新穂高温泉

2018年09月11日(火) 〜 2018年09月12日(水)

• GPS: 12:17
• 距離: 18.8km
• 登り: 3,018m
• 下り: 1,906m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:32
• 休憩: 0:18
• 合計: 5:50

7:06 新穂高温泉無料駐車場
7:13 7:14 新穂高温泉バス停
7:18 7:18 新穂高温泉駅
7:30 7:30 小鍋谷ゲート
7:56 7:57 穂高平小屋
8:29 8:30 白出小屋
9:22 9:35 重太郎橋
12:25 12:26 穂高岳山荘
12:45 12:46 涸沢岳
12:56 穂高岳山荘

2日目

• 山行: 4:48
• 休憩: 1:31
• 合計: 6:19

6:04 穂高岳山荘
6:29 6:37 穂高岳
7:00 7:11 馬の背
7:19 7:32 ロバの耳
7:37 7:59 ジャンダルム
8:53 8:57 天狗のコル
9:09 9:12 天狗岩
9:19 9:28 逆層スラブ
9:35 9:45 間ノ岳
10:06 10:09 赤岩岳
10:28 10:32 P１
10:36 10:36 西穂高岳
10:56 10:56 チャンピオンピーク４峰
11:02 11:03 ピラミッドピーク
11:16 11:16 西穂独標
11:36 11:37 西穂丸山
11:42 11:44 西穂山荘
12:04 12:04 旧ボッカ道分岐
12:23 12:23 西穂高口(千石平)
12:23 ゴール地点

天候

1日目（9.11）
新穂高温泉〜白出沢〜穂高岳山荘
⛅️→☁️→⛅️
2日目（9.12）
穂高岳山荘〜西穂高岳〜ゴンドラ
🌂→☁️→⛅️

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新穂高温泉登山者駐車場（無料）
仮設トイレ2台、和式簡易水洗タイプ、トイレットペーパーあり。

コース状況／危険箇所等

1日目（新穂高温泉〜白出沢〜穂高岳山荘）

□右俣林道
ナイトハイクが怖くて行けなかったが、実際は大型車も通る林道。夜でも安全に歩ける。

□白出沢出合い
ハッキリとした分岐で間違いようがない。

□岩切道
よく整備されている。雨の際の渡渓は危険。

□白出沢
ルート表示が長野県側とは違うので少し分かりにくい。傾斜はそれほど急とは感じないが落石には注意。


2日目（穂高岳山荘〜西穂高岳〜ゴンドラ）

□ナイフリッジ
下りはかなり怖い、ザックの紐が岩の隙間に挟まらないようにして身体を岩肌に擦り付けるようにして下れば怖くない。

□ロバの耳
鎖はあるが登りではあまり使わない。下山の時は分かりにくい。

□天狗のコル
ここをエスケープルートとして使うのは間違ってはいないと思うが甘くはない、冷静な判断が必要。

□天狗岩
見えにくいが、ルート表示はしっかりある（稜線の際の方）。崖に近い方が安定した岩場だったりするので、恐怖を忘れて冷静な判断をする。

□間ノ岳
落石が多いと注意がある。岩盤の性質上どうしようもない。速やかに通過すべし。

□西穂高岳
ここから一般道となりゴンドラ駅も見えるようになるが実際はかなり遠い。

□ゴンドラ
新穂高岳温泉まで1600円。一般の観光客も一杯いる。普通なら家族で楽しむ岐阜の名所なので、待ってる時間にお土産も買わず素通りすることは避けたい。

その他周辺情報

□利用したホームページ□

伊勢神宮（雨のため予定が空いたので往復10時間で観光）http://www.isejingu.or.jp/sp/visit/course/index.html

穂高岳山荘（1泊2食付で宿泊9800円）https://www.hotakadakesanso.com/stay/vacancy

新穂高ロープウェイ（下山時に利用＿終電を調査＿片道1600円）http://shinhotaka-ropeway.jp

ひらゆの森（下山後に利用＿500円＿コインロッカーは有料）http://www.hirayunomori.co.jp

写真

登山を始めた頃から憧れていた新穂高温泉に到着。ブログでしか見たことがなかった。ここからは雲の平にも槍ヶ岳や穂高にも行ける。双六岳に始まる3泊4日テント泊縦走の予定が大雨のせいで計画は白紙に・・さて、どうしよう？、ひがくの湯。まで引き返す。停電の為、ここから先は真っ暗だった。

9/9 17:45

山とか雲とか・・。一応明日は大雨の予報。

9/9 17:49

せっかく岐阜まで来たのだから、ひがくの湯で記念に飛騨牛を食べる。

9/9 17:56

飛騨牛A5等級の肉を使用し長時間煮込んだカレー。スッととろけるような濃厚な味！贅沢な夕食だった。このあとポテチとビールを買って登山者駐車場に戻って晩酌。

9/9 18:15

登山者駐車場近くの橋。明日は大雨の予報。日が暮れるまでブラブラする。

9/9 18:17

深山荘。人気がないのにドアが開いている。

9/9 18:19

夜通し電気の復旧に勤める電力会社の方々。

9/10 6:59

深夜2:00頃になると、車を叩く轟音で目を覚ます。バケツをひっくり返したようなどしゃ降りに。あまりの豪雨に見切りをつけてこの日は観光をすることに決定、早朝に高速に乗る。途中2時間程仮眠をして朝食は関PA、とん汁朝定食を頼んだが想像以上に旨かった。東北にはないクオリティだった。

9/10 10:19

せっかく東海地方に来たのだから伊勢神宮まで来た。今考えると無謀な距離。

9/10 10:24

伊勢参りは外宮から。が、ルールらしい。スマホで調べた参拝のマニュアルに沿って雨の中を歩く。

9/10 10:39

外宮。ここから先は撮影禁止。2礼して2回手を鳴らし1礼・・アシタハレマスヨウニ、、(←嘘）

9/10 11:14

車で15分程の距離、別の駐車場に移動して内宮へ向かう。近くの駐車場は既に満杯。（平日）

9/10 11:17

こちらは藍染のお店。素敵なお店はいっぱいあったけど寄る時間がなかった、涙。

9/10 11:22

雨足は強くなるばかり、雨の中みんなスゲー！登山道にもこんなに雨に打たれる人はいない。

9/10 11:27

天照大御神（アマテラスオオミカミ）日本人なら誰もが憧れる神社へ。アマテラス、、グホッ。私の胸にも消えない炎が灯ってしまった、汗。

9/10 11:28

少し緊張。

9/10 11:29

橋の上で立ち止まると幾つもの言語が通り過ぎて行く・・。

9/10 11:35

手水舎　御手洗場。ブラタモリでも見た気がするが内容は覚えていない、スルー！

9/10 11:40

ここから先は撮影禁止。

9/10 11:41

御参拝。ここが日本人の神話の発祥の地とも言える場所、伊勢神宮の内宮本殿。威圧されてスクスク歩く、、。

9/10 11:54

どしゃ降りの中、参拝を終えたらこちらへ。雨宿りのつもりだけどもう役に立たないレベル。とにかく外国人がいっぱい。御札とかよく分からないのでスルー！！

9/10 11:59

ずぶ濡れ・・。さて、帰る、片道4時間40分。他に飛騨高山とかは無事に車内観光した。（車内でスニーカーまで全て着替えた）

9/10 21:40

車中泊2日目。夜中に突如パトカーが来た！！私も明日から逃亡者の捜索に加わる。（Zzz）

「ボス！」

「ボス！！」

ん？！

あっ、ボス！　やっと起きてくれましたね。

9/11 6:25

これぞ奇跡！晴れた。ウッキー！！

9/11 7:08

無料駐車場からロープウェイまでは10分程の距離。

9/11 7:12

歩く。

9/11 7:13

穂高岳、槍ヶ岳へはここを直進する。左は雲の平まで続く。まっすぐ進んだら一緒に歩いていた登山者はみんな左に行ってしまった。

9/11 7:24

地図では2時間程林道を歩く、工事用の車が通るので注意！

9/11 9:04

白出沢出合いから穂高岳方面に進む、ようやく山っぽくなってきた。楽しい！！

9/11 9:09

大きな倒木の下を通る。原始の森に来た気分！！

9/11 9:22

これより200m白出岩切道、事前調査で一番心配だった場所！

9/11 9:23

やったー人がいる。ありがとー（意味不明、汗）。

9/11 9:23

大雨の為、心配だったポイント！なんとか渡れそう・・。

9/11 9:30

登る。

9/11 9:31

鎖場。雨で心配だったけど問題なかった。

9/11 9:40

今日の仕事はやり遂げた感が・・昨日のどしゃ降りが嘘のよう。

9/11 9:44

落石多発の為速やかに通過！でも崖なので滑らないようにする。

9/11 9:46

振り返る、随分山奥まで来た。

9/11 9:48

沢を渡る。事前に調べたら残雪がある時に間違えるらしい。

9/11 9:50

より深い森へ・・。

9/11 10:00

手入れがしてあって歩き易い。

9/11 10:16

枯れているのか生きているのか・・？

9/11 10:16

時々強い日射しがあるが曇り。

9/11 11:10

白出沢を一気に登る！！

9/11 11:25

レコやブログであった場所、スベルアビナイヨ。迷わずここまで来れた。（ゴールじゃないけど達成感が半端ない！！）

9/11 11:32

見落としそうなルート表示。

9/11 12:01

おまたの間のポッコリは穂高岳山荘！

9/11 12:11

9/11 12:19

9/11 12:19

9/11 12:23

9/11 12:27

9/11 12:27

9/11 12:42

涸沢岳。

9/11 12:43

本日のピーク！

9/11 12:44

景観ゼロ。登山者ゼロ。360°の絶景で槍まで見るつもりだったけど残念！

9/11 12:56

穂高岳山荘。

9/11 13:03

ご褒美。

9/11 13:05

うどん1000円。ビール600円。ありがたく頂く、美味しい。

9/11 13:13

9/11 13:24

布団は一人一枚。

9/11 14:00

9/11 14:55

雲の上、爽快な景色。

9/11 14:56

9/11 15:00

やることがない。

9/11 15:01

明日の天気。

9/11 15:32

涸沢方面。

9/11 15:32

9/11 15:48

暇なので寝る。

9/11 15:48

上段の布団。

9/11 15:49

窓の外。

9/11 17:01

夕食。山で食べる魚は美味しかった！！

9/11 17:52

マジックアウアー、壮大な景色だった。とても寒かったけど、日暮れまで眺めてた。

9/11 17:53

9/11 17:53

9/11 17:54

9/11 17:55

9/11 18:00

若者たち。

9/11 18:01

涸沢方面は雲海。

9/11 18:01

9/11 18:02

9/12 4:53

朝。

9/12 4:53

夜明けと共に・・消え行く太陽。

9/12 5:23

雨。

9/12 5:30

朝食。ほとんどの人は起きていたけど、予定通りの5:30から頂く。お茶が旨い！！

9/12 5:54

出発、真っ白になった。

9/12 5:54

さらば、穂高岳山荘。

9/12 5:55

岩は濡れている。

9/12 6:03

早朝。昨日の昼から16時間も穂高岳山荘で横になっていたので体が動かない。

9/12 6:07

9/12 6:32

穂高岳山頂！！！

9/12 6:32

お約束。

9/12 6:32

祠まで上るのは怖い。

9/12 6:34

さて、

9/12 6:34

こちらが本日のルート！！ガスで何も見えない。

9/12 6:35

西ホへ。

9/12 6:46

行き止まり？かと思ったが、残念なことに道は続く・・ここが「ウマノセ」。

9/12 6:51

下りの方が何倍も怖い。恐怖で引き返そうと思えば腰が抜ける気がする、勇気を持って前に進むしかない。

9/12 6:54

上から見る「ウマノセ」の文字

9/12 6:56

9/12 6:56

振り返って見上げるウマノセ！出来る事なら寝起きで朝食の後にこの恐怖は味わいたくない。

9/12 6:56

まだまだ先は長い・・・。

9/12 7:03

ようやくジャンが見えた！

9/12 7:03

素晴らしい景色！！

9/12 7:04

落石に注意して確実に下りる。

9/12 7:11

9/12 7:12

一瞬ガスが酷くなり、ルートを見失ってしまう。

9/12 7:17

怖いのはルートミス！！鎖を使わずにいたらこのあと間違って稜線まで登ってしまった。

9/12 7:23

周りを良く観て確実に安全なルートを辿る。

9/12 7:24

壁ではなく登り。

9/12 7:30

9/12 7:33

上高地方面。

9/12 7:33

ジャンダルムへの直登はしない。（登山を辞めていなければいずれするかも）

9/12 7:33

西ホへのルート、まだ先は見えない。

9/12 7:38

巻く。

9/12 7:38

！

9/12 7:45

？！

9/12 7:46

天使アラワル。

9/12 7:48

槍の穂先。先っちょだけね！パタパタ。

9/12 7:49

お約束！ちなみにこの万歳は何？

9/12 7:56

登頂時に鎖がないと思ったら別なルートが出来ていた。ま、事故が多いと聞いていたからいずれはこうなる定め。

9/12 7:58

ルート表示、解き方は分からない。

9/12 8:12

9/12 8:19

9/12 8:23

9/12 8:29

9/12 8:34

ここも登山道！間違ってねえ？

9/12 8:37

天狗岩。

9/12 8:37

9/12 8:48

天狗のコル。

9/12 8:48

鎖はあるが、バランスを崩し易いので使わない方が登りやすい。

9/12 9:03

9/12 9:06

信じられないだろう？怖いが左側の岩盤の方が安定している。

9/12 9:12

9/12 9:20

逆層スラブ、ネットで見るよりはるかに簡単！

9/12 9:24

振り返る。

9/12 9:30

ピークを越えたらまたピーク！

9/12 9:34

そろそろ飽きてきた。

9/12 9:35

恐らくここが垂直の鎖場。

9/12 9:37

9/12 9:41

3コマ前の先っちょの辺り・・まさかここがルート？と思っていたらやっぱりルートだった。

9/12 9:41

何処までも続く雲の上の道。

9/12 9:45

えっ？！と、思う所にマークがある。

9/12 9:46

背後からガスが押し寄せて来た！

9/12 9:46

雲の中に入る。

9/12 9:48

間ノ岳。

9/12 9:51

グズグズで崩れる・・。

9/12 10:05

岩。

9/12 10:06

絶景には違いないけど、（飽きた・・。）

9/12 10:13

稜線を歩く。

9/12 10:17

おおむね真っ直ぐ歩く。

9/12 10:28

歩いて来たルートを振り返る。もう戻れない、先へ進む。

9/12 10:31

P1。

9/12 10:36

初西穂高岳に登頂！！

9/12 10:37

やったね！v(￣Д￣)v北アルプス超難関ルート制覇！！

9/12 10:39

一般道に入ったのでペースを上げる。（汗臭くてご免なさい）

9/12 10:44

ようやく晴れたと思ったらにわか雨が・・。赤い屋根が西穂山荘？ゴンドラはもっと先かな？

9/12 10:53

写真で見ると素晴らしいと思うけど・・。

9/12 10:55

たぬき岩。

9/12 11:01

ピラミッド8。

9/12 11:05

最後のピークへ！

9/12 11:13

西穂高岳独標！！

9/12 11:14

おつかれ！

9/12 11:14

振り返る、夏の思い出は真っ白な雲の奥へ。

9/12 11:36

西穂丸山。

9/12 11:42

西穂山荘と焼岳。

9/12 11:44

テン場。

9/12 12:22

ロープウェイに到着！！！けっこう遠かった、汗。

9/12 13:05

食堂や売店があったのでロープウェイ駅でゆっくりしたかったけど、温泉を優先。五平餅だけでも食べれば良かった・・。

9/12 13:09

素通り、汗。いろいろ忘れてた。(￣▽￣;)

9/12 13:13

懐かしい。

9/12 13:15

マイナスイオン。

9/12 13:17

登山者駐車場。

9/12 14:43

帰りはひらゆの森で温泉を頂く、飛騨牛のステーキを食べる予定だったけど残念ながら帰宅の時間に・・。このあと福島まで6時間、夕食はカップラーメンとビール。今シーズンもあとわずか、次はラスト遠征、黒部かな？

撮影機器：

AQUOS SERIE SHV34 au シャープ

感想

aiman40

ようやく取れた念願の夏休み、まとめて休めるのはもう2度と無い。しかし、予報は大雨洪水・・私自身は体調不良で瀕死の状態・・職場の誰もが反対した中で、とりあえず現地に行ってから休むという無謀な計画を実行しました。6時間も高速を走るのだからなんとかそれなりに体調は回復、、ですが異状に耳が痛い。高度の変化に体内成分が全くついて来ていない。当日は激しいどしゃ降り、、北アルプステンパク縦走は断念して伊勢神宮参拝を決行、、片道5時間って福島から青森まで行ける距離じゃんと思いつつピストン。その後、また新穂高まで戻って天候を伺うものの、明け方には意識を失うような激しい腹痛に、、汗。諦めようかと思って50メートルの距離をくるまで移動して駆け込んだ仮設トイレはとても快適でした。私のハートもいくらか回復△△△、その後、穂高岳山荘に一泊するプランに急遽変更してあらかじめ準備しておいた日帰り用のザックに5分で再パッキング、念願の双六岳からのテンパク縦走とはいきませんでしたが・・北アルプス最難関ルートを縦走、楽しかった。


登山者駐車場の脇の川、停電中で街は真っ暗！


同じく川、最初はこのあと帰る予定だった。


白出沢の渡り、雨の後で心配だったけど渡れた。


白出沢の渡り、しっかりした岩場で良かった。


ジャンダルム、3回目の登頂！晴れると予想したタイミングで登った。もっと広大な雲海を予想していたけど雲は槍ヶ岳から続く奥ホの山稜で止まっていた。上高地側の景観は絶景だった。また来れて良かった。このあと全く何事もなく無事に下山、天使に感謝！！！