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Yamareco

記録ID: 1974840
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

強風と雲が織り成す絶景 爺ヶ岳〜鹿島槍ヶ岳〜八峰キレット〜五龍岳縦走

2019年08月13日(火) 〜 2019年08月15日(木)
 - 拍手
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
17:52
距離
23.9km
登り
2,838m
下り
2,678m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:13
休憩
0:22
合計
6:35
7:24
7:28
60
8:28
8:28
55
9:23
9:27
32
9:59
10:00
50
10:50
10:52
19
11:11
11:11
22
11:33
11:33
23
11:56
11:57
17
12:14
12:23
7
2日目
山行
7:33
休憩
0:47
合計
8:20
5:04
5:04
50
5:54
6:02
37
6:39
6:44
52
7:36
7:36
12
7:48
8:03
102
9:45
10:00
99
11:39
11:43
52
12:35
3日目
山行
2:51
休憩
0:01
合計
2:52
5:04
4
5:08
5:08
3
5:11
5:12
43
5:55
5:55
33
6:28
6:28
27
6:55
6:55
16
7:11
7:11
36
7:47
7:47
9
天候 初日 晴れ時々曇り
二日目 曇り時々晴れ
三日目 曇り時々雨
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
夜行バスで新宿から扇沢へ
定刻の少し前に到着です
2019年08月13日 05:24撮影 by  DSC-TX5, SONY
1
8/13 5:24
夜行バスで新宿から扇沢へ
定刻の少し前に到着です
扇沢から10分と少し歩いて柏原新道入口
係りの方に登山計画書を提出してチェックして頂きます
2019年08月13日 05:51撮影 by  DSC-TX5, SONY
1
8/13 5:51
扇沢から10分と少し歩いて柏原新道入口
係りの方に登山計画書を提出してチェックして頂きます
天気が良ければ八ヶ岳が見えるとか
2019年08月13日 06:45撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/13 6:45
天気が良ければ八ヶ岳が見えるとか
2019年08月13日 06:45撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/13 6:45
注意して歩きましょう
2019年08月13日 07:10撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 7:10
注意して歩きましょう
こんな感じの区間
2019年08月13日 07:10撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 7:10
こんな感じの区間
途中のケルン
2019年08月13日 07:13撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/13 7:13
途中のケルン
扇沢の駅が見えるポイント
2019年08月13日 07:35撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/13 7:35
扇沢の駅が見えるポイント
扇沢の駅と、奥に聳える針ノ木岳まで見事な眺望
2019年08月13日 07:35撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 7:35
扇沢の駅と、奥に聳える針ノ木岳まで見事な眺望
左に見えるのが岩小屋沢岳
2019年08月13日 07:44撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/13 7:44
左に見えるのが岩小屋沢岳
稜線上に小屋が見えてきました
2019年08月13日 07:49撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 7:49
稜線上に小屋が見えてきました
この辺りが柏原新道の中間地点だそうです
2019年08月13日 08:00撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/13 8:00
この辺りが柏原新道の中間地点だそうです
石というより岩畳か
2019年08月13日 08:24撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 8:24
石というより岩畳か
歩き易く並べて頂いています
2019年08月13日 08:24撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/13 8:24
歩き易く並べて頂いています
名前の通り、しばらくは平らな道です
2019年08月13日 08:32撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/13 8:32
名前の通り、しばらくは平らな道です
右奥のとんがりが針ノ木岳、左手前のおおらかな山容は蓮華岳
2019年08月13日 08:40撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 8:40
右奥のとんがりが針ノ木岳、左手前のおおらかな山容は蓮華岳
休憩に良さそうな岩が十個くらい並んでいます
2019年08月13日 08:51撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 8:51
休憩に良さそうな岩が十個くらい並んでいます
沢を横切るポイントです、水は流れていませんよ
2019年08月13日 09:09撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 9:09
沢を横切るポイントです、水は流れていませんよ
横切るところから見上げたアザミ沢
2019年08月13日 09:09撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/13 9:09
横切るところから見上げたアザミ沢
秋には紅葉が綺麗なのでしょう
2019年08月13日 09:11撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/13 9:11
秋には紅葉が綺麗なのでしょう
だんだんとガスが上がってきました
2019年08月13日 09:11撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/13 9:11
だんだんとガスが上がってきました
この先はガラ場
注意して歩きます
2019年08月13日 09:18撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 9:18
この先はガラ場
注意して歩きます
ここでヘルメット装着
2019年08月13日 09:21撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 9:21
ここでヘルメット装着
足元もみて、落石も警戒しながら速やかに
2019年08月13日 09:22撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/13 9:22
足元もみて、落石も警戒しながら速やかに
速やかに通過
2019年08月13日 09:23撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 9:23
速やかに通過
速やかに通過
2019年08月13日 09:23撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 9:23
速やかに通過
2019年08月13日 09:24撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/13 9:24
奥の沢
二つの沢は地質が異なるのか
白っぽい岩と赤っぽい岩
2019年08月13日 09:27撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 9:27
奥の沢
二つの沢は地質が異なるのか
白っぽい岩と赤っぽい岩
2019年08月13日 09:27撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 9:27
ここで一息入れて、ここからの登りに備えます
2019年08月13日 09:34撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 9:34
ここで一息入れて、ここからの登りに備えます
随分とガスってきました
2019年08月13日 09:34撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/13 9:34
随分とガスってきました
グングン上ります
2019年08月13日 09:44撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/13 9:44
グングン上ります
森林限界を超えて
2019年08月13日 09:50撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/13 9:50
森林限界を超えて
種池山荘見えました!
2019年08月13日 09:53撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 9:53
種池山荘見えました!
道端の花
2019年08月13日 09:54撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 9:54
道端の花
道端の花
2019年08月13日 09:54撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 9:54
道端の花
種池山荘に到着です
国土地理院地形図では「種池小屋」になっていました
2019年08月13日 09:57撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 9:57
種池山荘に到着です
国土地理院地形図では「種池小屋」になっていました
爺ヶ岳方面に向かいます
2019年08月13日 09:58撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/13 9:58
爺ヶ岳方面に向かいます
道端の花
2019年08月13日 10:07撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 10:07
道端の花
歩き易い緩い道
2019年08月13日 10:08撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 10:08
歩き易い緩い道
ザレてきた
2019年08月13日 10:17撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/13 10:17
ザレてきた
爺ヶ岳南峰に向かって真っ直ぐ
晴れ間が覗いて気持ちいい
2019年08月13日 10:28撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 10:28
爺ヶ岳南峰に向かって真っ直ぐ
晴れ間が覗いて気持ちいい
雲の上に出たようだ
2019年08月13日 10:36撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 10:36
雲の上に出たようだ
雲上の稜線
これぞアルプスって感じ
2019年08月13日 10:40撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 10:40
雲上の稜線
これぞアルプスって感じ
爺ヶ岳中峰から北峰へと続く稜線
2019年08月13日 10:40撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 10:40
爺ヶ岳中峰から北峰へと続く稜線
縦走路から爺ヶ岳南峰への分岐
2019年08月13日 10:47撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/13 10:47
縦走路から爺ヶ岳南峰への分岐
爺ヶ岳南峰に到着
2019年08月13日 10:50撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/13 10:50
爺ヶ岳南峰に到着
記念なのだ
2019年08月13日 10:50撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 10:50
記念なのだ
大町を望む
2019年08月13日 10:50撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 10:50
大町を望む
雲に浮かぶ剱岳
2019年08月13日 10:50撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 10:50
雲に浮かぶ剱岳
爺ヶ岳南峰から中峰を望む
2019年08月13日 10:54撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 10:54
爺ヶ岳南峰から中峰を望む
道端の花、これは分かりますよ
コマクサですよね
2019年08月13日 10:58撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 10:58
道端の花、これは分かりますよ
コマクサですよね
縦走路からの分岐
2019年08月13日 11:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/13 11:04
縦走路からの分岐
種池山荘があんなに小さく
2019年08月13日 11:05撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 11:05
種池山荘があんなに小さく
爺ヶ岳中峰到着
2019年08月13日 11:11撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 11:11
爺ヶ岳中峰到着
そして縦走路に戻ります
2019年08月13日 11:17撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/13 11:17
そして縦走路に戻ります
少し森の中を歩くと
2019年08月13日 11:48撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/13 11:48
少し森の中を歩くと
ガスっちゃいましたね
2019年08月13日 11:55撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/13 11:55
ガスっちゃいましたね
赤岩尾根の分岐です
鞍部じゃないんだけど冷乗越
2019年08月13日 11:58撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/13 11:58
赤岩尾根の分岐です
鞍部じゃないんだけど冷乗越
そして冷池山荘に到着
2019年08月13日 12:13撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 12:13
そして冷池山荘に到着
テント泊の受付を済ませて
2019年08月13日 12:13撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 12:13
テント泊の受付を済ませて
テン場までもうひと頑張り
2019年08月13日 12:23撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/13 12:23
テン場までもうひと頑張り
何度も往復する事になるテン場〜小屋の路
2019年08月13日 12:25撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/13 12:25
何度も往復する事になるテン場〜小屋の路
テン場到着
2019年08月13日 12:30撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 12:30
テン場到着
立山〜剱岳を望む絶好のロケーション
2019年08月13日 12:30撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 12:30
立山〜剱岳を望む絶好のロケーション
剱岳をアップで
2019年08月13日 12:34撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 12:34
剱岳をアップで
立山もアップで
2019年08月13日 12:34撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 12:34
立山もアップで
ここに張ります
2019年08月13日 12:34撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 12:34
ここに張ります
遠くに種池山荘も見えます
2019年08月13日 13:06撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/13 13:06
遠くに種池山荘も見えます
幕体だけ張りました
暑いのでしばらくフライは張らずこのままで
2019年08月13日 13:09撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 13:09
幕体だけ張りました
暑いのでしばらくフライは張らずこのままで
コーヒーを淹れて
2019年08月13日 13:19撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/13 13:19
コーヒーを淹れて
テントの中で読書♪
テン場早着きの贅沢時間です
2019年08月13日 13:43撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 13:43
テントの中で読書♪
テン場早着きの贅沢時間です
何しろ景色が素晴らしいです
2019年08月13日 14:16撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/13 14:16
何しろ景色が素晴らしいです
ガスって来たのでフライも張りました
2019年08月13日 14:58撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/13 14:58
ガスって来たのでフライも張りました
そろそろ夕食って事で小屋までビール調達に
2019年08月13日 16:41撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 16:41
そろそろ夕食って事で小屋までビール調達に
入口から一段高くなったところにもベンチとか有ります
2019年08月13日 16:44撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/13 16:44
入口から一段高くなったところにもベンチとか有ります
テン場に戻って夕食です
いつものカットステーキとおでんのパック
2019年08月13日 16:58撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 16:58
テン場に戻って夕食です
いつものカットステーキとおでんのパック
稜線で肉を焼く贅沢♪
2019年08月13日 16:59撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 16:59
稜線で肉を焼く贅沢♪
ビールはすぐに無くなったので後は日本酒とおでん
2019年08月13日 17:25撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 17:25
ビールはすぐに無くなったので後は日本酒とおでん
翌朝、ガスの中を出発
この辺りで日の出のはず
2019年08月14日 05:05撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/14 5:05
翌朝、ガスの中を出発
この辺りで日の出のはず
明るくなってきた
2019年08月14日 05:08撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/14 5:08
明るくなってきた
突然、ガスが晴れてきた
山肌を勢いよく登っていく雲が綺麗
2019年08月14日 05:10撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 5:10
突然、ガスが晴れてきた
山肌を勢いよく登っていく雲が綺麗
青空が覗いた
2019年08月14日 05:23撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 5:23
青空が覗いた
稜線の向こうに金色の光が
2019年08月14日 05:31撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/14 5:31
稜線の向こうに金色の光が
ヒャッホー!
絶景に感動
2019年08月14日 05:32撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 5:32
ヒャッホー!
絶景に感動
朝日に輝く剱岳の雄姿
2019年08月14日 05:33撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 5:33
朝日に輝く剱岳の雄姿
立山を覆う雲には虹が掛かって見える
2019年08月14日 05:34撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/14 5:34
立山を覆う雲には虹が掛かって見える
振り返って爺ヶ岳方面はまだガスの中
2019年08月14日 05:35撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/14 5:35
振り返って爺ヶ岳方面はまだガスの中
東側は輝く雲海
2019年08月14日 05:37撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 5:37
東側は輝く雲海
綺麗にガスが取れた鹿島槍ヶ岳南峰
2019年08月14日 05:40撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 5:40
綺麗にガスが取れた鹿島槍ヶ岳南峰
雲の向こうに槍ヶ岳
2019年08月14日 05:46撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 5:46
雲の向こうに槍ヶ岳
鹿島槍ヶ岳南峰到着、
2019年08月14日 05:54撮影 by  DSC-TX5, SONY
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鹿島槍ヶ岳南峰到着、
逆光だけど記念に自撮り
2019年08月14日 05:55撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 5:55
逆光だけど記念に自撮り
剱岳をバックに影鹿島槍
2019年08月14日 05:55撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/14 5:55
剱岳をバックに影鹿島槍
あっちも槍
こっちも槍
2019年08月14日 05:56撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 5:56
あっちも槍
こっちも槍
黒部五郎かな?
2019年08月14日 05:56撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 5:56
黒部五郎かな?
これから歩く稜線
手前は鹿島槍ヶ岳北峰
五龍岳は雲の中
2019年08月14日 05:56撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 5:56
これから歩く稜線
手前は鹿島槍ヶ岳北峰
五龍岳は雲の中
逆光の中、シルエットが格好いい
十字架みたいなのは山頂標識
2019年08月14日 05:56撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 5:56
逆光の中、シルエットが格好いい
十字架みたいなのは山頂標識
北峰に向かう吊尾根で少しガスが掛かってブロッケン
2019年08月14日 06:09撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 6:09
北峰に向かう吊尾根で少しガスが掛かってブロッケン
左上は鹿島槍ヶ岳南峰のピーク
青空と山頂とブロッケン
2019年08月14日 06:09撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 6:09
左上は鹿島槍ヶ岳南峰のピーク
青空と山頂とブロッケン
北峰への分岐
2019年08月14日 06:32撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/14 6:32
北峰への分岐
10分くらいで北峰のピーク
2019年08月14日 06:40撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 6:40
10分くらいで北峰のピーク
雲が増えてきた、かろうじて槍が見える
2019年08月14日 06:41撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 6:41
雲が増えてきた、かろうじて槍が見える
南峰はガスに覆われて
2019年08月14日 06:41撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 6:41
南峰はガスに覆われて
頭だけちょこっと
2019年08月14日 06:42撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 6:42
頭だけちょこっと
ガスが晴れた瞬間を狙う
2019年08月14日 06:43撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 6:43
ガスが晴れた瞬間を狙う
この先は険しい岩稜が続く
2019年08月14日 07:01撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 7:01
この先は険しい岩稜が続く
ガスっているので高度感が無い
2019年08月14日 07:11撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 7:11
ガスっているので高度感が無い
両側切れ落ちたナイフリッジ
2019年08月14日 07:13撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/14 7:13
両側切れ落ちたナイフリッジ
次の瞬間、一瞬だけガスが晴れる
雲海に浮かぶ孤島
2019年08月14日 07:13撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/14 7:13
次の瞬間、一瞬だけガスが晴れる
雲海に浮かぶ孤島
八峰キレット核心部
2019年08月14日 07:35撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 7:35
八峰キレット核心部
八峰キレット核心部
2019年08月14日 07:35撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 7:35
八峰キレット核心部
断崖に梯子
2019年08月14日 07:39撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 7:39
断崖に梯子
殆ど真下に小屋が見えた
2019年08月14日 07:45撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 7:45
殆ど真下に小屋が見えた
キレット小屋到着
2019年08月14日 07:48撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 7:48
キレット小屋到着
小屋の前のベンチをお借りして少し休憩
2019年08月14日 07:48撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 7:48
小屋の前のベンチをお借りして少し休憩
剱岳を眺めながら小休止
2019年08月14日 07:48撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 7:48
剱岳を眺めながら小休止
五龍に向けて出発
2019年08月14日 08:03撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 8:03
五龍に向けて出発
鎖場や梯子が続きます
2019年08月14日 08:11撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 8:11
鎖場や梯子が続きます
ルートを慎重に見極めて
2019年08月14日 08:18撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 8:18
ルートを慎重に見極めて
ペンキを見落とさぬように
2019年08月14日 08:32撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 8:32
ペンキを見落とさぬように
剱岳
格好いいなぁ
2019年08月14日 09:01撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 9:01
剱岳
格好いいなぁ
口の沢のコル
テント禁止って書いてあった
2019年08月14日 09:07撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/14 9:07
口の沢のコル
テント禁止って書いてあった
立山側は明るい
2019年08月14日 09:07撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/14 9:07
立山側は明るい
時折、青空も覗く
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8/14 9:18
時折、青空も覗く
北尾根の頭に到着
お腹が空いたので昼食にする
2019年08月14日 09:35撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 9:35
北尾根の頭に到着
お腹が空いたので昼食にする
強風を避けるために岩陰でラーメン作る
乾燥野菜と生卵も投入
2019年08月14日 09:47撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 9:47
強風を避けるために岩陰でラーメン作る
乾燥野菜と生卵も投入
五龍岳方面
青空が見える
ピークで晴れてくれたらいいな
2019年08月14日 10:19撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 10:19
五龍岳方面
青空が見える
ピークで晴れてくれたらいいな
険しい岩峰続く
2019年08月14日 10:53撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 10:53
険しい岩峰続く
やっと山頂への分岐
山頂へは縦走路の分岐から5分弱
指呼の間ですよ
2019年08月14日 11:35撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/14 11:35
やっと山頂への分岐
山頂へは縦走路の分岐から5分弱
指呼の間ですよ
残念ながらガスの中です
2019年08月14日 11:39撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 11:39
残念ながらガスの中です
微妙に残念な顔(笑)
2019年08月14日 11:39撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 11:39
微妙に残念な顔(笑)
山頂標識の横に大きい三角点
2019年08月14日 11:39撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/14 11:39
山頂標識の横に大きい三角点
五竜山荘へ降りる途中、登山道にライチョウの親子
2019年08月14日 12:26撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 12:26
五竜山荘へ降りる途中、登山道にライチョウの親子
ライチョウのお母さんがゴロゴロ砂浴び
2019年08月14日 12:26撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 12:26
ライチョウのお母さんがゴロゴロ砂浴び
羽に付いた寄生虫などを落とすんだとか
2019年08月14日 12:26撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 12:26
羽に付いた寄生虫などを落とすんだとか
バタバタ
何だか気持ち良さそう
2019年08月14日 12:27撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 12:27
バタバタ
何だか気持ち良さそう
夏毛の下は白い羽なんですね
2019年08月14日 12:27撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 12:27
夏毛の下は白い羽なんですね
2019年08月14日 12:35撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 12:35
五竜山荘到着です
強風でテントは危ないので素泊まりにします
2019年08月14日 12:35撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 12:35
五竜山荘到着です
強風でテントは危ないので素泊まりにします
疲れた体に沁みる一本
2019年08月14日 12:55撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 12:55
疲れた体に沁みる一本
ビールお代わりしたら止まらなくなりそうなので、
自炊室でコーヒーでも頂きます
2019年08月14日 13:54撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 13:54
ビールお代わりしたら止まらなくなりそうなので、
自炊室でコーヒーでも頂きます
お酒類お品書き
2019年08月14日 17:00撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 17:00
お酒類お品書き
大人気のTシャツは売り切れのサイズ続出
紺か水色が欲しかったんだけど残念
せっかくなので白を買いました 3,500円
2019年08月14日 17:00撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 17:00
大人気のTシャツは売り切れのサイズ続出
紺か水色が欲しかったんだけど残念
せっかくなので白を買いました 3,500円
夕食はカレーです
2019年08月14日 17:02撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 17:02
夕食はカレーです
三日目の朝、十分に明るくなったので出発
強風とガス、時折雨が混じります
2019年08月15日 05:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/15 5:04
三日目の朝、十分に明るくなったので出発
強風とガス、時折雨が混じります
遠見尾根を下ります、
ガスで視界が悪いので、慎重に
2019年08月15日 05:08撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/15 5:08
遠見尾根を下ります、
ガスで視界が悪いので、慎重に
下る人はここから岩場です
2019年08月15日 05:14撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/15 5:14
下る人はここから岩場です
濡れた岩場は滑りやすいので慎重に
2019年08月15日 05:18撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/15 5:18
濡れた岩場は滑りやすいので慎重に
尾根の上部は鎖場が続きます
2019年08月15日 05:21撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/15 5:21
尾根の上部は鎖場が続きます
西遠見、池塘が有ります
2019年08月15日 06:07撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/15 6:07
西遠見、池塘が有ります
天気が良ければ綺麗なんだろうな
2019年08月15日 06:07撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/15 6:07
天気が良ければ綺麗なんだろうな
お花畑、ここも綺麗なんだと思う
2019年08月15日 06:09撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/15 6:09
お花畑、ここも綺麗なんだと思う
アップダウンを繰り返して大遠見
2019年08月15日 06:27撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/15 6:27
アップダウンを繰り返して大遠見
運行時間は時期によって異なるようです
2019年08月15日 06:27撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/15 6:27
運行時間は時期によって異なるようです
樹林帯って感じで無く、眺望の良さそうな登山道
2019年08月15日 06:40撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/15 6:40
樹林帯って感じで無く、眺望の良さそうな登山道
風化した花崗岩の路
2019年08月15日 06:40撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/15 6:40
風化した花崗岩の路
中遠見
2019年08月15日 06:56撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/15 6:56
中遠見
「登山口」の看板
ここまでは散策路って事かな
2019年08月15日 07:10撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/15 7:10
「登山口」の看板
ここまでは散策路って事かな
遊歩道内に入りました
2019年08月15日 07:13撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/15 7:13
遊歩道内に入りました
立派な標識が有ります
2019年08月15日 07:25撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/15 7:25
立派な標識が有ります
休憩スポットも多いです
2019年08月15日 07:32撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/15 7:32
休憩スポットも多いです
道も綺麗に整備されています
スニーカーで十分でしょう
2019年08月15日 07:34撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/15 7:34
道も綺麗に整備されています
スニーカーで十分でしょう
振り返ったら
ガッスガスで真っ白でした
2019年08月15日 07:35撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/15 7:35
振り返ったら
ガッスガスで真っ白でした
2019年08月15日 07:42撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/15 7:42
地蔵沼経由で行きます
2019年08月15日 07:43撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/15 7:43
地蔵沼経由で行きます
何だか視界が開けてきた
2019年08月15日 07:43撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/15 7:43
何だか視界が開けてきた
雲の下に出たみたいです
2019年08月15日 07:44撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/15 7:44
雲の下に出たみたいです
ここから上は雲の中ですね
2019年08月15日 07:44撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/15 7:44
ここから上は雲の中ですね
2019年08月15日 07:46撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/15 7:46
麓の街が見えました
2019年08月15日 07:47撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/15 7:47
麓の街が見えました
テレキャビンまでもうすぐ
2019年08月15日 07:48撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/15 7:48
テレキャビンまでもうすぐ
展望リフト
運転していました
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8/15 7:48
展望リフト
運転していました
ゴンドラ乗り場に向かいます
2019年08月15日 07:50撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/15 7:50
ゴンドラ乗り場に向かいます
歩き易い木道でした
2019年08月15日 07:51撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/15 7:51
歩き易い木道でした
八方尾根の方向
少し青空が覗いています
2019年08月15日 07:54撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/15 7:54
八方尾根の方向
少し青空が覗いています
ゴンドラ乗り場が見えました
良かった、ゴンドラ動いてるよ
2019年08月15日 07:54撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/15 7:54
ゴンドラ乗り場が見えました
良かった、ゴンドラ動いてるよ
こんな天気なので観光客皆無です
2019年08月15日 07:56撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/15 7:56
こんな天気なので観光客皆無です
アルプス平到着
お疲れ様でした
2019年08月15日 07:57撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/15 7:57
アルプス平到着
お疲れ様でした
テレキャビンで麓に下ります
2019年08月15日 07:58撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/15 7:58
テレキャビンで麓に下ります
快速ゴンドラで急降下
2019年08月15日 08:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/15 8:04
快速ゴンドラで急降下
下界に降りてきました
2019年08月15日 08:11撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/15 8:11
下界に降りてきました
JR神城駅に到着
2019年08月15日 09:05撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/15 9:05
JR神城駅に到着
定刻通り
2019年08月15日 10:30撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/15 10:30
定刻通り
小淵沢の駅で乗り換え時間が20分程あったので、
山賊そばを頂きました♪
2019年08月15日 13:47撮影 by  DSC-TX5, SONY
4
8/15 13:47
小淵沢の駅で乗り換え時間が20分程あったので、
山賊そばを頂きました♪
食べ終わったら混んできた
2019年08月15日 13:52撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/15 13:52
食べ終わったら混んできた

装備

MYアイテム
hanya
重量:0.34kg

感想

GWに白馬岳から見た後立山連峰の稜線を歩いてみたくて
扇沢から白馬岳まで縦走して猿倉に降りる3泊4日の計画を立てました。

台風接近で北アも大荒れになりそうでしたので、
出発日を前倒し、さらに日程も一日短縮して五龍から遠見尾根で降りる事に。

大阪から夜行列車で戻ったその日に荷造りをして夜には新宿からさわやか信州号で扇沢へ。
夜行バス〜夜行列車〜夜行バスと久しく足を伸ばして寝ていません(笑)

扇沢には定刻より少し早めに到着、
お手洗いを済ませて柏原新道の入口まで歩きます。
毎日アルペン号だと柏原新道の入口で降車できるみたいですが、
トイレ行く事を考えたら扇沢の駅で降りた方が良さそうです。

登山計画書を提出して行動開始、
まずは種池山荘を目指します。

柏原新道は噂にたがわぬ歩き易い登山道、
急な傾斜も無く危険個所も無く、少しずつ高度を上げて行きます。
途中、扇沢の駅や針ノ木岳・蓮華岳などの眺望を楽しみながら進みます。

ガレ場:落石注意の看板のところでヘルメット装着、
最後に傾斜がきつくなってくるともうすぐ森林限界、
周りに高い木が無くなって更に進むと種池山荘です。

ベンチで一休みして、ここからは稜線歩き、
いつのまにかガスが上がってきたので真っ白な中を進みます。
歩き易い道ですが、だんだんと傾斜が急になってきます。

そして雲の間から目指す爺ヶ岳が見えてきました、
雲が切れたと思ったら雲の上に出たみたい、
アルプス来たぞ〜って景色の中を登ります。

爺ヶ岳南峰は縦走路から分岐して少しだけ登ります、15mくらい?
せっかくだから当然山頂に寄ります、
今回の縦走で初めての山頂、雲に浮かぶ剱岳が格好いい。

そして次の爺ヶ岳中峰〜北峰と続く稜線が綺麗に見えます、
20分程歩いて中峰に到着、中峰は縦走路から分岐して4〜50mくらい登ります。
巻き道も有りますが、初めて来たからにはやっぱりピークは踏みたい(笑)

北峰は、特に分岐とか標識が見当たらないまま通り過ぎたようです、
他の方の記録を見ても北峰には道がない様子ですね。
少し下って冷乗越、さらにガスの中を進んでようやく冷池山荘に到着です。

ここのテン場は小屋から随分離れていると分かっていました。
気を抜かずに受付を済ませ、もうひと頑張りとテン場まで登っていきます。
テン場まで15分と標識が有りましたが、実際は10分くらいでしょうか。

テン場は全体的にやや傾斜しているので、平らな場所は殆どありません、
適当な場所を見つけて設営します。

去年の農鳥小屋で幕営した際に、
昼間のテント内が暑くて仕方なかった事から購入に至ったホーネット2P、
もちろん幕体だけ張って蚊帳状態でくつろぎます。
まあ、今日のテン場は厄介な虫があまりいなかったので外で十分にくつろげましたがw

ガスったり晴れたりを繰り返して夕方までのんびり読書なんかして過ごします、
ガスに覆われた時間が長くなってきたのでそろそろ暑さも和らいだと思いフライを張り、
お腹も空いてきたので小屋までビールを買いに出ます。

テン場に戻って夕食にしました、
いつものカットステーキとおでん、山で食べると肉はご馳走です。
小屋が遠いのでビールのお代わりは諦めて日本酒に切り替えました。

寝る前に一度用を足しに小屋まで行きましたが、途中の一か所だけ雨が降っています。
さっきビールを買いに行った時もパラパラ降っていたので不思議です。
小屋とテン場は降っていないのに。

夜中に雨が降って雨音で目が覚めましたが、
起きるころには止んでいました。
米を炊いて玉子かけご飯で朝食にしました。

撤収して鹿島槍に向かいます、
まだ真っ暗でガスで視界も効かない中、
同じタイミングで出発するパーティーが数組あったのでその間を歩いていきます。

このパーティーはテントそのまま張って山頂までの往復なのか、
荷物が小さくて軽そうなので付いていくのに精一杯です。
それでも真っ暗でガスの中を一人で歩くのは気が引けたので頑張って付いていきました。

布引山の山頂に到着した頃には明るくなってきたので、
パーティーには先に行ってもらい、一人で歩き始めました。

そろそろ日の出のはずですがガスが晴れません、
それでも登っていくと急にガスが晴れてきました。
鹿島槍の山肌に強風が吹き付け、ガスがものすごい勢いで上がっていきます。

青空が覗いたと思ったら一気にガスが晴れて金色に輝く雲海、
綺麗に晴れ渡った日とはまた違った絶景に目を奪われ、
写真を撮るのに立ち止まってばかりでなかなか進めません(笑)

晴れているうちに山頂まで登って絶景を眺めたいと思い急ぎます、
辿り着いた山頂からは剱岳と影鹿島槍が見事、五龍や唐松岳は雲の中です。
そして北峰に向かって吊尾根を下っているとガスってブロッケンが見られました。

北峰の分岐からは結構な急登で北峰のピークまで息が切れます、
どうせ分岐まで戻るんだからザックデポすればよかったと後から思いました(笑)
北峰のピークから南峰が見えたり見えなかったり、ガスが激しく流れます。

そして分岐に戻って五龍岳を目指します、明らかに登山道の様相が変わりました。
八峰キレットに向かって両手を使うところが増えてきました、ストックも完全に仕舞いました。
この辺りはあまり降らなかったのか、道は乾いていて助かります。
ガスっているのであまり高度感も無く、晴れていたら腰が引けそうなナイフリッジを進みます。

鎖場をいくつも越えて八峰キレットの核心部、
特に核心部だけ難易度が高いわけでは無いですが、
難所の雰囲気を醸し出していますねw

梯子を下りていくと直下に小屋が見えました、キレット小屋です。
緊張感を保ったまま進んできたのでここで一息入れました。

ここから先も難易度はそう変わりません、
梯子や鎖場が続く岩稜ルート、脆い手掛かりも多いので要注意です。
足場、手掛かりを慎重に見極めて進みます。

鹿島槍ヶ岳〜五龍岳の間はこんな岩稜ルートが続きます、
ひたすらアップダウンなので、足に疲れが出てきました。
ここにきて幕営装備が堪えます。

本格的にお腹が空いたので、北尾根の頭で昼食にしました。
相変わらず風が強く吹いていますが、ちょうど風をよけてラーメンを作りました。
パトロールのお兄さんが追い付いてきて少し話しました。
明日の午前中、早い時間で遠見尾根で降りるなら大丈夫だろうと。

お腹が満たされ、荷物も少し軽くなったので元気を取り戻して歩き始めます。
晴れたりガスったりを繰り返していましたが、ガスに包まれる時間が多くなってきました。
五龍岳のピークで晴れてくれたらいいんだけど。

パトロールのお兄さんにも言われていましたが、
五龍への最後の登りはキツかった。
足が疲れてペースが全然上がらない、少し進んでは立ち止まって息を整える繰り返し。

難所で荷物の重さでバランスを損なうことを警戒していたんだけど、
そうじゃなくて単純に疲労が足にきた感じです。
やっとの思いで山頂に到着、残念ながらガスは晴れませんでした。

ここまでくれば五竜山荘まではもう一息です。
風が強いのでテントは諦めていました、明日朝はさらに強まる予報ですから、
無理はしないで小屋泊まりにします。

小屋までもう少しってところで登山道の真ん中にライチョウの親子がいました。
お母さんはしばらく砂浴びをして、ヒナはそばで見ています。
疲れのピークだったので癒やされ感ハンパないです。
ヒナは一羽しかいませんでした、この先強く育ってくれたらいいな。

そしてとうとう五竜山荘に着きました、長かったー。
距離もそうですが、気の抜けない岩稜帯が続いたのも有るようです、
一月の平標以来かな、こんなに疲れたの。

部屋に荷物を置いて、早速ビールを頂きました。
疲れた体に沁み渡りますねー、お代わりしたいところですが我慢して一本でやめておきます、
まだ明るいし、素泊まり7,000円の出費も結構痛い。

夕食までは自炊室でコーヒー淹れて飲んだり、部屋で寝そべって読書したり、
こんな天気なので宿泊者も随分少ないです。
六畳ほどのスペースを三人で使えるって贅沢ですね。

夕食の時間になったので、自炊室で米を炊いてカレーライスです。
ビールを一本頂いた後は持参したワインの小さいボトルを開けました。
布団で寝るのは何日かぶりだったので熟睡でした。

翌朝は4時に起床、パスタ茹でて朝食、
明るくなってきた5時に行動開始です。
昨日より風は強まっています、まだ恐怖を感じるほどでは無いですが。
さらに強まる予報ですから、速やかに下るほうがベターでしょう。

下りとは言っても遠見尾根は上部は鎖場など続く岩場、
西遠見・大遠見・中遠見・小遠見とピークが続きます。
アップダウンを繰り返して下っていくので、割と堪えますね。

小屋を出る時は雨は降っていなかったのですが、
ガスっていたので濡れるかなと思いレインの上着だけ着ていました。
予報は晴れだったんだけど時折降る雨で結構濡れてきたので、
途中でザックカバーを装着します。

わざわざ立ち止まってザックカバーを着けると雨が止むって何の嫌がらせ?
雨が止むおまじないなんだよって前向きに考える事にしますか(笑)

標高が下がると風も弱まってきました、
ゴンドラが運行中止していると困るなと思っていましたが、
このくらいの風なら問題なさそうです。

そして小遠見から先はアルプス平の遊歩道、
ゴールは近い感じです。
道も遊歩道ってレベルに整備されていてスニーカーで十分歩ける感じです。

そしてこの辺りでガスを抜けました、雲の下に出たみたいですね。
いいペースで遊歩道を下ってとうとうゴールのゴンドラ乗り場に到着です。
懸念だった運休も無く、ゴンドラで下界に降りて行きます、
ゴンドラを降りた所で同じ五竜山荘から先に降りていた若者二人と少し会話。

ゴンドラ隣接の施設内に有る日帰り入浴でさっぱりしていくつもりだけど、
10時オープンまで何もする事が無くて途方に暮れているとの事、
電車も10時半まで無い。

そっかー、悩ましいなー。
本当はもっとゆっくり降りる予定だったから、
10時半頃にここに着いて入浴してお昼を食べて12時半の電車で帰るつもりだったんだよね。
10時オープンだとお風呂に入ったら10時半の電車には間に合わないから、
電車かお風呂かどちらを優先するかだな。

考えたけど電車を優先する事にしました、
施設内のお手洗いで下着まで全て着替えて、
多少さっぱりしたところで若者たちに声を掛けて駅に向かいます。
20分程で神城駅、列車の時刻まで1時間半有りますが、
構内の待合室にフリーWi-Fiなんか有ったのでスマホで時間つぶししました。

小屋に泊まっていた人たちが次々にやってきます、
そして列車は定刻通りに到着、信濃大町・松本と普通列車を乗り継いで小淵沢、
ここで乗り継ぎに20分程時間があったので駅構内の立ち食いそばを頂きます。
この先は台風の影響も無く、無事に帰宅となりました。

ここから備忘録

クロージング

長袖ハーフジップシャツにトレッキングパンツ
シャツとアンダーウェアと靴下は日替わり。

テントはホーネット2P、
純正フットプリント使用、テントマットは持参せず。
シュラフはポリゴンネスト2×2
スリーピングマットはZライトショート
朝方の気温は15℃くらいか、全く問題なく快適に眠れた。

初日の朝食、バス車内でおにぎり
昼食 買ってきたパン
夕食 カットステーキとおでん

二日目朝食 米一合炊いて玉子かけご飯と味噌汁
昼食 ラーメン
夕食 米一合炊いてカレーライス

三日目朝食 水戻しのパスタ一人前
昼食は下界に降りてから

上記以外にコーヒーを5杯淹れた、五竜山荘で調達した水を500nl煮沸
パワーガス110缶新品を持参して72g消費、想定内。

飲み物
初日はお茶の残り200mlとポカリ500mlのペットボトル
二日目は粉で作るポカリを500ml+500ml 計1L全部飲んだ
三日目は粉で作るポカリを500ml、200mlくらい飲んだ

ザック重量
レヴィティ60で初日の行動開始時に14kgくらい

レインウェア
三日目午前中までは降られない予報だったのでモンベルのバーサライト持参
メンテしたばかりなのでバリ水弾いた。

シューズ
ミラージュを使用、今回の山行ではミラージュの人を多く見かけた。
アルプスのテント縦走ってこの靴に一番合うシチュエーションでしょ。

三日目、帰宅時に少し膝が痛んだ
翌日からふくらはぎと肩回りに少し筋肉痛

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コメント

相変わらずのご健脚
連日お山三昧とは・・・うらやましすぎます。
見事な歩きっぷり!脱帽です。
当方はこの夏はどこにも行かずひたすら仕事してました・・・Orz
2019/8/17 23:58
Re: 相変わらずのご健脚
Rock08さんお仕事お疲れ様です。

伊吹山は行き掛けの駄賃で山登り気分だけ味わってきました(笑)

師匠に脱帽などと言われるほど歩けていませんよ、
二日目の終盤はヘロヘロでした。
体力不足痛感です。
2019/8/18 19:53
圧巻です
ザックカバーを着けると雨が止む
これってやっぱりよくあるんですね!僕も今度からおまじないと思うようにします(笑)

それにしたって素晴らしい山行です。
3泊4日は無理でもいつかは2泊3日には挑戦したいです。でもこんなきついのは無理だなーと思ってしまいました(笑)

これだけの食料でザック14キロもすごいですし、何もかもか尊敬の対象です。
2019/8/18 18:31
Re: 圧巻です
kimikimi0810さん
圧巻などと褒められると面映ゆい感じですが、そんなに凄い山をやっている訳ではないですよ。
kimikimi0810さんは緻密に計画、合理的に実行出来るタイプだと思いますから、
少し山を続けていけばこれくらいは出来ますよ。
ザック重量は色々と試行錯誤の結果ですね、
極端に軽いギアは快適性や安定性を損なう場合も有りますから、
記録を取りながら徐々にって感じです。
2019/8/18 20:13
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無雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [3日]
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技術レベル
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無雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [4日]
技術レベル
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