烏帽子岳・船窪岳（↑ブナ立・↓七倉）修行の山行でした。

2019年07月21日(日) 〜 2019年07月23日(火)

• GPS: 23:38
• 距離: 26.1km
• 登り: 2,992m
• 下り: 3,182m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:24
• 休憩: 1:57
• 合計: 9:21

5:54 高瀬ダム濁沢登山口
9:25 9:26 三角点
11:29 12:34 烏帽子小屋
12:56 13:00 前烏帽子岳
13:08 13:08 烏帽子岳山頂分岐
13:26 13:58 烏帽子岳
14:16 14:20 烏帽子岳山頂分岐
14:31 14:38 前烏帽子岳
14:53 14:54 烏帽子小屋
15:03 15:06 烏帽子ひょうたん池
15:15 烏帽子小屋

2日目

• 山行: 9:19
• 休憩: 0:45
• 合計: 10:04

5:05 烏帽子小屋
5:23 5:23 前烏帽子岳
5:33 5:33 烏帽子岳山頂分岐
6:08 6:09 烏帽子田圃
6:55 7:03 南沢岳
8:57 9:14 不動岳
12:11 12:19 船窪第2ピーク
13:48 13:55 船窪岳
14:01 14:02 船窪乗越
14:44 14:45 船窪天場
14:55 14:57 七倉岳
15:09 船窪小屋

3日目

• 山行: 3:53
• 休憩: 0:18
• 合計: 4:11

6:59 船窪小屋
7:36 7:41 天狗の庭
8:19 8:19 鼻突八丁（八合目）
9:10 9:15 岩小屋
9:55 10:03 唐沢ノゾキ
11:07 11:07 七倉登山口
11:10 ゴール地点

累積標高
　高瀬ダム〜烏帽子岳〜烏帽子小屋　↑1,550m　↓　330m
　烏帽子小屋〜船窪小屋　　　　　　↑1,150m　↓1,250m
　船窪小屋〜七倉　　　　　　　　　↑　 50m　↓1,400m
　　　　　合計　　　　　　　　　　↑2,750m　↓2,980m

天候

1日目　曇り
2日目　小雨のち雨
3日目　晴れのち小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

七倉駐車場から

コース状況／危険箇所等

ワイルドなルート有。詳しくは写真、感想にて。

写真

7/21 5:37

七倉の駐車場からタクシーで高瀬ダムまで向かいます。
駐車場は日曜なのに2割ほど。天候が良くないですからね。

7/21 5:49

10分ほどで高瀬ダム到着。
料金はメーターで2,100円でした。

7/21 5:59

トンネルを抜けて・・

7/21 6:00

吊り橋を渡って・・

7/21 6:03

テント場を過ぎて・・

7/21 6:14

毎度の丸木橋を渡って・・

7/21 6:16

はい、頑張ります！

7/21 6:17

登山口。

7/21 6:21

最初は足場の急登から。

7/21 7:36

12番から標高差100m置きに番号があります。あまりあてになりません。

7/21 8:45

グンナイフウロ

7/21 8:48

7/21 9:39

タヌキ岩？

7/21 10:04

明日行く稜線が見えます。右が不動岳。

7/21 10:08

オウレン

7/21 11:07

1番の休憩スポット。

7/21 11:13

7/21 11:30

烏帽子小屋到着です。

7/21 11:30

庭先にはお花畑。

7/21 11:31

イワギキョウ？

7/21 11:38

本日個室状態でした。

7/21 11:50

ランチにカレーと、

7/21 11:53

カップラーメンを頂きました。ついでに越冬ビールも。

7/21 12:00

7/21 12:01

こんな天気予報です。微妙。

7/21 12:35

雨が降る前に、空身で烏帽子岳ピストンに向かいます。

7/21 12:37

7/21 12:40

コマクサがたくさん咲いています。

7/21 12:41

コマクサ

7/21 12:43

一面のコマクサ。

7/21 12:43

かなり咲いています。

7/21 12:53

ニセ烏帽子。

7/21 12:57

ニセ烏帽子に登頂すると、その先には本物の烏帽子岳。かっこいい。

7/21 12:58

この角度からが一番かっこいいですね。

7/21 13:01

コマクサ

7/21 13:02

コマクサ

7/21 13:06

赤牛と、後ろに薬師。

7/21 13:07

7/21 13:08

烏帽子への分岐。ここまで小屋から30分ほど。

7/21 13:10

7/21 13:18

7/21 13:28

頂上直下は鎖場があります。

7/21 13:28

7/21 13:29

7/21 13:31

最後は鎖なし。

7/21 13:32

山頂。

7/21 13:34

頑張れ〜〜

7/21 13:35

翌日歩く稜線。奥には針の木岳と蓮華岳。

7/21 13:35

高瀬ダムと餓鬼岳。

7/21 13:37

水晶から赤牛の稜線。

7/21 13:38

山頂で翌日の天候チェック中。

7/21 13:53

下りは慎重に。

7/21 13:54

足の置き場見えるかぁ〜？

7/21 14:34

烏帽子岳の一番かっこいいショット。

7/21 15:01

テント場の一番奥のひょうたん池。このほとりが一番ベストポイントかな。トイレからは一番遠いけど。

7/21 15:19

本格的に乾杯です。

7/21 17:03

夕食はボルシチ。

7/22 4:25

【2日目】
朝食は自炊で雑炊にしました。
ここの自炊室は入口のテーブルで使いやすいです。

7/22 4:44

曇りで今にも雨が降りそうでしたが、なんと朝日が微妙に差し込みました。

7/22 5:06

いつ雨が降ってもいいように雨装備で出発です。

7/22 5:23

7/22 5:37

いきなりワイルドな木の根超え。

7/22 5:39

7/22 5:45

サンカヨウ

7/22 5:45

烏帽子岳東側の池塘エリアはとてもいい雰囲気です。

7/22 5:49

サンカヨウ

7/22 5:51

奥は南沢岳。

7/22 6:00

池塘と南沢岳。

7/22 6:05

烏帽子を振り返って。

7/22 6:07

7/22 6:17

南沢岳直下。この辺りが一番コマクサが立派で群生していました。
一面のコマクサ。

7/22 6:19

チシマギキョウ？

7/22 6:25

コマクサの群生。

7/22 6:27

7/22 6:28

頑張って撮ってます。笑

7/22 6:45

南沢岳の稜線に出ました。

7/22 6:46

先にもいっぱいコマクサが咲いていそうです。

7/22 6:46

7/22 6:48

7/22 6:49

7/22 6:54

南沢岳山頂。

7/22 6:57

南沢岳の山頂で小屋で頂いたおにぎり弁当（梅干しととっから味噌）をいただく。

7/22 7:05

先に進みます。

7/22 7:08

この先、ザレてそうですね。

7/22 7:13

ザレザレ。

7/22 7:15

7/22 7:18

滑落注意！

7/22 7:23

ハクサンフウロ

7/22 7:23

テガタチドリ

7/22 7:26

奥には高瀬ダム

7/22 7:32

ザレザレ〜

7/22 7:35

崩れかけます。落ちたら死ぬぞ〜〜

7/22 7:35

7/22 7:39

ここが一番ザレザレ

7/22 7:40

まるで新雪のように足が取られます。

7/22 7:50

テガタチドリ、アップで。

7/22 7:50

稜線のザレ場側と反対側を交互に行く感じ。

7/22 8:05

7/22 8:15

お花畑ロードです。

7/22 8:16

シナノキンバイ

7/22 8:20

キヌガサソウ

7/22 8:22

キヌガサソウ、アップで。

7/22 8:34

7/22 8:44

大きな落石？落岩？が登山道を塞いでいます。

7/22 8:50

7/22 8:53

不動岳にもコマクサが。

7/22 9:01

雷鳥さんのペアと出会う。

7/22 9:03

不動岳山頂。

7/22 9:15

7/22 9:23

7/22 9:28

崩れた登山道を最近付け替えたようです。

7/22 9:32

7/22 9:35

こんな崖の際を行きます。かなり怖い。

7/22 10:32

7/22 10:36

この稜線を行きます。巻き道は無いのぉ〜？？？

7/22 10:41

かなりスリリングです。

7/22 10:57

落ちたらヤバいよね。。

7/22 11:02

7/22 11:37

7/22 12:09

船窪岳第2ピーク到着。第2というけど、こっちのほうが高くて立派な山容です。

7/22 12:24

さぁ、ここから先がワイルドなアスレチックコースです。慎重に楽しみながら行きましょう。

7/22 12:52

30mもあるザレ場の長〜いロープ。両側はニッコウキスゲのお花畑です。

7/22 12:57

ロープが長いから左右に振られないように慎重に。

7/22 13:13

落ちたらサヨナラの所ばかり。

7/22 13:16

ベニバナイチヤクソウ

7/22 13:20

この辺りから雨が本降りに。
向かいの梯子はほぼ垂直です。

7/22 13:21

落ちたらヤバいですよ〜

7/22 13:31

ここ、登れる？？
でも楽しそうでしたね。笑

7/22 13:36

足を滑らせたりしないでね〜

7/22 13:36

ヤバそうな痩せ尾根出現。

7/22 13:37

慎重にね〜

7/22 13:38

この丸木橋も落ちたらヤバいところ。ロープはあるけど緊張します。

7/22 13:40

ザレザレ。スリップしたらサヨナラです。

7/22 13:41

なんてアスレチックな！

7/22 13:42

これ、行けるんか？？
スリル満点！！

7/22 13:47

船窪岳到着です。

7/22 14:01

針ノ木出会との分岐。

7/22 14:01

7/22 14:14

船窪岳を振り返る。

7/22 14:45

船窪小屋のテン場。今日は誰もいないようです。

7/22 14:47

立派な階段が整備されてました。

7/22 15:02

7/22 15:08

船窪小屋到着です。

7/22 15:50

ずぶ濡れの上半身を着替えて、さっそく喉を潤します。

7/22 16:24

7/22 16:57

修行の後の一杯は格別♪

7/22 17:01

某山サイトの取材の方が来ていました。

7/22 17:30

夕食は山菜の天ぷらと、

7/22 17:30

ビーフシチュー。
お代わり自由です！

7/22 17:30

ランプの宿です。

7/22 18:32

本日も個室状態で使わせていただきました。

7/22 18:40

7/22 18:46

夕方には晴れました。
乾燥室が無いので、みなさん、外に濡れたものを一斉に干していました。

7/22 19:12

囲炉裏を囲んで・・

7/22 19:12

お茶会。ネパールティー、美味しかったです。

7/22 19:16

雨上がりで、雲が染まります。

7/23 4:46

【3日目】
昨夜は満天の星でした。あさもご来光。

7/23 4:48

立山も赤く染まります。

7/23 4:58

朝食。

7/23 5:47

少し雲が出てきて、虹も出現。

7/23 5:59

7/23 6:19

今日は降りるだけなので、のんびりコーヒーをいただく。

7/23 6:34

小屋番さんとお客さんと、恒例？のラジオ体操でスッキリ！

7/23 6:53

ヘリポートの片隅には立派なコマクサの株が。

7/23 6:54

7/23 7:02

のんびり出発します。

7/23 7:03

チングルマ

7/23 7:04

いきなりライチョウ親子が道案内です。

7/23 7:11

なかなか登山道から外れてくれません。
追い越せなくて・・

7/23 7:15

ライチョウママさん、通してよ〜〜
お子様たちはママの羽の中に隠れてます。
ここで10分のロスタイム（笑）

7/23 7:22

7/23 7:29

7/23 7:37

7/23 8:17

七倉へのルートは梯子地獄、木の根地獄が続きます。

7/23 8:22

7/23 8:33

ギンリョウソウがいっぱい。

7/23 8:42

イチヨウラン

7/23 9:48

7/23 11:07

やっと到着。

7/23 11:22

七倉山荘でお風呂を頂きました。650円。

7/23 11:49

7/23 12:03

野菜いっぱい冷やし中華。

7/23 12:05

牛豚ステーキ丼。

7/23 17:50

撮影機器：

SIGMA DP1 Merrill シグマ

SIGMA DP3 Merrill シグマ

SIGMA sd Quattro ボディ シグマ

OLYMPUS Tough TG-5 オリンパス

感想

kazucchi42

　最近、週末は雨模様続きで山に行けていない。8月に計画している北部白山縦走計画のためにも、足をある程度鍛えなおしておかないといけないので、多少雨に降られるのも覚悟で、烏帽子岳周辺と蓮華岳のコマクサターゲットで計画実行しました。

　生憎の天気のため、人出が少なく、小屋も広々と使わせてもらって快適でしたが、烏帽子小屋〜船窪小屋のルートは、雨に降られたこともありましたが、噂どおりのワイルドなルートで、楽しかったものの、かなりしんどい行程でした。本当は船窪小屋から蓮華岳経由で扇沢に下ろうと思っていましたが、もうそんな元気はなく、さっさと七倉に降りて温泉入って帰ろう！ってことになりました。（笑）十分修行したから、良いでしょう。

【烏帽子小屋〜南沢岳】
　烏帽子東側の池塘群は雲ノ平のような雰囲気で素晴らしい。
　南沢岳直下がコマクサ群生で一番の見どころ。

【不動岳〜船窪岳2峰】
　ザレた道もあるが、樹林帯が長い。

【船窪岳2峰〜船窪岳】
　ロープ満載、ザレた痩せ尾根がなかなか楽しませてくれる。小ピークがいくつもあり、緊張の連続と体力（精神力？）が必要。信州のグレーティングでは評価されていませんが、私が星4つ認定します。

　船窪小屋〜蓮華岳のコースは、また今度改めてチャレンジしましょう。