千畳敷から空木岳、越百山まで
- GPS
- 65:21
- 距離
- 33.4km
- 登り
- 2,614m
- 下り
- 4,381m
コースタイム
- 山行
- 1:08
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 1:10
- 山行
- 9:38
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 10:26
- 山行
- 7:54
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 8:59
- 山行
- 3:59
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 4:15
天候 | 13日の麓は曇でしたが、山の上は晴天。 14日以降、山の上ではほぼ晴天。昼頃に少し雲が出るくらいで崩れる気配もありませんでした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰りは、こまくさの湯の前の菅の台停留所11:20発ですずらん通り停留所へ路線バスで移動。そのあと、12:00発駒ケ根BTからバスタ新宿へ。最後は渋滞に巻き込まれて2時間以上遅れて到着でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
宝剣岳は徹底的に整備されていて、危険を感じたのは最後の頂上だけでした。なのでてっぺんは登らず。縦走路は思った以上に危険個所がありました。宝剣岳〜空木岳は岩登りが苦手な人は大変でしょう。空木岳〜越百山は岩登りに加えて藪漕ぎがあります。藪漕ぎは道がしっかりしているので問題はありません。 |
その他周辺情報 | 下山後は、登山口近くにあるこまくさの湯。10:00の開店時間に合わせていきましたが、若干遅れたからか既に多くの人が入浴していました。食事したかったけど、食堂11:00オープンで、バスが11:20発だとたぶん間に合わないとお店の人に言われて断念。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
テントマット
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感想
9月の最初の3連休は前に有給休暇を付けて4連休にして中央アルプス縦走しました。4連休といっても初日はほぼ移動日で、千畳敷まで私のエネルギーは使わずに最後の1時間ちょっとだけ山登りしました。
駒ヶ根の下界から見たお山は雲の中で苦行の縦走を覚悟していたのですが、ロープウェイの途中から雲の上に出て、以降下山するまで大変よい天候に恵まれました。この3日間、高い山の上はかなり雲の上い出てましたが、その中でも中央アルプスは最も雲が少なかったのではないかと思います。
失敗したのは荷物の多さで、初日の頂上山荘のテント泊装備を2日目も持って空木岳の駒峰ヒュッテまで行ったため、岩登りの多いルートで大変難儀しました。しかもこのルートには水場が少なく大量の水も持ったので20kg以上あったと思います。1箇所、鎖のない岩場で本気で荷物の重さのために上がれないかもと思ったくらい。
3日目はサブザックでの越百山ピストンだったので前日に比べれば楽でしたが、約2L用意した水が足りなくなってしまいました。快晴の中でアップダウンの激しいルートは思った以上に消耗します。しかし、3000m近くの空中散歩ですから気分の良い事この上なしです。
また、この日は私の前を歩いていた方が転倒滑落するのを目撃しました。場所は越百山まであと少しというところで、その方は10分程先行していました。たまたま前を見ていたら「うぁっ」と短めの叫び声が聞こえ、人が転がり落ちるところが見えました。斜度は40〜50度程度のそれほど急ではない所を10〜20mほど転がってから岩に当たって止まったようでした。大丈夫か?と目を凝らして見ていたら動いていたので、近づいて行くと落ちた地点に上がって来たところでちょうど会いました。大丈夫ですか?と声をかけたところ傷を見てほしいとのことで、結果的に腕と頭に激しい裂傷と出血がありましたが、体は大丈夫で止血できたから自力で降りるとの事でした。しかし、頭の傷がかなり酷かったためヘリを呼ぶことを勧めたのですが自力で下りていきました。その後、私が越百山から戻ってくる途中、まさに越百山方面にヘリが一機飛んで行きました。それを見てあぁヘリを呼んだんだな、よかったな、と思いましたね。本来であればその場で救助要請をもっと勧めるべきだったと今になって思います。かつて私も同じようにコケて頭を切って止血して自力で下りたこともあったのでその時はどうにかなるかなとも思ってしまいました。
その他に変わったことと言えば、大して珍しくもありませんがかつて山で会った人と空木岳山頂で再会しました。その人はインスタやってるので私はちょいちょい見ていたためすぐにわかりましたが、先方はわからなかったようです。12月に焼岳で会ったよねと言うと思い出してくれて、小屋で一緒に飯を食いながらいろいろお話しました。ittyou君、またどこかで再会できるといいね。
下山も特に問題なく、10:00から営業のこまくさの湯に10時に行ったら既に人がいっぱいだったのは何故なのかわかりませんが、無事、晴天の中を山中三泊過ごせて大変良い山旅でした。
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