夏の☀常念岳、蝶ヶ岳縦走🥾一ノ沢〜上高地周回
- GPS
- 17:12
- 距離
- 26.9km
- 登り
- 2,161m
- 下り
- 1,994m
コースタイム
- 山行
- 4:39
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 5:23
- 山行
- 4:57
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 5:54
- 山行
- 4:03
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 5:10
天候 | 8/10土 晴れ 8/11日 晴れ。夜少し雨がパラつく 8/12月 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
一ノ沢登山口まで送迎依頼。 http://www.nan-an.co.jp// 松本駅→ 南安タクシー 20分 自家用車預かり@1000円 南安タクシー→一ノ沢登山口30分 上高地バスターミナル→新島々(バス)→松本駅 @2450円 120分 松本駅→豊科駅 JR大糸線@240円 20分 ※suica等ICカード使用不可 豊科駅→南安タクシー 徒歩10分 |
コース状況/ 危険箇所等 |
一ノ沢登山口より王滝ベンチへは沢沿いの樹林帯を歩く。登山道は整備されていて歩きやすい。 笠原沢出合、胸突八丁、丸木橋を過ぎると水場がある。 胸突八丁からは急登。 3つのベンチがあり、休憩ポイントがあります。 常念乗越まで登りきると、一気に視界が開けて常念小屋へはもうすぐ。 NTT docomoの基地局が併設されており、docomoとsoftbankは繋がりました。 常念小屋から常念岳への登山道で、夕方、ツキノワグマを発見。小屋からの見物客が多数。 体調1m50cmぐらいはあったかと思います。 三股登山口付近でも目撃情報があったようです。 常念岳へはジグザグのガレ場の登り。 山頂はゴロゴロとした大きな岩場でした。 最低鞍部までガレ場を下ります。道幅は狭いが整備されています。強風、雨天時は注意が必要です。 2512m、2592mへは、アップダウンの岩場から樹林帯が続きます。 池塘を過ぎ、さらに急登を登ると蝶槍のピーク。 遠くで見るよりも尖っていませんでした。 蝶槍からは美しい稜線歩き。ゆるい下りと登り、瞑想の丘を過ぎると蝶ヶ岳ヒュッテに到着します。 蝶ヶ岳からは妖精ノ池、船窪、長塀山まで池塘とお花畑の樹林帯が続きます。 長塀尾根から徳澤園までは急坂です。 徳澤園から上高地へはたくさんの登山客と観光客が行き交う探勝路。 |
その他周辺情報 | 常念小屋 http://www.mt-jonen.com/ 幕営@1000円 蝶ヶ岳ヒュッテ https://www.inett.or.jp/mt-chou/hutte.html 幕営@1000円 崖の湯温泉 薬師平茜宿 https://akanejyuku.com/ 信州松本手打ちそばいいだや 〒390-0815 長野県松本市深志1丁目1−1 松本駅ビル MIDORI 4F 0263-35-9814 https://goo.gl/maps/23coeobzEe43JQX97 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
食器
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
テントマット
シェラフ
携帯トイレ
|
---|---|
共同装備 |
調理用食材
調味料
コンロ
コッヘル
調理器具
ライター
テント
|
感想
夏休みの山の日は、念願の常念岳、蝶ヶ岳の縦走へ行って来ました。
前週からトリプル台風予報で、天気予報がとにかく心配でした。
直前まで特に心配していた9号は進路が西へ変わり、途中からは文句ない晴れ予報☀️
入山日の朝から、ギラギラと太陽が照りつけます。
初日は沢沿いの樹林帯を歩きます。
時折水で手や顔を冷やしたりしながら、気持ちの良い森の中を歩きます。
胸突八丁の急登では足が痛くなったら休憩をして、常念乗越を目指します。
常念小屋へ着くと、一気にガスが立ち込めたかと思うと、急に青空が広がります。
テン場からは、槍ヶ岳や名だたる北アルプスの名峰が臨めて美しい眺めです。
西日で暑いテントでは寝ていられないので、常念乗越へ散歩します。
ふと常念岳の登山道を見ていると、真っ黒い動く物体が…
小屋からたくさんの人が出てきて、同じ方向を見ています。
おそらく、1m50cmぐらいあるツキノワグマが登山道周辺を歩いていました❗️
人生初の野生の熊を目撃。
夕日を眺めた後は、寝不足だったので早めに就寝しました。
夜中にトイレに起きると満天の星空。
写真を撮る元気がなかったので、もう一度寝て、ご来光を見に行きました。
オレンジの朝日が昇り、今日もお天気になりそうです。
朝食を食べて、テントを撤収して山頂に向かって出発します。
ゴロゴロとした岩のガレ場を登ります。
猿の群れやホシガラスを見つつ、休憩しながら登ります。
景色の開けた所に出ると、沢山の人々で賑わっていました。
流石、百名山の山頂です。
写真を撮ったり、早いお昼ご飯を食べて休憩します。
ガレ場の坂道を下り、反対方向から登ってくる人と行き違うスペースは狭く、
気をつけながら下ります。
樹林帯に入るととても蒸し暑く、2512M地点まで来てコースタイムとかかった時間を見比べてハッとしました。
そんなに山頂に長居した様子もないのに、蝶ヶ岳ヒュッテまでの到着予定時間がまだまだかかりそうで、気が焦ります。
2592M地点まで来てもう一度到着時間を計算すると、
タイムを記載した地点がずれていたようで、予定通りコースタイム通りでホッとしました😅
2462Mピークを超えて、蝶槍の手前の急登で滑って転げ落ちそうになりながらも、なんとか蝶槍に到着。
ガスで周りがあまり良く見えないので、早々に先へ進みます。
少し下るととてもひらけた稜線へ出て、槍ヶ岳や穂高連峰の山々の景色が間近に迫ります。
ゆるい登りと下りを繰り返し、蝶ヶ岳ヒュッテが見えました❗️
小屋へ到着すると、すでにたくさんの人々で混み合っていて、受付は同行者に任せて私はテント場を探します。
平たいスペースが見つかりテントを張って、夕日を見たり食事をとったり、やっとのんびりします。
すぐそこに山頂があり、景色を見渡せて気持ちが良い所です。
夜になると雨がパラつき、星空観測と御来光が心配なまま眠りにつきました。
空の様子が気になり、早朝起きると星が出ていました。
山頂に登って念願の写真撮影✨いい写真が撮れました。
ひとしきり撮り終わると、テントに戻って撤収して朝食です。
だんだんと空が明るくなってきました。
名残惜しく、御来光を間近まで見に行って出発します。
山頂まで登ると、たくさんの人々が見ていました。
山頂を後にするとしばらくは、美しい景色の稜線歩き👏
樹林帯に入ると、お花畑と池塘がありました。
早朝の朝日を浴びて森の中はとにかく気持ちが良いです。
樹林帯に入り長塀山を過ぎると、徐々に急な坂道が始まりました。
足の怪我をしたところに気をつけて、慎重に下ります。
長い坂道を何度も何度もトラバースして下りると、徳澤園に到着しました。
たくさんの登山客の方々で賑やかでした。
ソフトクリームを食べたり、飲み物を飲んだりして休憩します。
徳澤園からは平坦な道を進むと、明神館に到着しました。ここでまた休憩。
だんだん日差しがまた暑くなってきたので、ゆっくりします。
登山客以外の観光客もたくさんいました。
どんどん先へ進み、小梨平キャンプ場を過ぎると、上高地です。
吊り橋の反対側のお店を覗いたりしましたが、あまりの人の多さに圧倒されたので
バスターミナルへ向かいます。
バスは行ったばかりだったので、買い物をしたりしながら休憩しました。
バスの車内はエアコンが涼しく眠気を誘います。
新島々へ着くと電車に乗り換えて松本駅へ。
残念ながらお蕎麦屋さんはいっぱいでしたので別のお店で昼食をとりました。
松本駅からは大糸線で豊科駅へ。駅に着くと日差しがさらに眩しく、堪えます。
しばらく歩くと、車を置いた南安タクシーさんに到着しました。
この旅は、始めて本格的な北アルプスの縦走でした。
想像していた以上にひとつひとつのプロセスにボリュームがありました。
終始お天気もよく、青と白と緑のコントラストが気持ちよかったです。
パノラマの景色は名だたる急峻な山々が迫り来る気がして、遠近感がおかしくなるような錯覚。あこがれていた、稜線歩きもまた素晴らしかったです。
また、あらたな山の姿を見ることが出来た、記憶に残る山行になりました。
そして、憧れの山もまたひとつ増えました❗️⛰
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