双六岳〜鷲羽岳〜雲ノ平


- GPS
- 56:00
- 距離
- 49.6km
- 登り
- 3,724m
- 下り
- 3,718m
コースタイム
- 山行
- 7:20
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 8:40
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 3:18
- 合計
- 10:18
天候 | 晴れのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
3泊4日で北アルプス最深部の赤牛岳を計画した。ついでに最後の秘境・雲ノ平もルートに入れた。小屋泊まりで軽量化を図り、ゆったりとした計画で赤牛岳に備え体力温存する作戦であった。しかしながら、悪天候により3日目に下山することとなり、赤牛岳は別の機会となった。
10/6 駐車場は平日だけあって空いていた。一番奥に登山口連絡道がある。トイレは登山指導センター(ポストも有)で駐車場からは歩いて10分。登山道は整備され急なところもほとんどないので歩きやすい。朝のうちは雲が厚かったが、鏡平に近づくと晴れてきた。時々、槍の姿が見える。西側からの姿は初めてであったが、迫力満点であった。樅沢岳からは、期待していた槍ヶ岳はガスに隠れてしまったが鷲羽岳の雄大な姿を堪能できた。
10/7 この日も余裕の行程だ。ゆっくりと双六岳を登る。山頂からはすばらしい眺望が広がる。槍、穂高、乗鞍、御嶽、笠、薬師、黒部五郎、剱、立山、水晶、鷲羽、野口五郎、大天井、燕、そして白山。最高に良い天気だ。ゆっくりと存分に景色を楽しむ。三俣蓮華に移動し同様に景色を堪能する。いつまでも飽きない景色だ。
三俣山荘には展望食堂があり、祖父岳と三俣蓮華を見ながら食事ができる。ラーメンを食べたが、あっさり魚出汁でうまい。鷲羽へ登る前にエネルギー補給ができた。ザレたジグザグ道を登り鷲羽岳に到着。ここもまた最高の景色である。富士山や常念岳、後立山の鹿島槍、五竜、白馬鑓、白馬も見えている。また、鷲羽池が期待以上で、何とも言えない青色の水が美しい。
鷲羽を降りて岩苔乗越に到着。「水場まで下り5分」の標識があり。祖父岳へ登り返すとまたまた大展望だ。山頂はなだらかで広く、ゆっくりと休憩するのに適している。雲ノ平に向けて下っていくと途中から木道が現れるが、傷んでいて固定が甘い。途中のキャンプ場で水を確保し(山荘内では水は有料)、山荘に着く。受付を済ませた後、祖母岳を目指す。祖母岳山頂がアルプス庭園となっている。池塘のある湿原越しに見る水晶岳は絵になるが、花の季節はさらに美しいであろう。
10/8 この日は赤牛岳の予定だったが、山荘周辺ですら強風で稜線上は危険と判断し下山することにした。最短ルートで新穂高まで降りたが、秩父沢から小池新道入口までの岩が雨で滑りやすくなっていた。装備の反省として、靴中への雨水侵入防止のためスパッツが必要、手袋も防水効かずびしょ濡れだった。わさび平で今日もラーメンを食べたが、懐かしい味だ。
駐車場すぐ近くの深山荘で温泉に入ったが内風呂と露天が離れており、いったん服を着て移動する必要がある。内風呂はせまく、露天は石鹸が使えない。
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