ユーシン渓谷 ~寄大橋から周回・プチバリエーション含む~
- GPS
- 07:28
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 1,873m
- 下り
- 1,859m
コースタイム
5:41 寄大橋
7:13 寄コシバ沢 [1h32min | 1h35min]
8:05 鍋割峠 [52min | 50min]
8:25 鍋割山 ~8:54 [20min | 25min]
10:04 熊木沢出合 [1h10min | unknown]
10:37 ユーシンロッジ ~10:43 [33min | 40min]
10:57 雨山橋 [14min | 20min]
11:30 雨山峠 [33min | 1h]
12:00 寄コシバ沢 [30min | 30min]
13:08 寄大橋 [1h8min | 1h15min]
天候 | 曇/晴/雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
電車・バスの場合は小田急新松田駅発の湘南バス(寄行き)を参照ください http://www.fujikyu.co.jp/syonan/rosenbus.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
山と高原の地図でも「道迷い注意」「危険箇所あり」のマークが多いエリアであり、行程上破線ルート、旧道等のバリエーションルートも含むため実際に歩かれる場合は注意が必要です。 登山道の状況はこちら(雰囲気つかめます) http://www.everytrail.com/view_trip.php?trip_id=1640444 ・寄大橋〜寄コシバ沢 沢幅が広く、登山道が右岸・左岸またがってつけられているので迷いやすいと思います。ピンクテープがつけられていますが同じ岸だけでなく常に対岸に対しても注意が必要です。渡渉も簡単ではなく、濡れないために相応にバランス感覚が必要になると思います。ポイントは「対岸に注意」につきます。途中からピンクテープは林業用になりますが、なんとなく分かると思います(注意書きもあります)。 ・寄コシバ沢〜鍋割峠 破線ルートでずっと沢筋をつめます。ずっと沢筋で滝もないので、バリエーションですが迷うことはないと思います。最終的にゴルジュに行き当たりますが、ここまで来てしまうと間違いのようです。私は見逃してしまったんですが、もっと手前の右岸にエスケープルートがあるはずです。私は諦めて右岸(ゴルジュ向かって左側)の坂をキックステップで直登してエスケープルートに合流しました。 ・鍋割山〜熊木沢出合 地形図に載ってる旧道を行きます。踏跡やペンキがあるのでバリエーションと言ってもかなり歩きやすいと思います。尾根からはずれないように歩けば大きくはずれることはないと思います。ただ、目印と地形図上の登山道の線はかなりズレてますね。つけ換わったのか、自分が間違えただけなのか。私が通ったルートのまま行くと林道で出るところで急峻になっていて困ると思います。もっと手前で尾根西側の沢筋に出るべきなんだと思います。 ・熊木沢出合〜ユーシンロッジ 土砂崩れで林道は岩だらけです。林道が崩落している箇所もあり、危険です。 ・雨山橋〜雨山峠 沢筋・沢沿いの登山道です。登山道自体に水が流れている箇所が多く、また狭く、ところどころ崩落しています。特に台風後で倒木が相まって歩きにくく感じました。木橋に倒木してるところもあり、通行に困ると思います。 |
写真
感想
以前から気になっていた丹沢のユーシン渓谷に足を伸ばしました。
ユーシン渓谷は丹沢主脈を歩いている時によく目にする山間の底のほう、沢筋の先にあります(鍋割山と蛭ヶ岳の山間のちょっと先のあたり)。ユーシン渓谷へは西丹沢・玄倉から林道を通るのが普通だったようですが、最近まで通行止めになっていました(昨年秋から歩行者のみ通行可)。今も通行者は稀で、ユーシンロッジもメンテはされてますが休業中です。今回は前から気になっていたのと、静かそうなところに惹かれてユーシンロッジを目指しました。ルートは玄倉からではなく少しバリエーションが入った寄大橋を起点とするtatsu1113さんの山行記録を参考にしました。日帰りでしたがとても楽しめました。
今回は道迷いしやすいルートだったので、基本的に地形図を見ながら歩きました。現在位置に確信がない時はコンパスで確認してます(それでも不確かな場合はiPhoneのGPS)。ただ、全般的に踏み跡とか勘に頼りがちで、特に鍋割山から玄倉林道への旧道は、地形図も見てたんですが踏み跡と地形図上の登山道表記がズレている事にかなり後になって気付きました。もっと地形に気を配らないといけないなーと経験不足を実感です。
肝腎のユーシンロッジは鄙びた雰囲気がなんとも言えず良かったです。とはいえ、廃墟感というほど荒廃した雰囲気はなく、まだメンテされてるようなのでとても綺麗にされてます。ただ、誰もいないロッジは時代に置いてきぼりを食らった感じがして、時が止まっているようで、なんだかノスタルジーを感じました。晴れてれば居心地も良さそうなんですが、雨が降りそうな雰囲気だったので避難部屋だけ確認して退散しました。
本日登山道ですれ違った人は10人ほど、破線ルート・旧道では0人、玄倉林道では2人でした。鍋割山ではいつもどおり人がいっぱいいました。今回は雨山峠〜鍋割峠間のヤセ尾根は通れなかったので、またの機会に歩いてみたいです。
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