黒部五郎岳(79)
- GPS
- 54:11
- 距離
- 38.3km
- 登り
- 2,723m
- 下り
- 2,967m
コースタイム
- 山行
- 3:34
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 4:10
- 山行
- 6:55
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 7:43
- 山行
- 8:27
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 10:02
1日目 山行 3時間34分 休憩 36分 合計 4時間10分
十三重之塔慰霊碑08:27 09:18太郎坂09:26 09:57青淵三角点10:08 10:20積雪深計測ポール 11:35五光岩ベンチ11:51 12:10太郎兵衛平 12:37太郎兵衛小屋(泊)
2日目 山行 6時間55分 休憩 48分 合計 7時間43分
太郎平小屋04:19 04:26太郎山 05:48神岡新道分岐 05:56北ノ俣岳06:04 06:31赤木岳 07:25中俣乗越 09:09黒部五郎の肩09:20 09:35黒部五郎岳09:40 09:56黒部五郎の肩10:18 12:02黒部五郎小舎(泊)
3日目 山行 8時間27分 休憩 1時間35分 合計 10時間2分
黒部五郎小舎04:33 05:51三俣蓮華岳巻道分岐05:53 06:25三俣蓮華岳06:31 06:58丸山 07:21中道分岐 07:41双六岳07:53 08:32双六岳中道分岐 08:36双六岳巻道分岐 08:58双六小屋09:07 09:11双六池 09:40くろゆりベンチ 09:53花見平 10:05弓折乗越10:16 10:52鏡平山荘11:18 11:21鏡池 11:50シシウドヶ原 12:06イタドリが原 12:18チボ岩12:22 12:32秩父沢出合12:40 13:13小池新道入口13:17 13:40わさび平小屋13:43 13:53笠新道登山口 14:02中崎橋 14:13お助け風穴 14:25登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)14:28 14:33新穂高温泉駅14:35
天候 | 13日晴れ、14日快晴、15日晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
富山〜折立 13日(金)5:30発−7:30着 富山地方鉄道 2500円 新穂高温泉〜平湯温泉 16日(日)15:55発−16:30着 平湯温泉〜新宿 16日(日)17:00発−23:45着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
折立〜太郎平 特になし 太郎平〜黒部五郎岳 特になし 黒部五郎岳〜黒部五郎小舎 カールへの降り口急 黒部五郎小舎〜三俣蓮華岳 特になし 三俣蓮華岳〜双六小屋 双六岳から小屋までの雪渓が危険、春道使用 双六小屋〜鏡池小屋 特になし 鏡池小屋〜新穂高温泉 途中崩落あり |
その他周辺情報 | 新穂高温泉 バスターミナルとなり温泉 850円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
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感想
ずっと行きたくて行けなかった山、黒部五郎岳に行きました。
最初に目指したのは大学生時代。立山から薬師岳を越えて登頂を計画しましたが、スゴ乗越で三日間雨で停滞して断念しました。
その後は何度も行こうと計画しましたが、地理的にアルプス深部にあることから、時間的余裕が取れなかったり、天気が悪かったりして、叶いませんでした。
今回は友人と一緒に再挑戦することにしました。一人では難しいですが、二人で挑戦するのは心強かったです。ありがとう。
折立からの登りは、整備された道でした。
石畳の道の脇には高山植物が咲き乱れていました。
森林限界を過ぎると、薬師岳が見えてきました。
薬師岳を見ながら登ると太郎平に到着しました。
小屋の受付を終えて飲んだビールが美味しかった。
食後に雲海の向こうに沈む夕焼けを見ました。
二日目は朝4時過ぎに出発。
ヘッドライトはもう必要がありませんでした。
太郎山に登り稜線歩きを始めます。
黒部五郎岳までの道が見え、その奥に槍・穂高方面が浮かびあがります。
後ろ側には巨大な薬師岳、左側には水晶岳、雲ノ平、鷲羽岳、三俣蓮華岳。
右側には雲海の上に白山が未だ雪で白く見えます。
上り下りを繰り返しながら北ノ俣岳を越えて、中俣乗越まで下ります。
ここから約400mの登りが始まります。
ゆっくりと登り黒部五郎の肩に到着。一気に向こう側が開けます。
カール側にはまだ雪渓が多く残っていました。
ここに荷物を置いて、頂上に向かいます。
ゴロゴロ岩の道を登っていきます。
とうとう念願の黒部五郎岳の山頂に到着しました。
頂上からは素晴らしい景色でした。
北アルプスの北から南までが一望できました。
剣岳、立山、白馬岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳、薬師岳、槍ヶ岳、穂高岳、水晶岳、鷲羽岳、乗鞍岳、御嶽山、中央アルプス、白山。
ここは、北アルプスの中央にあることを認識しました。
遠いけれど、来れて良かった。パートナーに感謝です。本当にありがとう。
十分景色を堪能して、下山をしました。でも、もっといたかった。
肩で昼食を食べ、カールに下ります。
最初は急斜面の岩道です。落石に注意しながら下ります。
カールの中は天国の様でした。
青い空、白い雪渓、緑のハイマツと高山植物。
その中を流れる雪解け水の清流。花崗岩の白い砂。
山から落ちてきたであろう巨岩。
ずっとここにいても飽きないだろうと思います。
小屋まではすぐに見えましたが、遠かった。暑かったし。
草原の中の赤い小屋でした。アルプス最深部の小屋です。
トイレも水場もきれいな小屋でした。
夜は星もきれいに見えました。
三日目はちょっと寝過ごして焦りました。
歩き始めから急登となります。
振り返ると、黒部五郎岳の頂上に朝日が当たり始めます。
静かで、凛とした黒部五郎岳はとてもきれいでした。
もう訪れることはないでしょう。
三俣山荘への分岐から三俣蓮華岳へ向かいます。
左側には雲の平、右側には笠ヶ岳。雪渓とハイマツ。稜線を進みます。
三俣蓮華岳頂上に到着します。
ここも北アルプスの大展望台でした。
鷲羽岳の雄大さが良くわかります。
双六方面の雪渓も素晴らしい。笠ヶ岳の雄大さも。
雲の平の平坦さも驚きです。その脇を流れる黒部川も。
水晶岳の双耳峰も特徴的です。奥には裏銀座の野口五郎岳も。
三俣蓮華岳を後に双六岳に向かいます。
大きな雪渓を左に見ながら稜線を歩きます、
高校時代に来た時には、巻道を歩いたので、今回が初めてとなります。
平坦な頂上とその奥に見える槍ヶ岳、待望の景色でした。
双六小屋もきれいな小屋でした。
ここから新穂高温泉へ下ります。
弓折乗越までは稜線を歩きます。所々に雪渓歩きがありました。
弓折乗越から急な降り路が始まります。
途中で森林限界を下回り、暑くなってきます。
鏡平小屋で昼食を食べます。
ここからの槍・穂高は、とても壮大でした。
ここからが長かった。新穂高温泉は遠かった。
久しぶりに北アルプスを縦走しました。
青空と緑と雪渓。山深い山々。また歩きたいと思いました。
雲の平にもまた行きたいと思います。
これで、百名山が80座目となりました。
北アルプスの山は全て登ったことになります。
それぞれが個性があって素晴らしい山々です。
次はゆっくりと来れたらと思います。
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