毛勝三山（毛勝山・釜谷山・猫又山）日帰り縦走

2012年05月13日(日) [日帰り]

• GPS: 12:33
• 距離: 25.0km
• 登り: 2,434m
• 下り: 2,467m

コースタイム

　 　　片貝第四発電所林道通行止地点(S)　4:09
4:55　片貝山荘
5:23　宗次郎谷出合　5:27
6:48　毛勝沢入口　　6:58
10:00　毛勝沢コル 　10:36
10:57　毛勝山
11:17　毛勝山南峰
12:08　釜谷山　　　12:20
13:14　猫又山　　　13:28
13:44　猫又谷コル　13:49
14:52　南又谷林道終点　　15:02
16:43　林道合流地点(E)　

　

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

南又谷と東又谷の林道合流地点(E)から東又谷を1キロほど入った片貝第四発電所下の通行止地点(S)まで車で入れる(5/11から)。
南又谷林道は林道合流地点に通行止めの表示とチェーンがはってあったので、そこに車をデポした。
しかし、帰路に歩いた南又谷林道奥には残雪で車が進めなくなる地点(林道合流地点から3キロ余)に車が数台止めてあった。

コース状況／危険箇所等

阿部木谷の雪渓は大明神谷から流れてきた土砂で表面が覆われており、歩きにくく、雪がくさると泥水状態となる。
毛勝谷の最上部は急峻で早朝はアイゼン必要。
毛勝山から猫又山の稜線は東側の雪庇が大きいので、できるだけ樹林の近く(西側)を歩く。
稜線上には狭い平均台の上を上を渡るような箇所や5〜8mほどの急斜面の登り下りの箇所があるがアイゼンは不要であった。

写真

5/13 4:31

暗いうちから第四発電所の先の雪渓が覆った林道を行く。

5/13 4:38

5/13 5:16

空が明るくなり、山の端に陽が当たってきた。

5/13 5:17

5/13 5:47

踏み跡は堰堤の左岸を行くようについている。

5/13 6:14

阿部木谷は大明神沢から大量の泥流が流れたらしく、雪渓を土砂が覆っている。

5/13 6:20

土砂が積もった歩きにくい道は毛勝谷の入口まで続く。

5/13 7:01

毛勝谷に入ると一転、きれいな雪の斜面が稜線まで続く。

5/13 7:14

ぐんぐん高度を稼ぐ。

5/13 7:18

5/13 7:19

毛勝山へは左股を行く。

5/13 8:01

谷は登るほどに急峻になっていく。

5/13 8:25

大分登ってきました。

5/13 8:36

デブリを登る。登っている途中に小雪崩も発生して焦るが登るスピードは上がらない。

5/13 9:19

5/13 9:48

突き上げまでもう少し。

5/13 9:53

傾斜が少しゆるくなったらコルに着きました。
来た方向に僧ヶ岳。

5/13 10:02

コルからは剱岳、鹿島槍、五竜岳、白馬岳の大展望。

5/13 10:03

5/13 10:30

5/13 10:44

毛勝山本峰に向かう。

5/13 11:32

毛勝山南岳から釜谷山への稜線。東側に雪庇が発達している。

5/13 11:47

毛勝山を振り返る。
鞍部近くの狭い平均台状を渡る。
雪が減ってくると崩れやすくなると思われる。

5/13 12:03

毛勝山を振り返る。

5/13 12:04

5/13 12:08

釜谷山頂上から毛勝山。

5/13 12:16

釜谷山から猫又山方面。

5/13 12:23

釜谷山からの下り。

5/13 12:23

猫又山との鞍部からは8m程の急斜面の登りがあった。

5/13 12:30

5/13 12:30

5/13 12:44

猫又山への登り。

5/13 12:46

釜谷山を振り返る。

5/13 13:00

猫又山への最後の登り。

5/13 13:02

5/13 13:06

5/13 13:06

猫又山まであと一息。

5/13 13:08

猫又山頂上から釜谷山。

5/13 13:14

猫又山頂上。今日は午後までずっと展望がありました。

5/13 13:37

猫又山から猫又谷下降点まで一気に下る。

5/13 13:54

猫又谷は一直線に伸び、毛勝谷より広くて開放的。

5/13 13:56

5/13 14:14

猫又谷から振り返る。

5/13 14:18

5/13 14:25

5/13 14:34

雪渓をほぼ下りきったあたり。

5/13 14:48

5/13 14:50

下ってきた谷が信じられないくらい高くに見えます。

5/13 15:43

林道の途中から。歩き通すしかありません。

撮影機器：

LUMIX DMC-FX500 パナソニック

感想

baltoro04

林道が開通したばかり。
堰堤をいくつか超えたところから谷の残雪に土砂が被っており大明神沢と毛勝谷の合流点まで続いていた。氷河歩きのように細かいアップダウンがあり歩きにくいところ。
毛勝谷は稜線まで雪の斜面が続いており、最後は急峻だが登り詰めると剱岳と後立山連邦が劇的に現れ大感激。
毛勝山から猫又山まで踏跡はなく今シーズン最初の縦走であった模様。

雪が多く天気が最後まで良く、展望は申し分ない、会心の山行となりました。
2年越しで実現してくれたKさん、Tさん本当にありがとうございました。

コメント

hagure1945

天気がよくて
はじめまして。
行きたい山ですが、毛勝から眺める剱は一段といいですね。
日帰りでパワフルなんですねぇ〜。

うらやましいけど、こういうレコ見て楽しんでいます。

猫又谷明るいですね。

すばらしい山行ですね

baltoro04

ピストンもいいですよ
コメントありがとうございます。
毛勝山だけ、猫又山だけのピストンなら他パーティーもいくつか入っていました。猫又山は特に下りでスキー大滑降できます。時間的にも余裕があります。