北アルプス中部の分水嶺 針ノ木峠〜蓮華岳〜船窪岳〜南沢岳〜烏帽子小屋

2010年09月17日(金) 〜 2010年09月18日(土)

• GPS: 19:01
• 距離: 30.6km
• 登り: 3,682m
• 下り: 3,786m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:43
• 休憩: 0:59
• 合計: 8:42

5:17 扇沢駐車場
6:13 6:13 大沢小屋
8:37 8:56 針ノ木小屋
9:50 10:05 蓮華岳
12:03 12:19 北葛岳
13:41 13:50 七倉岳
13:59 船窪小屋

2日目

• 山行: 8:12
• 休憩: 1:39
• 合計: 9:51

5:04 船窪小屋
5:12 5:12 七倉岳
5:17 5:17 船窪天場
5:42 5:46 船窪乗越
5:55 6:01 船窪岳
6:44 7:02 船窪第2ピーク
9:13 9:44 不動岳
10:56 11:04 南沢岳
11:21 11:22 烏帽子田圃
11:43 11:52 烏帽子岳山頂分岐
12:03 12:04 前烏帽子岳
12:17 12:33 烏帽子小屋
13:10 13:12 三角点
13:59 13:59 権太落し
14:28 14:31 ブナ立尾根取付
14:40 14:40 高瀬ダム 天場
14:50 14:50 高瀬ダム濁沢登山口
14:55 高瀬ダム

高瀬ダム手前のトンネル内はGPSの軌跡がないが電波障害による．

天候

17日：曇りのち霧一時雨　18日：晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー 自家用車

扇沢の駐車場まで車．
高瀬ダムからタクシーで扇沢まで戻る(タクシー料金は8100円).

コース状況／危険箇所等

　北葛岳から南沢岳までは崩壊箇所で稜線が狭い場所があるので注意して歩く．その他は特に問題となる場所はなかったと思う．

その他周辺情報

下山後，大町温泉で入浴．600円．

写真

9/17 7:01

17日　7:01　かなり小さくなった針ノ木雪渓を登る．

9/17 7:02

7:02　ここから下に雪渓はほとんどない．

9/17 8:54

8:54　針ノ木峠に着いた．

9/17 9:01

9:01　針ノ木小屋を見下ろす．

9/17 10:03

10:03　蓮華岳頂上．ガスで展望はない．

9/17 12:18

12:18　北葛岳頂上．

9/17 12:38

12:38　この辺の稜線は両側が崩れて急峻．

9/17 12:46

12:46　稜線は狭い．

9/17 13:48

13:48　七倉岳頂上．

9/17 13:57

13:57　船窪小屋．快適な小屋だった．

9/17 15:04

15:04　小屋から水汲みに出かける．東側は崩壊し急峻．

9/17 15:15

15:15　水場までは急な斜面を下る．少し怖い．

9/18 5:04

18日　5:04　翌日は雲海．

9/18 5:05

5:05　清々しく綺麗．

9/18 5:41

5:41　遠くに槍ヶ岳が見える．

9/18 5:41

5:41　これから縦走する雲海に浮かぶ山並み．

9/18 5:42

5:42　望遠で槍ヶ岳．

9/18 5:44

5:44　この付近は広範囲に斜面が崩壊している．

9/18 5:58

5:58　船窪岳頂上．

9/18 6:01

6:01　雲海と槍ヶ岳．

9/18 6:04

6:04　稜線は崩壊し狭い．

9/18 7:00

6:59　船窪岳第二ピーク頂上．

9/18 6:59

6:59　東鎌尾根に続く山々と槍ヶ岳．

9/18 6:59

6:59　大天井岳と東鎌尾根．

9/18 6:59

6:59　槍ヶ岳．

9/18 7:06

7:06　槍ヶ岳に向かって進む．

9/18 7:06

7:06　やはり槍ヶ岳は目立つ．

9/18 7:23

7:23　不動岳に続く稜線．

9/18 7:32

7:32　2299mピークから立山，劔岳，黒部湖．

9/18 7:32

7:32　望遠で立山，劔岳．

9/18 7:38

7:38　ここも斜面の崩壊が目立つ．

9/18 8:03

8:03　北側の稜線を振り返る．

9/18 8:03

8:03　七倉岳に続く稜線．斜面の崩壊が目立つ．

9/18 8:04

8:04　望遠で針ノ木岳．

9/18 8:54

8:54　針ノ木岳に続く稜線．

9/18 9:20

9:20　不動岳に着いた．後方は針ノ木岳．

9/18 9:45

9:37　左遠方に烏帽子岳と水晶岳が見える．

9/18 9:37

9:37　望遠で烏帽子岳と水晶岳．

9/18 10:10

10:10　南沢乗越付近のガレ場．烏帽子岳が見える．

9/18 10:10

10:10　ガレ場．

9/18 10:55

10:55　南沢岳頂上．

9/18 11:08

11:08　烏帽子岳に向かって下る．

9/18 11:09

11:09　望遠で烏帽子岳．

9/18 11:20

11:20　池がある．

9/18 12:31

12:31　烏帽子小屋．霧になった．

9/18 14:41

14:41　つり橋を渡る．

9/18 14:43

14:43　高瀬ダム近くから稜線を振り返る．

9/18 14:53

14:53　高瀬ダムに着いた．

撮影機器：

COOLPIX P6000 ニコン

感想

yukitsubasa

　ここは登山者の多い後立山連峰と裏銀座の間の北アルプスでは人気のない不遇な稜線(分水嶺)と言える．際立った山がなく標高が低い割に崩壊箇所や上り下りも多く大変だが，比較的静かで展望も良く渋く味わいのある登山が楽しめる．料理が美味しく快適な船窪小屋に泊まればさらに良い山行になると思う．
　初日は残雪の少ない針ノ木雪渓沿いの登山道を登りガスで展望の悪い稜線を歩いて船窪小屋に着いた．小屋近くの水場は足場の悪い急な斜面にあり少し緊張する．翌日は天気が良く雲海に浮かぶ槍ヶ岳など北アルプスの山々がきれいにみえた．ここは初心者には向かないと思うが，北アルプスの有名な山々を登った後にくれば後悔することはないと思う．ただしこのコースは1泊だと少しきつい．2泊だと少しもったいない気がするので，2泊の場合は針ノ木岳や烏帽子岳にも登るといいかもしれない．

　この記録は2018年に公開．