竜ヶ岳（4年に一度のシロヤシオ＋流麗な長尾滝_砂山/中道〜遠足）

2018年05月12日(土) [日帰り]

• GPS: 08:54
• 距離: 10.9km
• 登り: 1,188m
• 下り: 1,194m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:56
• 休憩: 1:48
• 合計: 8:44

7:38 自由テント村
7:59 7:59 砂山休憩所２
8:05 8:06 砂山尾根道入口
8:11 8:11 登竜荘・水晶分岐
8:14 8:17 尾根道分岐 (No.198)
8:20 8:23 水晶橋降り口(No.199)
8:25 8:29 砂山尾根道降り口 (No.97)
8:34 8:40 砂山山頂
8:54 9:02 砂山奥展望台
9:20 9:21 砂山分岐
9:27 9:43 長尾滝
10:01 10:02 ヨコ谷出合(No.71)
10:46 10:51 中道尾根取付点
12:10 13:06 竜ヶ岳
13:38 13:39 P1053
13:45 13:45 治田峠分岐
13:55 13:55 金山尾根降り口
14:02 14:02 遠足尾根・裏道分岐
14:38 14:39 遠足尾根展望良好
14:48 14:48 ヤセ尾根ガレ
14:57 14:57 遠足尾根・大鉢山分岐
15:09 15:09 遠足尾根・新道(大日向)分岐
15:23 15:23 岩山展望台
15:59 15:59 遠足尾根登山口
16:17 16:19 自由テント村
16:22 ゴール地点

2018-05-12 07:27:30
合計時間: 8時間54分
平面距離: 10.86km
沿面距離: 12.80km
最高点の標高: 1094m
最低点の標高: 239m
累積標高 (上り): 2058m
累積標高 (下り): 2056m
標高データの種類: GPS標高

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

宇賀渓の駐車場。500円/台。160台あるらしい駐車場が、7時前到着時であと少し。7時半時点で空き待ちの渋滞

コース状況／危険箇所等

往路の砂山経由中道登山道では、長尾滝の後、広い河原に造られた堰堤を越えて行く箇所に、鉄部材を打ち付けた梯子段が2ヶ所あり、それが危険箇所。復路の遠足尾根新道には危険箇所なし。

その他周辺情報

登山後は、六石温泉へ。600円/人。モンベルカード提示で割引あるらしい。内湯１、露天１のシンプルな温泉だが、築山の小さな庭園あり、自分にはこれくらいで十分。

写真

5/12 7:32

宇賀渓の駐車場（案内所から左奥に入った方）に駐車。トイレはこの吊り橋を渡った先。遠足尾根新道の登山口の方

5/12 7:37

駐車場に戻って、いざ、砂山へ。今日は、砂山から長尾滝を経由して、中道登山道で竜ヶ岳山頂まで行く予定

5/12 7:46

ツバキ（椿）。まだ咲いている。ホントに息が長い

5/12 7:58

見晴らしの良い所に出た。少し春霞がかかっている

5/12 7:59

イヌツゲ（犬黄楊）。モチノキ科。ツゲ科のものとは異なるそうです

5/12 8:09

ミツバツツジ

5/12 8:09

オトシブミの揺籃

5/12 8:14

位置確認Noマップだと、No.197地点。尾根砂山道（写真の山吹色）もあるみたいだけど、よく分からなかったので、迂回路（黄緑色）で行く

5/12 8:22

ミツバツツジ。日の光を受けて、鮮やか

5/12 8:23

キノコ

5/12 8:33

砂山山頂の手前まで来た

5/12 8:34

砂山山頂。497m

5/12 8:34

竜ヶ岳の山頂が見えた！
でも、けっこう距離あるなぁ…

5/12 8:36

表道側の尾根。シロヤシオも咲いているようだ

5/12 8:47

登山道にしだれかかったミツバツツジ

5/12 8:51

山腹を巻きながら歩く。少し登り坂。整備されていて歩きやすい

5/12 8:54

展望台（628m）から。少し歩いただけだが、山頂が近くなった

5/12 8:55

サラサドウダン（更紗満天星）。
ピンボケですみません。買い換えたカメラの設定が不十分でした…orz

5/12 9:03

登山道の右側には、崩落したところがあった

5/12 9:22

急坂を下りきって、川に出る

5/12 9:23

川の水が澄んでいて、とても綺麗

5/12 9:25

長尾滝まで下る。一部、小さな滝のようになっている箇所も

5/12 9:29

長尾滝に着いた！

5/12 9:34

長尾滝。見るのは、一昨年7月以来。水量も多く、流麗。また、晴れていると、水の綺麗さが映える。
新緑の中、しばし、幸せな一時を過ごす

5/12 9:42

違う角度から。
画質いまいちですが、YouTube動画も載せておきます

5/12 9:59

タニウツギ（谷空木）。ホント良い色です。大日ヶ岳を思い出す

5/12 10:11

鉄の部材がコンクリートの壁に取りつけられた梯子。1つ目

5/12 10:13

岩があらわになっている。岸壁がそそり立っている様に圧倒される

5/12 10:17

広い河原。一昨年、遠足尾根→山頂→この中道で、水不足により、この川の水をガブ飲みした

5/12 10:18

種子がプロペラのように回転して落ちるヤツ。種子は、できたばかりで、赤い色が新緑の中で映えていた

5/12 10:21

鉄の部材がコンクリートの壁に取りつけられた梯子。2つ目。さっきの倍以上あります

5/12 10:25

急な登り。ロープあり

5/12 10:32

何だろう？小さな葉の赤ちゃんが連なっているのが見事

5/12 10:32

この中道登山道を2年前に下りで使った時は、道が分かりにくいと感じたが、今日登りで使ったら、そうは感じなかった。道を示すマークが登りの人用に書かれているからだと思う

5/12 10:37

モミジ（紅葉）。新緑が鮮やか！

5/12 11:04

ミツバツツジ。見頃でした

5/12 11:08

急登。この中道は、河原から一気に尾根に上がるので、斜度が凄い

5/12 11:20

日の光を受けて、輝く

5/12 11:32

尾根に出た。斜面は崩落している。大ガレ

5/12 11:41

今日のここまでの道のりを振り返る

5/12 11:41

下記GoogleEarthを参考に友人と検証した結果、赤線のルートを通ってきたことが分かった。点線は山の向こうを歩いていたことを示してみた

参考にしたのは、山旅ロガーから、GoogleEarthを起動し、3Dで位置合わせしたもの

5/12 11:49

シロヤシオ咲いている！

5/12 11:51

山肌にも、いっぱい白い羊が♪

5/12 11:51

5/12 11:52

シカ（鹿）を発見

5/12 11:54

羊が一匹、二匹……zzz

5/12 11:57

竜ヶ岳山頂。こちら（中道登山道）からあまり見たことなかったので、ちょっと新鮮

5/12 12:05

5/12 12:10

竜ヶ岳に登頂。山頂には、100人以上の登山者がいました

5/12 12:58

気持ち良かったので、この景色を見ながら、ゆっくり、のんびりした♪
13時前くらいから、下から吹き上げる風が冷たくなり、そろそろ下山することに

5/12 13:05

二等三角点

5/12 13:10

裏道方面へ下る。正面には御池岳。テーブルマウンテン

5/12 13:10

その右には、藤原岳。ここからだと全容が見える。右端が採石場

5/12 13:20

静ヶ岳。少し足を伸ばせば行けそうだった。山頂付近の尾根のモヒカンが秀逸w

5/12 13:28

5/12 13:37

山頂を振り返って

5/12 13:40

白い花が太陽に透けて、綺麗

5/12 13:41

今回初めて気付いたが、雌蕊の柱頭は黄緑色だった。また、雄蕊側の花びらの根本には、黄緑色の斑点があった。この斑点は、花が開いてから時間が経つと、徐々に茶色に変化していくようだった

5/12 13:43

シカの食害の跡。年々ひどくなっている気がする

5/12 13:48

乱舞

5/12 13:49

日の光に透けて、美しい

5/12 13:51

アセビ（馬酔木）の新芽

5/12 13:52

山頂を振り返って。だいぶ遠くなった。山肌にはシワのような谷がある

5/12 13:58

友人と、何故、竜ヶ岳には笹ばかりなのかという話をしていました。この写真のような植生を見ると、左からは水を含んだ空気が当たり、乾いた空気が右に流れるようにも思います

5/12 14:04

5/12 14:04

自ら発光しているような

5/12 14:08

白い花が青空に映える

5/12 14:08

花びらの柔らかい感じがたまらない

5/12 14:09

5/12 14:09

群舞

5/12 14:10

花びらも5枚、葉っぱも5枚（→ゴヨウツツジ＝五葉躑躅）。
シロヤシオを堪能した。遠足で下りて、正解だった

5/12 14:13

シカがこちらに気付いたようで、ジッと見ていた。左の木陰にももう1頭います

5/12 14:18

アセビ。これは少し芳香がした

5/12 14:25

釈迦ヶ岳

5/12 14:37

何だろう？クヌギ系？

5/12 14:40

ミツバツツジも綺麗だった

5/12 14:45

5/12 15:00

ヨイショ、ヨイショ

5/12 15:20

何故かここだけガレの山

5/12 15:24

杉の美林

5/12 15:57

遠足尾根新道の登山口

5/12 16:18

キャンプしている人もいた

5/12 16:53

今日は、六石温泉で。露天風呂で火照った体を冷ましていたら、野ウサギがピョンピョンと出てきました

5/12 18:42

いつもの「醤」へ。唐揚げ定食。1,080円だったかな。揚げ餃子がまだ来てないけど

撮影機器：

PowerShot SX720 HS CANON

ZenFone 3 Laser SIMフリー ASUS

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め 携帯 時計 サングラス タオル カメラ

感想

ミシェル

昨年は時季を逸してしまったため、今年はシロヤシオを見たいと思っていた。
今年は、サクラもフジも1週間早く、岩岳山のアカヤシオも例年より1週間早かった。
GW前から先レコを拝見していたが、竜ヶ岳のシロヤシオは例年に比べてどうか？GW後半で狙っていたが、まだ少し早いようだった。

友人と約束していた伊吹山を次回へ繰り越し、満を持して竜ヶ岳へ。
今回は、行ったことがなかった砂山から中道登山道で上がるルートとした。

砂山およびその後の展望台で600m台まで登ってから、下る。
川まで下ったら、長尾滝へ。2年前に見た、あの感動が蘇る。

長尾滝を満喫し、中道へ。
川から一気に尾根まで上がるので、凄い傾斜だ。
しかし、これもそう長くは続かず、尾根に出る。

ここからは山上漫歩。竜の頭を眺めながら、山頂へ。
今年は、狙って来ただけあって、シロヤシオは満開だ。白い羊もいっぱい。3年前に来た際、シロヤシオが見られてとても嬉しかったことを思い出す。

山頂では、皆、この白い羊がたくさんの日に来れたことを喜んでいるようだった。

下山しかけたところで、初老の男性が「今年は4年に一度の当たり年だ」と教えてくれた。4年前よりすごいとも。毎年シロヤシオの時季に足を運ぶがこの3年はいまいちだったと（3年前はけっこうちゃんと咲いていた記憶だったが）。今年は、既に3回目で、一番の見頃だということだった。

改めてそんな日に来れたことを友人に感謝し、遠足尾根新道に連なるシロヤシオの木々で花をカメラに収める。

遠足は昨年11月に友人と登って下りたが、自分も友人もこの道で下りたのをあまり覚えていなかった。雪が積もっていたのが少し融けて、ドロドロだったのは覚えていたが。景色がだいぶ違ったからかな。

遠足も下りはそれなりに急だが、行きも山頂でも少しゆっくりめだったので、余力は残っていた。
満足感を残し、下山。

心に残る山行となった。

【2016年7月の記録】
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-914807.html

コメント

petit-prince

素晴らしい
お疲れ様でした〜！最高の景色、満喫させて頂きました．シロヤシオも凄く綺麗ですね！竜ヶ岳は、稜線も麓の渓流もどちらも素晴らしいですよね

ミシェル

Re: 素晴らしい
ありがとうございます
竜ヶ岳は、アイコンにしているくらい、好きな山です。シロヤシオも、滝も、大好きです。なので、とても幸せな一日でした

山頂で、もしかしたらと思って、petit-princeさんの姿を探しましたが、流石にそこまでの偶然は…（＾＾；）
いつか、コラボお願いします