2019年 奥穂高岳

2019年07月24日(水) 〜 2019年07月25日(木)

• GPS: 32:00
• 距離: 25.4km
• 登り: 1,783m
• 下り: 1,770m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:10
• 休憩: 1:00
• 合計: 10:10

5:30 自宅
8:50 9:20 沢渡バスターミナル
9:50 9:50 上高地バスターミナル
10:05 10:05 河童橋
10:40 10:40 明神館
10:50 10:50 明神池
11:00 11:00 明神館
11:40 12:00 徳沢園
12:40 12:50 横尾 (横尾山荘)
13:40 13:40 本谷橋
15:40 涸沢ヒュッテ

2日目

• 山行: 12:30
• 休憩: 3:50
• 合計: 16:20

4:40 涸沢ヒュッテ
4:50 4:50 涸沢小屋
6:00 6:10 ザイテングラート取付点
7:25 7:50 穂高岳山荘
8:40 8:55 穂高岳
11:00 11:10 紀美子平
13:25 13:50 岳沢小屋
13:50 15:25 岳沢湿原・岳沢登山口
15:40 15:50 河童橋
15:50 16:05 上高地バスターミナル
16:35 17:00 沢渡バスターミナル
21:00 自宅

天候

晴れ、ガス

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

沢渡の松本市営第3駐車場はバスターミナルに隣接し2012年に完成した新しい施設だ。24時間駐車場が開いているのも自由度が高い。料金は1日600円で公称410台駐車可能。上高地へのバスは始発となり、上高地からのバスは沢渡大橋の手前で下車する。停留所名は沢渡バスターミナル。

コース状況／危険箇所等

雪渓はあるが軽アイゼンは使わずに済んだ。
槍穂は軽ヘルメットが必要となる。

写真

7/24 9:03

松本市営第3駐車場は綺麗な駐車場だ。公称410台。

7/24 9:03

沢渡の地図。沢渡ナショナルパークゲートと第3駐車場と沢渡バスターミナルが混在し一本化した方がわかりやすい。　

7/24 9:04

綺麗なバスターミナルだ。駐車場からは地下道で入ります。

7/24 9:11

バスターミナル全景

7/24 9:11

往復2050円でした。上高地17時5分発に乗り遅れたらタクシーが18時頃まで出るとの事だが。往復の払い戻しは係員に相談との事。

7/24 9:11

沢渡~上高地は片道4200円で4人で乗ればバスとほぼ同等。
ただ4人だと大きい荷物が積めるかどうか。

7/24 9:12

穂高連峰の立体図

7/24 9:12

待合室風

7/24 9:12

クマの剥製もあります

7/24 10:02

上高地バスターミナル

7/24 10:02

懐かしい水場

7/24 10:06

焼岳と梓川

7/24 10:06

河童橋からの穂高と梓川

7/24 10:07

河童橋

7/24 10:38

明神岳

7/24 10:43

穂高神社奥宮

7/24 10:46

明神橋

7/24 10:53

明神　一の池

7/24 10:54

明神　二の池

7/24 10:55

二の池は庭園風

7/24 11:34

明神岳から前穂高岳

7/24 11:41

徳沢キャンプ場。いつ見てもいい環境です。

7/24 11:55

徳沢園。懐かしい場所で昼食です。

7/24 12:48

横尾山荘

7/24 12:54

横尾の吊り橋。午後2時以降の入山を控える促し。

7/24 13:19

小池新道風石組の登山道。

7/24 13:21

屏風岩

7/24 13:42

本谷橋

7/24 13:42

本谷橋の吊り橋。良く揺れます。

7/24 14:21

横尾本谷

7/24 14:29

涸沢が見え始めました

7/24 14:58

雪渓を歩きますが、表面は溶けており軽アイゼンは不要で歩けました。

7/24 15:03

雪融け水が川となっています。

7/24 15:19

ヒュッテへの分岐

7/24 15:19

もう少しです

7/24 15:27

涸沢ヒュッテに到着しました

7/24 15:37

ヒュッテから屏風岩を望む

7/24 16:10

奥穂高を望む風景は圧巻です

7/24 16:26

明日行く吊り尾根

7/24 16:27

涸沢岳方面

7/24 16:27

北穂高岳方面

7/24 16:27

屏風岩方面

7/24 16:30

記念撮影

7/24 16:44

天候で表情が変わるのでシャッターを多く切ります

7/24 16:44

ザイテングラートと奥穂高岳山荘

7/24 16:44

今まで見た事のない力強さ

7/24 16:55

西日が出てきました

7/24 16:58

屏風岩に陽が当たる

7/24 16:59

奥穂高岳は総称です。岩がごつごつして山がたくさんあります。

7/24 16:59

吊り尾根と前穂高岳。時間配分でどうなるか？バスには乗ろう！

7/24 16:59

涸沢岳も総称です。右側は涸沢槍と呼ぶらしい

7/24 17:04

前穂高岳に陽が当たる

7/24 17:04

売店もいい立地にあります。17時に終了！

7/24 17:04

涸沢岳

7/24 17:05

奥穂高山荘アップ

7/24 17:05

青空の前穂高岳

7/24 17:05

青空の中の全景

7/24 17:06

涸沢小屋

7/24 17:06

吹き流しが遠くから良く見えます

7/24 17:49

前穂

7/24 17:49

吊り尾根

7/25 4:20

2日目　7／25
好天でよかった
大天井から常念岳方面

7/25 4:21

7/25 4:49

キャンプ場から吊り尾根

7/25 4:49

キャンプ場から奥穂高岳

7/25 4:49

キャンプ場から北穂高岳

7/25 4:49

北穂高岳　南陵と東陵

7/25 4:58

涸沢ヒュッテが遠ざかります

7/25 5:07

常念岳の朝日のシルエット

7/25 5:12

一気にモルゲンロート

7/25 5:12

モルゲンロートの吊り尾根

7/25 5:19

チングルマ

7/25 5:19

7/25 5:19

絶景です

7/25 5:19

朝日が眩しい

7/25 5:19

絶景2

7/25 5:19

絶景3

7/25 5:21

ハクサンイチゲ

7/25 5:21

アオノツガザクラ

7/25 5:26

イワカガミ

7/25 5:59

ザイテングラート取り付きで奥穂高岳バックにチーズ

7/25 6:00

前穂高岳バックにチーズ

7/25 6:01

涸沢岳

7/25 6:01

北穂高岳方面

7/25 6:52

シナノキンンバイ？

7/25 7:12

お花畑

7/25 7:12

北穂高岳　高度で表情が変わります

7/25 7:24

奥穂高岳山荘に到着です

7/25 7:26

全景

7/25 7:26

奥穂高もどき？をまず登ります

7/25 7:27

7/25 7:27

涸沢ヒュッテも良く見えます

7/25 7:28

表札

7/25 7:49

懐かしい大天井岳

7/25 7:49

石積みが見事です

7/25 7:49

梯子で登っていきます

7/25 7:50

涸沢岳方面

7/25 8:04

小屋を見下ろして

7/25 8:04

多くのパーティと行き交います

7/25 8:19

多くの人が行き交います

7/25 8:30

槍ヶ岳登場

7/25 8:30

槍ヶ岳アップ

7/25 8:36

頂上が見えました

7/25 8:43

奥穂高岳の穂高神社嶺宮でチーズ

7/25 8:47

ブラボーです

7/25 8:48

先週登った笠ヶ岳が見えました

7/25 8:48

ジャンダルムは異様な姿です

7/25 8:48

前穂高方面に向かいます

7/25 8:48

山座同定盤

7/25 8:50

三百名山292座のkarasawaさん
すごい人がいます。

7/25 8:53

チーズ

7/25 8:59

多くのパーティが休みます

7/25 9:07

南陵の頭
上高地が見えます

7/25 9:08

前穂高岳

7/25 9:08

吊り尾根

7/25 9:09

鹿島槍ヶ岳が見えます

7/25 9:48

上高地と岳沢

7/25 9:55

前穂高にガスが

7/25 10:00

吊り尾根からの涸沢

7/25 10:00

涸沢ヒュッテも良く見えます

7/25 10:41

ライチョウのヒナがよちよち歩きます

7/25 10:41

心配そうなライチョウの親
霧になると多く見かけます

7/25 10:58

紀美子平です

7/25 10:58

ガスとバスの時間で今回は前穂は断念しました

7/25 10:58

休憩と判断をしていました

7/25 11:26

ガスに霞む岳沢

7/25 12:11

岳沢小屋が見えました

7/25 13:20

岳沢キャンプ場の水が命の水になりました
ありがとう！

7/25 13:23

岳沢から吊り尾根を見上げて
ガスが晴れました

7/25 13:26

岳沢小屋到着
おでんとビールがおいしかった

7/25 15:12

整備されています

7/25 15:26

岳沢への登山道入り口です

7/25 15:42

河童橋に到着しました

撮影機器：

iPhone 6 Apple

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 行動食 飲料 食器 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ ヘルメット

感想

kmax

日本百名山も残2座となり、最後に白馬岳に決めているので今回は奥穂高岳に登頂する。北アルプス最高峰で岩稜急峻な山なので天候の好天が大きな割合で占める。日程を変更して初めて水曜日スタート木曜日着で仕事に区切りを付け、上高地→涸沢→奥穂高岳→吊り尾根→岳沢→上高地で計画した。元々槍沢→槍ヶ岳→大キレット→奥穂高岳→涸沢→上高地でいたので2日の短縮となるが台風に変わる熱帯低気圧が接近している事と父の新盆前に完登したい事から強行した。
初日無理しない計画は前回の笠ヶ岳で実践し、バテル前に食欲をキープすることが登山では大事なので今回も同様にする。また、比較的朝ゆっくりなので睡眠が多く取れ助かる。

1日目　7／24（水）
朝5時半に出発して前回同様に出掛ける。相模湖から高速に乗り塩尻で降り塩尻19号エネオスでGSを入れるパターンも同様だ。サラダ街道を使いショートカットするが今回は沢渡なので距離は短い。帰りのバス時間が微妙なので乗り遅れても帰れるように24時間の市営駐車場で歩かなくても良い様にバスターミナル隣接の松本市営第3駐車場に駐車した。上高地へは20分おきに始発で出る。帰りは沢渡大橋が終点となり1つ手前で下車する。ただナショナルパークゲート、市営第3駐車場、バスターミナルなのか一つに統一しないと慣れないと間違えやすい。
　上高地に到着し8年前を振り返りながら明神へ向かう。林道は1区間約3．5kmなので標準タイムの1時間ではなく約40分程度で無理なく歩ける。余裕が出た所で穂高神社奥宮明神池に寄ってみた。枯れ木が池に立ち、大きな岩が点在し庭園の様であった。一度は寄ってみるといいかもしれない。
　次の徳沢園も同様に区間約40分程度で歩ける。昼食として手作りカレーを美味しく食べた。家族皆で6年程前に燕岳→大天井岳→常念岳→蝶ヶ岳テント登山で帰りに寄った徳沢園の昼食を振り返った。
　横尾迄も過去の記憶通り快適に歩き、ここから山道となる。横尾の吊り橋に14時以降入山しないように促す表札が有ったが1時間前で良かった。夕食17時からなので16時前に着こうとするとそのような時刻になると思う。
屏風岩の力強さを左に見ながら小池新道さながらの岩積みの整備された登山道を進む。本谷橋で休憩し次第に勾配が急になってくるが快適に歩ける。右手に横尾本谷の雪渓を見ながら登ると涸沢直下の雪渓が現れる。約30分程雪渓歩きとなるが表面が溶けていて軽アイゼンは使わないで済んだ。雪融け水の川のせせらぎも聞こえる。
涸沢ヒュッテには吹き流しがあり遠くからでもよく目立つ。とても整備されたヒュッテだ。部屋に入り数名の方々と語らい明日の情報を得た。夕食時に佐賀から来られた
母娘とお話しした。北穂高岳に明日向かうとの事。娘さんは初めての北アルプスで慣れない様子との事であったがカメラを大事にされていた。若さで頑張ってもらいたい。お母さんは北アルプスに良く来られ吊り尾根や重太郎新道の情報を教えてもらった。朝食は5時半なのでこれでは17時5分上高地発のバスは際どいので持参したフランスパンで朝食を早く採り日の出と同時の4時40分には出掛ける様に計画変更を決めた。話をすることで計画の見直しもできるのでとても良かった。また布団は隣が空きで良く寝ることが出来た。　

2日目　7／25（木）
朝から快晴で気持ちがよい。計画通りに3時過ぎに起きてフランスパンを食べる。
お湯が4時頃から出てきて朝食に助かる。
穂高連峰に朝日が当たる。
夕食時にお話しした母娘に見送られながら奥穂高岳を目指す。気を付けて！
ほぼ計画通りに進むことが出来る。絶景の連続なのでシャッターを切る回数が多い。
奥穂高岳山荘に到着し牛乳を飲み、行動食のピーナッツを多めに取りながら休憩する。よくテレビで見る石垣に腰かけて涸沢を眺めた。
奥穂もどきの階段や鎖場で登る。ガスが急に掛かり残念であったが頂上に着く頃には
ガスは晴れた。穂高神社嶺宮で写真を撮り360°の絶景を見ながら満喫する。
三百名山292座登頂のkarasawaさんにお会いした。新穂高温泉を朝出たとの事で健脚ぶりには驚いた。ジャンダルムを経て西穂高を目指すとの事で気を付けて！
　バスの時間があるので下山を開始する。吊り尾根は狭く鎖場が長く多いと聞いたが
やはり緊張する場所が多くあった。鎖場でも足は掛かるので無難に降りられたが帰宅後に両肩の筋肉が張っていた。
紀美子平手前で雷鳥親子に会ったが、すれ違った外国人の登山者方にサンダーバードと語り掛け通じた様で見付けることが出来た様だった。
吊り尾根から岳沢小屋が見えたが700m位上からなので到着するまで長い時間を要した。奥穂高山荘の水が自分には合わず、半ば熱中症気味で歩いたので岳沢キャンプ場の水は冷たくおいしく体調的に助かった。岩手から来た若い女の子が膝が痛いと言いながらも15時30分上高地発のバスに乗らなくてはいけないとの事で水場で元気づけた。恐らく間にあったのではないかと思う。小屋のおでんとビールが最高に美味しかった。元気を取り戻し上高地に向かう。河童橋周辺で土産を買いソフトクリームやトマトジュースに舌鼓を打って帰宅する。


そして百座目の白馬岳は8／10猿倉→頂上小屋→白馬岳→頂上小屋→栂池で天気が良ければ実現したい。




　
　

コメント

kaorutabata

やっと見つけました！
田畑です。
笠ヶ岳ではお世話になりました。
笠のブログ拝見しました。一泊二日の長旅お疲れ様でした。

もう奥穂に行きましたか？
私は辛い笠新道の後に丹沢塔ノ岳で練習登山でした。
今週、立山から新穂高温泉まで歩くためです。
先週、白山登山で金沢まで行きましたが台風により急遽、白川郷、能登半島の観光にシフト変更です。

残すところ100行目、白馬岳ですね。
日帰りですか？栂池から下りがきつくなるのでご注意下さい。
笠新道ほどでは有りませんが！
お天気が良ければ白馬からの下りの尾根は最高です。
楽しみですね。

では、記念すべき登頂をお祈り申し上げ朗報をお待ちしております。
ご安全に。

以上

[email protected]
田畑 薫

kmax

訪問ありがとうございます
田畑さん
訪問ありがとうございます。
笠ヶ岳ではお世話になりました。