記録ID: 1859859
全員に公開
ハイキング
東北
長走〜二ツ屋周回（西の又林道〜黒森林道〜長走552mピーク3ルート断念〜東股山長沢林道ルート断念〜面倉山北東ルート断念）
2019年05月22日(水) [日帰り]
秋田県
kmbiketrek
- GPS
- 64:00
- 距離
- 32.2km
- 登り
- 824m
- 下り
- 750m
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標高グラフを拡大コースタイム
（長走〜長走未舗装車道）
06:33大館市街地出発
07:04白沢通過
07:20長走集落へ右折〜直ぐ右の未舗装車道に入る
07:29左分岐路を無視し直進〜行き止まり引き返す
07:35改めて左分岐路に折れる〜Y字路左〜Y字路右〜右分岐路有り
07:46倒木に先を塞がれて引き返す
07:54長走集落へ戻る
（西の又林道〜黒森林道� 疏�電線巡視路）
07:56「西の又林道」へ入る〜採石場通過
08:06橋〜Y字路を右折（「黒森林道」に入る）〜橋〜T字路を右折
08:13ヘアピンカーヴの先から駐輪し送電線巡視路へ
08:28矢立線No.27鉄塔〜下山
08:41自転車回収
（黒森林道続き）
08:54「1.0km」
08:59崩落箇所を自転車を担いで越える
09:10分岐路� �
09:11分岐路�◆�
09:13分岐路��×
09:15分岐路有崩落？
09:16「2.0km」〜沢の音が聞こえる
09:25「コロバシ沢」
09:34ヘアピンカーヴから西の眺望有り
09:45「3.0km」
09:48「サカサ沢」分岐路有り？
10:02ヘアピンカーヴ分岐路有り？
10:05「4.0km」
10:10黒森方面へ左折（東進から北上へ）〜標高400m位から下り坂が多くなる
10:31「高ケド沢」
10:53笹薮化した左分岐路有り？
10:55「曲げわっぱの森」看板
10:59 T字路を誤って左折し下り引き返す
11:03改めてT字路から右折
11:08 T字路で「西の又林道」と合流し左折
（西の又林道〜長走552mピークルート1&2）
11:10「6.0km」
11:18分岐路� �
11:27分岐路�◆�
11:31車回しで休憩
（長走552mピークルート3）
11:51下山開始
11:58「黒森林道」分岐点通過
12:05橋の手前で左分岐路へ
12:09橋で左岸に移る
12:11渡渉〜右分岐路有り〜若干迷い転倒
12:24駐輪し右分岐路に入る〜谷間に向かうので引き返す
12:28自転車回収し元の道の更に先へ進む
12:35標高400m位で行き止まり引き返す
12:43駐輪し別の分岐路を試す〜谷間に向かうので引き返す
12:45自転車回収し戻る
12:52「西の又林道」本道に戻り左折〜橋で左岸に移る
（東股山長沢林道コース）
13:08橋の先のY字路は右折
13:14「長沢橋」〜T字路を左折し「長沢林道」を北上
13:18橋で右岸に移る
13:23該当するカーヴ地点から東股山への道探し〜薮化し引き返す
13:28自転車回収し戻る
13:32「長沢林道」を抜け直進し南下
（面倉山北東ルート）
13:34「東又沢橋」
13:43「高橋」で大川目沢の右岸に移る
13:46支流の沢を越える
13:50「8�辧廖峭�滝」
13:53「冷水沢」
13:57「ガロ沢」
14:01「7�辧�T字路左折〜「中滝橋」〜面倉山への道探し〜道が無く断念
14:15自転車回収し引き続き南下
（羽保屋山方面へ）
14:18「焼仮戸沢」
14:24「蓬台沢」
14:32「5km」
14:35「皆倉橋」で右岸に移る
14:40橋で支流を越える〜不明右分岐路有り
14:43国道7号線下通過〜道は状態の悪い舗装路に変わる
14:54「釜渕沢」
14:57「釜渕沢橋」〜一部上り坂
15:00沢の中に橋桁跡（？）有り
15:09「柾場沢」〜不明右分岐路有り
15:11「杭割沢」
15:15「1�辧廖楚垢鯣瓦韻�
15:17土竜の死骸発見〜羽保屋山登山口
15:37県道2号線に出て右折し西進
15:58「清風荘」に着く
16:51「清風荘」を出る
17:03狸の死骸を発見〜帰路
06:33大館市街地出発
07:04白沢通過
07:20長走集落へ右折〜直ぐ右の未舗装車道に入る
07:29左分岐路を無視し直進〜行き止まり引き返す
07:35改めて左分岐路に折れる〜Y字路左〜Y字路右〜右分岐路有り
07:46倒木に先を塞がれて引き返す
07:54長走集落へ戻る
（西の又林道〜黒森林道� 疏�電線巡視路）
07:56「西の又林道」へ入る〜採石場通過
08:06橋〜Y字路を右折（「黒森林道」に入る）〜橋〜T字路を右折
08:13ヘアピンカーヴの先から駐輪し送電線巡視路へ
08:28矢立線No.27鉄塔〜下山
08:41自転車回収
（黒森林道続き）
08:54「1.0km」
08:59崩落箇所を自転車を担いで越える
09:10分岐路� �
09:11分岐路�◆�
09:13分岐路��×
09:15分岐路有崩落？
09:16「2.0km」〜沢の音が聞こえる
09:25「コロバシ沢」
09:34ヘアピンカーヴから西の眺望有り
09:45「3.0km」
09:48「サカサ沢」分岐路有り？
10:02ヘアピンカーヴ分岐路有り？
10:05「4.0km」
10:10黒森方面へ左折（東進から北上へ）〜標高400m位から下り坂が多くなる
10:31「高ケド沢」
10:53笹薮化した左分岐路有り？
10:55「曲げわっぱの森」看板
10:59 T字路を誤って左折し下り引き返す
11:03改めてT字路から右折
11:08 T字路で「西の又林道」と合流し左折
（西の又林道〜長走552mピークルート1&2）
11:10「6.0km」
11:18分岐路� �
11:27分岐路�◆�
11:31車回しで休憩
（長走552mピークルート3）
11:51下山開始
11:58「黒森林道」分岐点通過
12:05橋の手前で左分岐路へ
12:09橋で左岸に移る
12:11渡渉〜右分岐路有り〜若干迷い転倒
12:24駐輪し右分岐路に入る〜谷間に向かうので引き返す
12:28自転車回収し元の道の更に先へ進む
12:35標高400m位で行き止まり引き返す
12:43駐輪し別の分岐路を試す〜谷間に向かうので引き返す
12:45自転車回収し戻る
12:52「西の又林道」本道に戻り左折〜橋で左岸に移る
（東股山長沢林道コース）
13:08橋の先のY字路は右折
13:14「長沢橋」〜T字路を左折し「長沢林道」を北上
13:18橋で右岸に移る
13:23該当するカーヴ地点から東股山への道探し〜薮化し引き返す
13:28自転車回収し戻る
13:32「長沢林道」を抜け直進し南下
（面倉山北東ルート）
13:34「東又沢橋」
13:43「高橋」で大川目沢の右岸に移る
13:46支流の沢を越える
13:50「8�辧廖峭�滝」
13:53「冷水沢」
13:57「ガロ沢」
14:01「7�辧�T字路左折〜「中滝橋」〜面倉山への道探し〜道が無く断念
14:15自転車回収し引き続き南下
（羽保屋山方面へ）
14:18「焼仮戸沢」
14:24「蓬台沢」
14:32「5km」
14:35「皆倉橋」で右岸に移る
14:40橋で支流を越える〜不明右分岐路有り
14:43国道7号線下通過〜道は状態の悪い舗装路に変わる
14:54「釜渕沢」
14:57「釜渕沢橋」〜一部上り坂
15:00沢の中に橋桁跡（？）有り
15:09「柾場沢」〜不明右分岐路有り
15:11「杭割沢」
15:15「1�辧廖楚垢鯣瓦韻�
15:17土竜の死骸発見〜羽保屋山登山口
15:37県道2号線に出て右折し西進
15:58「清風荘」に着く
16:51「清風荘」を出る
17:03狸の死骸を発見〜帰路
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自転車
この日は快晴で、念願の、と云う訳でもないが、長らく気になっていた西の又林道から羽保屋山方面へ抜ける道を歩いてみることにする。西の又林道へはこれまで計3回足を運んでいる。国見山の送電線巡視路の先から少し寄った時（ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1601753.html ）、行こうと思ったが歩道の積雪が酷くて辿り着く前に撤退した時（ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1676697.html ）、そしていざ歩いてみたは良いがこれまた積雪が大変で途中で撤退した時（ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1742000.html ）。ここは「杉の美林以外何にも無いですよ」と謳われている道ではあるが、こう云う長い道は特に見所が有りそうには見えなくとも、何となく気になる。昨年春からこの趣味を始めて途中からこのヤマレコで参考記録を公開し始めてから、時々「全ルート表示」と云うのをチェックしているのだが、大館市内（だけ）が次第に赤く塗り潰されて行くのを見るのは、ピースの多いパズルの穴が次第に埋まって行くのを見て行く様で楽しい。そう云う時に長い道と云うのはそれだけで何か達成感を与えてくれるものなのだ。まぁ完全に自己満足なのだが、世の中にはもっとトチ狂った歩き方をしている人も居る様だし、これ位可愛いものではないか。私は飽く迄アウトドア・スポーツとしてではなく、散歩の延長線上で歩いている積もりだ。 大館市街地からの行き方は単純。国道7号線を北上し、長走まで来たら右分岐路に入る。入り口には「曲げわっぱの森」と云う、宣伝する積もりが有るんだか無いんだか判らない様な看板が立っているが、その先の廃車置場の間から未舗装車道が東へ延びているので、そこへ右折する。前回とは違う入口から入って違うルートを辿ってみる積もり。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
（長走未舗装車道） 東に進んで森の中に入ると道は右にカーヴしてやや高度を上げた先で左に分岐路有り。地図に拠ればここはT字路に突き当たる、詰り左右に道が延びている筈なのだが、前方と左側に道が延びている訳だ。T字路はまだ先なのかと思い右の直進路を登るが（車道にしてはやや傾斜がきつい）、左にカーヴしてやがて行き止まり。分岐点まで引き返す途中で、徒歩道と思われる分岐路らしきものを発見。恐らくT字路から右に延びている筈の道がこれなのだろうが、実際には十字路になっていたのだと思われる。左の未舗装車道の分岐に入り、直ぐ小さな沢を渡る。 この先も恐らく伐採用だと思うが、地図に記載の無い分岐が2つ程。ここは山腹に沿って大して高度が変わらない道の筈なので、上や下に行く道は違うと判別出来る。が、3つ目の分岐路（？）が有る辺りから先は倒木が続き、薮も酷く、少なくとも自転車を押しては進めそうにない。この道は死んでいる様なので断念する。 （実際の道は地図の記述とは若干食い違っているので、作成したルート図の細部は間違っている可能性が有る。） （西の又林道〜黒森林道〜送電線巡視路） 長走集落に戻り、百数十mばかり北上すると、右手に「西の又林道」の標識が立っているのでそこの分岐路に入る。打ち捨てられた廃車の群れを過ぎ、左へカーヴすると直ぐ先で、採石場から大型トラックが何台も行き来する道と合流する。トラックに気を付け乍ら道なりに進み、採石場脇を通過。幅にして200mも無い採石場だが、岩が大量に剝き出しになっている光景はやはりそれなりに迫力が有る。前回同様、放し飼いになっている犬に吠えられたので早々にその場を後にする。 採石場から百数十m程進んだ所で橋の先にY字路有り。左は「曲げわっぱの森」の標識が立っているが、ここは右に逸れる。地図ではここから1車線車道から軽車道に道の記号が変わるが、ここから恐らく林道の名称が変わるのではないかと推測する。後述する理由からここは「黒森林道」と仮に呼んでおくことにする。 分岐して直ぐにまた橋を渡り、その先のT字路は右折（左は沢沿いの道で、地図では徒歩道になっているので、恐らく薮化している可能性は高いと思われる）。その先の最初のヘアピンカーヴから送電線の巡視路が延びている。先は長いし寄り道すべきかどうか迷ったのだが、どうせ巡視路はここだけだろうから自転車を路肩に駐めて寄ってみることにする。 ジグザグに登り、一度森を抜けて右手に採石場を見下ろし、何やら伐採された木々が積まれた箇所を過ぎて鬱蒼たる谷間に下り、そこから谷間の反対側に登り返すが、ここから先の急傾斜は不規則に階段が設けられている。更にジグザグを繰り返してやや折り返す様にして、矢立線No.27鉄塔下に出る。眺望は北側の送電線の連なりとそれを頂く低山が見えるだけ。大して有難味は無いのでその儘引き返す。その次の送電線に続く道は見当たらない。 （巡視路のルート図はアバウトである。） （黒森林道続き） ヘアピンカーヴに戻って山腹の道をてくてく自転車を押して登って行くが、落石が多く整備状態は悪い様子。やがて路肩に「1.0km」の柱標を見掛ける。恐らく分岐点からの距離を示しているのではないかと思うが、この柱標はこの後も現れる。 やがて道がバックリ崩落している箇所に行き当たる。右手から地図に無い沢が流れており、水量はちょろちょろ程度なのだが、恐らくそれに侵食されたのだろう。崩落箇所は一番狭い所は何とか通れそうなので、自転車を担いで慎重に渡るが、その際ボロボロと若干足元が崩れた。 そこから先、小さなカーヴを繰り返し乍ら東北東へ向かう辺りには、右手（南側）に分岐路が3つ存在している筈。細かい地形を読み取る作業が必要になるので、地図と周囲を見比べ乍らゆっくり進む。 �＼沼Δ棒泙衒屬靴得萃�断念した未舗装車道と繋がっている道。 ��南の476mピークや更に分岐して380mピークへ通じた後寺ノ沢の方へ下りて行く道。 �Ｆ鄒召涼�間に下りて行く道と、東の大川目沢の方へ繋がる道に分岐する道。 これら全ては発見出来なかった。どうやら今はすっかり薮化しているらしい。その先の谷間で地図に無い分岐路らしきものが見えたのだが、途中で崩落している様だ。 「2.0km」を超えると次第に北側を流れる沢の音が大きくなる。標高は300mを超え、「コロバシ沢」なる柱標の立っている支流を過ぎる。落石と云うか土砂崩れと云うか、道を覆う岩屑には時折グリーンタフが混じる。東側に突き出す様なヘアピンカーヴからは西側の眺望が少しだけ開ける。「3.0km」を過ぎ、「サカサ沢」やその次のヘアピンカーヴにも不明の分岐路らしきものが見える。 やがて「4.0km」を過ぎて数百m先で、左手に黒森方面へ北上する分岐路が現れる。この儘直進して大川目沢方面へ抜けることも出来るのだが、この日は他に確かめたい所も有るので左に折れる。黒森の西側を通って南北に延びるこの道は以前は地理院地図には記載されておらず、私は航空写真を基に凡その道を地図に書き込んで準備していたのだが、今年の恐らく4月に改訂が為されたらしく、この道も記載される様になった。 ここまではずっと上りだったのだが、標高400m辺りまで高度を上げると、その先は下り坂が時々出て来るので自転車に乗りたり降りたりを繰り返すのだが、カーヴが多いことに加えて落石が多いので乗ってもそうそうスピードは出せない。大したチェックポイントも無いので暫く黙々と北上。黒森（550mピーク）は樹木が濃くて見通しが悪いので、道から山頂は見ることが出来ない（尾根の一部のみが辛うじて見える）。航空写真で予習をしている時に、地図には無いがひょっとしたらこの道の何処かから山頂へ行ける道が有るのでは、と想像していたのだが、そんなものはひとつも見付からなかった。 「高ケド沢」からは北西の眺望有り。右にカーヴする地点で左に分岐路が有る筈なので、地形を確認し乍らゆっくり進んでいた積もりなのだが、それでも途中から混乱して来てしまった。右にカーヴする地点から左に分岐路が延びているのか？と思われる地点が2箇所も続いたのが混乱に拍車を掛けるが、どちらも道が有ったとしても現在は薮化していて通れそうにない。 やがて駐車スペースか何かなのか、少し草原が開けた所に「曲げわっぱの森」の看板が2枚立っており、「曲げわっぱの森」についての解説を読むことが出来る。が、周囲を見回してみてもこれと云って特に他の杉林と何処か違う様には見えない。 その少し先でT字路に出る。車回し用のスペースが近くに2箇所設けられている。「西の又林道」と合流するにしては少し様子がおかしいな、と思いつつも、一応左折してみるが、標高が上がる筈なのに下り坂になるのでこれはおかしいと思い引き返す。どううやらここはまだ「西の又林道」との合流地点ではなく、先述した、右にカーヴする地点から左に分岐する箇所らしい（カーヴをひとつふたつ読み違えていた様だ）。T字路から改めて右の道へ進むと、程無く「西の又林道」と合流するT字路に出る。ここに「黒森林道」の柱標が立っており、恐らく今歩いて来た道が全てそうなのだろう。 （西の又林道〜長走552mピークルート1&2） 「西の又林道」に出たら左折して西へ高度を上げる。直ぐに「6.0km」の柱標を見付けたが、これは「黒森林道」に立っていたものとは別の種類のものだと判る。 この先の右手（北側）に、552mのピーク（以前別ルートから登頂を試みた際 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1635176.html に、「矢立552mピーク」と呼称した所）へと通じる分岐路が2つ延びている筈なので、それを探す。 �，劼箸通棔△修譴蕕靴�所は見付けたのだが完全に薮化して通行不能。 �△修両�し先の左にカーヴする地点では道の痕跡すら発見出来ず。 その少し先まで進んで読み違えではないことを確認し、少し下って登り返した先の車回しで一旦休憩。樹間から西側の山並みが少しだけ見える。 （長走552mピークルート3） 休憩後自転車で未舗装車道を一気に下る。路面状態はそう悪くないので順調。黒森林道分岐から先は伐採場が多い。道なりに東へ下り、やがて橋が見えて来るとその手前に、左の支流の右岸に沿って分岐路が延びている。ここは省略しようかどうか少し迷ったのだが、時間的にも体力的にもまだ余裕は有りそうなので入ってみる。 道なりに北上し、橋で沢の左岸に出るのだが、その先でもまた小さな支流を渡り、そこから右に伐採用と思われる分岐路が有る。薮化した分岐路の様なものも垣間見えて地形が良く解らず少し混乱して来たので、地図を読み乍ら少し周囲をうろうろするが、狭い沢を渡っている最中にすっ転んで手を着いてしまう。幸い怪我等は無かったのだが、生活防水機能しか持っていないカメラが濡れてしまい、この後暫く撮った写真はぼやけてしまった。またもう一点、長靴の片方の底が水漏れすることが判明。冬に買ったばかりで、それ程安物ではないのだが、半年保たなかった。これは帰宅後に再度地理院地図にアクセスしてみて判明したのだが、どうも私が数か月前にプリントアウトしておいたものとは、最新版はどうも細部が微妙に食い違っている様だ。恐らく今年の4月前後に更新されたのだと思われる（まぁ大枠に於いてはそれ程違いは無かったのだが）。 左へカーヴした先に右に分岐路らしきものが有るが（これは地図に記載されている、別の谷間で行き止まる道だろう）これは無視。更に先へ進むと別の右分岐路が有って、これが探していた道かと思い自転車を置いて入ってみるが、どうも伐採用の重機跡の様に見える上、尾根を辿る道の筈なのに谷間に入って行く。しかも薮道。これは違うなと思い引き返す。 元の道のその先へ進み、更に分岐路を探してみるが、標高400m位まで登ったところで行き止まり、結局引き返す。下る途中でもう一度分岐路を探してみるが見当たらず、先述した地図に記載されていると思われる別の分岐路を確認してみるが、やはり谷間へ続く道らしいのでこれもやはり違う。引き返し元の「西の又林道」に戻る。 （東股山長沢林道コース） 橋を渡って更に1�勸幣絏爾襪�、この近辺は伐採用の分岐路が多い。橋を渡ってY字路は右へ（左の道は若し通行可能であれば谷間を通って市境を越えて青森県平川市の割沢から遠部ダムへと通じている）。「長沢橋」を渡った先のT字路では左の「長沢林道」に入る。 200m程北上して橋で右岸に移り、道なりに更に進んだ先の、それらしい谷間で右に緩くカーヴする地点で、北西方向から東股山（標高585m）へ登る徒歩道探し。沢へ下りるそれらしい入口（標高323m辺り）は見付けたものの、酷く薮化しており、沢の左岸へ渡渉するのは簡単だが、その先は完全に薮。踏み跡を見付けるなど不可能だ。この道もまた現在では死んでいると判断し引き返す。 （面倉山北東ルート） 「長沢林道」を抜け、分岐点からその儘左の道を直進し「大川目沢」の左岸を南下。ここから先は地理院地図の記載とは細部が若干異なる。「東又沢橋（変換ミスではない）」を渡り、「高橋」で左岸から右岸に。支流の沢を越え、「8km」「黒滝」「冷水沢」「ガロ沢」「7�辧彭�の標識を通過。 やがてT字路に出る。右の道は先程途中まで進んだ「黒森林道」へと通じており、近くに何かの建物の跡地が見える（数か月前にプリントアウトした地理院地図ではここに建物の表記が有ったのだが、最新版では消えている）。左へ曲がって直ぐ「中滝橋」を渡り、この辺りから面倉山（標高590m）に北東方向から登る道が延びている筈なのでそれを探し乍ら進む。 が、砂防ダムを見付けて行き過ぎたことに気付いてまた橋の辺りからやり直し。道が左に折れる辺りの筈なのでそれらしい所を見渡してみるが、少し盛り上がった薮だらけの土手が有るばかりで道なぞ無い。土手を攀じ登ってその先も確認してみるがやはり道なぞ無い。沢が直角に折れた先の辺りに、沢の右岸に渡れる橋が有る筈なのだが、そうした痕跡も渡渉点も見当たらない。この道も死んでいると見做すべきだろう。 （羽保屋山方面へ） 大川目沢の左岸沿いにひたすら下り坂を南下。不明の支流の標識があちこちに立っているが、それに該当する沢が近くに存在しているとは限らず、割と好い加減。それ程地元の人々の生活に資する様なものとも思えないのに、極く小さな涸れ沢にまで名前が付けられているのは不思議だ。「焼仮戸沢」、「蓬台沢」、「5km」、「皆倉橋」で右岸に移り、不明の右分岐路が有り、支流を橋で渡り、やがて国道7号線、秋田自動車道の高架下を潜る。 ここから先は舗装路に成るが、落石、土砂崩れ、路肩崩落等で状態が悪く、カタギのドライヴァーにはお勧め出来ない道だ。「4�辧廖△笋燭蕕罰燭量弔�声がする不思議な印象の微小滝、「釜渕沢」、「釜渕沢橋」（同じ名前なのに何故か位置は別々だ）、少し上って、左の沢の中に大きな橋桁の様なものが見える。「柾場沢」、不明左分岐、「杭割沢」、「1�辧廚鯆眠瓩靴匿垢鯣瓦韻襦Ｅ變気了牾爾鯣�見。やがて羽保屋山の登山口を通過。ここまで来ると後は経験済みの道なので少しホッとする。未経験の道はそれだけ摂取すべき情報が多いので気を張って疲れるのだ。 後は詳細は省くが、二ツ屋を通過し黙々と南下して県道2号線（樹海ライン）に出たら右折し西進。 その後「清風荘」に寄るが、そこを出て更に西進する途中で、車道上に狸の死骸を発見。体を折る様にしているのが何やら縮こまっている様にも見えて無残。先日生きた狸を目撃したばかりなので（ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1850090.html ）、軽い無常感に襲われる。 |
| その他周辺情報 | （「清風荘」） 樹海ラインの雪沢周辺には温泉は3つ有るが、「雪沢温泉」はどちらかと言うと旅行者向け、「四十八滝温泉」は地元の銭湯と云う感じで、私の様な微妙な立場の者が一番立ち寄り易いのが、長木渓流遊歩道や小坂レールバイクの駅の近くに建つ「清風荘」だ。 入浴料350円。内風呂、サウナ、露天風呂（ぬるい岩風呂と、枠だけ木製の熱いコンクリート風呂）が有り、露天からは鳳凰山の東隣の419ｍピークや410ｍピーク（どちらも登山道も三角点も無い）が、県道を挟んで間近に迫る。水風呂が無いのが難点だが、まぁこの時期は空気でのクールダウンが可能だ。 |
写真
この日は快晴で、念願の、と云う訳でもないが、長らく気になっていた西の又林道から羽保屋山方面へ抜ける道を歩いてみることにする。大館市街地からの行き方は単純。先ずは国道7号線を北上する。
拍手5/22 7:06
この日は快晴で、念願の、と云う訳でもないが、長らく気になっていた西の又林道から羽保屋山方面へ抜ける道を歩いてみることにする。大館市街地からの行き方は単純。先ずは国道7号線を北上する。
入り口には「曲げわっぱの森」と云う、宣伝する積もりが有るんだか無いんだか判らない様な看板が立っている。
その先の廃車置場の間から未舗装車道が東へ延びているので、そこへ右折する。
前回とは違う入口から入って違うルートを辿ってみる積もり。東に進んで森の中に入る。
右にカーヴしてやや高度を上げた先で左に分岐路有り。図に拠ればここはT字路に突き当たる、詰り左右に道が延びている筈なのだが、前方と左側に道が延びている訳だ。
5/22 7:25
右にカーヴしてやや高度を上げた先で左に分岐路有り。図に拠ればここはT字路に突き当たる、詰り左右に道が延びている筈なのだが、前方と左側に道が延びている訳だ。
T字路はまだ先なのかと思い右の直進路を登るが（車道にしてはやや傾斜がきつい）。
分岐点まで引き返す途中で、徒歩道と思われる分岐路らしきものを発見。恐らくT字路から右に延びている筈の道がこれなのだろうが、実際には十字路になっていたのだと思われる。
5/22 7:34
分岐点まで引き返す途中で、徒歩道と思われる分岐路らしきものを発見。恐らくT字路から右に延びている筈の道がこれなのだろうが、実際には十字路になっていたのだと思われる。
ここは山腹に沿って大して高度が変わらない道の筈なので、上や下に行く道は違うと判別出来る。
が、3つ目の分岐路（？）が有る辺りから先は倒木が続き、薮も酷く、少なくとも自転車を押しては進めそうにない。
百数十mばかり北上すると、右手に「西の又林道」の標識が立っているのでそこの分岐路に入る。
打ち捨てられた廃車の群れを過ぎ、左へカーヴすると直ぐ先で、採石場から大型トラックが何台も行き来する道と合流する。
幅にして200mも無い採石場だが、岩が大量に剝き出しになっている光景はやはりそれなりに迫力が有る。
前回同様、放し飼いになっている犬に吠えられたので早々にその場を後にする。
右の道。地図ではここから1車線車道から軽車道に道の記号が変わるが、ここから恐らく林道の名称が変わるのではないかと推測する。後述する理由からここは「黒森林道」と仮に呼んでおくことにする。
5/22 8:06
右の道。地図ではここから1車線車道から軽車道に道の記号が変わるが、ここから恐らく林道の名称が変わるのではないかと推測する。後述する理由からここは「黒森林道」と仮に呼んでおくことにする。
その先のT字路は右折（左は沢沿いの道で、地図では徒歩道になっているので、恐らく薮化している可能性は高いと思われる）。
その先の最初のヘアピンカーヴから送電線の巡視路が延びている。先は長いし寄り道すべきかどうか迷ったのだが、どうせ巡視路はここだけだろうから自転車を路肩に駐めて寄ってみることにする。
5/22 8:13
その先の最初のヘアピンカーヴから送電線の巡視路が延びている。先は長いし寄り道すべきかどうか迷ったのだが、どうせ巡視路はここだけだろうから自転車を路肩に駐めて寄ってみることにする。
ここだけ頭上が禿げている。ここから何やら伐採された木々が積まれた箇所を過ぎる。
矢立線No.27鉄塔下に出る。眺望は北側の送電線の連なりとそれを頂く低山が見えるだけ。
山腹の道をてくてく自転車を押して登って行くが、落石が多く整備状態は悪い様子。
やがて路肩に「1.0km」の柱標を見掛ける。恐らく分岐点からの距離を示しているのではないかと思うが、この柱標はこの後も現れる。
右手から地図に無い沢が流れており、水量はちょろちょろ程度なのだが、恐らくそれに侵食されたのだろう。
一番狭い所は何とか通れそうなので、自転車を担いで慎重に渡るが、その際ボロボロと若干足元が崩れた。
崩落箇所から先は普通に進める。そこから先、小さなカーヴを繰り返し乍ら東北東へ向かう辺りには、右手（南側）に分岐路が3つ存在している筈。細かい地形を読み取る作業が必要になるので、地図と周囲を見比べ乍らゆっくり進む。
5/22 9:01
崩落箇所から先は普通に進める。そこから先、小さなカーヴを繰り返し乍ら東北東へ向かう辺りには、右手（南側）に分岐路が3つ存在している筈。細かい地形を読み取る作業が必要になるので、地図と周囲を見比べ乍らゆっくり進む。
��南の476mピークや更に分岐して380mピークへ通じた後寺ノ沢の方へ下りて行く道。
�Ｆ鄒召涼�間に下りて行く道と、東の大川目沢の方へ繋がる道に分岐する道。
それともこの辺？ 何れにしろ、どうやら今はすっかり薮化しているらしい。
その先の谷間で地図に無い分岐路らしきものが見えたのだが、途中で崩落している様だ。
落石と云うか土砂崩れと云うか、道を覆う岩屑には時折グリーンタフが混じる。
東側に突き出す様なヘアピンカーヴからは西側の眺望が少しだけ開ける。
美しいのでお土産に石ころを持って帰ろうかと思ったのだが、手に持っただけで直ぐボロボロ崩れてしまう。
「4.0km」を過ぎて数百m先で、左手に黒森方面へ北上する分岐路が現れる。この儘直進して大川目沢方面へ抜けることも出来るのだが、この日は他に確かめたい所も有るので左に折れる。
5/22 10:10
「4.0km」を過ぎて数百m先で、左手に黒森方面へ北上する分岐路が現れる。この儘直進して大川目沢方面へ抜けることも出来るのだが、この日は他に確かめたい所も有るので左に折れる。
黒森の西側を通って南北に延びるこの道は以前は地理院地図には記載されておらず、私は航空写真を基に凡その道を地図に書き込んで準備していたのだが、今年の恐らく4月に改訂が為されたらしく、この道も記載される様になった。
5/22 10:12
黒森の西側を通って南北に延びるこの道は以前は地理院地図には記載されておらず、私は航空写真を基に凡その道を地図に書き込んで準備していたのだが、今年の恐らく4月に改訂が為されたらしく、この道も記載される様になった。
ここまではずっと上りだったのだが、標高400m辺りまで高度を上げると、その先は下り坂が時々出て来るので自転車に乗りたり降りたりを繰り返す
5/22 10:23
ここまではずっと上りだったのだが、標高400m辺りまで高度を上げると、その先は下り坂が時々出て来るので自転車に乗りたり降りたりを繰り返す
カーヴが多いことに加えて落石が多いので乗ってもそうそうスピードは出せない。
大したチェックポイントも無いので暫く黙々と北上。黒森（画面右側の550mピーク）は樹木が濃くて見通しが悪いので、道から山頂は見ることが出来ない（尾根の一部のみが辛うじて見える）。航空写真で予習をしている時に、地図には無いがひょっとしたらこの道の何処かから山頂へ行ける道が有るのでは、と想像していたのだが、そんなものはひとつも見付からなかった。
5/22 10:29
大したチェックポイントも無いので暫く黙々と北上。黒森（画面右側の550mピーク）は樹木が濃くて見通しが悪いので、道から山頂は見ることが出来ない（尾根の一部のみが辛うじて見える）。航空写真で予習をしている時に、地図には無いがひょっとしたらこの道の何処かから山頂へ行ける道が有るのでは、と想像していたのだが、そんなものはひとつも見付からなかった。
右にカーヴする地点で左に分岐路が有る筈なので、地形を確認し乍らゆっくり進んでいた積もりなのだが、それでも途中から混乱して来てしまった。右にカーヴする地点から左に分岐路が延びているのか？と思われる地点が2箇所も続いたのが混乱に拍車を掛けるが、どちらも道が有ったとしても現在は薮化していて通れそうにない。
5/22 10:39
右にカーヴする地点で左に分岐路が有る筈なので、地形を確認し乍らゆっくり進んでいた積もりなのだが、それでも途中から混乱して来てしまった。右にカーヴする地点から左に分岐路が延びているのか？と思われる地点が2箇所も続いたのが混乱に拍車を掛けるが、どちらも道が有ったとしても現在は薮化していて通れそうにない。
頭上に見える稜線はずっとこんな感じで眺望が得られそうにはない。
やがて駐車スペースか何かなのか、少し草原が開けた所に「曲げわっぱの森」の看板が2枚立っており、「曲げわっぱの森」についての解説を読むことが出来る。が、周囲を見回してみてもこれと云って特に他の杉林と何処か違う様には見えない。
5/22 10:55
やがて駐車スペースか何かなのか、少し草原が開けた所に「曲げわっぱの森」の看板が2枚立っており、「曲げわっぱの森」についての解説を読むことが出来る。が、周囲を見回してみてもこれと云って特に他の杉林と何処か違う様には見えない。
「西の又林道」と合流するにしては少し様子がおかしいな、と思いつつも、一応左折してみるが、標高が上がる筈なのに下り坂になるのでこれはおかしいと思い引き返す。どううやらここはまだ「西の又林道」との合流地点ではなく、先述した、右にカーヴする地点から左に分岐する箇所らしい（カーヴをひとつふたつ読み違えていた様だ）。
5/22 11:00
「西の又林道」と合流するにしては少し様子がおかしいな、と思いつつも、一応左折してみるが、標高が上がる筈なのに下り坂になるのでこれはおかしいと思い引き返す。どううやらここはまだ「西の又林道」との合流地点ではなく、先述した、右にカーヴする地点から左に分岐する箇所らしい（カーヴをひとつふたつ読み違えていた様だ）。
ここに「黒森林道」の柱標が立っており、恐らく今歩いて来た道が全てそうなのだろう。
直ぐに「6.0km」の柱標を見付けたが、これは「黒森林道」に立っていたものとは別の種類のものだと判る。
この先の右手（北側）に、552mのピーク（以前別ルートから登頂を試みた際に、「矢立552mピーク」と呼称した所）へと通じる分岐路が2つ延びている筈なので、それを探す。
5/22 11:15
この先の右手（北側）に、552mのピーク（以前別ルートから登頂を試みた際に、「矢立552mピーク」と呼称した所）へと通じる分岐路が2つ延びている筈なので、それを探す。
�，劼箸通棔△修譴蕕靴�所は見付けたのだが完全に薮化して通行不能。
�△修両�し先の左にカーヴする地点では道の痕跡すら発見出来ず。
休憩後自転車で未舗装車道を一気に下る。路面状態はそう悪くないので順調。
道なりに東へ下り、やがて橋が見えて来るとその手前に、左の支流の右岸に沿って分岐路が延びている。
ここは省略しようかどうか少し迷ったのだが、時間的にも体力的にもまだ余裕は有りそうなので入ってみる。
その先でもまた小さな支流を渡り、そこから右に伐採用と思われる分岐路が有る。
薮化した分岐路の様なものも垣間見えて地形が良く解らず少し混乱して来たので、地図を読み乍ら少し周囲をうろうろする。
狭い沢を渡っている最中にすっ転んで手を着いてしまう。幸い怪我等は無かったのだが、生活防水機能しか持っていないカメラが濡れてしまい、この後暫く撮った写真はぼやけてしまった。
5/22 12:12
狭い沢を渡っている最中にすっ転んで手を着いてしまう。幸い怪我等は無かったのだが、生活防水機能しか持っていないカメラが濡れてしまい、この後暫く撮った写真はぼやけてしまった。
これは帰宅後に再度地理院地図にアクセスしてみて判明したのだが、どうも私が数か月前にプリントアウトしておいたものとは、最新版はどうも細部が微妙に食い違っている様だ。恐らく今年の4月前後に更新されたのだと思われる（まぁ大枠に於いてはそれ程違いは無かったのだが）。
5/22 12:13
これは帰宅後に再度地理院地図にアクセスしてみて判明したのだが、どうも私が数か月前にプリントアウトしておいたものとは、最新版はどうも細部が微妙に食い違っている様だ。恐らく今年の4月前後に更新されたのだと思われる（まぁ大枠に於いてはそれ程違いは無かったのだが）。
左へカーヴした先に右に分岐路らしきものが有るが（これは地図に記載されている、別の谷間で行き止まる道だろう）これは無視。
更に先へ進むと別の右分岐路が有って、これが探していた道かと思い自転車を置いて入ってみるが、どうも伐採用の重機跡の様に見える。
が、標高400m位まで登ったところで行き止まり、結局引き返す。
先述した地図に記載されていると思われる別の分岐路を確認してみるが、やはり谷間へ続く道らしいのでこれもやはり違う。引き返し元の「西の又林道」に戻る。5/22 12:43
先述した地図に記載されていると思われる別の分岐路を確認してみるが、やはり谷間へ続く道らしいのでこれもやはり違う。引き返し元の「西の又林道」に戻る。
橋を渡って更に1�勸幣絏爾襪�、この近辺は伐採用の分岐路が多い。
左の道は若し通行可能であれば谷間を通って市境を越えて青森県平川市の割沢から遠部ダムへと通じている。
道なりに更に進んだ先の、それらしい谷間で右に緩くカーヴする地点で、北西方向から東股山（標高585m）へ登る徒歩道探し。
沢へ下りるそれらしい入口（標高323m辺り）は見付けたものの、酷く薮化している。
踏み跡を見付けるなど不可能だ。この道もまた現在では死んでいると判断し引き返す。
「長沢林道」を抜け、分岐点からその儘左の道を直進し「大川目沢」の左岸を南下。ここから先は地理院地図の記載とは細部が若干異なる。
5/22 13:32
「長沢林道」を抜け、分岐点からその儘左の道を直進し「大川目沢」の左岸を南下。ここから先は地理院地図の記載とは細部が若干異なる。
右の道は先程途中まで進んだ「黒森林道」へと通じており、近くに何かの建物の跡地が見える（数か月前にプリントアウトした地理院地図ではここに建物の表記が有ったのだが、最新版では消えている）。
5/22 14:01
右の道は先程途中まで進んだ「黒森林道」へと通じており、近くに何かの建物の跡地が見える（数か月前にプリントアウトした地理院地図ではここに建物の表記が有ったのだが、最新版では消えている）。
「中滝橋」。この辺りから面倉山（標高590m）に北東方向から登る道が延びている筈なのでそれを探し乍ら進む。
が、砂防ダムを見付けて行き過ぎたことに気付いてまた橋の辺りからやり直し。
道が左に折れる辺りの筈なのでそれらしい所を見渡してみるが、少し盛り上がった薮だらけの土手が有るばかりで道なぞ無い。
土手を攀じ登ってその先も確認してみるがやはり道なぞ無い。沢が直角に折れた先の辺りに、沢の右岸に渡れる橋が有る筈なのだが、そうした痕跡も渡渉点も見当たらない。この道も死んでいると見做すべきだろう。
5/22 14:15
土手を攀じ登ってその先も確認してみるがやはり道なぞ無い。沢が直角に折れた先の辺りに、沢の右岸に渡れる橋が有る筈なのだが、そうした痕跡も渡渉点も見当たらない。この道も死んでいると見做すべきだろう。
不明の支流の標識があちこちに立っているが、それに該当する沢が近くに存在しているとは限らず、割と好い加減。れ程地元の人々の生活に資する様なものとも思えないのに、極く小さな涸れ沢にまで名前が付けられているのは不思議だ。これは「焼仮戸沢」。
5/22 14:19
不明の支流の標識があちこちに立っているが、それに該当する沢が近くに存在しているとは限らず、割と好い加減。れ程地元の人々の生活に資する様なものとも思えないのに、極く小さな涸れ沢にまで名前が付けられているのは不思議だ。これは「焼仮戸沢」。
ここから先は舗装路に成るが、落石、土砂崩れ、路肩崩落等で状態が悪く、カタギのドライヴァーにはお勧め出来ない道だ。
「釜渕沢橋」（同じ名前なのに先程の標識と何故か位置は別々だ）。
やがて羽保屋山の登山口を通過。ここまで来ると後は経験済みの道なので少しホッとする。未経験の道はそれだけ摂取すべき情報が多いので気を張って疲れるのだ。
5/22 15:18
やがて羽保屋山の登山口を通過。ここまで来ると後は経験済みの道なので少しホッとする。未経験の道はそれだけ摂取すべき情報が多いので気を張って疲れるのだ。
更に西進する途中で、車道上に狸の死骸を発見。体を折る様にしているのが何やら縮こまっている様にも見えて無残。先日生きた狸を目撃したばかりなので、軽い無常感に襲われる。
5/22 17:03
更に西進する途中で、車道上に狸の死骸を発見。体を折る様にしているのが何やら縮こまっている様にも見えて無残。先日生きた狸を目撃したばかりなので、軽い無常感に襲われる。
撮影機器：
感想
（西の又林道、黒森林道等）
この辺りは林道の区分が不明瞭な部分も多く、正確に何処から何処までが何林道なのか良く判らないのだが、取り敢えず主要な通れる箇所は確認することは出来た。前述した通り黒森の西側を南北に通る道は今年に入ってから地理院地図への記載が追加されたのだが、情報が新しくなった割に、もう何年も全く整備はされていない様で残念。黒森に登る道が無かったのはまぁ仕方が無いが、せめて林道は普通に通行可能な状態であって欲しかった。「西の又林道」の入り口の看板に書いてあった通り、杉の美林以外には取り立てて見所の有る道ではないので、現状の儘なら今後わざわざまた来ることは無いだろう。
（長走552mピーク）
ここに至るルートは以前試した分を含めて4つが通行不能だと判明した訳だが、もうひとつ、南西の陣場の谷間から登る道がまだ残されている。送電線が近いので巡視路が整備されている可能性も有るが、まぁ期待はしないでおいた方が良さそうだ。航空写真を見ると、伐採道と思われる中途半端な筋があちこちに付いているのが確認出来るのだが、無論これらは登山道としては期待しない方が良いだろう。
（東股山）
予想通りと云うか何と云うか、通行不能。他に山頂まで通じる道は、支根刈沢に沿って北上し国道7号線の下を通過して南東から登る道が2つ存在している筈だが、羽保屋山周辺を探った時に確認しておいた通り（ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1540657.html ／ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1788913.html ）、これらもどうせ整備されてはいないだろう。航空写真を見ても、まともに通れる状態であるとは思えない。確認するだけ無駄の様な気もするので、東股山は「道が全く存在しない山」に分類して構わないと思う。
（面倉山）
面倉山山頂に至る道は3つで、残りの2つは大茂内沢周辺を巡る大縦走路の一部。が、以前関連個所を2ヶ所確認しておいた（ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1650276.html ／ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1670973.html ）ので、この縦走路が今は機能していないか、少なくとも断片的にしか存在していないことははっきりしている。航空写真を見ても道は確認出来ないし、この山もまた「道が全く存在しない山」に分類すべきかも知れない。
（羽保屋山方面への道）
結構長く感じた。大川目沢沿いでは羽保屋山以外に登れる山が全く無いと云うのは残念。羽保屋山の登山道も一部状態が宜しくないし、この周辺もこの儘荒廃が進んでいくのだろうか。山歩きを抜きにしてもサイクリングロードとしてどうかとも思ったのだが、前述の通り舗装されている部分も状態が悪いので、また走ってみたいと思う様な所ではない。
（自転車）
「清風荘」を出て樹海ラインを西進する途中、ロードバイクに追い越された。こちらより少ない動きでスイスイ走っているところを見るに、随分重いギアで走っているのだろう。こう云う時は少し羨ましいかな、とも思う。
私の使用している自転車はシングルスピード（ギア無し）で、それ程スピードは出ない。長い下り坂の自由落下で瞬間的に時速50km以上出たことも有るが、舗装された平地でペダルを漕いでいる場合は瞬間的に時速35〜37km程度出すのが精一杯で、長時間ペースを保って続けられるのは大体平均して時速17km前後ではないかと思う（と言っても私の場合は平地の舗装路以外も走るので、一日全体での平均速度はもっと遅くなるのが普通だ）。少々の上り坂なら立ち漕ぎで何とかなるが、傾斜がきつい上りや長距離の上りとなると漕いでは行けないので、押して歩くことになる。トレッキングを含まないサイクリングのみを趣味とする他の方々が通常どの程度の速度で走っているのか私は知らないが、これは恐らく可成り苛々させられる程の低スペックの部類に入れられるのではなかろうか。
私がギア無し自転車に乗っているのは、何よりも先ずそう云うタイプのセミファットバイクが信じられない様な低価格で販売されていたからなのだが、トレッキングとサイクリングを組み合わせた趣味を続けている内に、少し奮発してもう少し性能の良いギア付きのファットバイクを購入しようかと考えたことも有る（無論ダウンヒル等に使用する本格的なスポーツ用のものではない。そこまでやる技術も体力も度胸も私には無い。多少荒れた未舗装路を下ってもパンクしないだけのものであれば私には十分なので、所謂「ルック車」で構わないのだ）。だが結局見送ったのは、財布の中身がお寒かったと云う事情も有るが、数々の砂利道やぬかるみ道や雪道や薮道を走って、或いは押して歩いている内に、やはりギアが有ると余計なトラブルの元になるのではないか、と云う懸念が拭えなかったからだ。人里に近い舗装路を走る場合と違って、山の中で一人切りでいる時に自転車のトラブルに見舞われた場合、対処出来ない可能性は高くなる。そして自転車の構造が複雑になればなる程、トラブルが起きる可能性は高くなる。ギアの噛み合わせ等は、予期せぬトラブルの最たるものだ。枝葉がギアに挟まったり、薮に引っ掛けてチェーンがギアから外れたりした場合などはどうすれば良いのだろう。私の様な楽しみ方をしている限り、どうしても状態の悪い道に出会すのは避けられないが、利便性向上の為にトラブルの種を増やすことには気が進まなかったのだ。
だが、一年掛けて大館市内の主要な山の大半を登り尽くして、状態の悪い道と良い道との見当も或る程度は付けられる様になって来た。今では、状態が良い道だけを走る場合はギア有りの自転車を使用しても良いのではないか、とも思い始めている。上り坂を漕いで行ける様になれば多少は行動範囲も広がるし、山に登らずとも、サイクリングだけを楽しんでも良い。
まぁ今はまだ歩き残した道も結構残っているので、それらを消化している内はまだ出番が無いだろうが、それらを終えて確認済みのコースを再度訪れる場合や、市外へも足を延ばしてみたくなった時の為に、ギア有りのファットバイク乃至セミファットバイクの購入を今後検討しておいても良いだろうと思う。
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