久々の立山界隈 〜立山・剱岳・奥大日岳・大日岳〜
- GPS
- 56:00
- 距離
- 29.4km
- 登り
- 2,614m
- 下り
- 4,003m
コースタイム
- 山行
- 4:15
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 4:25
- 山行
- 8:05
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 9:30
- 山行
- 7:16
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 8:16
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大日平から称名滝への下り、急降下というより「墜落」と言った方がよいほどの急坂。 |
その他周辺情報 | 立山の帰りは、いつも吉峰の里の温泉 |
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
備考 | すでに秋山突入してます。 雷鳥平のテント場で、朝、霜が降りてました。 日中は暑いかもしれませんが、寝具等は秋山の装備必要。 |
---|
感想
あれだけ続いた晴天と酷暑。
お盆になった途端、周期的な天気と台風、そして寒気。
いやはや、タイミングの悪いこと。
今年は9連休となり、後半に3泊の山行を計画してました。
本来なら、これに五色ヶ原が加わる予定だったのだが。
16日に前線通過で天気が荒れる予報になったため、3泊は諦め2泊に。
しかも前線通過後に大陸からの高気圧、上空約5000mには−6℃の寒気が来る気象予報データ。
え? 秋じゃん? 寒いじゃん?
荷物をコンパクトにするため、寝具をヴィヴィサックにサーモシーツで準備していたが、出発前に急遽、ダウンのシュラフに変更。
立山は久しぶり。
せっかくなので、雄山や大汝経由で。
雄山までは人も多く、大賑わいだが、大汝から先はほとんど人もおらず。
前日の前線通過後に寒気が入ってるので、稜線は結構寒い。
剣沢のテント場は大好きな場所。
剱岳を大迫力に望める贅沢な空間。
夜は本当に冷えて寒かった。
ダウンのシュラフを持って来たのは大正解。
翌日の剱岳アタック、一服剣にくると、霜柱が!
寒いわけだ。。
剱岳はいいですね。
4回目ですが、毎回素晴らしい眺望に恵まれてます。
寒気の入ったおかげで空気が澄んでいたので、とにかく綺麗。
登頂された周りの方々の達成感があふれており、雰囲気も最高です。
ここに来ると、みんな本当にいい笑顔。にこやか。
過去、何度も立山に来ているのに、雷鳥平にテントを張ったのは初めて。
トイレは水洗だわ、水の心配はないわ、おまけに近くの小屋でお風呂に入れるわ。
家族で親子キャンプしてる方々もいっぱい。
楽しそうでした。
この日の夜もかなり冷え込み、寒くて目が覚める。
テント撤収時、なんだかパリパリするなぁと思ったら、テントの表面に薄く氷の膜が!
これにはびっくり。
そりゃ目が覚めるわ!
出発してみると、チングルマやイワイチョウには霜が降りてる。
もう秋は目の前の来てるんだなぁと実感。
雷鳥平同様、実は大日岳方面も初めてなのです。
室堂乗越の稜線に出ると、見事な雲海とそこにそびえ立つ剱岳のシルエット。
これには痺れました。
雲と言うより、まるで流氷が湾に流れ着いた感じ。
そして、奥大日岳辺りから見える、称名ノ廊下のV字渓谷の迫力は素晴らしい。
弥陀ヶ原も一望でき、V字渓谷と高原地形のコントラスト。
なんて凄い地形だろう。
大日平はずっと来てみたかった場所。
弥陀ヶ原と似てますが、なんとも広くて静かで穏やかな空間。
ここで一泊して、のんびりコーヒーやウイスキーでも飲んでぼんやりしたい。
大日平から称名滝登山口に降りるルート、地図で見ると等高線間隔がとんでもなく狭く、ドキドキしていましたが、いやもう、これは凄い。
急降下どころか、まるで墜落。笑
ちゃんと階段になってたり、岩にステップが刻まれてたりしてましたが、ちょっとでも踏み外したり、苔で滑ったりすると大変なことに。
これは、登りでも大変そう。
記録の距離を見てみると、30キロ程度で意外に少ない。
アップダウンというより、全体通してほぼ下り気味?
まぁ、最近の自分にはこのくらいのペースと距離がちょうどいいのかも。
三日間とも天気に恵まれ、充実した山行でした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する