記録ID: 1465099
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積雪期ピークハント／縦走
槍・穂高・乗鞍
絶景なり。北穂高、奥穂高連続登頂〜贅沢の極み。涸沢での三日間〜
2018年05月11日(金) 〜
2018年05月13日(日)
makasio
体力度
8
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 21:59
- 距離
- 41.0km
- 登り
- 2,712m
- 下り
- 2,703m
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標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 5:35
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 6:05
11:48
2日目
- 山行
- 7:31
- 休憩
- 1:57
- 合計
- 9:28
3日目
- 山行
- 3:55
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 4:08
11:20
| 天候 | 初日、二日目：晴れ 三日目：雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
復路：上高地（路線バス）-新島々-松本（スーパーあずさ）-新宿 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
例年より雪少なめ。北穂高からインゼルを越えるルートは右側から巻くように登るよう張り紙がされていた（北穂高小屋）。通常登る左側のルートは大きな亀裂、岩がすでに出てきているとのことでした（登山者談）。奥穂高は小豆沢ルートで問題ありませんでした。上高地から涸沢はとくに問題なし。 |
| その他周辺情報 | 上高地温泉ホテル：外来入浴：800円で最高のお湯につかれます。（12：30〜15：00） |
写真
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あ、猿。ニリンソウの葉を食べているのかな。トリカブトと間違えないでね。
小屋が見えてから遠いんだよね。甥っ子に「嘘つき―」と言われたっけな。山で「もうすぐだよ」は禁句。
ヤドカリで張れると思ったが甘かった。50�僂曚瓢擁�を広げ整地する。
20分寝たら、やはり歩きたくなった。チェーンスパイクとストック持ってルートを確認しに行く。
なるほーど。あ、ここまで来てしまった。踵を滑らせながら降りる。尻セードは苦手。
最後に味噌だれをかけて。ミョウガを刻んで完成。さっぱりトンテキ丼。
先行者に追いついた。インゼルは右側から巻いた。通常左側ルートは亀裂が走っているようだ。
振り返るとやはり急斜面だ。でもダガーポジションをとるほどでもなかった。
北穂東稜。ゴジラの背。トレースが見える。先週のGWのものかな。
ここまで来たらもうすぐ。絶景だよーと女性が降りてくる。期待してまーす。
やったー。ついたー。頂上にいた方に撮ってもらった。ありがとーございまーす。
この鎖場、梯子は何度でも緊張します。特にアイゼン、グローブでは。
中国の方3名が登っていった。女性2人はストックに軽アイゼンのようだが。。気を付けてー。
踵を滑らせながらコルから30分程で降りる。雪があるとらくちーーん。
コチュジャンベースのたれで漬けてきた鶏肉にキャベツ、にんにくの芽を焼いて、ミックスチーズ。
河童橋。いやーこんな天気でも観光客いるなー。登山が終わってしまった気分。
上高地温泉ホテル。寒いでしょーと少し早めに開けてくれた。ありがとうございます。いいお湯だ―。
お疲れさまでした。最終日は雨だったけど、大満足。少し遅いGW山行でしたー。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
スコップ
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
水筒（保温性）
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
|
|---|
感想
2日目、北穂高から降りてきたのが9時。頂上で会った女性に（あなた）このまま奥穂も登れそうねと笑いながら言われた。実は迷っていたが、ここで決める。明日は天気も下り坂。予定していた3日目の奥穂高をこのまま登ってしまおう。
当然、白出のコルまできついきつい。。尻セードで上手に降りていく人。滑落にしか見えない人とすれ違いながら、一歩一歩登っていく。10m登っては5秒間、目を閉じ止まって休む。一度、ニセのコルに騙されて、また登ると目の前にやっと赤い屋根の小屋が見えた。コルだ。一呼吸入れ、疲労で緊張感を失わないようにコルから鎖を掴み、梯子を上る。頂上に男性2人が見えた。もうすぐだ。頂上に着くと男性達がいなくなっており、一瞬、本気で怖くなったが、岳沢の方へ降りていく2人の姿が見えた。ああ、おばけじゃなくてよかった。（笑）
北穂では数人の登山者と絶景を喜び合ったが、ここではひとり。帰路、鎖と梯子を降りる緊張感が頭から離れなかったが、何度もカメラを取り出し同じような写真を何枚も撮り続けた。日本にこんな山の世界があるなんてほんとうに素晴らしいな。朝、涸沢で見た青空がまだ続いていた。（終わり）
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