八ヶ岳3泊温泉縦走（赤岳鉱泉→赤岳→横岳→硫黄岳→本沢温泉→中山峠→唐沢鉱泉）

2019年06月13日(木) 〜 2019年06月15日(土)

• GPS: 19:54
• 距離: 35.9km
• 登り: 2,583m
• 下り: 2,159m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:39
• 休憩: 0:59
• 合計: 3:38

10:17 美濃戸口
10:17 10:17 八ヶ岳山荘
11:04 11:06 やまのこ村
11:07 11:08 赤岳山荘
11:13 11:16 美濃戸山荘
11:19 11:20 赤岳山荘
11:23 12:03 やまのこ村
12:05 12:05 赤岳山荘
12:11 12:12 美濃戸山荘
12:51 13:02 堰堤広場
13:55 赤岳鉱泉

2日目

• 山行: 5:35
• 休憩: 3:38
• 合計: 9:13

5:26 赤岳鉱泉
5:49 5:54 中山尾根展望台
6:00 6:11 行者小屋
6:19 6:19 阿弥陀岳分岐
7:16 7:17 文三郎尾根分岐
7:34 7:37 赤岳
7:38 7:38 竜頭峰
7:38 7:44 赤岳
7:45 7:45 竜頭峰
7:46 8:01 赤岳
8:06 8:26 赤岳頂上山荘
8:49 8:56 赤岳天望荘
9:00 9:00 地蔵の頭
9:07 9:18 二十三夜峰
9:20 9:28 日ノ岳
9:31 9:34 鉾岳
9:36 9:43 石尊峰
9:50 9:56 三叉峰（横岳）
10:01 10:05 横岳（無名峰）
10:13 10:24 横岳
10:38 10:38 台座ノ頭
10:57 11:24 硫黄岳山荘
11:47 12:01 硫黄岳
12:49 12:50 ヒュッテ夏沢
12:52 12:58 山びこ荘
12:59 13:03 夏沢峠
13:34 13:35 本沢温泉野天風呂
13:44 14:29 本沢温泉
14:36 14:38 本沢温泉野天風呂
14:39 本沢温泉

3日目

• 山行: 3:49
• 休憩: 1:55
• 合計: 5:44

7:41 本沢温泉
7:52 7:55 本沢温泉方面分岐(みどり池方面分岐)
8:52 8:59 中山峠・本沢温泉分岐
9:43 9:55 中山峠・みどり池まで40分道標
10:04 10:17 中山峠
10:23 11:34 黒百合ヒュッテ
12:20 12:28 渋ノ湯・唐沢鉱泉分岐
13:24 13:25 唐沢鉱泉
13:25 ゴール地点

天候

快晴→雨

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー

新宿駅→茅野駅→タクシーで美濃戸口

コース状況／危険箇所等

3日での八ヶ岳ミニ縦走です。5月から登山をはじめて、ここまで来ました！6月という時期にも関わらず前半の2日は、快晴で赤岳の山頂からは富士山が拝めました。コースは、雪もなくぬかるみもなく、歩きやすく快適でした。3日目は、あいにくの雨と強風で、登りたかった根石岳、東天狗、西天狗を諦めて、みどりが池方面から迂回して、唐沢鉱泉方面に抜けました。森林の中を歩いているぶんには、木々が風と雨を遮ってくれるので快適でしたが、黒百合ヒュッテ近辺までくると、かなりの強風と霧で、さすがに天狗岳方面に向かっている方も少なく多くの方は下山しているようでした。雨が振っていれば、北八ヶ岳は苔がきれいなのでそれもまた良しですね。

その他周辺情報

はじめての山小屋泊で、赤岳鉱泉に泊まりました。大変きれいな山小屋で驚き。コーヒーも食事も美味しいですね。名物のステーキを夕食にいただきました。
他に、本沢温泉、唐沢鉱泉と、とにかくお風呂、温泉に疲れる宿をはしごしての縦走プランでした。こんな贅沢ができるのも八ヶ岳ならではですね。

写真

6/13 10:12

美濃戸口の八ヶ岳山荘に、タクシーで到着。うっかり、茅野駅からここまでバスがあるのかと思い込んでいたのですが、この時期の平日はばすがないのですね。慌てて、タクシーで向かいました。茅野から美濃戸口まで5000円強なり。

6/13 10:12

誰もおらずシーンとしています。
平日の木曜日だからでしょうかね。

6/13 10:12

6/13 10:13

いよいよ登山開始！美濃戸口から美濃戸山荘方面に向かいます。

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こちらの道路は、普通に車が走れるのですね。どんどん車が追い抜いてきます。

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寝不足だったので、結構しんどい。

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天気に恵まれました。青空です！

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6/13 11:03

やまのこ村が見えてきました。

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やまのこ村付近の駐車場には、たくさん車が止まっていますね。こちらから登山を開始する人が多そうです。車が運転できない私には縁がない…。

6/13 11:04

オープンしているのを確認して、そのまま進みます。

6/13 11:06

赤岳山荘を通り過ぎます。

6/13 11:08

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本格的に山道に入ります。

6/13 11:09

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6/13 11:13

6/13 11:13

美濃戸山荘が見えてきました。下山中の高齢者グループが楽しそうにワイワイしています。
こちらで、昼食をとってから登山をしようかなと思ったのですが、なんかお店やってなさそうです。
昼食無しで登るのはきついので、先程やっていたやまのこ村に戻ることにしました。

6/13 11:23

やまのこ村に戻って、ランチ休憩です。山菜ラーメンをいただきます。美味しかったです。きれいな山小屋ですね。

6/13 11:24

山小屋の方と、登山話で盛り上がってしまいました。都内のおすすめの登山用品店など、ありがたいお話を沢山いただきます。感謝。

6/13 11:24

6/13 12:11

気を取り直して、再び美濃戸山荘に戻り、赤岳鉱泉に向かって登山再開。

6/13 12:11

6/13 12:14

6/13 12:17

6/13 12:19

6/13 12:19

6/13 12:29

6/13 12:36

登山道に苔が増え始めました。八ヶ岳と言えば苔！

6/13 12:37

6/13 12:38

沢に沿って、どんどん登っていきます。

6/13 12:43

6/13 12:48

山小屋関係者用の駐車場。ここまで車で入れるんですね。

6/13 12:52

6/13 12:52

6/13 12:53

6/13 13:00

ここから、完全に車では入れない登山道に突入です。

6/13 13:02

6/13 13:04

6/13 13:06

ゴリゴリ登ります。睡眠不足で結構つらい…。

6/13 13:07

6/13 13:08

6/13 13:11

6/13 13:12

6/13 13:12

6/13 13:15

ところどころ、苔が美しくてつい足が止まってしまいます。この日は、日程が余裕なのでゆっくり。

6/13 13:17

6/13 13:20

6/13 13:22

6/13 13:35

6/13 13:38

川の色が赤い。鉱泉？

6/13 13:41

6/13 13:47

6/13 13:50

6/13 13:56

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赤岳鉱泉見えてきましたー！今日の宿泊地です。

6/13 13:56

山も見えてきました。赤岳かな？

6/13 13:58

立派な山小屋です。

6/13 13:58

赤岳鉱泉名物のアイスキャンディー。まだ雪が残ってますね。

6/13 13:59

青空だと、気持ちが良いテラス。後でここでゆっくりしよう。

6/13 13:59

6/13 14:00

6/13 14:00

すごい。なんか、清澄白河とかにありそうなおしゃれなカフェの雰囲気…。

6/13 14:01

お土産もおしゃれ。

6/13 14:01

6/13 14:02

チェックインを済ませて、大部屋に入ります。

6/13 14:09

大部屋の雰囲気はこんな感じ。私が泊まったときは6人しか宿泊客がいなくて、広々でした。同じ部屋の方とは、楽しく雑談させていただきました。ありがとうございます。

6/13 14:10

所々にあるイラストも今っぽくてカワイイ。

6/13 14:28

登山ブランドの用品があちこちに展示されています。これ、直接買えるのかな？

6/13 14:36

6/13 14:37

6/13 15:02

6/13 15:02

マンガもたくさん置いてあります。

6/13 15:11

天気が良かったので、外のテラス席でコーヒーを飲みながらKindelで読書。最高の時間です。
赤岳鉱泉の山小屋の宿泊客だけでなく、テント泊の方たちも同じような時間を楽しんでいました。

6/13 17:10

6/13 17:12

赤岳鉱泉のお風呂です。風呂場は一つで、男女入れ替わり制でした。男性は、16:30〜18:00。結構短い。といっても宿泊役は全員で6人だけなので十分ですね。私は、独占状態で楽しめました。

6/13 17:12

6/13 17:12

シャワーや、水道はなし。石鹸シャンプーも禁止です。浴槽のお湯でザブザブかけるだけですね。
山の中で、お風呂があるだけでありがたいです。

6/13 17:55

お楽しみの夕食！今日はステーキでした！赤岳鉱泉といえば、ステーキというイメージで、食べてみたかったのですが、出てきてくれました嬉しい。毎日ステーキなわけではなかったので、個人的には大当たりです。

6/13 17:55

美味しいです！なかなかに、素晴らしいお肉です。ガツガツいっちゃいますね。あっという間に平らげてしまった…。

6/13 17:55

ご飯だけでなく、スープもお代わりできます。嬉しい！汗をたくさんかいたあとにありがたい塩分がしっかり聞いたスープです。

6/14 5:16

翌朝は5時前におきて、前日に作ってもらったお弁当を食べながら出発の準備。寒いので、ストーブがありがたい。

6/14 5:25

いよいよ出発です。

6/14 5:26

空は、もく大分明るくなってきています。

6/14 5:29

ということでズンズン赤岳山頂に向けて登っていきます。

6/14 5:30

ヘリポート発見。

6/14 5:36

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6/14 5:44

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6/14 5:59

行者小屋が見えてきました。

6/14 6:01

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行者小屋のテントエリア。テント多いですね。ここから、みんな赤岳にアタックするのでしょうか。

6/14 6:02

6/14 6:02

素晴らしい青空

6/14 6:17

紋三郎尾根方面に向かいます。

6/14 6:18

まだ、わずかですが雪が残っている箇所があります。…が、避ければOKで、雪の上を踏むようなことはありません。

6/14 6:18

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6/14 6:29

6/14 6:45

6/14 6:46

紋三郎尾根名物、急階段。かなり疲れます。

6/14 6:47

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6/14 6:53

6/14 6:53

6/14 6:59

標高が大分高くなってきました。

6/14 7:07

6/14 7:16

雲海が大分下に見えます。

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このあたりは、風がかなり強かったです。

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頂上が近づいてきました。がっつり岩場です。鎖もあって、楽しいエリアですね。

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励ましてくれて嬉しい気持ちになりました。

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6/14 7:45

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山頂目前！

6/14 7:46

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快晴で、幸運にも雲海の彼方に富士山がくっきり見えます。

6/14 7:49

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赤岳頂上山荘が見えます。赤岳頂上山荘って、ほんとほぼ頂上にあるんですね。すごい。泊まってみたい。

6/14 7:50

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ついに、赤岳山頂に到着です！平日だからか、あまり混んでなくて山頂でのんびりできました。ひとしきり絶景を味わってから次に向かいます。

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6/14 7:51

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下の方に、行者小屋？が見えます。登ったー。

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次は、赤岳頂上山頂に向かいます。

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6/14 8:23

赤岳頂上山荘で、トイレを借りて、かるくベンチで休憩してから赤岳下山です。
下山ルートは地蔵尾根です。下を覗き込むと結構怖いな…。ここを、ゆっくり降りていきます。

6/14 8:28

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稜線をすすんでいきます。気持ちいい。

6/14 8:28

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下に見えるのは赤岳展望荘。鎖も使いながら降りていきます。ここも、結構急坂。

6/14 8:34

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赤岳展望荘につきました！

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6/14 8:59

地蔵尾根の由来？お地蔵様です。見守ってくださってありがとうございます。手を合わせてすすみます。

6/14 9:02

横岳方面に向かいます。赤岳を登りきったので、危険ゾーンは大体終わりかなーと思ってたのですが、甘かったです。

6/14 9:04

崖に階段…。

6/14 9:08

6/14 9:09

岩場に、また階段。落ち着いて進めばそこまで危険ではないんですが…。ちょっとドキドキします。

6/14 9:20

6/14 9:24

6/14 9:28

6/14 9:28

6/14 9:30

6/14 9:34

崖！

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このあたりから、いろいろな高山植物が咲いています。写真撮影に夢中な方もちらほらいらっしゃいました。高山植物好きの方は、横岳〜硫黄岳が今は狙い目みたいですね。

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6/14 9:47

トラバース。

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またまたはしご。

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6/14 9:58

稜線をすすみます。爽快！

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横岳山頂。

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こちらも素晴らしい景色

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すすみます。やっぱり崖。

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なんかここのはしごが長くて降りるのが怖かったんですが…。なんと下に降りたら、注意書きがあって、これは「冬季用はしご」だそうです。知らないで、怖いルートに行ってしまったではないか…。上にも注意書きをいれてくれ…。

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楽しい岩場

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横岳をクリアして、硫黄岳方面に向かいます。

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硫黄岳山荘が見えてきました。

6/14 10:47

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6/14 10:54

お昼時なので、硫黄岳山荘で昼食＆休憩を取ることにしました。

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硫黄岳山荘も、内部はきれいに手入れされていて居心地がよさそうですね。

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カフェっぽいスペース

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お昼はカレーをいただきました。美味しいー。今日は緊張する場面が多かったので、気持ちもリラックス。

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6/14 11:25

お腹も満たされて、硫黄岳山頂アタックです。

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6/14 11:39

6/14 11:41

6/14 11:43

6/14 11:43

楽に、硫黄岳山頂まで行けるかなーと思ったんですが、結構疲れる…。

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硫黄岳山頂が見えてきました。

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無事硫黄岳登頂！硫黄岳の山頂は広い！そして風が強い！

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硫黄岳の爆裂火口。迫力があります。

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硫黄岳を堪能したので、夏沢峠方面に向かいます。

6/14 12:16

6/14 12:20

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夏沢峠のやまびこ荘が遠くに見えます。

6/14 12:23

このあたりからは、もう楽勝かなと思ったのですが違いました。ここからの急登が、長く、なかなかに険しい。かなりザレていて滑るんですよね。注意しながらゆっくり降ります。途中なんどか滑りました。このあたりで、もしかして今履いている靴やサイズが適切ではないのでは？という疑問が浮かんできました。
あとで、登山靴専門店にいったら、その予想は大当たりだったことを知る…。

6/14 12:40

森林限界が終わり、緑が増えてきましたー。緑が増えるということは土も増えて、滑るザレとはおさらばです。良かった。

6/14 12:41

6/14 12:44

6/14 12:46

6/14 12:48

夏沢峠やまびこ荘に到着。まだオープンしてないみたいです。7月から開くのかな。残念ながらトイレも使えません。

6/14 12:49

6/14 12:49

6/14 12:56

6/14 12:59

6/14 13:00

夏沢峠から、今日の宿泊場所、本沢温泉方面に向かいます。あとはひたすら下るだけ。

6/14 13:02

特に難しいところはなく歩きやすいルートですが、さすがに今日は一日歩きっぱなしなので、足が疲れてきました…。後少しガンバレ！

6/14 13:05

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6/14 13:10

6/14 13:19

6/14 13:34

川が見えてきました。お？なんか硫黄の匂いがするぞ。

6/14 13:37

6/14 13:38

6/14 13:39

野天風呂の看板があります。ちょっとだけ分岐を野天風呂方面に。

6/14 13:40

成分表発見！！入浴は、本沢温泉に許可をとる必要があるため、二度手間ですがまずは宿のチェックインに向かいます。

6/14 13:43

6/14 13:44

建物が見えてきました。後少し。

6/14 13:48

本沢温泉に到着です！！

6/14 13:48

6/14 13:49

6/14 13:58

チェックインを済ませて、本日は個室です。
本沢温泉は、温泉宿と言うよりは、ほぼ山小屋という認識でOKです。車などで向かうのは不可能で、必ず徒歩で山奥に入らないといけないという秘湯の宿ですね。
個室もこんな感じ。

6/14 13:58

景色の良い部屋を用意してもらいました。

6/14 14:09

高山植物の情報が。あとで勉強しよう。

6/14 14:10

6/14 14:11

6/14 14:44

さて、チェックインしたので、一度伺いたかった。日本一標高の高い露天風呂(2150m)雲上の湯に向かいます。宿から10分以上歩くんですよね…。宿泊客は無料で、それ以外の方は本沢温泉にお金を払って入ります。確か600円だったかな。

このお風呂、狭い上に外から丸見えで、しかも混浴なんですよね。まったく落ち着かない。ちょうど、男女のカップルが出てくるタイミングでした。

6/14 14:45

運良く独占！でも、次の人が来るかもと思うと全然落ち着かないですねー。ここ、着替える場所も何もなく（砂の上！）、ワイルドな野天風呂です。泉質は、酸性ー含硫黄ーカルシウム・マグネシウムー硫酸塩温泉。がっつり硫黄の香りがします。
やはり落ち着かないので長時間は入れません。
ちょうど、私が着替え終わるくらいに、男女の組がやってきて、「あーよかった」というタイミングでした。

6/14 15:22

帰ってきました。

6/14 15:15

宿にや、日本の野天風呂ランキング堂々の1位という張り紙がw

6/14 15:30

さて、実はここからが本命！本沢温泉の内湯。「こけももの湯」。こちらの温泉はなんと24時間入れます！個人的には、野天風呂の雲上の湯より、こちらの方が好きです。落ち着いて入れますし、泉質も素晴らしい。
山奥の温泉や、お風呂は朝に入れないことが多いので本当にありがたいですね。
張り紙には、加水、加温なしの完全源泉かけ流しと書いてあります。素晴らしい。

6/14 15:33

温泉はがっつり褐色です。タオルを浸すとあっという間に染まります。成分もかなり濃いですね。泉質は、ナトリウム・カルシウム・硫酸塩ー炭酸水素塩泉。ph的には中性です。
お湯の温度はちょっと熱めですね。熱湯が苦手な方は、長くは入れないかもしれません。ガツンと温まる素晴らしいお湯です。
鉱物の香りも良いアクセント。
山奥の温泉なので、当然水道は出ませんし、シャワーもありません。石鹸、シャンプーも当然使っちゃだめでしょう。
ということは、タオルが染まるようなお湯で、ざぶざぶ頭も洗うことになりますwちょっときしみますね。

6/14 15:33

6/14 15:15

ひとっ風呂浴びたので、夕食まで休憩。

6/14 16:46

談話室でコーヒーをいただきます。ドリップで入れてくれたコーヒー。ありがたい。山の雑誌を読みながら一服。ストーブがちゃんと付いているのもいいなぁ。
本沢温泉のおやじさんは、ちょっとぶっきらぼうなところがあるんですが、たぶん優しい方ですね。ホスピタリティがしっかりしています。

6/14 17:31

休憩のあとは、夕食です。うん。まあ山小屋なのでこんな感じですね。味は美味しいです。ガツガツいただきました。
食事中は、和気あいあいで、宿泊客同士で山の話や温泉の話、地元話など、話に花が咲きました。山小屋ならでですね。
私も含めて何人かは、そのあと談話室でも楽しくおしゃべり。

6/15 5:57

翌日の朝食です。

6/15 6:05

朝食は、こんな感じ。ご飯味噌汁はお代わりできます。もちろんお代わりいただきました。

6/15 6:05

6/15 7:40

八ヶ岳3日目。残念ながら雨です。しかも、天気予報によるとかなり風が強い。本当は、根石岳、東天狗岳、西天狗岳を縦走する予定だったのですが、このエリアは八ヶ岳の中でも最も風が強いエリアということで、諦めます。
今回は、迂回ルートで、ミドリ池方面を回って、黒百合ヒュッテ→唐沢鉱泉に向かうことにしました。
残念。でも、山は逃げない。山は逃げない。

6/15 7:41

ということで、完全雨装備に切り替えて、本沢温泉を出発です。さほど、長いルートではないので温泉に入って、朝食を食べてゆっくり出発です。この時の宿泊客の中では、私が一番ゆっくりのスタートでした。

6/15 7:43

ということで、雨の中を歩きます。

6/15 7:44

6/15 7:47

6/15 7:49

北八ヶ岳は、苔の美しさで有名です。ということで、雨なら雨で苔の美しさが増すので、全然OK。楽しめます。

6/15 7:55

6/15 7:57

6/15 8:01

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このあたりの湿地？池？は、本当に苔や緑が美しかったです。ついつい足がとまって写真をとってしまって全然進まない（汗

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中山峠まで到着です。ここから、それなりに急登なのでしっかり休憩して進みます。

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上りがきつくなってきます。

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相変わらず苔は美しい。

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森を上に抜けていくと、霧と、強い風の音が…。

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上から除いたところですが、黒百合ヒュッテ、天狗岳との分岐の直前には、こんな感じで鎖場があります。といっても、そこまで険しくはないです。

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分岐点到着。ここで、ちょっと天狗岳方面を覗いてみたのですが、まあすごい風と霧です。恐ろしいので引き返して黒百合ヒュッテ方面へ。

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傾斜もほとんどなく、黒百合ヒュッテまでは楽々。

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テント場です。テントありません（汗

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黒百合ヒュッテに到着しました。5月に来て以来2回目の訪問です。ただいま黒百合ヒュッテ！開けたところにでると、やはり風が強いです。
黒百合ヒュッテの方に聞くと、ほとんんどの方は下山されたとのことです。そりゃそうだ。

6/15 10:24

さて、やることもないので、食べまくってから今日のゴール、唐沢鉱泉まで下山することに決定。
そう、黒百合ヒュッテは、軽食系が充実しているのですよ。

6/15 10:44

1品目、ビーフシチュー！なんと山小屋でビーフシチュー。雨に濡れた身体には温まって最高ですね。
パンか、ご飯が選べます。

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うまい。

6/15 10:43

サラダも付いてきます。炭水化物ばかりになりがちな山でサラダはありがたい。

6/15 11:05

次、カップケーキと、コーヒーのセット！
カップケーキは、ショコラ味。なんか、ソースがセットでついてきています。こけもも味かな？

6/15 11:05

カップケーキ、めちゃくちゃうまいです。温めてくれてホカホカ。山小屋で食べるレベルを凌駕しています。黒百合ヒュッテに来たら、カップケーキはおすすめ。

6/15 11:05

ここのもう一つのおすすめが、こちらのコーヒー。ドリップして入れてくれるのですが、美味しいんですよね。豆なのかな？入れ方なのかな？レベルが高いです。八ヶ岳方面の山小屋では、おそらくトップレベルなのではないかと思います。

6/15 11:34

さて、食べ散らかしたあとは、ゴールの唐沢鉱泉に向かいます。
後は、おりるだけ…なんですが…。実は…。

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このルート。沢沿いに、岩や木の上を歩いていくのですが、とにかく滑る。結構危ない！何度か滑って転びそうになりました。
特に、今回は靴があっていないので危険でした。
靴のサイズがあっていないためか、このあたりでつま先が痛くなってきます…。
下山したら、登山靴を新調する決意を新たにしました。

6/15 11:40

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道中は注意が必要で怖いのですが、やはり苔が美しい。もののけ姫の世界ですね。コダマが出てきそう。

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唐沢鉱泉と、渋御殿湯の分岐まで来ました。渋御殿湯も名湯みたいなので、今度行ってみたいなぁ。

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大分道も落ち着いてきます。

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橋を渡って後少し！

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唐沢鉱泉の源泉まで到着。

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唐沢鉱泉の建物！

6/15 13:24

6/15 13:25

ようやく唐沢鉱泉に到着しました！ゴール！3日間の登山、無事完了です。

6/16 8:04

少しクールダウンしてから、唐沢鉱泉の温泉を楽しみます。唐沢鉱泉は、山小屋よりもしっかりした温泉宿のカテゴリーに入ります。石鹸、シャンプーOK。シャワーあり。水道ガンガン使える素晴らしい環境です。
泉質は、単純二酸化炭素冷鉱泉。低張性弱酸性です。肌に優しい温泉ですね。鉱泉を温めて提供しています。炭酸泉なのでゆっくり使っていると体中にシュワシュワ泡がついて面白いです。
唐沢鉱泉は、標高1860mにあって送迎してくれる、最もアクセスが容易で快適な高所の秘湯ですね。大好きな宿です。
食事も野菜が多めで嬉しい。

6/16 8:03

内湯なのに、岩があったり苔むしたり花が咲いていたりと、何やら露天風呂みたいな不思議な空間の温泉です。
こちらに一泊して、あとは、宿の送迎サービスで茅野まで送ってもらって帰路につきます。

撮影機器：

iPhone XS Max 64GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル

備考

茅野から美濃戸口までバスがあるのとばかり思っていて、時刻表も調べているつもりだったのですが、なんと調べていたのは土日の時刻表で、平日は走っていない！
慌てて、タクシーを捕まえてタクシーで美濃戸口まで行きました。焦った…。料金は5000円強です。10000円超えるような遠距離じゃなくて良かった…。決して安くはないですが。

感想

aryuaryu

登山を5月にはじめたばかりなので、まだ登山歴1ヶ月。単独登山ということで、無理せずにゆっくりあるきました。ここまで重い荷物を背負って長時間歩いたのも初めて。ほぼコースタイム通りという感じです。上々ですね。
一番ハードな、赤岳〜硫黄岳〜本沢温泉までのルートで運良く天候に恵まれていたのがありがたかったです。
とにかく、赤岳〜硫黄岳のルートの景色が絶景で、本当に挑戦してよかった登山でした。今まで登ってきた山とは一段レベルが違ったので、大きな自信になりました。
途中、濡れた場所、木の根、苔、ザレなど、滑りやすい場所でバランスを崩すことが多く、靴のせいなのか歩き方のせいなのか課題を感じました。
それにしても、八ヶ岳は素晴らしい山です。何度でも登りに行きたい。ありがとうございました。