北穂高岳 Mt Kita-Hotaka (上高地〜涸沢〜北穂高岳)



- GPS
- 36:41
- 距離
- 32.2km
- 登り
- 1,828m
- 下り
- 1,813m
コースタイム
2日目: 6:15涸沢小屋〜9:55北穂高山頂・北穂高山荘11:00〜12:45涸沢小屋13:25〜14:15本谷橋〜15:15横尾15:30〜16:20徳沢16:25〜17:45上高地
天候 | 1日目: 曇り 2日目: 晴れのち曇り、一時小雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:上高地(18:00発)〜新島々(19:25発-19:54)〜松本(20:00発-22:37)〜新宿 (松本では乗り換え時間が6分しかないので、車内で切符を買った) |
コース状況/ 危険箇所等 |
アイゼンは本谷橋付近で装着する人が多い。 帰りは本谷橋の先の細い道を過ぎたあたりまでアイゼンをつけたまま下ってもよいかと思う。 横尾と本谷橋の間は、この2日だけでもかなり雪どけが進んで、土が露出してきているところが増えていた。 涸沢から北穂高岳へのルートは雪はシャーベット上の重い雪で、下りは踏み跡が少なめのルートでひざまで雪に埋まるように歩くほうが滑らなくてよいかもしれない。お昼頃には、サラサラっと雪が落ちていく音が聞こえていた。小さな雪崩れはいつ起きても不思議ではない感じ(もちろん時には大きいのもあるかも)。 |
写真
感想
GWに2泊3日の予定で北穂高岳に挑戦することにした。
予報では、4月30日〜5月2日までくもり、くもり、くもりのち雨。北穂高岳に登れないかもしれないなぁ、とちょっと残念な気持ちでいたが、残雪期の涸沢だけでも見れればよいかという思いで出発。
予定としては30日涸沢小屋泊、1日は天候次第で良ければ北穂高山荘、良くなければ涸沢小屋泊を考えていた。結果的には、天気は30日はくもり、夕方少し晴れ。1日は午前中は晴れ、午後に曇り一時雨となった。
宿泊は30日は事前予約した涸沢小屋に予定通り宿泊。食事は午後5時と翌朝午前5時半。1日は北穂高小屋に到着した時点で天候を聞いたところ、夜から崩れて雨もありうるとのことなので、北穂高山荘・涸沢小屋泊はやめることにし、その日のうちに横尾かその先まで戻ることにした。
結果的には横尾に15時半頃つき、上高地から新島々への最終バスの時間が18:00とのことだったので、上高地まで急ぎ足で戻ることにした。なんとか17:45に上高地に到し、無事東京に戻れた。ということで、2泊3日ではなく1泊2日の山行となった。
元々晴れることは期待していなかったので、2日目に北穂高岳山頂から槍ヶ岳をはじめ北アルプスの山々を見渡せたのはとてもうれしかった。
気温は2日とも結構暖かく感じた。行動中は長袖シャツ一枚で十分だし、涸沢の早朝も、去年の夏・秋だと軽めのダウンとか着ていたが、それよりも暖かく感じた。なので、早朝でも長袖シャツ一枚で十分。
行動中は転んだりして濡れるかなと思ったため、長袖シャツの上にアウターを着たりしていたが、アウターを着るとかなり暑く感じた。
この時期の雪はどこもシャーベット状のシャリシャリした重めの雪。朝一の登りはまだいいが、お昼近くの下りは大変だった。
登りでは、横歩きですたすた登っていく人がいて参考になった。また、傾斜が急なところではピッケル・両手両足をうまく使い、あまり足跡がないところをひざまで雪に埋もれながら登っていくグループもいた。
北穂高岳山頂から下り始めてすぐ、10mほど滑落(意図しないシリセード?!)した。みんなが登るような足跡が多く残っているところを下るとすぐに滑る。そういう道ができているところで滑るとなかなか止まれない。
あんまり足跡が多く残っていないようなところを下るほうが、ひざ近くまで雪にもぐってしまうものの滑落の心配は少ないようだ。急な斜面での登りも同様かもしれない。
下りには(自分の意思による 笑)シリセードにもトライ。アウターやザックのポケットなどはしっかり閉めてからやらないと、雪が入ってしまうということにやった後に気がついた。おまけにカメラも首から提げたまま。(苦笑) 今回一番勉強になったのは、この点かも。
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