蓑毛〜塔ノ岳〜丹沢山〜塔ノ岳〜鍋割山〜栗ノ木洞〜寄

2012年01月29日(日) 〜 2012年01月30日(月)

• GPS: 32:00
• 距離: 22.0km
• 登り: 1,379m
• 下り: 1,841m

コースタイム

29日:蓑毛7:50→ヤビツ峠9:00→二ノ塔10:30→政次郎ノ頭12:10→塔ノ岳13:40→丹沢山15:00(みやま山荘泊)
30日:丹沢山7:20→塔ノ岳8:45→鍋割山10:00→栗ノ木洞12:15→寄13:50

天候

両日とも晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路:秦野(小田急)→蓑毛(バス)
復路:寄(バス)→新松田(小田急)

コース状況／危険箇所等

特に危険なところはありませんでしたが、塔ノ岳以北は、天候と時間帯によっては、強風によりトレースの消えている場合があるので注意が必要です。
蓑毛からヤビツ峠、富士見山荘の登山口まではアイゼンの必要なし。表尾根は全て雪が残っているので、皆さん、登山口のトイレの前で、アイゼンを装着していました。
塔ノ岳以降は積雪量も多く、ルート上の樹木が目の高さの所もあり、それを避けてトレースを踏み外すと腰まではまるので注意が必要です。

写真

ヤビツ峠のバス停
車道に雪は無く、登山口まで凍結もありません、

登山口
ここから全面積雪。
皆さんここでアイゼン装着。

ニノ塔で既にこれだけの積雪

積雪で歩行面が上がって、樹木のトンネルが通りにくくなっている所も。

前回の昼食場所が...。

塔ノ岳山頂。

丹沢山到着。

富士山も終日よく見えました!

15時でこの気温でした!

立派な夕食!

丹沢山山頂から寒風の中、日没の富士山。
寒い!

朝食もしっかり!

早朝の富士山。
風が強い!

木道も柵の木杭の頭が見えなければ、ズボッとハマル恐れも。

風で手前のトレースが消えて、奥は雪庇になりかけ。

こうなってくると心細い。

再び塔ノ岳山頂。

塔ノ岳山頂からの富士山。
初めて綺麗に拝めたかも!?

鍋割山と富士山

鍋割山到着。

おきまりで。

鍋割山を少し下れば、雪も無くなり、アイゼン不要。こちらのルートは最後まで泥濘もほとんど無く快適でした。

栗ノ木洞山頂。
山頂は杉林の中です。

くぬぎ山山頂。
相模湾方向に眺望が開けた広場になっています。

麓は春です!

ロウ梅も満開でした!

感想

uzt

丹沢に本格的に雪が積もってから初めての山行でした。
ついでに、アイゼン使用初体験でしたが、4本爪の軽アイゼンでも、思いのほか効果が高いことを実感しました。(元々北国育ちなもので、雪道を普通の靴で歩くことに抵抗なかったので。)適当に雪がつくと、通常より消耗は激しいですが、木道や階段などはかえって歩きやすいくらいでした。
今回は休みに恵まれて、日曜の山小屋泊ということで、貸切状態の贅沢させていただきました。さらにおまけで、山梨東部を震源とした地震を山小屋で経験してきました。(山小屋は結構頑丈です!)
両日とも天候に恵まれ、至る所から富士山が綺麗に見られ最高の山行でした。
ひとつだけ残念だったのは、丹沢山に泊まったので、翌日は蛭ヶ岳をピストンしてから大倉に下りようと予定していましたが、当日は天候こそ晴れですが、夜半からの猛烈な強風で、山荘前から既にトレースが消えている状態で、とても私の能力と装備では立ち行かないと判断し、早々に塔ノ岳方向に下山開始しました。当然、時間が早いので、いつも混んでいてパスしていた鍋割山の鍋焼きうどんを食べて、栗ノ木洞経由で寄に下山しました。
寄は初めてでしたが、丁度、ロウバイまつりの横断幕が出ており、お茶畑の脇でロウ梅が満開で、山頂の気候とは打って変わって春でした。