記録ID: 1671434
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
槍・穂高・乗鞍
槍ヶ岳〜穂高岳（槍-涸沢-奥穂-前穂）
2018年07月30日(月) 〜
2018年08月03日(金)
Gen★chan
- GPS
- 56:00
- 距離
- 58.0km
- 登り
- 4,050m
- 下り
- 4,041m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 3:10
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 3:50
7:20
10分
上高地バスターミナル
7:30
7:40
50分
河童橋
8:30
8:30
60分
明神館
9:30
9:30
60分
徳澤
10:30
11:00
10分
横尾
11:10
5:30
0分
一の俣
5:30
槍沢ロッヂ
2日目
- 山行
- 5:21
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 6:10
5:00
80分
槍沢ロッヂ
6:20
6:20
27分
槍沢大曲り
6:47
6:47
29分
槍沢・天狗原分岐
7:16
7:25
85分
水沢
8:50
8:50
70分
坊主岩屋下
10:00
10:10
30分
槍ヶ岳山荘
10:40
11:10
0分
槍ヶ岳
5:30
槍ヶ岳山荘
3日目
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 7:10
5:30
160分
槍ヶ岳山荘
8:10
8:40
60分
槍沢ロッジ
9:40
10:00
50分
横尾
10:50
10:50
110分
本谷橋
12:40
涸沢小屋
4日目
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 8:30
5:40
60分
涸沢小屋
6:40
6:50
50分
ザイテングラードとりつき
7:40
8:00
40分
奥穂高山荘
8:40
9:00
90分
奥穂高岳
10:30
10:40
30分
紀美子平
11:10
11:30
20分
前穂高岳
11:50
11:50
110分
紀美子平
13:40
13:40
30分
奥穂高岳
14:10
奥穂高山荘
5日目
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 8:00
4:10
20分
奥穂高山荘
4:30
5:00
10分
涸沢岳
5:10
5:20
110分
奥穂高山荘
7:10
7:40
100分
涸沢小屋
9:20
9:30
40分
横尾
10:10
10:20
50分
徳沢
11:10
11:20
50分
明神池
12:10
上高地バスターミナル
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
涸沢までの雪渓は消えてなくなってました。 |
| その他周辺情報 | 上高地アルペンホテルで入浴可 |
写真
●1日目(7/30)●
松本駅からの始発バスで7:00過ぎに上高地到着。
1年前と比べ天気はよさそうです。
松本駅からの始発バスで7:00過ぎに上高地到着。
1年前と比べ天気はよさそうです。
本日は槍沢までの楽な道のり。高山植物を撮りながらゆっくり歩きます。左からトリカブト、ミツモトソウ、ミヤマシャジン、ホタルブクロ
1
7/30 7:37
本日は槍沢までの楽な道のり。高山植物を撮りながらゆっくり歩きます。
左からトリカブト、ミツモトソウ、ミヤマシャジン、ホタルブクロ
左からトリカブト、ミツモトソウ、ミヤマシャジン、ホタルブクロ
途中猿の群れとすれ違う。
堂々と歩道を向かってきます。
目をあわさないように・・・
堂々と歩道を向かってきます。
目をあわさないように・・・
ミヤマシャジンを下から狙ったお気に入りの1枚。
かわいく撮れました。
かわいく撮れました。
横尾に到着。ここで昼食。
天気は相変わらず良好。槍沢へ向かいます。
天気は相変わらず良好。槍沢へ向かいます。
左からキツリフネ、イワアカバナ、センジュガンピ、タマガワホトトギス
槍沢ロッヂへ到着。昨年もここに泊まりましたが、雨でここから引き返しました。
●2日目(7/31)●
朝5:00過ぎ、槍沢ロッヂを出発。
朝日が山を照らします。ここからは未知の領域
朝5:00過ぎ、槍沢ロッヂを出発。
朝日が山を照らします。ここからは未知の領域
ババ平を過ぎるとカール地形が姿を現します。
日が当たり青空に映えます
日が当たり青空に映えます
日当たりがよく、高山植物が咲き乱れます。
左からミヤマキンポウゲ、ミソガワソウ、ハクサンフウロ、ミヤマキンバイ
左からミヤマキンポウゲ、ミソガワソウ、ハクサンフウロ、ミヤマキンバイ
槍ヶ岳というと荒々しいイメージですが、花の100名山ということを再認識させられます。チングルマ、ウサギギク、イワギキョウ、ミヤマリンドウ
1
7/30 7:37
槍ヶ岳というと荒々しいイメージですが、花の100名山ということを再認識させられます。
チングルマ、ウサギギク、イワギキョウ、ミヤマリンドウ
チングルマ、ウサギギク、イワギキョウ、ミヤマリンドウ
カールを見下ろします。
方向的には蝶が岳の奥には八ヶ岳でしょうか？
方向的には蝶が岳の奥には八ヶ岳でしょうか？
高所恐怖症には写真を撮る余裕がなかったですが、はしご待ちで1枚。足が震えるがここまで来たら登るしかない。
振り返るとキレットへと続く稜線と槍ヶ岳山荘。
この後ガスが出てきたのでここで撮っといて良かった。
この後ガスが出てきたのでここで撮っといて良かった。
山荘からカールを見下ろします。殺生ヒュッテがカールの中に見えます。
ガスが晴れ槍が再び姿を現しました。もう一度登る元気はないな・・・。しっかり休んで次の日に備えます。
●3日目(8/1)●
朝4:53、3日目のこの日も絶好の天気ではじまりました。
槍の横からのご来光が望めました。
朝4:53、3日目のこの日も絶好の天気ではじまりました。
槍の横からのご来光が望めました。
この日は横尾まで一旦下り登り返し涸沢までに泊まります。
花を楽しみながらゆっくりと下ります。ウサギギク
花を楽しみながらゆっくりと下ります。ウサギギク
本谷橋から急登を登りきり涸沢へ
昨年同時期は雪渓が残っていましたが、今年は本当に暑い夏でした。
昨年同時期は雪渓が残っていましたが、今年は本当に暑い夏でした。
ちなみに1年前の涸沢はこんな感じ。去年は天気が悪くお菓子のカールでダジャレするしか
●4日目(8/2)●
朝4/59モルゲンロートもばっちし見えました。
赤というよりはオレンジ
朝4/59モルゲンロートもばっちし見えました。
赤というよりはオレンジ
ザイデングラードの取りつきでエネルギー補給。涸沢小屋のお弁当を半分ほど頂き、いざザイデングラードを登ります。
7:30 約2時間で奥穂高山荘に到着。
目の前に奥穂高が聳え立ちます。
目の前に奥穂高が聳え立ちます。
奥穂高山荘から涸沢カール。常念山脈の向こうには八ヶ岳連峰など。
残りのお弁当を食べていざ奥穂へ！
残りのお弁当を食べていざ奥穂へ！
奥穂のはしごを登り振り返ると奥穂高山荘と涸沢岳。その奥には昨日登った槍がはっきり見えます。
奥穂高岳登頂
360度見渡せます。天気も良く富士山が見えました。
360度見渡せます。天気も良く富士山が見えました。
20mを超す難所を下ります。鎖がない部分もあります。ボルダリングやっててよかったあとはじめて思った瞬間です。でもピストンなので帰りはまた登らないと・・・
8/2 8:57
20mを超す難所を下ります。鎖がない部分もあります。ボルダリングやっててよかったあとはじめて思った瞬間です。でもピストンなので帰りはまた登らないと・・・
吊り尾根は危険個所が多く花を見る余裕はなかったですが、
トウヤクリンドウは初めてみたので撮影
トウヤクリンドウは初めてみたので撮影
紀美子平に到着（重太郎新道を切り開いた重太郎さんが娘の名をつけたそうです）
ここから前穂高に登りますが、足が震えました。
ここから前穂高に登りますが、足が震えました。
頂上からの眺望2 槍ヶ岳からの稜線。西穂まで見渡せます。
3000mの稜線は迫力が違います。
3000mの稜線は迫力が違います。
無事奥穂高山荘までピストンで戻ってきました。
緊張の連続でコーヒーがおいしかった。
緊張の連続でコーヒーがおいしかった。
夕食後、夕日を見に外へ。涸沢カールの向こうの常念山脈を夕日が照らしきれい。
●5日目(8/3)●
最終日5:04涸沢岳に登りご来光と槍のモルゲンロートを狙いますがガス一色。
最終日5:04涸沢岳に登りご来光と槍のモルゲンロートを狙いますがガス一色。
30分ねばり、一瞬ガスが晴れ北穂高とキレットが姿を現しました。残念ながら槍は雲の中。再びガスで隠れたためあきらめて下山。
ザイテングラードを下れば安全圏です。
花を見る余裕が出てきました。
ヨツバシオガマ
花を見る余裕が出てきました。
ヨツバシオガマ
上高地まで下り1本後のバスの整理券を手に
アルペンホテルのお風呂で汗を流しました。
アルペンホテルのお風呂で汗を流しました。
装備
| 個人装備 |
ザック５５ℓ 重量約１５ｋｇ<br />カメラ EOS5Dmark2 EF28-105mm F4.0<br />三脚
|
|---|
感想
前年は槍沢ロッヂまで行きましたが、ずっと雨予報のため、から沢によって下山。
リベンジ登山で再挑戦しましたが天気に恵まれ、槍ヶ岳まで青空の下、沢山の高山植物やきれいなカール。そして雷鳥や日の出も見れました。穂高は槍ヶ岳から一度横尾まで下って穂高岳に登り返すルートとしました。
さすがに大キレットは高所恐怖症には無理。
当初奥穂〜前穂〜重太郎新道で上高地へ下りる予定としていましたが、
涸沢小屋の本を見て重太郎新道は滑落が多く、下りで危険でザックも重量があったので涸沢小屋にザックデポしてサブザックで奥穂〜前穂〜奥穂のピストンとして、翌日涸沢経由で上高地下山するルートに切り替えました。
前穂までの吊り尾根は危険個所も多く。切り替えて正解でした。その分眺望は素晴らしかった。涸沢カールのモルゲンロートも見ることができ、最高の山旅でした。
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