瑞牆山ーお隣りなので金峰山にも寄りました

2019年09月07日(土) [日帰り]

• GPS: 10:40
• 距離: 16.2km
• 登り: 1,904m
• 下り: 1,904m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:52
• 休憩: 2:48
• 合計: 10:40

5:18 瑞牆山荘
5:33 5:38 富士見平林道交差
5:49 5:49 富士見平林道終点
5:52 5:54 富士見平湧水
5:57 5:57 富士見平小屋
6:15 6:15 小川山・瑞牆山分岐
6:19 6:22 天鳥川出合
6:24 6:25 桃太郎岩
7:06 7:13 大ヤスリ岩
7:20 7:27 弘法岩黒森分岐
7:28 7:49 瑞牆山
7:54 7:54 弘法岩黒森分岐
8:06 8:07 大ヤスリ岩
8:42 8:44 桃太郎岩
8:46 8:46 天鳥川出合
8:52 8:55 小川山・瑞牆山分岐
9:09 9:13 富士見平小屋
9:49 9:49 鷹見岩分岐
9:58 10:02 大日小屋
10:20 10:31 大日岩
11:20 11:30 砂払いノ頭
11:40 11:40 千代の吹上
11:48 11:48 金峰山小屋分岐
12:10 12:10 五丈石
12:13 12:31 金峰山
12:33 13:27 五丈石
13:44 13:44 金峰山小屋分岐
13:50 13:51 千代の吹上
13:58 14:03 砂払いノ頭
14:38 14:40 大日岩
14:55 14:56 大日小屋
15:03 15:03 鷹見岩分岐
15:28 15:31 富士見平小屋
15:34 15:34 富士見平湧水
15:38 15:38 富士見平林道終点
15:43 15:46 富士見平林道交差
15:58 瑞牆山荘

・山梨県の山なので「甲信越」に区分されるのかと思ったら「奥秩父」エリアとな。秩父なら我が埼玉じゃん、と思ったが「奥」の奥が深い(笑)
・朝早く出発するのは得意じゃないので車中前泊した。
・おかげで清々しい早朝から行動開始することができて満足
・金峰山へは八丁平経由で行く(コースタイムで30分ほど短縮できる）予定だったが、分岐には「小川山」と書いてあるだけで八丁平とは書いてないし、手元の地図（コピー）には小川山が見当たらないし、もともと破線ルートなので明瞭な道は期待できないしで富士見平まで戻って金峰山へ向かった。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中央道須玉IC〜県道23号〜瑞牆山荘
　−ナビにみずがき山荘と入力したら手前のみずがき山グリーロッジに到着
瑞牆山荘から約100m離れた無料駐車場（約100台）
　−am5:30時点で半分以上空いていたが、下山時には道路脇にも駐車車両が多数

コース状況／危険箇所等

・花が少なかったのは残念だが、瑞牆山にはシャクナゲの木がいっぱいあった。
・鎖場が何カ所もあるが、登り降りとも使った方が楽だけど使わずとも大丈夫。
・ところどころ道が不明瞭になるが、目を凝らせばテープが見つかる。

【瑞牆山荘〜富士見平】
普通の登山道だが出だしは広尾根（？）なのでどっからでも登れそう≒道間違いするかも。とりあえず上へ向かえば林道に出るのでそこでルート修正可。

【富士見平〜瑞牆山】
一度60mほど下って（割と急傾斜）沢（水無し）を横切る。沢を過ぎると岩が出てくる。大やすりを見上げるあたりから岩が出てきたように記憶している。

【富士見平〜大日岩】
登山道は富士見小屋のトイレ脇を行く。広尾根なので緩そうに見えるが割と傾斜があるのでは。

【大日岩〜砂払ノ頭】
歩きやすいのは分岐の付近だけ。途中、どれが道かわかりにくい不明瞭な箇所が随所にあり。ただ、上へ向かえば何とかなるような気がする(下りは注意）。よく見れば赤テープがあるし(そう頻繁にはない）、緑の洗濯ロープにそって道があるので目安になる。

【砂払ノ頭〜金峰山】
岩場歩きだが険しいことはなく、特に危険個所は感じなかったが一部絶壁に近いところを歩く。高度感がすごい。

【五丈石】
登る人多数。挑戦してみたが途中でいっぱいいっぱいになり敗退。そのうち滑落事故が起きそうな気がするので、梯子を付けるなり登るのを禁止したりした方がいいのではと思った。

その他周辺情報

増富の湯　￥820（だったかな？）
−鉱泉で源泉は濁り湯（茶色）。冷たい湯（25度）から温かい湯（37度）まで数種類。42度の透明な湯もある。シャンプー等備付け。

写真

9/7 5:14

瑞牆山荘の向かいが登山口

9/7 5:17

最初は広尾根だが道は分かり易かったと思う

9/7 5:42

里宮さんって？ここは参道なの？

9/7 5:42

P1722で初めて展望が開ける。あれが瑞牆山か？

9/7 5:55

富士見平小屋のテン場

9/7 5:56

まずは瑞牆山へ。金峰山はあとで。

9/7 6:10

苔から生えているこれは何？以前ヤマレコで見たことがあるのだが覚えてないorz

9/7 6:20

急坂を下って

9/7 6:21

沢を横断

9/7 6:22

桃太郎岩とでも名前がついていそうな岩だなと思ったら本当に桃太郎岩だった

9/7 6:28

見た目ほど大変ではない。鎖に頼らずともイケる。

9/7 6:31

しっかりした立派な階段

9/7 6:31

階段の間にダイモンジソウ

9/7 6:40

アキノキリンソウ

9/7 6:41

跨ぐか？くぐるか？往きは跨いで帰りはくぐった。

9/7 6:50

シャクナゲの木が密集していた。時期にはいっぱい咲いてきれいだろうな。

9/7 7:06

大ヤスリ岩を見上げる。この上が山頂かと思ったが、岩の横を通り過ぎて右へ折れると山頂。

9/7 7:20

しばらく言って振り返ると展望が開けてる

9/7 7:21

形から何となく北岳だと思った（どうやら正解のよう）

9/7 7:21

角度変えてのぞき込むとMt.富士〜。手前の低い山並みはどこだろう？

9/7 7:23

ここを右に行けば

9/7 7:28

山頂！

9/7 7:28

南アルプス〜。やっぱりさっきの山は北岳だ。

9/7 7:28

見上げた大ヤスリ岩が下に見える

9/7 7:29

う〜ん、こっちからの形が秀逸だ＞富士山

9/7 7:31

うお〜、レンズ（フィルター？）にごみが・・・・

9/7 7:29

これから向かう金峰山。五丈石が見える。奥は甲武信ヶ岳と三宝山かな？今年中には行きたいな。

9/7 7:31

富士山アップ

9/7 7:32

北岳（右）と間ノ岳

9/7 7:32

北岳〜間ノ岳〜農鳥岳。手前は鳳凰三山かな？

9/7 7:32

白根三山と仙丈、甲斐駒まで

9/7 7:32

甲斐駒ヶ岳（右）と仙丈ケ岳

9/7 7:32

横を向けば八ヶ岳。左奥に御嶽山。

9/7 7:33

八ヶ岳アップ

9/7 7:33

南アと八ヶ岳の間の御嶽山をアップ。今年中に慰霊登山したい。

9/7 7:34

北方向を向けば正面右が浅間山で、左に四阿山、根子岳というところか。左の奥に戸隠連峰と妙高山、火打山（のはず）

9/7 7:34

浅間山アップ

9/7 7:34

戸隠連峰と妙高、火打。越後富士と言われるだけあって形が似ている妙高山。

9/7 7:34

北西方向には後立山オールスターズ。白馬から鹿島槍まで全部見える。

9/7 7:35

戻って富士山アゲイン。360度の眺望を楽しめた。

9/7 7:35

いや〜お見事！美しい姿だ。

9/7 7:36

下山前に南ア全景。右奥には中央アルプスも。一番高いのが木曽駒かな。

9/7 7:46

何故にこんなとこにも山頂標が？

9/7 7:55

下山途中に見つけたキソチドリ系と思ったが違うよう
→　ハナイカリと判明

9/7 7:58

向こうの道から下りてきたが行き止まり風だったので引き返して別の道をきたら案の定大きな段差で向こうからは来れなかった。

9/7 7:59

赤い岩

9/7 8:48

なかなかの傾斜を登り返す

9/7 8:54

この分岐を行けば八丁平なんだけど道が不明瞭そうなので富士見平へ戻ることに

9/7 8:55

ベニテングダケのようだ。スライドしたご婦人にタマゴダケと知ったかぶったが毒キノコのほうだった。ベニテングダケはスライスして水に何度かさらしたり、何度かゆでると毒が抜けて食べられるそうだ。

9/7 9:09

富士見平小屋で食べられるのかと思ったら違った。

9/7 9:09

こっちが小屋のメニュー。鹿肉ソーセージに惹かれるなぁ。

9/7 9:09

雰囲気のある小屋

9/7 9:10

小屋近くにはマルバダケブキがたくさん咲いていた

9/7 9:34

この山域の森はきれいだった

9/7 9:48

鷹見岩方面は

9/7 9:49

倒木で行けなさそう

9/7 9:58

大日小屋はこの下にある

9/7 9:58

寄らずに先を急ぐ

9/7 10:01

あれが鷹見岩かな

9/7 10:07

鎖場はいくつかあるが心配ない

9/7 10:20

大日岩を見上げる

9/7 10:29

八丁平からの合流点

9/7 10:30

八丁平方面へ十数m行くと大日岩を横から眺められる

9/7 10:31

大日岩の向こうには八ヶ岳

9/7 10:48

ブナ林はどこでもきれいだ

9/7 11:23

富士山周りに雲が出てきた

9/7 11:24

南アはまだよく見える

9/7 11:25

砂払いノ頭からも絶景が楽しめる

9/7 11:29

標高のNO1〜3までが写っている

9/7 11:33

砂払いノ頭からは岩々の道が楽しい。

9/7 11:33

なかなかな岩壁

9/7 11:33

見た目ほどのアップダウンはなく歩くのは難しくない

9/7 12:06

あれが五丈石か

9/7 12:10

五丈石を表から見て

9/7 12:13

金峰山へ登頂

9/7 12:15

だいぶ雲が湧いてきた

9/7 12:15

雲が富士山を登ってる

9/7 12:16

白根三山は雲の影響なし

9/7 12:16

八ヶ岳もバッチリ

9/7 12:17

甲斐駒、仙丈もはっきり見える

9/7 12:19

御嶽は雲に隠れた

9/7 12:22

瑞牆山が低く見える

9/7 12:38

今日の昼ごはん。最近はコンビニおにぎりが多いのだが奮発した。

9/7 12:44

前夜に談合坂SAで購入。北陸を懐かしむ。

9/7 13:50

お昼が済んだら高度感のある岩壁を見ながら砂払いノ頭へ戻る。

9/7 13:58

右か左か分かりにくいところが所々ある。ここは左が正解。まあ、右に行っても左に戻れるが。

9/7 14:18

ベニテングダケの亜種

9/7 14:40

帰りも大日岩を見上げる

9/7 15:54

下山したらマムシグサの実が出迎えてくれた

撮影機器：

サイバーショット DSC-WX350 SONY

arrows M03 SIMフリー FCNT

α7 III ILCE-7M3 ボディ SONY

感想

レッズ

瑞牆という名前というか文字が前々から気になっていて、なおかつ岩山と聞いていたので一度は行ってみたいと思っていて、行くなら金峰山もいっしょにと以前から考えていた。
何で名前が気になっていたのかというと、Myヒーロー倭建命の辞世の句が「倭は国のまほろば　たたなづく青垣　山こもれる・・・・」であるが、その中の「あおがき　山」と「みずがき山」の音が似ているので、意味や文言が全く別であっても勝手に親近感を持っていた。

コースタイムが10時間超なので早朝に出発しないと明るいうちに帰ってこれなくなる恐れがあるので前夜から車中泊したが、甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根を日帰りした時以来2度目。家から登山口まで3時間近くかかるので早朝から歩き始めるには深夜に移動する必要があるわけだが、居眠り運転、が頭をよぎるので深夜の運転はできないというかやりたくない。となると、前泊ということになるわけだが、前回はそんなに思わなかったが、今回は前泊最高！ということが分かった。軽自動車でも助手席を倒せば横になれるのでちゃんと眠れるし、起きたらすぐ行動できる。今度からはこれでいこう。

脚に筋肉痛がでたのは登り降りが多かったせいだけではなく、ところどころ急傾斜もあったからだと思う。二の腕の筋肉痛は岩をつかんだり踏ん張ったりのせいだろう。
この時期夜はまだ寒くないだろうと思ったら大間違いで、寒くて目が覚め、フリースを羽織ったがそれでももう2回ほど目を覚ました。シュラフなりダウンが必要だった。駐車場の標高約1,500mを甘く見てはいけなかった。