甲斐駒ヶ岳（黒戸尾根、八丁尾根）

2018年07月22日(日) [日帰り]

• GPS: 10:24
• 距離: 24.0km
• 登り: 3,037m
• 下り: 3,038m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:41
• 休憩: 0:44
• 合計: 10:25

5:10 尾白川渓谷駐車場
5:13 5:13 竹宇駒ヶ岳神社
6:17 6:17 笹の平分岐
7:03 7:03 刃渡り
7:13 7:18 刀利天狗
7:43 7:44 五合目小屋跡
7:48 7:48 屏風小屋跡
8:17 8:18 七丈小屋
8:58 8:58 八合目御来迎場
9:38 9:38 駒ヶ岳神社本宮
9:42 9:42 甲斐駒ヶ岳
10:31 10:32 六合石室
11:00 11:07 三ッ頭
11:16 11:36 烏帽子岳
12:49 12:50 大岩山
13:08 13:08 中ノ尾根分岐
13:28 13:34 駒岩（鞍掛山分岐）
14:01 14:01 雁ヶ原・錦滝分岐
14:12 14:12 尾根直登道・鞍掛山方面トラバース道分岐
14:16 14:16 錦滝分岐
14:26 14:26 雁ヶ原
14:27 14:27 日向山(雁ヶ原・山頂標識側)
14:30 14:30 日向山
15:04 15:04 矢立石登山口
15:29 15:31 竹宇駒ヶ岳神社
15:35 尾白川渓谷駐車場

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

尾白川駐車場

コース状況／危険箇所等

八丁尾根はほぼ一般道化、ただし距離も長く水場や山小屋などないので、まだ初心者には厳しい部分も有りますが、経験積んだ人たちなら迷う事無く歩けると思います。
今回久しぶりに黒戸尾根を歩きましたが、トレラン装備の方が多いですね。ほとんど水だけと言う装備ですが、黒戸尾根は標高差2000m以上、距離も長いのでトレランのスペシャリストならともかく往復5時間以上かかる様な人はしっかり装備を持って歩いてもらいたいです。荷が軽ければそれだけ速く歩けるかもしれませんが、リスクをしっかり把握して歩いてもらいたいです。
また、今回八丁尾根の下りで高齢者グループを抜きました（注※）が、あのペースだと下山は日没後になったと思われます。何故このルートに挑戦したかわかりませんが、引き返しもエスケープルートもないので事前の調査とパーティーのパーティーの実力をしっかり把握した上で計画をお願いしたいです。
※すみません、勘違いかもしれません、登って来たグループだったかも知れません。あの時間だとそのまま登って六合の岩室泊だったと思います。たぶんそうですね。

写真

7/22 5:10

駐車場は舗装部は満車、砂利の部分は半分くらい。

7/22 5:09

さあて出発しますか。

7/22 5:15

暑くなりそうです。

7/22 6:17

長丁場なのでゆっくり進みますが、汗がすごいし息が切れます。

7/22 6:21

7/22 6:21

こんな傾斜なら気持ちいいのですが。

7/22 6:32

粥餅岩の部分かな？昔は水場がこのあたりにあったと思うのだけれど。

7/22 7:03

なかなかペースが上がりません。

7/22 7:06

トレランの人を抜く。この格好はいかがなものか。しかも私に抜かれてどんどん離れて行くと言う事は、もし頂上まで行くのならば6時間以上かかりそう。自己責任ではありますが、遅いのならばこんな格好で黒戸尾根に来るべきでは有りません。

7/22 7:08

眺め最高ですが、とにかく暑いです。

7/22 7:09

7/22 7:15

梯子始まりました

7/22 7:18

刀利天狗は案外近かった。梯子も新しくなって登りやすくなったのかな。ここで休憩。

7/22 7:35

昔から有るコケのオブジェ

7/22 7:35

7/22 7:43

まだまだ遠いなぁ

7/22 7:44

暑い

7/22 8:05

息が切れます

7/22 8:10

菅ちゃん、こんなとこに居た

7/22 8:22

七丈のテン場、暑そうです

7/22 8:54

ダメです、足が動きません、引き返すかどうかちょっと考えましたが、まだ時間も早いしとにかくゆっくりまずは頂上を目指す事にしました

7/22 8:56

鋸の手前に烏帽子、あそこまで行けるか？？？？

7/22 8:56

八ヶ岳も暑そうです。

7/22 9:11

トレラン装備の山ガール軍団が下ってきて、ここで道を空けて頂きました。ちょっと元気が出たぞぉ〜

7/22 9:13

摩利支天の向こうには北岳と間ノ岳、眺めが有ると元気も出る。が、歩み遅し。

7/22 9:18

いい感じです

7/22 9:37

ここまで来れました。

7/22 9:41

頂上まで来れました。下りはなんとかなりそうで、黒戸尾根下るのも八丁下るのも辛いにかわりはないので、八丁に向かう事にしました。

7/22 9:42

南アルプス大展望！！

7/22 9:43

さあ、くだるぞお！

7/22 9:46

相変わらず踏み跡は薄いですが、尾根上歩くので迷いはないと思います。危険な場所は目印有るのでルート間違えない様に！！

7/22 9:50

岩場が有ったり、なかなかペースが上がりません。

7/22 9:55

長い下りですが、眺めもいいしなんとか足は動いてます。

7/22 10:00

7/22 10:00

7/22 10:01

まだ遠いなぁ

7/22 10:01

前回ここを登った時はほんとうに辛かったぁ。でも雷鳥が居て癒されましたが、今回は暑くて居なかった？

7/22 10:10

岩場の鎖下り

7/22 10:11

結構長いです。

7/22 10:20

変化に富んだ下りです。

7/22 10:23

三ツ頭まで結構な登り返しが有ります。

7/22 10:28

六合の岩室が見えました。今回は寄りません。

7/22 10:31

三ツ頭方面からみてここを直進で岩室、左に上がると尾根方面。前回は気がつかず岩室に向かったんだな。

7/22 10:32

石碑の場所

7/22 10:32

7/22 10:32

7/22 10:38

7/22 10:39

向こうが三ツ頭、登り返しが辛いぜ

7/22 10:40

ウスユキソウ沢山有りました。

7/22 10:45

こんな場所のトラバースも有り

7/22 10:53

7/22 11:07

三ツ頭まで行って、もしかして分岐を見逃したかと一度鞍部まで戻ったが、いや、三ツ頭の向こうが分岐だと思い出し戻る。無駄な登りのパワーと10分を消費。

7/22 11:08

ここだ、ここ！！

7/22 11:09

烏帽子までも登り返しが結構有るよ。

7/22 11:35

なんとか到着、ここで靴を脱いで、靴下も脱いで大休止。煙草を吸ったが、まずい！！水が少なくなってしまい、下までモツかどうか心配・・・・・

7/22 11:35

鋸はもう行くことないだろうなぁ

7/22 11:36

休んでいたら二人に追いつかれました。なんと黒戸から鋸の第一高点まで行って八丁を下って来た人でした。世の中にはすごい人が居ますね！！

7/22 11:46

7/22 12:19

シャクナゲは所々にあり

7/22 12:25

何度か登り下り繰り返しようやく大岩山のギャップに到着、梯子が見えます。

7/22 12:33

長いロープ場ですが、休み休み息も絶え絶えで登って行きます。

7/22 12:49

牛歩の様な感じでしたが、なんとか大岩山到着！！
もう登りはないかと思ったら、この先に結構な登り返しが有りかなりへこたれました。

7/22 13:19

歩きやすい笹の中の道。

7/22 13:21

気持ちいい所です。

7/22 13:28

足が痛いですが、なんとか鞍垳山分岐まで来ました。ここで小休止

7/22 14:16

そして今日のメインイベント、灼熱地獄の日向山の登り返しです。一歩一歩足を進めるとなんかかなるものです。

7/22 14:20

それにしても暑い！

7/22 14:27

あれっ、海の家が営業してない！！

7/22 14:27

ずいぶん遠くからやってきました。

7/22 15:05

日向山の下りは快適なはずなのに、足が痛くて思う様に歩けない。水もギリギリ
で、なんとかやっとやっと下れました。

体力調査、2011年の記録と比較
刀利天狗までは順調だったけれど、それ以降がくっとスピードが落ち5合目以降はダメダメ。
ただしトータル時間はほぼ同じ。2011年は速い分休憩をしっかり取っていたため。

7/24 22:10

2年前の逆回りコースとの比較。二年前の三ツ頭からの甲斐駒の登りと、今回の下りはほぼ同じタイム。辛かったはずだけど、元気だったんだなぁ

撮影機器：

FinePix XP80 富士フイルム

装備

個人装備

ザック（ドイター） 靴（ローカット） スパッツ ハイドレーション（２L） 雨具（上下） トイレットペーパ タオル ハンドタオル ヘッドランプ ゼリー カロリーメイト 携帯 カメラ 地図 ツェルト

感想

はやぶさ半

土曜日は長野アビリンピック（障がい者の技能大会）で、指導していた選手がみごと金賞（一位）と努力賞（四位）を獲得。（優勝者は沖縄で行われる全国大会へ！！）
で、暑かったせいか頭が痛くなり、帰ってから休んでも治らず。食事もそうめんで済ませた。

それが悪かったのか？とにかく登山は絶不調。ホントはゆっくり歩いてどれだけ余力を残して下山出来るか！を課題にしたのにだいたい七丈あたりで使い切ってしまった。予定タイムよりどんどん遅れてしまった。暑かったせいなのか、しばらく動物性タンパク質を採ってなかったのが原因なのか、これが実力なのか？？わからないけれど実力なのかもしれない。

黒戸尾根は2011年9月（48歳）で登っていますが、この時で4時間26分、あまりトレーニングもしてなかったので今より筋肉はついてなかったはずだけれど、今回が4時間32分、ほぼ同じです、加齢をトレーニングでカバーしている感じでしょうか？？涼しければもっと違うのか？？

そんな訳で、花や景色を楽しむ余裕も無くただ汗を流しながら歩いていた感じ。
楽しい山登りが出来なかった。
やはり20kmが限界なのかなぁ？

八丁尾根はますます登山道がしっかりして来ていて、迷う様な所はほぼ無い感じ。甲斐駒から三ツ頭までの方が危険な場所も迷いやすい場所も多いです。
八丁の下りでは高齢者登山隊（5〜6人居たかな）や、トレラン山ガール二人組（フランスの大会に出場するとか）が居たりで以前に来たときとは様子が変わってた。
メインルートになるには山小屋や水場が無いのでなかなか難しいかもしれないけれど、七丈や北沢峠付近の山小屋から出発すれば余裕をもって行動出来ると思います。

このまま暑い日が続くとトレーニングもする気になれず、夏休みに向けてどうしようかと思案中。楽しくない登山はしたくないし。

コメント

kazuksp

速いー！
はじめまして。
まさにレコのコースの逆周りを企んでいますが、なかなかトレーニングもままならず、二の足踏んでいるところです。。
絶不調といいながら速いっね！！見習ってトレーニングして頑張りたいと思います。(>_<)
レコありがとうございました。

はやぶさ半

Re: 速いー！
kazukspさん、コメントありがとうございます。
55歳にしては速い方だと思いますが、同年代と思われる強者沢山いました。
鍛錬すればまだまだいけるんでしょうが、鍛錬は思いのほか出来ません、とほほ・・・・

逆コースは一昨年行っております。
甲斐駒までえらく長く、登ってる時は超絶死にものぐるいでした。
今になってみるとその時の気持ちがイマイチ思い出せません。
そんなもんなんですね。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-909903.html

bumpkin

相変わらず速すぎます
黒戸尾根の登り：私の全盛期(5年前)より1時間も速い。
2年前ご一緒願った鋸岳の下り(三ツ頭ｰ下山口は違いますが)は1時間半以上速い。信じられないスピードですね
調子に乗って飛ばし過ぎないように！

はやぶさ半

Re: 相変わらず速すぎます
bumpkinさん、暑いですねぇ（熱いの方が適切か！！）
全盛期が５年前ってことは67歳じゃないですか、私はまだまだ老いたなんて言ってられないですね！！肝に銘じます！！！
余裕を持った速いスピードなら山を楽しめますが、今回はダメでした。でも久しぶりの甲斐駒、やはり良い山だなぁって思いました。
暑いうちは気合いが入りません、涼しくなったら北アルプスよろしくお願いします。人が少なくて、楽しいコースで、眺めの良いとこ！！