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Yamareco

記録ID: 1596454
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

黒部五郎岳 〜新穂高よりテント&小屋泊〜

2018年09月22日(土) 〜 2018年09月24日(月)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
46.6km
登り
3,426m
下り
3,432m

コースタイム

1日目
山行
6:09
休憩
0:45
合計
6:54
7:10
7:17
73
8:30
8:33
61
9:34
9:38
51
10:29
10:45
55
11:40
11:55
52
12:47
2日目
山行
7:47
休憩
1:23
合計
9:10
6:00
127
8:07
9:05
120
11:05
11:15
120
13:15
13:30
100
3日目
山行
8:48
休憩
1:32
合計
10:20
5:45
90
7:15
8:00
126
10:06
10:20
100
12:00
12:20
165
15:05
15:18
47
16:05
ゴール地点
天候 土砂降り〜快晴
過去天気図(気象庁) 2018年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き:新宿〜新穂高(高速バス)
帰り:新穂高〜平湯温泉〜松本(バス)
コース状況/
危険箇所等
鏡平までは沢沿いのため、降雨時は靴まで浸かる水浸しとなります。
整備された道ですが、崖沿いをトラバースする箇所あり。悪天候時、夜間は危険。
その他周辺情報 登山指導センター上の中崎山荘で入浴可。18時までだったと記憶。
左俣を行く。夜明けなのに暗い。とほほ。
左俣を行く。夜明けなのに暗い。とほほ。
わさび平小屋。屋根のある所に避難。ラムネの文字が寒々しいです。
わさび平小屋。屋根のある所に避難。ラムネの文字が寒々しいです。
秩父沢。絶賛増水中w
秩父沢。絶賛増水中w
シシウドヶ原。ここまで超キツイ。鏡平までもう一息。
シシウドヶ原。ここまで超キツイ。鏡平までもう一息。
鏡平山荘。かき氷が名物だそうです。今は無理ですが。
鏡平山荘。かき氷が名物だそうです。今は無理ですが。
弓折岳分岐にて。ムム、空が!
弓折岳分岐にて。ムム、空が!
双六小屋近し。
最終的には40張くらいでしたが、まだまだ空きありました。
2
最終的には40張くらいでしたが、まだまだ空きありました。
夜風が強く、テントが揺さぶられました。
結構風の強いテン場のようです。
夜風が強く、テントが揺さぶられました。
結構風の強いテン場のようです。
粗食とお酒。たしなむ程度です。
1
粗食とお酒。たしなむ程度です。
おはようございます!
おはようございます!
巻き道で三俣山荘を目指す。
巻き道で三俣山荘を目指す。
三俣蓮華との分岐
1
三俣蓮華との分岐
素晴らしく気持ちのいいテント場! だがしかし…
2
素晴らしく気持ちのいいテント場! だがしかし…
沢沿いを行く
やっと黒部五郎が姿を現わす。なんて遠いんだ!
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やっと黒部五郎が姿を現わす。なんて遠いんだ!
薬師は巨大です
荒々しくも、端正なお姿。
2
荒々しくも、端正なお姿。
黒部五郎小舎。思いの外、黒部五郎岳にはまだまだ遠く。
黒部五郎小舎。思いの外、黒部五郎岳にはまだまだ遠く。
普通はカールコースを行くようです。
2
普通はカールコースを行くようです。
証拠写真を撮るので精一杯でした。
2
証拠写真を撮るので精一杯でした。
忘れ去られたような巨岩がぽつりと。
3
忘れ去られたような巨岩がぽつりと。
モルゲンロートに浮かび上がる。
1
モルゲンロートに浮かび上がる。
誰も泊まらなかったテント。ごめんね。
4
誰も泊まらなかったテント。ごめんね。

感想

3年前、雲ノ平から帰る道すがら見上げた独特のカールを抱いた黒部五郎岳に憧れていました。数年間計画は流れ続けましたが、やっと念願叶ってたどり着くことができました。しかし、この3日間印象深い山行ではありましたが、非常にキツかった。今になってもまだ苦闘(大げさw)の余韻が残っているようなそんな気がします。

1日目は天気予報通り朝から雨。開始1時間で靴の中までびしょ濡れ。雨具も上下水を通している。雨具の意味がまるでわかりません。沢は増水し、靴の中に浸水、立ち止まると寒さで震えがくるほどで、小池新道の急登で休みたいけど寒いけど、けれどキツイという三重苦(笑)。ようやく弓折分岐辺りで青空が見えた時は安堵この上なし。テント場で服を乾かし、次の日に備えます。ただ靴は乾ききりませんでした

2日目、この日は予定では三俣山荘にテントを張り、黒部五郎を往復して来るつもりでした。が、コースタイムを甘く見ており、結局帰ることができず黒部五郎小舎に泊まることに。が、何となくそっちに転ぶ気もしていたので、装備は小屋泊まり分持って行っていたのが幸いでしたが、それでも黒部五郎は手強かった。小舎からカールまでかなり距離があり、登りでは今までで最低という程バテてしまいました。思えば、時間を気にしすぎ普段の自分のペースが崩してしまったのが原因かと思います。自業自得ですが、何度もこのまま帰ってしまえという悪魔の誘惑を断ち切り、山頂に立てたことはよかったかな。小舎は非常にきれいで、そして食事が大変豪華でした。しかしあの楽園のように見える三俣山荘でテント泊できなかったのが本当に残念です。「黒部の山賊」を読破したらリベンジしたいです。

3日目、2日目の予定が変更になったせいで、今日中に下山は不可能かと思いましたが、どうにか新穂高まで下山。しかしこれがすこぶるキツイ。腰と足指の痛みをこれほど感じたのは初めてです。気づけば3日間とも苦痛の記憶が強いではないか! 余裕ある山行計画を立て、実行することの大切さを感じました。やはり楽しむこと、そして何か新鮮な驚きのようなものを感じつつ帰途につくことが肝要だと個人的には思います。自分の体力だと本来は4日間行程が適切でした。しかしいい教訓です。何年経っても、いつも何かを人は学ぶものですね。そういうことにしておきますw しかしこれで数年来の目標を達成したので、来年度はまた新たな目標、新たな憧れを抱いて登山道を歩いていきたいと思うのでした。

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