仕切り直して、桂小場登山口から歩き始めます。登山口に立つ道標には木曽駒ヶ岳まで9.5km、所要時間は6時間30分とあり、長い道のりになりそうです。
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9/28 6:55
仕切り直して、桂小場登山口から歩き始めます。登山口に立つ道標には木曽駒ヶ岳まで9.5km、所要時間は6時間30分とあり、長い道のりになりそうです。
ほどなく導水管を横切ると、オヤマボクチが首を垂れています。
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9/28 7:01
ほどなく導水管を横切ると、オヤマボクチが首を垂れています。
こちらはシラヤマギクでしょうか?倒木を迂回したりしながらぶどうの泉を通過すると、
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9/28 7:03
こちらはシラヤマギクでしょうか?倒木を迂回したりしながらぶどうの泉を通過すると、
さほどきつくない傾斜の道がしばらく続きます。冷水が湧き出る野田場を過ぎ、
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9/28 7:52
さほどきつくない傾斜の道がしばらく続きます。冷水が湧き出る野田場を過ぎ、
アキノキリンソウが点々と続く道を進むと、
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9/28 7:56
アキノキリンソウが点々と続く道を進むと、
カラマツ林越しに稜線が見え隠れするようになります。
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9/28 7:58
カラマツ林越しに稜線が見え隠れするようになります。
馬返しに達すると、その名のとおり、この先は徐々に傾斜が増していきます。
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9/28 8:14
馬返しに達すると、その名のとおり、この先は徐々に傾斜が増していきます。
幅広の尾根に差し掛かると、木漏れ日が挿すベンチが置かれて気持ちの良い感じ。木立の向こうには大樽小屋が見えてきます。
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9/28 8:38
幅広の尾根に差し掛かると、木漏れ日が挿すベンチが置かれて気持ちの良い感じ。木立の向こうには大樽小屋が見えてきます。
その先の胸突八丁で、左手の笹原の斜面を上がってきた信大ルートと合流します。
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9/28 8:51
その先の胸突八丁で、左手の笹原の斜面を上がってきた信大ルートと合流します。
六合目を過ぎると色づく木々が増え始め、黄色いダケカンバや、
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9/28 9:14
六合目を過ぎると色づく木々が増え始め、黄色いダケカンバや、
赤褐色のナナカマドが青空に映えて見事な眺め。
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9/28 9:23
赤褐色のナナカマドが青空に映えて見事な眺め。
津島神社も色づく木々で飾られて、華やかな雰囲気です。
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9/28 9:27
津島神社も色づく木々で飾られて、華やかな雰囲気です。
色付く木々を見かけるたびに足を止めてしまいます。
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9/28 9:31
色付く木々を見かけるたびに足を止めてしまいます。
黄橙色のグラデーション越しに、目指す将棊頭山の頂上稜線を見定めます。
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9/28 9:42
黄橙色のグラデーション越しに、目指す将棊頭山の頂上稜線を見定めます。
頭上で繰り広げられる、赤いナナカマドと黄色いダケカンバの競演を仰ぎ見ながら高度を上げていくと、
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9/28 9:46
頭上で繰り広げられる、赤いナナカマドと黄色いダケカンバの競演を仰ぎ見ながら高度を上げていくと、
周囲の木々はしだいに疎らとなって視界が開け始め、伊那谷の彼方に折り重なる八ヶ岳連峰と南アルプスの山々を背に登ります。
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9/28 9:57
周囲の木々はしだいに疎らとなって視界が開け始め、伊那谷の彼方に折り重なる八ヶ岳連峰と南アルプスの山々を背に登ります。
ほどなく胸突八丁の頭で稜線上に乗ります。光を透かして黄葉を愛で、
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9/28 9:59
ほどなく胸突八丁の頭で稜線上に乗ります。光を透かして黄葉を愛で、
茶臼山への分岐の先でハイマツ帯に飛び出します。視界が一気に広がり、行者岩をいただく茶臼山の左奥に対面する御嶽山に感激。
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9/28 10:14
茶臼山への分岐の先でハイマツ帯に飛び出します。視界が一気に広がり、行者岩をいただく茶臼山の左奥に対面する御嶽山に感激。
稜線の左手をトラバースしてしばらく進むと、西駒山荘に達します。赤い屋根越しに望む将棊頭山の頂上には、濃ヶ池方面に少し進んだところから取り付き、
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9/28 10:31
稜線の左手をトラバースしてしばらく進むと、西駒山荘に達します。赤い屋根越しに望む将棊頭山の頂上には、濃ヶ池方面に少し進んだところから取り付き、
ほどなくして、将棊頭山の頂上に到着します。眺めは申し分なく、北東方向から南東方向にかけては、伊那谷の彼方に横たわる八ヶ岳連峰や南アルプスの山々を見渡し、
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9/28 10:49
ほどなくして、将棊頭山の頂上に到着します。眺めは申し分なく、北東方向から南東方向にかけては、伊那谷の彼方に横たわる八ヶ岳連峰や南アルプスの山々を見渡し、
南西方向には中央アルプスの核心部分。木曽駒ヶ岳が伊那前岳、宝剣岳や麦草岳を左右に従え、右後方には木曽谷を隔てて御嶽山を眺めます。
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9/28 10:55
南西方向には中央アルプスの核心部分。木曽駒ヶ岳が伊那前岳、宝剣岳や麦草岳を左右に従え、右後方には木曽谷を隔てて御嶽山を眺めます。
これから辿る稜線を目で追いながら、ひと息つきます。
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9/28 10:56
これから辿る稜線を目で追いながら、ひと息つきます。
白ザレの幅広の尾根を緩やかに下っていくと、「聖職の碑」で知られる大正2年の中箕輪高等小学校の大量遭難事故を偲ぶ遭難記念碑に至ります。合掌。
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9/28 11:15
白ザレの幅広の尾根を緩やかに下っていくと、「聖職の碑」で知られる大正2年の中箕輪高等小学校の大量遭難事故を偲ぶ遭難記念碑に至ります。合掌。
ハイマツが茂るなだらかな尾根を進みます。
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9/28 11:19
ハイマツが茂るなだらかな尾根を進みます。
ハイマツの陰にはシラタマノキ。
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9/28 11:23
ハイマツの陰にはシラタマノキ。
濃ヶ池への分岐を通過し、馬の背尾根に入ります。進むにつれて木曽駒ヶ岳の頂上が迫るようになり、
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9/28 11:47
濃ヶ池への分岐を通過し、馬の背尾根に入ります。進むにつれて木曽駒ヶ岳の頂上が迫るようになり、
チングルマの草紅葉を愛でたり、
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9/28 11:48
チングルマの草紅葉を愛でたり、
花崗岩の岩場を乗り越えたりしながら登り切り、
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9/28 12:05
花崗岩の岩場を乗り越えたりしながら登り切り、
大勢の人で賑わう木曽駒ヶ岳の頂上に到着します。
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9/28 12:29
大勢の人で賑わう木曽駒ヶ岳の頂上に到着します。
東方から南方にかけては、中央アルプスの主稜線の彼方に、八ヶ岳連峰、南アルプスの山並みをぐるりと見渡し、
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9/28 12:35
東方から南方にかけては、中央アルプスの主稜線の彼方に、八ヶ岳連峰、南アルプスの山並みをぐるりと見渡し、
南アルプス北部をズームアップ。甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、北岳、間ノ岳がを見定めます。
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9/28 12:38
南アルプス北部をズームアップ。甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、北岳、間ノ岳がを見定めます。
西端に移動し、西から北にかけて、御嶽山、乗鞍岳、北アルプスの山並みを眺めます。
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9/28 12:39
西端に移動し、西から北にかけて、御嶽山、乗鞍岳、北アルプスの山並みを眺めます。
麦草岳の彼方の御嶽山をズームアップ。噴火から4年を経て、登山道が再開された剣ヶ峰を望みながら、合掌。
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9/28 12:41
麦草岳の彼方の御嶽山をズームアップ。噴火から4年を経て、登山道が再開された剣ヶ峰を望みながら、合掌。
雲の合間にそびえ立つ穂高、槍連峰に目を凝らします。眺めを楽しみながらお昼に時間を済ませると、
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9/28 12:41
雲の合間にそびえ立つ穂高、槍連峰に目を凝らします。眺めを楽しみながらお昼に時間を済ませると、
木曽駒ヶ岳の頂上を後にして、中央アルプスの主稜線と対面しながら下ります。
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9/28 13:05
木曽駒ヶ岳の頂上を後にして、中央アルプスの主稜線と対面しながら下ります。
中岳に登り返し、今度は鋭く尖った宝剣岳を目前に眺めながら宝剣山荘に向かうと、
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9/28 13:16
中岳に登り返し、今度は鋭く尖った宝剣岳を目前に眺めながら宝剣山荘に向かうと、
せっかくだから宝剣岳に足を伸ばすこととし、ひと登りで岩峰の上に立ちます。
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9/28 13:41
せっかくだから宝剣岳に足を伸ばすこととし、ひと登りで岩峰の上に立ちます。
スパッと切れ落ちた足下には、草紅葉で褐色に染まる千畳敷カールを見下ろします。
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9/28 13:43
スパッと切れ落ちた足下には、草紅葉で褐色に染まる千畳敷カールを見下ろします。
この先は濃ヶ池を経由して西駒山荘に向かいます。宝剣山荘の前から下り始め、駒飼の池に達し、
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9/28 14:03
この先は濃ヶ池を経由して西駒山荘に向かいます。宝剣山荘の前から下り始め、駒飼の池に達し、
梯子を伝って急降下すると、色づく山肌の中に足を踏み入れます。
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9/28 14:14
梯子を伝って急降下すると、色づく山肌の中に足を踏み入れます。
草付きの斜面には色づく木々がそこかしこに。
2
9/28 14:16
草付きの斜面には色づく木々がそこかしこに。
午後の日差しを浴びて、黄金色に輝くダケカンバやナナカマドの中を進みます。
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9/28 14:18
午後の日差しを浴びて、黄金色に輝くダケカンバやナナカマドの中を進みます。
ヤマハハコはまだまだ元気。
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9/28 14:19
ヤマハハコはまだまだ元気。
伊那前岳の山肌は、黄色や赤褐色の木々でパッチワーク模様を描き、彼方には南アルプスの稜線が見通せます。
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9/28 14:30
伊那前岳の山肌は、黄色や赤褐色の木々でパッチワーク模様を描き、彼方には南アルプスの稜線が見通せます。
色付く山肌を鏡写しにする濃ヶ池に達します。その先の濃ヶ池分岐で往路に合流し、
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9/28 14:45
色付く山肌を鏡写しにする濃ヶ池に達します。その先の濃ヶ池分岐で往路に合流し、
ガスがかかる尾根を進んで西駒山荘に戻ると、ベンチに腰掛けひと息つきます。眼下に見下ろすのは伊那谷の眺め。まだこの先長い道のりが残っていますが、暗くなる前に戻れるでしょうか?
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9/28 15:34
ガスがかかる尾根を進んで西駒山荘に戻ると、ベンチに腰掛けひと息つきます。眼下に見下ろすのは伊那谷の眺め。まだこの先長い道のりが残っていますが、暗くなる前に戻れるでしょうか?
日が陰っても、色づく木々には魅了されます。
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9/28 15:54
日が陰っても、色づく木々には魅了されます。
ナナカマドの紅葉を横目に下り、
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9/28 15:56
ナナカマドの紅葉を横目に下り、
胸突八丁の信大ルート分岐に達します。地図上では距離が短そうな信大ルートに進んでみたい気に駆られますが、日が落ちて迷いたくないので、自重します。
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9/28 16:22
胸突八丁の信大ルート分岐に達します。地図上では距離が短そうな信大ルートに進んでみたい気に駆られますが、日が落ちて迷いたくないので、自重します。
大樽小屋を過ぎたところで、きのこのこのこ。馬返しを過ぎると自ずと急ぎ足となりますが、途中、木の根に滑って尻餅をついてしまいます。それでも何とか暗くなる前に桂小場に帰り着くことができました。
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9/28 16:43
大樽小屋を過ぎたところで、きのこのこのこ。馬返しを過ぎると自ずと急ぎ足となりますが、途中、木の根に滑って尻餅をついてしまいます。それでも何とか暗くなる前に桂小場に帰り着くことができました。
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