また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 1626718
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

雪化粧の【悪沢岳・荒川中岳・赤石岳】小屋閉め後、誰もいない静かな南ア南部の巨峰を独り占め☆

2018年10月21日(日) 〜 2018年10月22日(月)
 - 拍手
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
19:12
距離
27.6km
登り
2,990m
下り
3,100m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:49
休憩
0:40
合計
6:29
9:04
12
9:16
9:17
109
11:06
11:18
108
13:06
13:20
13
13:33
13:45
60
14:45
14:46
12
14:58
14:58
35
15:33
千枚小屋
2日目
山行
10:43
休憩
2:13
合計
12:56
3:38
48
4:26
4:30
54
5:24
5:24
39
6:03
6:23
68
7:31
7:32
4
7:36
7:45
13
8:28
8:50
34
9:24
9:29
63
10:32
10:32
20
10:52
10:53
11
11:25
11:50
7
12:40
12:44
46
13:30
13:35
22
13:57
14:14
78
15:32
15:34
60
16:34
16:34
0
16:34
ゴール地点
 
・GPS(ガーミン・etrex 30J )のログデータ2日分をそのまま添付しています。
・各ポイントの通過時間や移動距離については、GPSのログデータ通りで、
 写真の撮影時刻と数分のズレはあるものの、当日私が実際に歩いたデータと
 ほぼ相違のないものであると思います。


■本行程の標準CTと距離は以下の通り(ヤマプラより、CTは休憩無し)

・1日目(椹島ロッヂ〜千枚小屋まで)
*6時間35分 / 9.1km

・2日目(千枚小屋〜千枚岳〜悪沢岳〜荒川小屋〜赤石岳〜赤石小屋〜椹島ロッヂまで)
*14時間20分 / 17.7km

【2日間のトータル:20時間55分 / 26.8km】
*今回の行程では、バス乗車の為の小屋泊を上部の山小屋が全て終了しているので出来ず、
 上部での山泊を千枚小屋でのテント1泊とし、小屋泊は下山後の椹島ロッヂとしました。
 そのため、2日目の行程が距離&CTともに1日目の倍近くになっています。
 
天候  
・1日目(10月21日)
天候:晴れ
 風:終日無風〜微風(椹島ロッヂから千枚小屋まで)

・2日目(10月22日)
天候:晴れ
 風:終日無風〜微風
(夜明け前の千枚岳〜悪沢岳間のみ5〜10m/sec程度の風)
 
過去天気図(気象庁) 2018年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
 
自宅出発(10月21日、3:20)
高速:圏央道〜東名高速/海老名JCT〜御殿場JCT〜新東名/新静岡IC
下道:新静岡IC〜県道27号〜県道189号〜県道60号
   〜畑薙第一ダム左岸駐車場、10月21日、7:10着
*渋滞無し、休憩20分ほど含めて自宅から約3時間50分で移動。

■下道について
・新東名/新静岡ICから畑薙第一ダム左岸駐車場まで、距離:約74km
 渋滞無し、仮眠10分ほど含めて約2時間20分で移動。
*新静岡ICからの下道詳細はこちら↓
 http://www.t-forest.com/alps/access.html

■コンビニについて
・新静岡ICを出てすぐのところに1軒、その後県道27号の途中に1軒、
 計2軒ありました
(県道27号の”油島・玉機橋”より先にはありませんのでご注意を)


■【畑薙第一ダム左岸駐車場から椹島までの送迎バスについて】

・ご存じの方も多いと思いますが、この区間(片道約20km)の
 送迎バスを利用するには一定の条件を満たさないと乗車することが
 できません。それは指定の宿泊施設(営業中の山小屋)を
 必ず1泊以上利用することで、バスの乗車が可能になります。

*その理由(趣旨)は以下の通り。
”小屋に宿泊されるお客様の利便を図るために送迎バスを運行している”
 とのこと。従って、小屋で宿泊しない方(日帰り、テント泊のみ)は
 この趣旨に沿わないため、送迎バスの利用はできないとのことです。

・送迎バスの乗車条件及び、乗車方法ついての詳細はこちら↓
 http://www.t-forest.com/alps/attention.html#name-bus
*テント泊のみ(指定の宿泊施設を利用しない)登山行程の方は
 バスを利用できません。
*上記アドレス内のPDFファイルに各山小屋(バス利用の為の
 宿泊対象施設)の営業期間・宿泊料金・テン場などの
 詳細情報が記載されています。

*この時期は上記に記載されている指定の山小屋はほぼ終了しています
 10/22現在、営業中の山小屋は麓の椹島ロッヂと二軒小屋のみで、
 今回はそのどちらかに宿泊しないとバスを利用できない状況でした。
*従って今回の行程では、山域上部の山小屋(指定の宿泊施設)は
 全てクローズで宿泊利用不可の為、上部ではテントで1泊とし、
 麓の椹島ロッヂで入山前に1泊するか、下山後に1泊するかで
 悩みましたが下山後の1泊でバスを利用しました。

・送迎バスの時刻表、駐車場などについての総合案内はこちら↓
 http://www.t-forest.com/alps/park_ride.html

・畑薙第一ダム〜椹島間のバス時刻表(始発&最終)はこちら↓
 http://www.t-forest.com/alps/bus_sawara.html
*始発&最終のバス時間については、4/28の運行開始から11/4の
 運行終了まで下記の通りとなります。
・行き(始発):畑薙第一ダム7:30発⇒椹島8:30着
・帰り(最終):椹島14:00発⇒畑薙第一ダム15:00着
*椹島発の最終バスは全運行期間で14:00がその日の最終便です。
 従って最終日(下山日)の山行は実質半日程度となるのでご注意を。

*ちなみに7月中旬〜10月上旬までのTOPシーズンのバス乗降場所は
 今回の畑薙第一ダム左岸駐車場ではなく、その少し手前にある
 畑薙第一ダム夏季臨時駐車場での乗降となります。
(時期によりバスの運行時間と乗降場所が違うのでご注意を)


■畑薙第一ダム〜椹島間の林道(現状)について
・畑薙第一ダムから椹島までの林道(バス送迎区間)は、今月初めの
 大型台風の影響で元々荒れていた路面がさらに酷くなったとのこと。
 台風の直後は崩落や冠水により道が寸断されて、10日間ほど通行止 
 だったそうです。 
・今回(10/21)も始発便が椹島から畑薙第一ダムへ移動する際に、
 途中で小崩落があったとのことで、その石の一部がバスに当たり、
 さらに道路上に散乱した落石を手で退けてバスを通してきたそうで、
 その影響で少し運行が遅れていました。幸い大事故には至りません
 でしたが、この林道は路面も荒れて損傷箇所も多く、崩落の頻度も
 高い印象でしたので、今後ここを利用される方は事前にバスの
 運行状況を確認された方が良いと思います。
(当日の状況は写真:5、7に載せてあります)
 
コース状況/
危険箇所等
 
【道路状況、駐車場、登山ポスト】 2018/10/21-10/22 時点

1、新静岡ICから畑薙第一ダム左岸までの道路状況
 10/22現在、道路の損壊等もなく普通車で問題なく通行できました。
*但し、この間は74kmと距離があり、所要時間は休憩10分程度含めて
 2時間20分ほどかかりました。
 また、所々クルマ1台分しか通れない道幅となる箇所があり、
 工事区間もありましたので、通行には十分な時間と注意が必要です。

2、駐車場について
*この時期の駐車場(7月中旬〜10月上旬以外の駐車場)
・畑薙第一ダムを渡ったところにある”畑薙第一ダム左岸駐車場”を利用
・駐車台数:30台程度、料金は無料、夜間も利用可。
・駐車場内にトイレ&水道無し。自販機もありません。
*駐車場に関する詳しい情報はこちら↓
 http://www.t-forest.com/alps/park.html
(この時期のバスの発着所もここになります)
*時期により駐車場の位置が変わるのでご注意を。
 夏場などのTOPシーズン(7月中旬〜10月上旬まで)は
 ”畑薙第一ダム夏期臨時駐車場”になります。

3、登山ポスト
・椹島ロッヂの受付棟内で記入及び提出ができます。


【山小屋、避難小屋について】 2018/10/21-10/22 時点
1、椹島ロッヂ
 始点の椹島ロッヂは通常営業中。宿泊も可能です(11/4まで)
 詳しい情報はこちら↓
 http://www.t-forest.com/alps/lodge_sawara.html

*この時期(10/9 〜 11/4)の宿泊には1名でも予約が必要。
 宿泊の予約と同時に行き帰りのバスの利用時間も予約します。
*宿泊者は入浴も可能。リンスインシャンプーとボディーソープも
 用意されており、身体を洗うこともできます。

2、椹島ロッヂと二軒小屋以外の上部の山小屋について
・上記2軒以外、山域上部の山小屋と避難小屋は全て営業終了。
*但し、千枚小屋だけはダイヤモンド富士を見るための特別営業が
 予定されている模様(通常営業は終了の為、当日は無人でした)
*冬期小屋は千枚小屋、中岳避難小屋、荒川小屋、赤石小屋で
 それぞれ開放されていました。 
(赤石岳避難小屋は直接確認していませんが、椹島ロッヂの人の
 お話しでは冬期小屋として開放されているとのことでした)


【ルート状況、積雪状況等】 2018/10/21-10/22 時点

1、椹島ロッヂ〜千枚小屋まで
・踏み跡明瞭、道標、マーカー多数で特筆すべき問題はありません。
 椹島ロッヂを出て林道からの登山道への取り付きが新登山口に変更
 されていますが、現地の案内標識に従って進めば問題ありません。

2、千枚小屋〜千枚岳〜悪沢岳〜荒川中岳〜荒川小屋〜赤石岳
・この区間も踏み跡明瞭、道標、マーカー多数で特筆すべき問題は
 ない印象ですが、この区間はとにかくアップダウンが激しく、
 体力の消耗を強いられるので、その辺のことを十分考慮しながら
 持続可能なペースを保って歩く必要があります。
・特に悪沢岳から荒川中岳間の落込み&登り返し、その後の荒川小屋
 への高低差約400mほどの長い下りではかなり体力を消耗しました。
*積雪は稜線上の北側区間と吹き溜まり部分についていました。
 積雪量は最大で脛程度。逆に北側と吹き溜まり以外の雪は全て消えて
 夏道が出ており、普通に進むことができました。

・荒川小屋まで下ると次は赤石岳山頂まで、高低差約500m超の長い
 登り返しがあります。この区間も道自体は特に問題ない印象でしたが
 小赤石岳の稜線上まで延々と500m近く高度を上げることになるので
 体力的には本行程で最も厳しい区間であると感じました。

*それと、赤石岳までの登り区間はその多くが北側斜面となる為、
 当日は最大で膝下程度の積雪があり、夏道は辛うじて見える程度で
 完全に消えていませんでした。また雪質はパウダースノーでクラスト
 箇所は部分的にあったものの、全体的には良い感じの雪質でした。
(但し、この時期は天候により積雪状況は日々変化しますので、
 これから行けれる方は十分ご注意下さい)

3、赤石岳〜赤石小屋〜椹島ロッヂまで
・この区間も上記と同様で踏み跡明瞭、道標、マーカー多数で
 特筆すべき問題はない印象でした。一部、登山道が崩落気味の
 箇所もありましたが、修復されており整備状況も良好でした。

*但し、椹島下降点から急斜面の激下りで一気に高度を下げるのですが
 その後、暫くは赤石小屋まで長めの横移動区間となり、この横移動の
 区間に5〜6回ほど登り返しがあります。技術的に何か必要な場面は
 ありませんが、正直「これだけ下りてまた?何回登り返すの??」と
 言いたくなるような、精神的にキツイ区間だと感じました。
 
その他周辺情報  
・今回は椹島ロッヂで宿泊と入浴をしたので利用していませんが、
 日帰り入浴は畑薙第ニダムの手前にあるこちらで出来るようです。
【南アルプス赤石温泉「白樺荘」】
 https://www.visit-shizuoka.com/spots/detail.php?kanko=445
(営業期間や料金等はこのサイト内のHPに詳しく記載されています)
 
おはようございます。今回の山行は念願だった南ア南部3000m峰の周回です
既に上部は小屋閉め後で、駐車場もこの手前にある夏用の臨時駐車場ではなく
畑薙第一ダムを渡った左岸の駐車場となり、バスもそこからの乗車となります
2018年10月21日 07:09撮影 by  DSC-WX350, SONY
7
10/21 7:09
おはようございます。今回の山行は念願だった南ア南部3000m峰の周回です
既に上部は小屋閉め後で、駐車場もこの手前にある夏用の臨時駐車場ではなく
畑薙第一ダムを渡った左岸の駐車場となり、バスもそこからの乗車となります
ここがダムを渡った左岸にある”畑薙第一ダム左岸駐車場”
駐車台数30台ほど。駐車場というよりも、広めの道路脇のスペース
(側壁)に沿って停める感じになります
2018年10月21日 07:29撮影 by  DSC-WX350, SONY
3
10/21 7:29
ここがダムを渡った左岸にある”畑薙第一ダム左岸駐車場”
駐車台数30台ほど。駐車場というよりも、広めの道路脇のスペース
(側壁)に沿って停める感じになります
本日のお荷物(テン泊装備一式で約18.6kg)上部は雪がついている模様なので
アイゼン(10本爪)&防寒着なども持参。さらに上部の小屋は全て閉まっているので
必要な水(3.5L+スポドリ500ml)もここから担ぎ上げます
2018年10月21日 07:24撮影 by  DSC-WX350, SONY
10
10/21 7:24
本日のお荷物(テン泊装備一式で約18.6kg)上部は雪がついている模様なので
アイゼン(10本爪)&防寒着なども持参。さらに上部の小屋は全て閉まっているので
必要な水(3.5L+スポドリ500ml)もここから担ぎ上げます
バス待ち中、ダム上より。あの奥に見える稜線が荒川三山あたりなのかな…
何しろ初の南ア南部なので、どこがどの山なのかさっぱり分からない私(^^ゞ
2018年10月21日 07:38撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/21 7:38
バス待ち中、ダム上より。あの奥に見える稜線が荒川三山あたりなのかな…
何しろ初の南ア南部なので、どこがどの山なのかさっぱり分からない私(^^ゞ
定刻の7時半を過ぎてもバスが来ない…と思ったらちょっと遅れてきました
実は椹島からの林道で今朝崩落があり、その石が少しバスに当たったらしく
さらに道路上の落石を手で退けてバスを通してきたとのこと…(;゜Д゜)
初の南ア南部山行、初っ端から大丈夫なのか?と不安でいっぱいに…
2018年10月21日 07:40撮影 by  DSC-WX350, SONY
2
10/21 7:40
定刻の7時半を過ぎてもバスが来ない…と思ったらちょっと遅れてきました
実は椹島からの林道で今朝崩落があり、その石が少しバスに当たったらしく
さらに道路上の落石を手で退けてバスを通してきたとのこと…(;゜Д゜)
初の南ア南部山行、初っ端から大丈夫なのか?と不安でいっぱいに…
とりあえず10分ほど遅れましたが無事に乗車し椹島へ
ちなみにこれがここ特有のバス乗車券と宿泊を兼ねたチケットになります
2018年10月21日 07:44撮影 by  DSC-WX350, SONY
6
10/21 7:44
とりあえず10分ほど遅れましたが無事に乗車し椹島へ
ちなみにこれがここ特有のバス乗車券と宿泊を兼ねたチケットになります
ダムから20分ほど進んだところで今朝の崩落現場に遭遇
早速ブルが来て整備をしていました。この林道は先日の台風で冠水して
10日間通行止だったとのこと。崩落箇所はここ以外にも数ヶ所ありました
また路面もボコボコでかなり荒れており、バスの揺れがもの凄かったです
2018年10月21日 08:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
8
10/21 8:08
ダムから20分ほど進んだところで今朝の崩落現場に遭遇
早速ブルが来て整備をしていました。この林道は先日の台風で冠水して
10日間通行止だったとのこと。崩落箇所はここ以外にも数ヶ所ありました
また路面もボコボコでかなり荒れており、バスの揺れがもの凄かったです
そんなこんなで予定より20分ほど遅れて椹島に無事到着
ここが”登山基地”と呼ばれる南ア南部登山の拠点なんですね
そう呼ばれるだけあってこの周りには様々な施設が建ち並んでいます
2018年10月21日 08:53撮影 by  DSC-WX350, SONY
6
10/21 8:53
そんなこんなで予定より20分ほど遅れて椹島に無事到着
ここが”登山基地”と呼ばれる南ア南部登山の拠点なんですね
そう呼ばれるだけあってこの周りには様々な施設が建ち並んでいます
ちょうどヘリが荷上げをしていました。上部の山小屋は既に小屋閉め後ですが
どこかの小屋で補修作業を行うため、ここから資材などを荷上げしているそうです
2018年10月21日 08:55撮影 by  DSC-WX350, SONY
3
10/21 8:55
ちょうどヘリが荷上げをしていました。上部の山小屋は既に小屋閉め後ですが
どこかの小屋で補修作業を行うため、ここから資材などを荷上げしているそうです
先ほどのレコで良く見かける建物(あれはレストハウス)の向かい側に
宿泊など各種の受付をする棟があり、ここで登山届の記入提出ができます
それにしても、この大広間にこれだけの施設って、他にはそうそうないと思う
2018年10月21日 08:59撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/21 8:59
先ほどのレコで良く見かける建物(あれはレストハウス)の向かい側に
宿泊など各種の受付をする棟があり、ここで登山届の記入提出ができます
それにしても、この大広間にこれだけの施設って、他にはそうそうないと思う
初っ端からドキドキさせられましたが、登山届も提出していざスタートです!
まずはこの鉄橋から。以前はこの手前に登山口があったそうですが、
現在はこの鉄橋を渡ったすぐのところに真新しい吊橋ができ、そこから取り付きます
2018年10月21日 09:20撮影 by  DSC-WX350, SONY
6
10/21 9:20
初っ端からドキドキさせられましたが、登山届も提出していざスタートです!
まずはこの鉄橋から。以前はこの手前に登山口があったそうですが、
現在はこの鉄橋を渡ったすぐのところに真新しい吊橋ができ、そこから取り付きます
これがその説明書き
2018年10月21日 09:21撮影 by  DSC-WX350, SONY
2
10/21 9:21
これがその説明書き
鉄橋を渡るとすぐに出てくる新登山口への吊橋
吊橋にしては揺れもなく、かなりしっかりした造りで安心感がありました
2018年10月21日 09:25撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/21 9:25
鉄橋を渡るとすぐに出てくる新登山口への吊橋
吊橋にしては揺れもなく、かなりしっかりした造りで安心感がありました
登山口から1時間ほど登ったところにある”岩頭(いわがしら)の見晴らし”より
このルートは中部電力の高圧鉄塔巡視路を兼ねた登山道とのこと
あの右のピークは悪沢岳(荒川東岳)あたりになるのかな…
2018年10月21日 10:25撮影 by  DSC-WX350, SONY
6
10/21 10:25
登山口から1時間ほど登ったところにある”岩頭(いわがしら)の見晴らし”より
このルートは中部電力の高圧鉄塔巡視路を兼ねた登山道とのこと
あの右のピークは悪沢岳(荒川東岳)あたりになるのかな…
アップで。それにしてもあの山頂直下の斜度と切れ角がパンパない感じですね
2018年10月21日 10:25撮影 by  DSC-WX350, SONY
20
10/21 10:25
アップで。それにしてもあの山頂直下の斜度と切れ角がパンパない感じですね
さらに登って行くと黄葉の森に♪
2018年10月21日 10:44撮影 by  DSC-WX350, SONY
11
10/21 10:44
さらに登って行くと黄葉の森に♪
左右で色違い。明るい森歩きで気分も上々です♪(^−^)
2018年10月21日 11:14撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/21 11:14
左右で色違い。明るい森歩きで気分も上々です♪(^−^)
標高2300m付近にさしかかると、上に向かって真っ直ぐな道が延々と続きます
それがこの木馬(きんま)道だそうです
2018年10月21日 14:00撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/21 14:00
標高2300m付近にさしかかると、上に向かって真っ直ぐな道が延々と続きます
それがこの木馬(きんま)道だそうです
椹島ロッヂを出て約6時間半、ようやく千枚小屋に到着
久々のテン泊歩荷で、しかも小屋閉め後ということで水も全部担ぎ、
さらに準雪山装備でもあるので、正直重くてかなりクタビレました。。。
2018年10月21日 15:38撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/21 15:38
椹島ロッヂを出て約6時間半、ようやく千枚小屋に到着
久々のテン泊歩荷で、しかも小屋閉め後ということで水も全部担ぎ、
さらに準雪山装備でもあるので、正直重くてかなりクタビレました。。。
ここまで景色らしい景色はほとんどなかったのですが、小屋前からは富士山が丸見え!
2018年10月21日 15:40撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/21 15:40
ここまで景色らしい景色はほとんどなかったのですが、小屋前からは富士山が丸見え!
アップで!さすが日本一の富士山、結構な雪がついてますね
2018年10月21日 15:40撮影 by  DSC-WX350, SONY
17
10/21 15:40
アップで!さすが日本一の富士山、結構な雪がついてますね
冬期小屋はこちらの”百枚小屋”になります。開放していました
千枚小屋はこの他にも別棟や荷上げ用と思われる索道設備などもあり、
かなり規模の大きい山小屋だと感じました
2018年10月21日 15:46撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/21 15:46
冬期小屋はこちらの”百枚小屋”になります。開放していました
千枚小屋はこの他にも別棟や荷上げ用と思われる索道設備などもあり、
かなり規模の大きい山小屋だと感じました
ここ数日間寝不足の連続でとにかく早く寝たかったのでささっとテントを設営
既に小屋閉め後ということで、小屋脇の一等地に張らせていただきました
だ〜れもいない独り占めのテント泊♪こういうのが大好きなんです
この後すぐに食事を済ませて18時には爆睡でした〜(^^)
2018年10月21日 16:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
12
10/21 16:31
ここ数日間寝不足の連続でとにかく早く寝たかったのでささっとテントを設営
既に小屋閉め後ということで、小屋脇の一等地に張らせていただきました
だ〜れもいない独り占めのテント泊♪こういうのが大好きなんです
この後すぐに食事を済ませて18時には爆睡でした〜(^^)
2日目、午前2時起床。気温は−3℃くらい。外張り内側の水滴が凍っていました
今日は荒川〜赤石と回って椹島下山までCT14時間半、距離18kmの長丁場
正直、テン泊装備でこの行程は少々キツイので、余裕をみて3時半出発で準備します
2018年10月22日 03:04撮影 by  DSC-WX350, SONY
4
10/22 3:04
2日目、午前2時起床。気温は−3℃くらい。外張り内側の水滴が凍っていました
今日は荒川〜赤石と回って椹島下山までCT14時間半、距離18kmの長丁場
正直、テン泊装備でこの行程は少々キツイので、余裕をみて3時半出発で準備します
ほぼ予定通りテントの撤収も完了。夜明けまでまだ2時間以上、
暗闇の中、まずは千枚岳の山頂を目指して出発です
2018年10月22日 03:41撮影 by  DSC-WX350, SONY
2
10/22 3:41
ほぼ予定通りテントの撤収も完了。夜明けまでまだ2時間以上、
暗闇の中、まずは千枚岳の山頂を目指して出発です
暗闇の中、独り黙々と登って千枚岳の山頂に到着
基本的に真っ暗で登山道以外、景色などは何も見えなかったのですが
それでも予報通りの快晴微風でキラキラ輝く満天の星空が素敵でした
まだ夜明け前なので記念に山頂標だけ撮って次へ向かいます
2018年10月22日 04:30撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/22 4:30
暗闇の中、独り黙々と登って千枚岳の山頂に到着
基本的に真っ暗で登山道以外、景色などは何も見えなかったのですが
それでも予報通りの快晴微風でキラキラ輝く満天の星空が素敵でした
まだ夜明け前なので記念に山頂標だけ撮って次へ向かいます
千枚岳から悪沢岳へ向かう稜線道の北側はそれなりに雪がついていました
初のルートだし、この真っ暗な中でこういう状況は正直怖かったのですが…
ま、仕方がないのでヘッデンで照らしながら慎重に進んで行きます
2018年10月22日 04:41撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/22 4:41
千枚岳から悪沢岳へ向かう稜線道の北側はそれなりに雪がついていました
初のルートだし、この真っ暗な中でこういう状況は正直怖かったのですが…
ま、仕方がないのでヘッデンで照らしながら慎重に進んで行きます
こんな感じでハシゴによる岩壁の登降箇所もあります。これも暗闇の中なので慎重に下りました
2018年10月22日 04:44撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/22 4:44
こんな感じでハシゴによる岩壁の登降箇所もあります。これも暗闇の中なので慎重に下りました
千枚小屋から暗闇の中を黙々と歩くこと2時間弱、ようやく夜明けが近づいてきました
2018年10月22日 05:24撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/22 5:24
千枚小屋から暗闇の中を黙々と歩くこと2時間弱、ようやく夜明けが近づいてきました
そして悪沢岳山頂直下でご来光が!
2018年10月22日 05:56撮影 by  ILCE-5100, SONY
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10/22 5:56
そして悪沢岳山頂直下でご来光が!
初の南ア南部3000mの稜線から眺めるご来光
快晴そして微風。だれもいない静かな稜線上で迎えるご来光は本当に素晴らしかった
2018年10月22日 05:55撮影 by  ILCE-5100, SONY
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10/22 5:55
初の南ア南部3000mの稜線から眺めるご来光
快晴そして微風。だれもいない静かな稜線上で迎えるご来光は本当に素晴らしかった
ご来光に染まる悪沢岳(荒川東岳)に到着。モルゲンの山頂を独り占め♪
2018年10月22日 06:01撮影 by  ILCE-5100, SONY
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10/22 6:01
ご来光に染まる悪沢岳(荒川東岳)に到着。モルゲンの山頂を独り占め♪
念願だった南ア南部の高峰・荒川岳。まずは東岳から。ついに踏みました!(*^^)v
2018年10月22日 06:07撮影 by  DSC-WX350, SONY
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念願だった南ア南部の高峰・荒川岳。まずは東岳から。ついに踏みました!(*^^)v
日本第6位の高峰から眺める日本一の頂
独り静かに感動に浸っていました。キレイだったな…
2018年10月22日 06:07撮影 by  DSC-WX350, SONY
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日本第6位の高峰から眺める日本一の頂
独り静かに感動に浸っていました。キレイだったな…
荒川岳から眺める大将・赤石岳。これも憧れていた山のひとつ
やはり思っていた通りの私好みのデッカイ山。これからグルっと回ってあの頂へ
2018年10月22日 06:07撮影 by  DSC-WX350, SONY
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荒川岳から眺める大将・赤石岳。これも憧れていた山のひとつ
やはり思っていた通りの私好みのデッカイ山。これからグルっと回ってあの頂へ
左が赤石で右が荒川中岳。あの右の稜線を辿り中岳からドンと落ちて左の赤石に登り返します
この辺の落差の激しいところが南ア南部山域らしいところですね
2018年10月22日 06:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/22 6:08
左が赤石で右が荒川中岳。あの右の稜線を辿り中岳からドンと落ちて左の赤石に登り返します
この辺の落差の激しいところが南ア南部山域らしいところですね
これは北方面。右が塩見で左は小河内岳になるのかな…
2018年10月22日 06:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
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これは北方面。右が塩見で左は小河内岳になるのかな…
少し右(東)へ振ると画面右端から農鳥岳〜間ノ岳、さらに奥には甲斐駒まで見える
画面手前は左の塩見岳から右の蝙蝠岳へ続く稜線
2018年10月22日 06:09撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/22 6:09
少し右(東)へ振ると画面右端から農鳥岳〜間ノ岳、さらに奥には甲斐駒まで見える
画面手前は左の塩見岳から右の蝙蝠岳へ続く稜線
塩見岳をアップ。南からは初めて眺める塩見の姿。その後方は仙丈ですね
2016年の夏に仙塩尾根を辿って塩見を踏んだ時はガスガスで何も見えなかった
こうして南方から一緒に見ることができてかなり嬉しい♪
2018年10月22日 06:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/22 6:08
塩見岳をアップ。南からは初めて眺める塩見の姿。その後方は仙丈ですね
2016年の夏に仙塩尾根を辿って塩見を踏んだ時はガスガスで何も見えなかった
こうして南方から一緒に見ることができてかなり嬉しい♪
北から少し右(東)へ振ると、遥か先に見えるのは
左から先週、風雪の中で登った甲斐駒、真ん中が間ノ岳、右は農鳥岳ですね。
しかし南ア南部から北部北端の甲斐駒まで見えるとはちょっと驚きました
2018年10月22日 06:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
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北から少し右(東)へ振ると、遥か先に見えるのは
左から先週、風雪の中で登った甲斐駒、真ん中が間ノ岳、右は農鳥岳ですね。
しかし南ア南部から北部北端の甲斐駒まで見えるとはちょっと驚きました
間ノ岳を超アップ。こちらも南ア南部の巨峰に負けず劣らずのデカさですね
で、今回分かったことは、荒川岳からはデッカイ間ノ岳があるので
その向こう側にある愛しの北岳が見えないということ(ん〜ちょっと残念!)
2018年10月22日 06:09撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/22 6:09
間ノ岳を超アップ。こちらも南ア南部の巨峰に負けず劣らずのデカさですね
で、今回分かったことは、荒川岳からはデッカイ間ノ岳があるので
その向こう側にある愛しの北岳が見えないということ(ん〜ちょっと残念!)
甲斐駒も最大望遠で捉える
それにしても先週のまさかの天候悪化による山頂風雪には参ったよなぁ…
2018年10月22日 06:09撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/22 6:09
甲斐駒も最大望遠で捉える
それにしても先週のまさかの天候悪化による山頂風雪には参ったよなぁ…
手前が塩見の頂。そして奥が仙丈の頂。こうして見ると仙塩が一直線上なのがよく分かる
それと仙塩間の距離は確か25kmくらい。ズームで見るとそれがあまり感じられない
2018年10月22日 06:10撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/22 6:10
手前が塩見の頂。そして奥が仙丈の頂。こうして見ると仙塩が一直線上なのがよく分かる
それと仙塩間の距離は確か25kmくらい。ズームで見るとそれがあまり感じられない
南東方向には双耳峰の笊ヶ岳。右は布引山かな…
まだ未踏だけど一度は踏んでみたい山です
2018年10月22日 06:11撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/22 6:11
南東方向には双耳峰の笊ヶ岳。右は布引山かな…
まだ未踏だけど一度は踏んでみたい山です
ん〜これは、手前のコルが大聖寺平なのは分かるのですが、
その先の山は左が大沢岳あたりで、中央から右へ延びる稜線が奥茶臼山になるのかな…
2018年10月22日 06:11撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/22 6:11
ん〜これは、手前のコルが大聖寺平なのは分かるのですが、
その先の山は左が大沢岳あたりで、中央から右へ延びる稜線が奥茶臼山になるのかな…
大将赤石岳バックで記念にパチリ!だ〜れもいない独り占めの山頂なのでセルフ撮り
快晴微風。素晴らしいコンディションの中、ご来光も拝めて最高の登頂でした☆
2018年10月22日 06:17撮影 by  ILCE-5100, SONY
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10/22 6:17
大将赤石岳バックで記念にパチリ!だ〜れもいない独り占めの山頂なのでセルフ撮り
快晴微風。素晴らしいコンディションの中、ご来光も拝めて最高の登頂でした☆
それではお次のピーク、荒川中岳へ。ここから200mほど下って150mほど登り返します
ご覧のように稜線を挟んで北面は雪化粧、南面の雪は消えていました
2018年10月22日 06:27撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/22 6:27
それではお次のピーク、荒川中岳へ。ここから200mほど下って150mほど登り返します
ご覧のように稜線を挟んで北面は雪化粧、南面の雪は消えていました
心地よい風の中、左手の先にデッカイ赤石岳を見ながら
朝陽を浴びて誰もいない静かな稜線をルンルン気分で歩いていきます♪
2018年10月22日 06:28撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/22 6:28
心地よい風の中、左手の先にデッカイ赤石岳を見ながら
朝陽を浴びて誰もいない静かな稜線をルンルン気分で歩いていきます♪
コルから150mほど登り返して山頂直下の中岳避難小屋に到着。開放されていました
ここは吹き溜まりのようでサラサラのパウダースノーがそこそこ積っていました
2018年10月22日 07:34撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/22 7:34
コルから150mほど登り返して山頂直下の中岳避難小屋に到着。開放されていました
ここは吹き溜まりのようでサラサラのパウダースノーがそこそこ積っていました
避難小屋から5分ほどで荒川中岳の山頂に到着
左が赤石岳で右の平なピークがここから15分ほどの荒川前岳
2018年10月22日 07:42撮影 by  ILCE-5100, SONY
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10/22 7:42
避難小屋から5分ほどで荒川中岳の山頂に到着
左が赤石岳で右の平なピークがここから15分ほどの荒川前岳
赤石岳を拡大。さっきから見えているこの長尾根は赤石岳の東尾根なのか?
でも、地図で見ると位置的にちょっと違うような気がする…何れにしても凄い迫力の長尾根
2018年10月22日 07:41撮影 by  ILCE-5100, SONY
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10/22 7:41
赤石岳を拡大。さっきから見えているこの長尾根は赤石岳の東尾根なのか?
でも、地図で見ると位置的にちょっと違うような気がする…何れにしても凄い迫力の長尾根
荒川中岳の山頂より、赤石岳の山頂を超ズームで
少し見づらいのですが、画面手前の中央のピークが小赤石のピークでしょう
山頂の山小屋は赤石岳避難小屋。お昼にはあそこに立てるよう今から頑張らねば
2018年10月22日 07:43撮影 by  DSC-WX350, SONY
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荒川中岳の山頂より、赤石岳の山頂を超ズームで
少し見づらいのですが、画面手前の中央のピークが小赤石のピークでしょう
山頂の山小屋は赤石岳避難小屋。お昼にはあそこに立てるよう今から頑張らねば
今来た道を振り返る。あの小屋が先ほどの中岳避難小屋
その先の悪沢岳のピークから結構落とされて、また根気よく登り返す感じでした
2018年10月22日 07:43撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/22 7:43
今来た道を振り返る。あの小屋が先ほどの中岳避難小屋
その先の悪沢岳のピークから結構落とされて、また根気よく登り返す感じでした
中岳からの南ア北部方面の景色。悪沢岳から見るよりも正面の塩見の後方にある
甲斐駒がよりセンターに。そして仙丈は左端にハッキリ見えるように
悪沢→塩見→仙丈の一直線だったラインから中岳側に少し西へズレたことが分かる
2018年10月22日 07:44撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/22 7:44
中岳からの南ア北部方面の景色。悪沢岳から見るよりも正面の塩見の後方にある
甲斐駒がよりセンターに。そして仙丈は左端にハッキリ見えるように
悪沢→塩見→仙丈の一直線だったラインから中岳側に少し西へズレたことが分かる
中岳を出て荒川小屋へ向かいます。右下に小屋が見えてきました
この区間は高低差約400m超の激下り
ということは再びその分だけ赤石岳へ登り返すということに…
2018年10月22日 08:13撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/22 8:13
中岳を出て荒川小屋へ向かいます。右下に小屋が見えてきました
この区間は高低差約400m超の激下り
ということは再びその分だけ赤石岳へ登り返すということに…
それにしても、小赤石〜赤石へと続くこの長尾根の迫力が常に間近でホントに凄かった
2018年10月22日 08:25撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/22 8:25
それにしても、小赤石〜赤石へと続くこの長尾根の迫力が常に間近でホントに凄かった
中岳から400mほど下って荒川小屋に到着
ここも既に小屋閉め後。激下りで結構クタビレたので取りあえず小休止です
2018年10月22日 08:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/22 8:31
中岳から400mほど下って荒川小屋に到着
ここも既に小屋閉め後。激下りで結構クタビレたので取りあえず小休止です
立派な冬期小屋も開放されていました
2018年10月22日 08:51撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/22 8:51
立派な冬期小屋も開放されていました
荒川小屋で20分ほど休憩後、今度は赤石岳の山頂まで約500mの登り返し
ウンザリするような高低差ですが、これが南ア南部のアップダウンということなんでしょう
2018年10月22日 09:06撮影 by  ILCE-5100, SONY
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10/22 9:06
荒川小屋で20分ほど休憩後、今度は赤石岳の山頂まで約500mの登り返し
ウンザリするような高低差ですが、これが南ア南部のアップダウンということなんでしょう
登り返し中、ちょっと振り返る。左が荒川中岳と前岳、右は荒川東岳(悪沢岳)
2018年10月22日 09:05撮影 by  ILCE-5100, SONY
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10/22 9:05
登り返し中、ちょっと振り返る。左が荒川中岳と前岳、右は荒川東岳(悪沢岳)
荒川小屋から30分ちょっと登り返すと大聖寺平という場所に着きます
ここから先は再び北面に入り、雪上歩きの区間となりました
2018年10月22日 09:25撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/22 9:25
荒川小屋から30分ちょっと登り返すと大聖寺平という場所に着きます
ここから先は再び北面に入り、雪上歩きの区間となりました
大聖寺平から中アの千畳敷カールと宝剣岳を超ズームで捉える
この日は抜けるような青空の下、遥か遠くの景色までよく見えました
2018年10月22日 09:27撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/22 9:27
大聖寺平から中アの千畳敷カールと宝剣岳を超ズームで捉える
この日は抜けるような青空の下、遥か遠くの景色までよく見えました
小赤石までのキツイ登り返し中、休憩がてら何度も振り返ります
左が荒川前岳と中岳、右は荒川東岳。こうして見ると本当に山腹が大きくて大迫力の山だと思う
2018年10月22日 09:51撮影 by  ILCE-5100, SONY
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10/22 9:51
小赤石までのキツイ登り返し中、休憩がてら何度も振り返ります
左が荒川前岳と中岳、右は荒川東岳。こうして見ると本当に山腹が大きくて大迫力の山だと思う
小赤石の稜線へ向かってひたすら続く北面の雪上登り
この登り返し、マジで堪えたなぁ・・・でもこれこそが南ア南部山域のアップダウンレベル
2018年10月22日 09:51撮影 by  ILCE-5100, SONY
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10/22 9:51
小赤石の稜線へ向かってひたすら続く北面の雪上登り
この登り返し、マジで堪えたなぁ・・・でもこれこそが南ア南部山域のアップダウンレベル
荒川小屋からひたすら登り返すこと約1時間40分、
やっとの思いで小赤石の稜線上(小赤石岳の肩)に到達
もうここまで登り返せばあとは大きなギャップはありません
・・・が、この後の稜線上でもいくつかの小アップダウンが続きました
2018年10月22日 10:35撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/22 10:35
荒川小屋からひたすら登り返すこと約1時間40分、
やっとの思いで小赤石の稜線上(小赤石岳の肩)に到達
もうここまで登り返せばあとは大きなギャップはありません
・・・が、この後の稜線上でもいくつかの小アップダウンが続きました
小赤石から赤石岳への稜線道。右奥のピークがラスボスの大将・赤石岳の頂です
2018年10月22日 10:52撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/22 10:52
小赤石から赤石岳への稜線道。右奥のピークがラスボスの大将・赤石岳の頂です
稜線上の小アップダウンを越えて小赤石岳に到着
さぁ、残るは大将の赤石岳のみ。でも、また最後にあの登り返しがあるんだね…(^-^;
2018年10月22日 10:56撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/22 10:56
稜線上の小アップダウンを越えて小赤石岳に到着
さぁ、残るは大将の赤石岳のみ。でも、また最後にあの登り返しがあるんだね…(^-^;
小赤石から一旦下った鞍部に椹島下降点があります
ここでザックをデポして最後の登り返しへ向かいます
2018年10月22日 11:09撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/22 11:09
小赤石から一旦下った鞍部に椹島下降点があります
ここでザックをデポして最後の登り返しへ向かいます
椹島下降点から空荷で20分ほど登り返して赤石岳の山頂に到着
ここまで何回もの登り返しを経てやっとの思いで念願叶い踏むことができました!
2018年10月22日 11:29撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/22 11:29
椹島下降点から空荷で20分ほど登り返して赤石岳の山頂に到着
ここまで何回もの登り返しを経てやっとの思いで念願叶い踏むことができました!
来た道を振り返る。ここまで長く苦しかった分、その達成感はひとしおでした
2018年10月22日 11:33撮影 by  ILCE-5100, SONY
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10/22 11:33
来た道を振り返る。ここまで長く苦しかった分、その達成感はひとしおでした
正面手前は小赤石、画面中段左から荒川前岳〜中岳、一旦下って右の東岳(悪沢岳)
後方には左端から仙丈〜ちょこんと塩見の頭、チョットだけ甲斐駒〜中央奥に間ノ岳&農鳥岳のコンビ
2018年10月22日 11:34撮影 by  ILCE-5100, SONY
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10/22 11:34
正面手前は小赤石、画面中段左から荒川前岳〜中岳、一旦下って右の東岳(悪沢岳)
後方には左端から仙丈〜ちょこんと塩見の頭、チョットだけ甲斐駒〜中央奥に間ノ岳&農鳥岳のコンビ
左:間ノ岳、右:農鳥岳のコンビをアップ
右の農鳥が随分と低く見えるけど、これで合ってるハズ(チョット不安になる私…)
2018年10月22日 11:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
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左:間ノ岳、右:農鳥岳のコンビをアップ
右の農鳥が随分と低く見えるけど、これで合ってるハズ(チョット不安になる私…)
デッカイ間ノ岳を超アップ!さすが3190mの頂、雪がついてますね
2018年10月22日 11:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/22 11:31
デッカイ間ノ岳を超アップ!さすが3190mの頂、雪がついてますね
左端の仙丈も超ズームで捉える
左の大仙丈から曲線を描きながら延びる仙塩尾根が印象的
2018年10月22日 11:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
8
10/22 11:31
左端の仙丈も超ズームで捉える
左の大仙丈から曲線を描きながら延びる仙塩尾根が印象的
大将の頂から眺める日本一の頂。今日も素晴らしい青空の下、雪化粧の美しい富士がお出迎え♪
2018年10月22日 11:32撮影 by  ILCE-5100, SONY
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10/22 11:32
大将の頂から眺める日本一の頂。今日も素晴らしい青空の下、雪化粧の美しい富士がお出迎え♪
ここまでの達成感に浸りながら眺める秀麗な富士の姿。最高でした☆
2018年10月22日 11:32撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/22 11:32
ここまでの達成感に浸りながら眺める秀麗な富士の姿。最高でした☆
赤石岳の頂には山頂標が二本あります。さすが大将、特に手前の山頂標は立派なものでした
2018年10月22日 11:35撮影 by  ILCE-5100, SONY
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10/22 11:35
赤石岳の頂には山頂標が二本あります。さすが大将、特に手前の山頂標は立派なものでした
こちらは南方面の景色。正面のカッコいい山は聖岳だと思う
そうなると左奥の山は上河内岳になるのかな(茶臼岳は聖の真後で見えないハズだし…)
2018年10月22日 11:34撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/22 11:34
こちらは南方面の景色。正面のカッコいい山は聖岳だと思う
そうなると左奥の山は上河内岳になるのかな(茶臼岳は聖の真後で見えないハズだし…)
ちょっとアップで。次はこの頂からあの良さげな稜線&ピークまで縦走してみたいな
2018年10月22日 11:34撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/22 11:34
ちょっとアップで。次はこの頂からあの良さげな稜線&ピークまで縦走してみたいな
山頂のすぐ下には赤石岳避難小屋があります
来年は営業中に訪れて小屋のおやっさんとお話ししてみたいです
2018年10月22日 11:35撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/22 11:35
山頂のすぐ下には赤石岳避難小屋があります
来年は営業中に訪れて小屋のおやっさんとお話ししてみたいです
最後に独り占めの山頂で記念にパチリっ!(ちょっと変なアングルだけどセルフなので…)
最高のお天気に恵まれて念願だった荒川&赤石登頂!やりました☆(*^^)v
2018年10月22日 11:40撮影 by  ILCE-5100, SONY
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10/22 11:40
最後に独り占めの山頂で記念にパチリっ!(ちょっと変なアングルだけどセルフなので…)
最高のお天気に恵まれて念願だった荒川&赤石登頂!やりました☆(*^^)v
赤石の山頂を出てザックを回収後、椹島下降点から赤石小屋へ向かいます。下降途中で沢に近づく場面もありました(これは赤石沢上部の北沢最上部付近)
2018年10月22日 12:40撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/22 12:40
赤石の山頂を出てザックを回収後、椹島下降点から赤石小屋へ向かいます。下降途中で沢に近づく場面もありました(これは赤石沢上部の北沢最上部付近)
山頂から1時間半ほど下ると”富士見平”という開けた場所に出ます。富士見平からの荒川岳
今朝あの稜線上を歩いて今ここにいる。そう思うと何だか感慨深い気持ちに…
2018年10月22日 13:33撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/22 13:33
山頂から1時間半ほど下ると”富士見平”という開けた場所に出ます。富士見平からの荒川岳
今朝あの稜線上を歩いて今ここにいる。そう思うと何だか感慨深い気持ちに…
左のピークが赤石岳。山頂も全部大快晴だったのにもう雲がかかっている…
さっきまであそこに立って大絶景を眺めていた自分。もう少し遅かったら展望は半減でしたネ
2018年10月22日 13:33撮影 by  DSC-WX350, SONY
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左のピークが赤石岳。山頂も全部大快晴だったのにもう雲がかかっている…
さっきまであそこに立って大絶景を眺めていた自分。もう少し遅かったら展望は半減でしたネ
最後に富士見平から眺める富士の姿
確かに良いアングルだけど、もう少しで見えなくなりそう。辛うじて見えた感じです
2018年10月22日 13:34撮影 by  DSC-WX350, SONY
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最後に富士見平から眺める富士の姿
確かに良いアングルだけど、もう少しで見えなくなりそう。辛うじて見えた感じです
山頂からちょうど2時間ほどで赤石小屋に到着。冬期小屋も開放されていました
ここまでのルートは椹島下降点から最初のうちは激下りで一気に下降しましたが
その後は横移動が長く、しかも途中で登り返しが5〜6回ある結構キツイルートでした
2018年10月22日 13:58撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/22 13:58
山頂からちょうど2時間ほどで赤石小屋に到着。冬期小屋も開放されていました
ここまでのルートは椹島下降点から最初のうちは激下りで一気に下降しましたが
その後は横移動が長く、しかも途中で登り返しが5〜6回ある結構キツイルートでした
赤石小屋から下は登り返しがないのでズンズン下って2時間半弱で椹島に到着
これで今回の山行は全て終了です。巨峰揃いの南ア南部の周回でしたが、
落差の大きい鞍部への落込みとその後に待ち受ける長く苦しい登り返し
そんな南部山域らしさをタップリ味わえた初の南部周回山行でした
2018年10月22日 16:37撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/22 16:37
赤石小屋から下は登り返しがないのでズンズン下って2時間半弱で椹島に到着
これで今回の山行は全て終了です。巨峰揃いの南ア南部の周回でしたが、
落差の大きい鞍部への落込みとその後に待ち受ける長く苦しい登り返し
そんな南部山域らしさをタップリ味わえた初の南部周回山行でした
”登山基地・椹島”の作業風景
ここはその名の通り登山の拠点としての施設や情報が集まる場所
ロッヂの宿泊棟など多数の建物、その他に作業施設や売店、レストハウス等々
これほどの山奥にこれだけの施設が整っていることに驚くばかりでした
2018年10月22日 16:37撮影 by  DSC-WX350, SONY
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”登山基地・椹島”の作業風景
ここはその名の通り登山の拠点としての施設や情報が集まる場所
ロッヂの宿泊棟など多数の建物、その他に作業施設や売店、レストハウス等々
これほどの山奥にこれだけの施設が整っていることに驚くばかりでした
他の方のレコでもよく見かける”レストハウス・椹”
利用はしていませんが、中はオシャレな雰囲気で店員さんもイイ感じでした
2018年10月22日 16:42撮影 by  DSC-WX350, SONY
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他の方のレコでもよく見かける”レストハウス・椹”
利用はしていませんが、中はオシャレな雰囲気で店員さんもイイ感じでした
レストハウスの向かい側にあるこの棟で登山届の記入や宿泊の受付をします
正直、この時間に下山して家に帰れないのは勿体ない気もしますが
バスに乗るなら宿泊することがここのルール。それに従って今日はここに泊まります
2018年10月22日 16:43撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/22 16:43
レストハウスの向かい側にあるこの棟で登山届の記入や宿泊の受付をします
正直、この時間に下山して家に帰れないのは勿体ない気もしますが
バスに乗るなら宿泊することがここのルール。それに従って今日はここに泊まります
で、これが今晩のお部屋。そもそもここは山小屋のつもりでいたので
複数人の大部屋かと思いきや、まさかの個室にビックリ!
しかもテレビ付き(BSのみ)で普通の布団や入浴用の手拭まであるし…
まさかの展開に気分も上々♪それでは食事前に早速風呂へ・・・
2018年10月22日 17:02撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/22 17:02
で、これが今晩のお部屋。そもそもここは山小屋のつもりでいたので
複数人の大部屋かと思いきや、まさかの個室にビックリ!
しかもテレビ付き(BSのみ)で普通の布団や入浴用の手拭まであるし…
まさかの展開に気分も上々♪それでは食事前に早速風呂へ・・・
下山後にそのまま入浴っていうのはホントに良いもんですね〜(^−^)
そして入浴後はこの豪華料理で満腹に♪もちろんウマウマでした〜
(食事も山小屋感覚でいたので予想以上の豪華さに嬉しくなっちゃった☆)
2018年10月22日 18:07撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/22 18:07
下山後にそのまま入浴っていうのはホントに良いもんですね〜(^−^)
そして入浴後はこの豪華料理で満腹に♪もちろんウマウマでした〜
(食事も山小屋感覚でいたので予想以上の豪華さに嬉しくなっちゃった☆)
これは上が寒天?で下が豆腐の一品。何気に美味しくてペロッと戴きました
2018年10月22日 18:07撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/22 18:07
これは上が寒天?で下が豆腐の一品。何気に美味しくてペロッと戴きました
デザートはこれ。レアチーズケーキにブルーベリーソースが絶妙でした☆
でも、今回の食事の中で何が一番美味しかったといえば、それは断トツで味噌汁
具だくさんの味噌汁の塩分が登山後の疲れた身体に染みわたる〜〜〜
で、3杯もおかわりしちゃった(一度の食事で味噌汁3杯なんて人生初だし…)
2018年10月22日 18:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/22 18:08
デザートはこれ。レアチーズケーキにブルーベリーソースが絶妙でした☆
でも、今回の食事の中で何が一番美味しかったといえば、それは断トツで味噌汁
具だくさんの味噌汁の塩分が登山後の疲れた身体に染みわたる〜〜〜
で、3杯もおかわりしちゃった(一度の食事で味噌汁3杯なんて人生初だし…)
昨夜は入浴でスッキリして美味しい料理で満腹になり即爆睡
暖かい布団で良く眠れました。翌朝は朝一(6:15)の始発で帰りました
始発の”バス”かと思いきや、乗客2名だったのでこのオフロード車がバス代わり(^^)
2018年10月23日 06:17撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/23 6:17
昨夜は入浴でスッキリして美味しい料理で満腹になり即爆睡
暖かい布団で良く眠れました。翌朝は朝一(6:15)の始発で帰りました
始発の”バス”かと思いきや、乗客2名だったのでこのオフロード車がバス代わり(^^)
先日の大型台風で悪路となってしまった林道を1時間強かけて畑薙第一ダムに到着
プリやんも無事に待っててくれました〜(^^)
2018年10月23日 07:23撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/23 7:23
先日の大型台風で悪路となってしまった林道を1時間強かけて畑薙第一ダムに到着
プリやんも無事に待っててくれました〜(^^)
ダム上より、最後に振り返る。お天気は今日から下り坂
上部稜線は既に雲で覆われていました。今回もいろいろあったけど、
ようやく念願叶ってシーズンの最後に素晴らしい山行が出来たと思います
ありがとう、南ア南部のデッカイ峰々…
あの強烈なアップダウンを楽しみにまた来年も来るからね(^−^)
2018年10月23日 07:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/23 7:31
ダム上より、最後に振り返る。お天気は今日から下り坂
上部稜線は既に雲で覆われていました。今回もいろいろあったけど、
ようやく念願叶ってシーズンの最後に素晴らしい山行が出来たと思います
ありがとう、南ア南部のデッカイ峰々…
あの強烈なアップダウンを楽しみにまた来年も来るからね(^−^)
帰りの新東名/駿河湾沼津SAで早めの昼食。ここで豪華な海の幸に舌鼓♪
やっぱり沼津といえば海鮮ものだよね〜(^_-)-☆
2018年10月23日 10:34撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/23 10:34
帰りの新東名/駿河湾沼津SAで早めの昼食。ここで豪華な海の幸に舌鼓♪
やっぱり沼津といえば海鮮ものだよね〜(^_-)-☆
ついでにデザートも(^^♪
その場で作る手作りシュークリームとプレミアムたまごプリン
どちらも甘党のワタクシには堪らない一品。超ウマウマでした〜〜〜
(てか、平日の真っ昼間からこんなにゆるダラでイイのかい?)
今日はイイんです。だって地主さまの言うことをちゃんと聞いて
ゆっくり一泊した結果ですからネ。トコトンゆるダラしちゃってます(*^^)v
2018年10月23日 10:50撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/23 10:50
ついでにデザートも(^^♪
その場で作る手作りシュークリームとプレミアムたまごプリン
どちらも甘党のワタクシには堪らない一品。超ウマウマでした〜〜〜
(てか、平日の真っ昼間からこんなにゆるダラでイイのかい?)
今日はイイんです。だって地主さまの言うことをちゃんと聞いて
ゆっくり一泊した結果ですからネ。トコトンゆるダラしちゃってます(*^^)v

感想

 
今回の山旅は念願だった南ア南部3000m峰の周回山行。
この山行はこれまで何度も計画するも、仕事の都合や悪天候等の
諸事情で延期を繰り返し、気がつけばシーズンも終了間際に…
「今年もまた行けずじまいで終わってしまうのか…」と思っていたのですが
10/21-22日の2日間はこの上ないくらいの大快晴予報。
ようやく巡ってきたチャンス、そしてこれが今季のラストチャンスだと思い
少々無理をして休暇を取得し念願の山域を歩いてまいりました。


自身初となる南ア南部山域。荒川三山、そして赤石岳。これまで人の話や
写真、ネットなどの情報から漠然と「デッカイ山なんだろうなぁ…」
そんなイメージを持っていたのですが、実際に歩きこの目で確かめてみると、
その山体山腹の規模、そしてスケールの大きさには想像以上に圧倒されました。
北アでもこのくらいの規模の山はあると思うのですが、
今月初めに歩いた谷川主脈から見た稜線美やダイナミックな山容にも
いえることですが、ただ単に山の規模が大きいだけではなく、
周囲の山との距離や谷の深さ、そしてその位置関係など、さらに尾根や
稜線の形状などがそのスケール感を増幅させているように感じました。
何れにしても巨峰ぞろいの山域であることは確かでした。
大きな山が好みの私としては、何とも嬉しい山域であると思いました。

それと今回は延期に次ぐ延期で小屋閉め後の時期となってしまったので、
2日間の山中で出会った登山者の数は僅か2名。
特に2日目は13時間近く歩いて誰とも会うこともなく、
荒川、赤石の巨峰を全部丸ごと独り占め。
アップダウンの激しい稜線道も、3000m超の各ピークも全て独り占めです。

そして天候は2日間とも快晴&微風。抜けるような青空の下、
南ア南部ならではの強烈なアップダウンに一人で萌えつつも、
「この大ギャップこそが南部山域らしさなんだなぁ…」と
自分の中で納得しながら、誰にも邪魔されず何にも気兼ねすることなく、
自由気ままに静かな巨峰めぐりを楽しむことができました。
余計な雑念が全くない中で、今そこにある山の魅了だけを感じて歩く。
これこそが自分の理想とする山行だと改めて感じました。

小屋閉め後の山行は静かな山歩きができて良い反面、
基本的に上部で食料などの物資の調達ができないため、
山行中に必要なものは全て下から担ぎ上げなければなりません。
また、この時期の3000m峰ともなると、寒さや雪の対策もそれなりに必要となり
準雪山装備で臨むという点でも必然的に荷物は重くなり、
山行のハードルは少々上がってしまいます。

しかし衣食住、山で必要なものは全て自分で担ぎ、
全てのことを自分で賄いながら山歩きを楽しむ。
これが自分本来の山行スタイルであり、このような山行を好む私としては
登山者が殆どいない小屋閉め後の静かな時期は、
自分が理想とする山歩きができる私にとっての適期でもあるのです。

そんな適期にこれまで何度となく延期にさせられてきた
南ア南部の巨峰めぐりを実現できて本当に嬉しかった。
待った甲斐があったというものです。

今回、初めての南部山域を絶好のコンディションの下で歩くことができ、
その峰々のスケールの大きさに感動。
そして小屋閉め後の静かな深山の雰囲気を心ゆくまで味わうことが出来ました。
ここは来年もぜひ訪れたい。そう思える魅力溢れる山域でした。


下山後はここ特有?のバス乗車ルールに従い、慣れない小屋泊です。
久々の山小屋泊、そしてある意味強制的?とも思えるこのルール。
「そもそもこの時間に下山ならまだ余裕で家に帰れるのになぁ…」と
思いつつも、1泊してバスに乗るのがここのルールなので仕方ありません。

ところがこれを実際に体験してみるとまさに快適そのもの。
下山直後にそのままお風呂に浸かりゆっくり疲れを癒す♪
しかも山中と同様で誰もいない完全な貸切風呂で足を伸ばしてリラックス〜
いゃ〜もぅサイコーに気持ちよかったなぁ〜(^^)

そしてお風呂上りには豪華な食事に舌鼓♪
普段はロカボな私ですが、もうこの際関係ありません。
いつ以来になるのか、ご飯のお代わり2杯、味噌汁に至っては3杯もお代わりと
普段の私の生活ではまず有り得ないことの連続。
素晴らしい山行後の達成感も手伝って「今日はもういいや〜♪」と
開放的な自分になっていました。

お風呂で疲れを癒し、美味しい食事で満腹のあとは、
これまたビックリの山小屋(=複数人の大部屋)と思い込んでいたところに
まさかの個室とフカフカの布団が用意されて超ラッキー&即爆睡。
(てか、ラッキーとかじゃなくて、ちゃんと調べていれば
 事前に分かったことやろが〜〜〜!?)
というツッコミはさておきまして…(^-^;
こんなに恵まれた環境もいつもの私の山行ではまず有り得ない
まさに至れり尽くせりの状況でした。

(というのも、いつものパターンはクタクタになるまで歩いて、
 その後、長距離運転で深夜に帰宅して翌日は出勤が当たり前でしたから。
 特に北アの日帰り山行はいつもこんな感じで忙しくなってますし…)
それからすると何なんだ?この贅沢すぎるゆるダラ泊は!?(^^)

でも、こうしてみると賛否両論あるといわれるここ特有のバス乗車ルールも、
あまりの快適さに「意外と悪くないルールかも…」なんて思ったりもして!?

さらに翌日、帰路途中のSAではボリューム満点の海鮮丼に
手作りシュークリームと濃厚たまごプリンまでペロリと平らげ、
「あぁ〜平日の真っ昼間から仕事もせず、山に登っている訳でもなく、
 こんなところでプラプラしちゃって…こんなんでいいのかなぁ…」と
多少の罪悪感に苛まれつつも、
「だって大地主さまのルールに素直に従った結果だし…
 前日は16時半に下山してるんだから、バスに乗せてくれれば
 そのまま帰って今日のこの時間には普通に仕事してたし…」
というある意味言い訳?的なことで自分を納得させて、
家に着くその瞬間までこの山行の余韻を楽しんでいました♪

そんなことで今回は実際の山登りも、その後のゆるダラ小屋泊も含めて
最初から最後まで言うことナシの超贅沢な楽しい山旅でした。

いつもは時間のないカツカツ山行が多い私ですが、
たまには…というよりも、やっぱり時間に余裕のある山行はイイもんですね。

これからもこのくらい余裕を持った山旅ができたらいいな…
現実は厳しいけれど、最後にそんなことを思った南ア南部の周回山行でした(^^)/
 

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コメント

なんなの?終盤の贅沢レコは??
lifterさまらしからぬ、贅沢放題じゃん!
半強制的に小屋泊って(笑)そんなルールありなの(*_*)
南アルプス経験が浅いのでよくわかんないんですけど
北アルプスは『広ーい』
南アルプスは『深ーい』という感じでしょうか。
山の波波が本当に素晴らしいですね!!(≧∇≦)b
そして、富士山が近い!!(*'▽'*)
今年最後に富士山を見せてくれてありがとうございます!
2018/10/26 15:48
Re: なんなの?終盤の贅沢レコは??
ちゃださん、どうもです〜
贅沢放題?でしょ!でしょ!!
ワタクシの山行にだって、たま〜にはこういうのもあるんですヨ
(まぁ、今回は地主さまのルールのお陰だけどネ
でも、こうでもしてくれなきゃ、自分ではどうしても欲張ったカツカツ山行に
なりがちなので、この半強制?ルール、これはこれで良かったんだなぁ…なんて思ってます。

南アの南部山域は自分も今回が初体験だったのですが、
ちゃださんが言うように、北アルプスは『広ーい』、南アルプスは『深ーい』
そんなイメージです。その中で南ア南部は『深ーい&デカーイ』ですね。
富士山はマジ近かったよ。南ア北部の北岳からは何度も眺めて近いなぁ…と
思ってましたが、南部からの富士はさらに近くて雄大に見えましたよ〜
2018/10/27 9:44
わ〜〜
ちゃださんに続き
ホント贅沢!!
贅沢三昧じゃん。
小屋泊にご馳走に・・・手ぬぐい付きのお風呂って・・・・
(ねえ、レーズンソースってマジ??写真で見るとブルーベリーに見えるんだけどレーズンなの??レーズンソースって食べたことない。美味しかった??)
そして一番の贅沢は、誰もいない稜線!!
いいね〜〜〜〜
道、変わったんですね!!
私が行った時は二回とも橋の手前だった。
プチ下の廊下みたいな道だった。体重制限のある橋とかあったからやっぱ付け替えたんですね。体重制限・・・お相撲さんならアウトな数字だったと思う。以前のリフさんなら・・・・
2018/10/27 0:06
Re: わ〜〜
tekuさーん、どーもです〜〜〜(って、もしかして今日もヤマ!?)
いゃ〜ホント、椹島ロッヂでの久々の小屋泊はマジでよかったですわ〜
このルートはトップシーズンなら当然、上の小屋で2泊してゆっくり回り、下りたらそのままバスに乗って帰るんでしょうけど、この時期はそれができないので仕方なく下で泊にしたら、この快適&贅沢三昧ですよ
別料金なしで個室、手ぬぐいもあり、閑散期なので山&稜線同様に風呂まで貸切状態でのんびり浸かれたし、上の小屋が閉まっている故の椹島泊だったんですけど「災い転じて…?」的な、もうホントサイコーの小屋泊でした

そのゆるダラ泊の流れで帰りのSAまで贅沢三昧だったんですけど、
あのソース、そうです、言われてみればブルーベリーですよね
何しろ寝ぼけながらレコ書きしてる時間が多いもので…
(あ〜もぅヤダなぁ、普段から『安月給で』贅沢してないからこういうのが全然分かんないじゃないですかぁ〜しかもそれがバレバレだしぃ〜〜coldsweats01
ま、でもでもとにかく贅沢で美味しい大満足な一品でしたdelicious
でも今回の山行で一番の贅沢は、誰もいない稜線!やっぱりこれ!!
tekuさんならこの良さを分かってくれると思ってたんですよ
その辺のことを理解してくれる人がいてホント嬉しいなぁ〜
デッカイ南ア南部、来年は聖も合わせて縦走してみたいです!
2018/10/27 10:16
羨ましすぎる絶景…(*^_^*)
lifさん、こんにちはです
このルート…ワタクシも狙ってましたよ。今年の9月7〜10日で遂行する予定でした。
悪天候プラス「畑薙第一ダム左岸までの道がえらく恐ろしいんだ」というtekuちゃんの脅しであきらめ、阿弥陀・赤岳日帰りにしたんですから…。
くやしいわ〜〜!
でも、予想通りの絶景。
他の方のレコも散々見ましたが、これほどクリアに山容が写っているのはそうありませんよ!
いいなぁ〜〜。うっすら雪化粧しているのがなんとも美しい…
まるでワタクシのよう…うふっ
そして、最後に椹島ロッヂで温泉とビール …おっと違った、lifさんは飲まないんだもんね。
味噌汁がおいしいのね?ワタクシ、パンでもカレーでも味噌汁がいい人。
楽しみです
来年絶対に行きたいわ〜〜!
レコありがとさん!
2018/10/27 11:43
Re: 羨ましすぎる絶景…(*^_^*)
cocoさん、おはよーございます〜
ここも計画して延期のルートでしたかぁ…
なんかcocoさん、ここ以外にも朝日&雪倉だったり、
ワタクシの山行ルートと被っているところが多いような気がする〜
やっぱり嗜好が合う感じでなんか嬉しいなぁ〜wink
でも、これらのスンバらしいルートを行けなかったのはホント残念…down
(…と、いいながらも自分はバッチリ行けちゃったので、申し訳ないと思いつつもチョット優越感もあったりして〜〜〜!?
ま、でもでも来年はぜひ!実現されることをお祈りしておりますよ

あ、それと「畑薙第一ダム左岸までの道がえらく恐ろしいんだ」の件は
自分も山道70km超はあまり経験ないので警戒していったんだけど、
これは意外に問題なかったですよ。部分的に細い箇所はあったけど、
所詮はやはり”県道レベル”で、ほぼ普通に走れました。
(でもやっぱり長いですけど)
それよりも来年行く際には、畑薙第一ダム〜椹島ロッヂまでの林道(バス区間)の方がよほど心配です。あの林道は今回行きの早朝にも崩落してますし、その他損傷箇所も多数で路面もハンパなくボコボコでした。なので、いつ通行止になってもおかしくない状況だったので、実際に行くときは林道(バスの運行状況)を要確認して行かれた方が良いかと思います
2018/10/28 9:34
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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