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Yamareco

記録ID: 186746
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

北穂高岳 Mt Kita-Hotaka (上高地〜涸沢〜北穂高岳)

2012年04月30日(月) 〜 2012年05月01日(火)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
pesce その他1人
GPS
36:41
距離
32.2km
登り
1,828m
下り
1,813m

コースタイム

1日目: 5:40上高地BT〜7:30徳沢〜8:25横尾〜10:00本谷橋10:15〜12:30涸沢小屋(小屋泊)
2日目: 6:15涸沢小屋〜9:55北穂高山頂・北穂高山荘11:00〜12:45涸沢小屋13:25〜14:15本谷橋〜15:15横尾15:30〜16:20徳沢16:25〜17:45上高地
天候 1日目: 曇り
2日目: 晴れのち曇り、一時小雨
過去天気図(気象庁) 2012年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き:さわやか信州号(新宿23:00発、車中泊)
帰り:上高地(18:00発)〜新島々(19:25発-19:54)〜松本(20:00発-22:37)〜新宿
   (松本では乗り換え時間が6分しかないので、車内で切符を買った)
コース状況/
危険箇所等
アイゼンは本谷橋付近で装着する人が多い。

帰りは本谷橋の先の細い道を過ぎたあたりまでアイゼンをつけたまま下ってもよいかと思う。

横尾と本谷橋の間は、この2日だけでもかなり雪どけが進んで、土が露出してきているところが増えていた。

涸沢から北穂高岳へのルートは雪はシャーベット上の重い雪で、下りは踏み跡が少なめのルートでひざまで雪に埋まるように歩くほうが滑らなくてよいかもしれない。お昼頃には、サラサラっと雪が落ちていく音が聞こえていた。小さな雪崩れはいつ起きても不思議ではない感じ(もちろん時には大きいのもあるかも)。
7ヶ月ぶりの上高地〜♪
2012年04月30日 05:45撮影 by  SLT-A55V, SONY
4/30 5:45
7ヶ月ぶりの上高地〜♪
明神の先にいたカモ
2012年04月30日 06:02撮影 by  SLT-A55V, SONY
4/30 6:02
明神の先にいたカモ
横尾の鳩
2012年04月30日 08:35撮影 by  SLT-A55V, SONY
1
4/30 8:35
横尾の鳩
横尾の先から雪道に
2012年04月30日 08:58撮影 by  SLT-A55V, SONY
4/30 8:58
横尾の先から雪道に
本谷橋付近でアイゼンをつける
2012年04月30日 10:07撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 10:07
本谷橋付近でアイゼンをつける
デブリ
2012年04月30日 10:23撮影 by  SLT-A55V, SONY
4/30 10:23
デブリ
山スキー&スノボーを楽しむ人もいます
2012年04月30日 11:19撮影 by  SLT-A55V, SONY
4/30 11:19
山スキー&スノボーを楽しむ人もいます
涸沢ヒュッテの鯉のぼりが見えてから1時間かかる
2012年04月30日 11:27撮影 by  SLT-A55V, SONY
4/30 11:27
涸沢ヒュッテの鯉のぼりが見えてから1時間かかる
ヘリが着陸したと思ったら、すぐに飛び立った
2012年04月30日 12:23撮影 by  SLT-A55V, SONY
4/30 12:23
ヘリが着陸したと思ったら、すぐに飛び立った
涸沢小屋で一休み
2012年04月30日 13:02撮影 by  SLT-A55V, SONY
4/30 13:02
涸沢小屋で一休み
涸沢小屋の夕食は午後5時から
2012年04月30日 17:12撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/30 17:12
涸沢小屋の夕食は午後5時から
2日目の朝は予報に反して青空〜♪
5時すぎですでにザイテングラートに向かって登り始めている人たちが見えた
2012年05月01日 05:26撮影 by  SLT-A55V, SONY
1
5/1 5:26
2日目の朝は予報に反して青空〜♪
5時すぎですでにザイテングラートに向かって登り始めている人たちが見えた
涸沢のテント
2012年05月01日 05:26撮影 by  SLT-A55V, SONY
1
5/1 5:26
涸沢のテント
北穂高岳への第一歩はここから
2012年05月01日 06:18撮影 by  SLT-A55V, SONY
1
5/1 6:18
北穂高岳への第一歩はここから
少しずつ涸沢が小さくなる
2012年05月01日 06:33撮影 by  SLT-A55V, SONY
1
5/1 6:33
少しずつ涸沢が小さくなる
傾斜はまだ緩やか
2012年05月01日 06:33撮影 by  SLT-A55V, SONY
5/1 6:33
傾斜はまだ緩やか
前穂高岳がきれい
2012年05月01日 07:19撮影 by  SLT-A55V, SONY
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5/1 7:19
前穂高岳がきれい
2012年05月01日 07:20撮影 by  SLT-A55V, SONY
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5/1 7:20
2012年05月01日 07:20撮影 by  SLT-A55V, SONY
5/1 7:20
北穂高岳山荘が見えてきた
2012年05月01日 08:05撮影 by  SLT-A55V, SONY
5/1 8:05
北穂高岳山荘が見えてきた
白色のライチョウが見えた(この写真にも一応写ってますが、とっても小さいので分からないかな…)
2012年05月01日 08:09撮影 by  SLT-A55V, SONY
5/1 8:09
白色のライチョウが見えた(この写真にも一応写ってますが、とっても小さいので分からないかな…)
何度も前穂高岳の写真を撮りたくなる
2012年05月01日 08:18撮影 by  SLT-A55V, SONY
2
5/1 8:18
何度も前穂高岳の写真を撮りたくなる
2012年05月01日 08:27撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/1 8:27
2012年05月01日 08:37撮影 by  SLT-A55V, SONY
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2012年05月01日 08:38撮影 by  SLT-A55V, SONY
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5/1 8:38
両手も使って登る傾斜のところも
2012年05月01日 08:58撮影 by  SLT-A55V, SONY
1
5/1 8:58
両手も使って登る傾斜のところも
だいぶ急になってきました
2012年05月01日 08:58撮影 by  SLT-A55V, SONY
5/1 8:58
だいぶ急になってきました
下からガスが上がってくる〜
2012年05月02日 16:26撮影 by  SLT-A55V, SONY
5/2 16:26
下からガスが上がってくる〜
写真を撮るときもバランス崩さないように慎重に
2012年05月01日 09:25撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/1 9:25
写真を撮るときもバランス崩さないように慎重に
このあたりが最大傾斜かな?!
2012年05月02日 16:53撮影 by  SLT-A55V, SONY
5/2 16:53
このあたりが最大傾斜かな?!
2012年05月02日 17:31撮影 by  SLT-A55V, SONY
5/2 17:31
あと少しで北穂高岳山頂
2012年05月02日 17:33撮影 by  SLT-A55V, SONY
5/2 17:33
あと少しで北穂高岳山頂
2012年05月02日 17:44撮影 by  SLT-A55V, SONY
5/2 17:44
右端の足跡は南峰に至る道
2012年05月02日 18:46撮影 by  SLT-A55V, SONY
1
5/2 18:46
右端の足跡は南峰に至る道
山頂近くにも鳥がいます
2012年05月02日 18:54撮影 by  SLT-A55V, SONY
1
5/2 18:54
山頂近くにも鳥がいます
すぐそこが山頂、槍ヶ岳は見えるのか〜
2012年05月02日 19:02撮影 by  SLT-A55V, SONY
5/2 19:02
すぐそこが山頂、槍ヶ岳は見えるのか〜
槍ヶ岳見えた〜
2012年05月02日 19:18撮影 by  SLT-A55V, SONY
5/2 19:18
槍ヶ岳見えた〜
山頂で記念撮影
2012年05月02日 19:28撮影 by  SLT-A55V, SONY
3
5/2 19:28
山頂で記念撮影
両手にピッケル持って、南岳から大キレット通ってきた外人さん2人が、北穂高山荘に上がってきて拍手で迎えられていた
2012年05月02日 19:30撮影 by  SLT-A55V, SONY
2
5/2 19:30
両手にピッケル持って、南岳から大キレット通ってきた外人さん2人が、北穂高山荘に上がってきて拍手で迎えられていた
笠ヶ岳方面
2012年05月02日 19:43撮影 by  SLT-A55V, SONY
5/2 19:43
笠ヶ岳方面
2012年05月01日 10:06撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/1 10:06
奥穂高、馬の背、ロバの耳、ジャンダルムも見えた
2012年05月02日 20:03撮影 by  SLT-A55V, SONY
1
5/2 20:03
奥穂高、馬の背、ロバの耳、ジャンダルムも見えた
槍ヶ岳のアップ
2012年05月02日 20:13撮影 by  SLT-A55V, SONY
5/2 20:13
槍ヶ岳のアップ
こちらが槍ヶ岳、なんてね
2012年05月02日 20:15撮影 by  SLT-A55V, SONY
2
5/2 20:15
こちらが槍ヶ岳、なんてね
ここに泊まって日の出見たかったなぁ〜
2012年05月01日 10:54撮影 by  SLT-A55V, SONY
5/1 10:54
ここに泊まって日の出見たかったなぁ〜
南峰に登っている人がいた
2012年05月01日 10:58撮影 by  SLT-A55V, SONY
5/1 10:58
南峰に登っている人がいた
下りのほうが大変だったなぁ
2012年05月01日 11:04撮影 by  SLT-A55V, SONY
5/1 11:04
下りのほうが大変だったなぁ
ゴジラの背だと思うが、東稜のバリエーションルートにチャレンジしている人たちの声が聞こえてきた
2012年05月01日 11:44撮影 by  SLT-A55V, SONY
1
5/1 11:44
ゴジラの背だと思うが、東稜のバリエーションルートにチャレンジしている人たちの声が聞こえてきた
シリセードもトライしました〜
2012年05月01日 12:06撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/1 12:06
シリセードもトライしました〜
涸沢まであと少し
2012年05月01日 12:48撮影 by  SLT-A55V, SONY
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5/1 12:48
涸沢まであと少し
本谷橋近くのデブリ、改めて見返すとすごいね〜
2012年05月01日 14:09撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/1 14:09
本谷橋近くのデブリ、改めて見返すとすごいね〜
本谷橋と横尾の間の沢の雪どけが進んでいた
2012年05月01日 14:20撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/1 14:20
本谷橋と横尾の間の沢の雪どけが進んでいた
17:45に上高地着、顔が日焼けで真っ赤
2012年05月01日 17:43撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/1 17:43
17:45に上高地着、顔が日焼けで真っ赤

感想




GWに2泊3日の予定で北穂高岳に挑戦することにした。

予報では、4月30日〜5月2日までくもり、くもり、くもりのち雨。北穂高岳に登れないかもしれないなぁ、とちょっと残念な気持ちでいたが、残雪期の涸沢だけでも見れればよいかという思いで出発。

予定としては30日涸沢小屋泊、1日は天候次第で良ければ北穂高山荘、良くなければ涸沢小屋泊を考えていた。結果的には、天気は30日はくもり、夕方少し晴れ。1日は午前中は晴れ、午後に曇り一時雨となった。

宿泊は30日は事前予約した涸沢小屋に予定通り宿泊。食事は午後5時と翌朝午前5時半。1日は北穂高小屋に到着した時点で天候を聞いたところ、夜から崩れて雨もありうるとのことなので、北穂高山荘・涸沢小屋泊はやめることにし、その日のうちに横尾かその先まで戻ることにした。

結果的には横尾に15時半頃つき、上高地から新島々への最終バスの時間が18:00とのことだったので、上高地まで急ぎ足で戻ることにした。なんとか17:45に上高地に到し、無事東京に戻れた。ということで、2泊3日ではなく1泊2日の山行となった。

元々晴れることは期待していなかったので、2日目に北穂高岳山頂から槍ヶ岳をはじめ北アルプスの山々を見渡せたのはとてもうれしかった。

気温は2日とも結構暖かく感じた。行動中は長袖シャツ一枚で十分だし、涸沢の早朝も、去年の夏・秋だと軽めのダウンとか着ていたが、それよりも暖かく感じた。なので、早朝でも長袖シャツ一枚で十分。

行動中は転んだりして濡れるかなと思ったため、長袖シャツの上にアウターを着たりしていたが、アウターを着るとかなり暑く感じた。

この時期の雪はどこもシャーベット状のシャリシャリした重めの雪。朝一の登りはまだいいが、お昼近くの下りは大変だった。

登りでは、横歩きですたすた登っていく人がいて参考になった。また、傾斜が急なところではピッケル・両手両足をうまく使い、あまり足跡がないところをひざまで雪に埋もれながら登っていくグループもいた。

北穂高岳山頂から下り始めてすぐ、10mほど滑落(意図しないシリセード?!)した。みんなが登るような足跡が多く残っているところを下るとすぐに滑る。そういう道ができているところで滑るとなかなか止まれない。

あんまり足跡が多く残っていないようなところを下るほうが、ひざ近くまで雪にもぐってしまうものの滑落の心配は少ないようだ。急な斜面での登りも同様かもしれない。

下りには(自分の意思による 笑)シリセードにもトライ。アウターやザックのポケットなどはしっかり閉めてからやらないと、雪が入ってしまうということにやった後に気がついた。おまけにカメラも首から提げたまま。(苦笑) 今回一番勉強になったのは、この点かも。

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