尾根を一望できる小ピークがある
2011年10月10日 23:18撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
1
10/10 23:18
途中、金山からシゲクラ尾根を一望できる小ピークがある
小さな沢を一跨ぎ
2011年10月10日 23:19撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 23:19
小さな沢を一跨ぎ
斜面には足場まで切られている
2011年10月10日 23:20撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 23:20
斜面には足場まで切られている
右手に小さな池?が見えると、あと少しで大曲り
2011年10月10日 23:21撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 23:21
右手に小さな池?が見えると、あと少しで大曲り
大曲り
2011年10月10日 23:22撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 23:22
大曲り
鋸岳との分岐です
2011年10月10日 23:23撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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鋸岳との分岐です
すぐ脇に流れる水場の沢
2011年10月10日 23:23撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 23:23
すぐ脇に流れる水場の沢
1人用テントなら3張り張れる
2011年10月10日 23:23撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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1人用テントなら3張り張れる
翌朝、ヘッデン点けて笹原を歩き出す
2011年10月10日 23:24撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 23:24
翌朝、ヘッデン点けて笹原を歩き出す
笹平
2011年10月10日 23:25撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 23:25
笹平
笹原に道が見えます
2011年10月10日 23:26撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 23:26
笹原に道が見えます
雨飾山山頂に立つ石仏
2011年10月10日 23:27撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 23:27
雨飾山山頂に立つ石仏
雨飾山山頂
2011年10月10日 23:27撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
1
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雨飾山山頂
北アの山並みを遠望
2011年10月10日 23:29撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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北アの山並みを遠望
白馬岳〜爺ヶ岳を一望
2011年10月10日 23:29撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 23:29
白馬岳〜爺ヶ岳を一望
焼山
2011年10月10日 23:30撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 23:30
焼山
雲が良いアクセントになっています
2011年10月10日 23:30撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 23:30
雲が良いアクセントになっています
笹平に戻ります
2011年10月10日 23:31撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 23:31
笹平に戻ります
大分青空が覗いてきました
2011年10月10日 23:32撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 23:32
大分青空が覗いてきました
笹平からはガレ場の急下りが続く
2011年10月10日 23:33撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 23:33
笹平からはガレ場の急下りが続く
シゲクラ尾根を望む
尾根上にルートが見えます
2011年10月10日 23:33撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 23:33
シゲクラ尾根を望む
尾根上にルートが見えます
なかなかの色付き
2011年10月10日 23:34撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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なかなかの色付き
荒菅沢
2011年10月10日 23:35撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
1
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荒菅沢
最高のビュースポットです
2011年10月10日 23:37撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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10/10 23:37
最高のビュースポットです
こんなの見せられたら、なかなか立ち去れません
2011年10月10日 23:36撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 23:36
こんなの見せられたら、なかなか立ち去れません
布団菱
2011年10月10日 23:39撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 23:39
布団菱
最後にもう一度振り返る
2011年10月10日 23:37撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 23:37
最後にもう一度振り返る
ブナ平
2011年10月10日 23:38撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 23:38
ブナ平
キャンプ場への木道
2011年10月10日 23:39撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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キャンプ場への木道
木道沿いの小川にはイワナが何匹も生息していた
もちろん禁猟区です!
2011年10月10日 23:40撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 23:40
木道沿いの小川にはイワナが何匹も生息していた
もちろん禁猟区です!
頑張れ!サントリー!
2011年10月10日 23:40撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
2
10/10 23:40
頑張れ!サントリー!
雨飾山登山口
2011年10月10日 23:41撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 23:41
雨飾山登山口
雨飾高原キャンプ場
2011年10月10日 23:41撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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雨飾高原キャンプ場
登山口の駐車場
この下に第2駐車場があります
2011年10月10日 23:41撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 23:41
登山口の駐車場
この下に第2駐車場があります
車道より望む雨飾山
もう秋ですね
2011年10月10日 23:42撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 23:42
車道より望む雨飾山
もう秋ですね
雨飾荘
2011年10月10日 23:43撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 23:43
雨飾荘
雨飾名水
雨飾荘下の車道にあります
2011年10月10日 23:43撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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雨飾名水
雨飾荘下の車道にあります
雨飾高原バス停
雨飾荘から少し下った所にある
2011年10月10日 23:43撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 23:43
雨飾高原バス停
雨飾荘から少し下った所にある
南小谷駅
2011年10月10日 23:44撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
10/10 23:44
南小谷駅

感想

かつて南小谷駅まで行きながら、予想外の大雨で登山口にすら行けなかった雨飾山。
その後、縦走登山にハマるようになると妙高、火打と繋げて歩きたくなり、去年辺りから機会をうかがい、遂に今回その計画を実行することになった。

(10月8日)
前夜池袋から夜行バス、列車を乗り継いで関山駅に早朝降り立つ。
3人の登山者が一緒に降り、うち1人からタクシー相乗りを提案された。
他の2人も一緒に行けばバス運賃と同料金ぐらいでいけると思ったが、その2人は近くにコンビニでもあるのか、ザックを置いてさっさとどこかへ消えてしまった。
そうこうしているうちにタクシーがやってきて少し迷ったが、高谷池のテン場争いのことも頭にあり、相乗りして燕温泉に向かうことにする。

実は今回、山仲間でヤマレコユーザーでもあるmegarithさん(通称鍋さん)がほぼ同じ行程で歩くことになっていて、燕温泉に7時半頃到着予定とのことだったが姿が見えない。
ただ彼の足は私より速いので、途中で追いつかれることを見越して一応メールを送ってから先に歩き出す。
暫くの車道歩きの後、右に深い谷を見ながら細い道を行くと、やがて赤倉温泉源湯へ。
光明滝、称明滝の2つの滝を過ぎ、少し先で沢沿いを歩くようになる。
沢上部から胸突き八丁と呼ばれる急な登りを越えると天狗堂に到着。
ここから1時間もすると九合目の鎖場へ。ここの鎖場はステップが切ってあるので鎖に頼らず通過できます。
すぐ先が山頂かと期待したが、もう少し登らされてから妙高山南峰に着いた。南峰の方が僅かに高いが三角点、山頂標識は北峰にある。
北峰で展望を楽しみ、軽く昼食にしてから再び歩き出す。ホントはもっとゆっくりしたいが、どうしても高谷池のテン場のことが気に掛かる。
いっそ笹ヶ峰から歩いて先にテントを張ってから妙高をピストンとも考えたが、燕温泉から歩き出したほうが充実感があると思い、リスクを取ってでも今回の行程としたのだ。

妙高山からの下りは北面なので、週初めに降った雪が残っていてやや滑るため慎重に下りる。大倉乗越を過ぎるとぬかるみが酷くなった。
まだ若干テン場に空きがある黒沢池ヒュッテを過ぎた先で、テン泊装備の単独男性から声を掛けられた。「高谷池でテントですか!?かなり凄そうでしたよ…」
内心覚悟はしていたが、実際見てきた人にこう言われるとさすがに焦る。茶臼山辺りでも年配男性に同じようなことを言われ、ますます不安になりながらようやく高谷池ヒュッテに到着。
早速申し込もうと中に入ると、他のテン泊者がノートに記入をしている。「なんだ!大丈夫じゃん!」と、テン泊したい旨を伝えるとヒュッテの方が少し困った顔で「水場を越えて、通常のテン場の更に奥に原っぱがあるので、そこに張れることができたら受け付けます」と聞かされた。
慌ててそこに向かってみると、スペースはまだあるが適した場所がなかなか見つからない。それでも、なんとか平坦な場所を確保して設営できた。

無事に寝場所を確保すると、あとの気掛かりは結局追いついてこなかった鍋さんのこと。彼は私より全然経験豊富だから心配はしていないが、やはり気にはなるので受付の時に小屋の方にそれとなく尋ねてみたが「今日はもの凄く混んでいるからねぇ」とやんわりと断られ、分からずじまいのままだった。
ただメールをチェックすると燕温泉に朝着いたことは分かったので、明日以降に会えるかもしれない。

(10月9日)
3時半前に起床。テント内は0℃。フライシートは凍結してバリバリ。朝食後暗い中撤収し、トイレ渋滞も間一髪回避して5時半にスタート。
天狗ノ池への木道も当然凍結していて2度尻餅をつく。その天狗ノ池では若干の風があり、残念ながら見事な逆さ火打とはならなかった。
火打山からは今日歩く稜線が一望でき、中でもモクモクと噴煙を上げ不気味な噴気音を上げている焼山が一際目につく。

地図上ではここから破線コースとなるが道は至って明瞭。おまけに胴抜切戸下降点までは、なだらかで気持ちの良い稜線漫歩となった。
胴抜切戸への下りは見た目ほどキツくはなく、ジグザグに斜面を下って行きます。後半になるとさすがに急になり、こぶ状の小ピークを越えると最低鞍部に着き、多分この辺りが胴抜切戸と思われる。
ここからまずは緩やかに登って低木帯を抜けると開けた場所に出て、見上げると焼山への道は見るからにキツそうだ。
実際のっけからかなりの急登で少し登っては休み…を繰り返し、ゆっくりと高度を上げていった。途中、富士見峠にテン泊したパーティーに水場の様子を聞くとダメだと言われ、十分な水は担いでいるもののあまり摂取し過ぎないように気をつけることにする。

焼山山頂部に着き、まずは右へ向かう。モクモクと噴煙を上げていて、ここは火打から見たあの噴気孔の裏側のようだ。あまり近付くとガスでむせそうなので程々にして踵を返して山頂に向かった。
山頂では金山に昨夜テントを張ってここまでピストンしてきた男性とお話をしたが、過去に雨飾山まで歩いたことがあるそうなのでシゲクラ尾根について尋ねると、事も無げに「しっかりとした道ですよ」と教えてくれ、更には富士見峠の水場についても詳しく教えてくれた。

焼山からも道はしっかりとしていて、踏み跡が分かり難いザレ場やガレ場にはペイントやピンクテークが要所要所にあったし、その先の低木帯にはうるさいぐらいにテープがあった。
富士見峠は南面が開けた気持ちの良い小広場。昨夜はここに10人ぐらいと5人ぐらいの2組がテントを張ったそうで、さぞ賑やかでしたでしょう。
富士見峠から金山へは遠目に見た限りで気持ちの良さそうな道だが、実際は細かなアップダウンが続き意外と疲弊した。
金山では男性が1人休んでいてお話をすると私と同じく雨飾山への縦走だそうで、今日の泊地も同じ大曲りだと分かった。

金山からのシゲクラ尾根はネットで調べてもあまり歩いている記録がないが、実際歩いた方の記録を見る限り意外としっかりとした道と思われた。ただ実際見てみないことには分からない。
男性から少し遅れて私も先へ進む。歩き始めから踏み跡は明瞭だ。
少し歩くと反対側から5人ほどの若い男性が歩いて来た。早速大曲りの水場の状況を聞いてみるとチョロチョロだが出ているとのこと。これを聞いて水の心配がなくなりホッとした。
この後、立て続けに男性2人組と若い男性6人組とすれ違い、思った通り3連休ともなればそれなりに歩いている人はいるようだ。
道ははっきりとしているうえに、暫くはなだらかでホントに歩きやすい。所々急な箇所も出てくるがずっと下り基調なので個人的にはキツくなく、金山であった男性を途中で追い抜く。
ところが後半になると一転、小さいながらもアップダウンが連続するようになり、最後はさすがにウンザリとしてきた頃、道が大きく左へ曲がり一跨ぎで越えられる小さな沢を3つほど過ぎると突然小さな平坦地が目に入った。脇には鋸岳との分岐を示す道標。ここが大曲りで登山道を塞ぐ形にはなるが数張りのテントは張れそうだ。

暫くすると男性もやって来て、もう誰も来ないでしょうとテントを張り出した。
設営後、テント内で寛いでいると金山方面から足音が聞こえてくる。もしやと思い顔を出すと、予想通り鍋さんでした!「今朝は寒くて起きれず、8時スタートになった」と言う。
そりゃアナタ、ゆっくりしすぎでしょ(笑)何はともあれ合流できて良かった。

(10月10日)
この日は3時起床。テント内は10℃でさほど寒くはない。5時出発の予定だったが早めに準備ができたので、まだ暗かったがヘッデン頼りに4時40分に歩き出す。
笹平までは破線コースになっていたので暗い中の歩きは少し不安もあったが、いざ歩いてみるとこちらも昨日と同じく至って明瞭な道だ。
ただし急登が続くので足元に気をつけてゆっくりと進む。途中右手に糸魚川の街の灯りが望めるが、足元は崖なので暗いうちは注意!
白々と夜が明けかけた時、笹平に到着。雨飾山へはここからは笹原を経て、最後に岩場を一登り。当然誰もいるはずもなく、2人で静かな山頂と大パノラマを楽しんだ。

笹平に戻ると私は雨飾荘へ、鍋さんは雨飾山荘へとそれぞれ向かうのでガッチリと握手を交わして、ここでお別れ。
笹平からはガレた急下りが続きます。この辺りで早くも登ってきた人とすれ違う。かなり早い時間から歩き始めたのでしょう。
下るにつれ、すれ違う人の数も多くなる。荒菅沢までの間だけで40〜50人ほどとすれ違ったのではないかと思う。そして下りでは、以下の会話が何度も交わされるようになる(笑)
「もう下山ですか!早いですね。何時に登り始めたんですか?」
「いや〜、妙高からの縦走でして…」
「妙高から!?それは凄い!」

登って来る人の数は荒菅沢を過ぎるとさらに多くなって、40人強の団体さんとブナ平でも20〜30人の団体さんとすれ違った。これに加えて単独者や数名のグループも数多く登って行かれたので、最終的には200人近くが山頂へと向かって行ったと思われ、大して広くはない山頂は物凄いことになっていることが想像できた。
キャンプ場に下山してみると、駐車場に入りきれない車の路駐も当然のように多かった。
下山後は雨飾荘で汗を流し帰宅となったが、南小谷から地元の駅まで鈍行7時間半はさすがに疲れました〜。

今回、紅葉は妙高、火打の方は残念な感じだったが雨飾ではなかなかの色付きで良かったし、何より念願の縦走路を踏破できたことが嬉しかった。
今年の夏以降は週末の天候にあまり恵まれなかったが、こと3連休に限れば海の日の3連休は後立山縦走、9月最初の3連休は×、その次の3連休は立山〜剱〜大日岳、そして今回と、かなり恵まれたのではないかと思う。
今年はあと数回はテン泊したいと思っているが、果たしていかに…



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コメント

kengamineさんへ
こんにちは!
とてもおもしろい旅でしたね!
破線を行く山旅で山をつなぐ…なんともロマンあふれる魅力的な行程です
青空のもと景色にも恵まれ大満足されたのではないでしょうか。なにより昨年から練ってた計画が成功裏に実行できて良かったですね〜 おめでとうございます
2011/10/14 22:37
minkistさんへ
はいはい、楽しかったですよ〜

道自体はハッキリしすぎてとても破線コースとはいえなかったですが、火山系の山が好きなので焼山登頂は特に嬉しかったです

それになんといっても縦走は最高に楽しいですね!

お金と時間には限りがあるのに、今後の縦走計画があれやこれやと…
2011/10/16 22:07
やりましたね!
ケンさん、カッコイイですね〜☆
破線縦走路を踏破しちゃうなんて!!
連休で人の入りは多かったようですが、なかなかドキドキしますよね!

テント山行で、予定より早く出発できた試しがありあせん。早く起きても予定時刻か、遅れてしまいます。
ケンさんを見習わないと。。

妙高・火打の紅葉は残念でしたが、雨飾山はきれいですね♪
雨飾山の登山者の多さはすごいですよね。団体さんも半端なく多い!抜かすのも譲るのも大変ですよね。

それにしても、こんな縦走記録を見せつけられたら、歩きたくなっちゃったじゃないですかーー!
登山口までのアクセス(往路岐路)を考えると、いつ実現するか分かりませんが、いつかトライしてみたいと思います(^^)
2011/10/17 13:34
燕温泉から!いいですね☆
3連休、わたしたちも妙高〜雨飾の破線ルート歩いていました。コースタイム見るとお早いですものねぇ。二日目は金山泊だし!すごい!
鍋さんという方とは、どうも火打山からすぐのところでお会いしているかと思います。あっと言う間に見えなくなっちゃいましたねぇ。
焼山までは思ったよりもすれ違う人も多かったけど、それ以降は静かな山旅ができて、シゲクラ尾根からの雨飾の紅葉がなんとも素晴らしく、思い出深い旅になりました。
雨飾の下山ではおじちゃんおばちゃんに誉められますしね☆ 笑
2011/10/17 19:02
やっちゃいました♪
とは言っても、ホントに普通の道でしたよ

でもやはり不安点もありましたから、もっとも人が歩いていそうな10月の3連休を狙ったんです。

見ての通り、こまちさんなら問題ありませんよ
妙高、火打、雨飾は行かれたようですが、焼山はまだでしょ?行きたくなっちゃいました?

私も撤収はかなり遅いです
起床→朝食→撤収→パッキング→トイレ→出発の一連のサイクルで、いつも2時間をみています。
なので、誰かとテン泊する時は結構プレッシャーなんですよ〜

名古屋からのアクセスだと確かに車の回収など大変そうですけど、こまちさんも縦走好きですからぜひ歩いてみて下さい
2011/10/17 21:52
hirappeさんへ
hirappeさん、はじめまして!コメントありがとうございます!

私もhirappeさんたちが歩かれているのは知っていましたが、昨日まで忙しかったのでまだレポは見ていないんです
このコメントが書き終わったら、早速見させて頂きますね。

ちなみに鍋さんとは山友で先週末も顔を合わせ、hirappeさんのことも話題に挙がりましたよ

仰るように、私も充実感一杯の山旅となりました

ははっ!やはり雨飾からの下山時は感心されちゃいましたか
2011/10/17 22:03
ありがとうございます!
っと言うことは、近々新しい山行記録も出てくるのですね〜♪

ひらっぺとよっしーはアブナイ感じだったらしく、高谷池ヒュッテの方からも「ホントに行くの?」的な声が。。行ってみたらなんてことないし! 笑

こちらは今週末朝日連峰です♪
音符マーク付けたけど、多分冬山だろうなあ。。だはー
2011/10/18 0:54
先週末は…
hirappeさん、こんばんは♪

先週末は、山仲間と裏磐梯のペンションに泊まってマッタリだったんです。
予定では安達太良と磐梯に登る予定でしたが、雨で中止となりました
一応雄国沼と浄土平周辺を散策したんですが、まぁ今回はレポは無しで

朝日縦走は、この夏数度計画しては天候不順で実行できなかったんです
来年こそは!
2011/10/18 22:05
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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