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Yamareco

記録ID: 2029162
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ハイキング
北陸

【雲の平】秋の気配を感じる

2019年09月14日(土) 〜 2019年09月16日(月)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
55:34
距離
43.7km
登り
3,675m
下り
3,458m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
10:12
休憩
1:58
合計
12:10
距離 24.5km 登り 2,623m 下り 1,122m
2:21
6
2:27
47
3:43
3:48
20
4:08
4:13
61
5:14
5:19
49
6:08
6:39
4
8:59
9:42
16
9:58
20
10:18
5
10:23
61
11:24
46
12:10
12:29
22
12:51
7
12:58
34
13:32
13:37
13
13:50
13:54
37
2日目
山行
4:21
休憩
1:54
合計
6:15
距離 9.6km 登り 854m 下り 522m
6:32
21
6:53
6:55
27
7:22
7:28
16
7:44
8:23
36
8:59
9:02
5
9:07
9:18
24
9:42
10:19
26
10:45
66
11:51
4
11:55
25
12:20
12:36
11
3日目
山行
3:28
休憩
0:30
合計
3:58
距離 9.4km 登り 184m 下り 1,794m
5:57
87
野口五郎小屋
7:30
7:53
31
8:24
45
9:09
18
9:27
9:33
11
9:55
ゴール地点
天候 概ね晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
七倉山荘前駐車場まで自家用車
そこに車を停める(無料)

※ただし連休前や7〜9月の週末は土曜日(祝日)に切り替わるころには満車になる可能性大

また七倉山荘までの道は降雨量が多いとゲートが閉じてしまい
通行止めにもなりますので注意

七倉山荘から高瀬ダムまでは登りは徒歩
戻りはタクシーで移動(¥2200/台)
戻りは3人でシェア
ハイシーズンは5:30が始発になります
時間の詳細は以下のリンクを参照

http://www.kanko-omachi.gr.jp/mountain/qa.php#q2

※七倉山荘より先は私有地になるので指定車両以外は入れません
コース状況/
危険箇所等
★濁沢登山口〜烏帽子小屋(ブナ立尾根)
濁沢の橋は雨でしょっちゅう流されます
荒天後の通行は注意が必要です
間違っても増水時渡渉などしないこと、ダムの藻屑と消えます

ブナ立尾根は北ア3大急登の一つでかなり長いです
100m標高が上がるごとにナンバリングしてありますので
数えながら登って楽しんでください
登りはじめは階段がありますが急斜面なので滑落しなこと
それ以外では木の根や痩せ尾根もありますので踏み外しに注意

★烏帽子小屋〜三ツ岳
裏銀座の素晴らしいパノラマを見ながら歩けます
通行している人が少ないので体調管理や水に注意すること
またこの先の縦走路は日差しを遮るところが小屋しかありません
日中の通過は体へかなりの負担になります
体力と水のストックを考慮して先に進むか停滞するか決めてください

★三ツ岳〜野口五郎岳
途中お花畑コースと稜線コースに分かれます
お花畑は東側の斜面になり高温時に通過すると無風状態よりかなりの高温になります
体調管理に注意しこまめな水分補給を行ってください
稜線コースは逆に西(北)風が直に当たり続けます
気温が低い時の低体温、強風による転滑落に注意すること
野口五郎岳とりつきの辺りより岩がゴロゴロしているので踏み外しに注意

★野口五郎岳〜水晶小屋(赤岳)
野口五郎岳直下はザレ場でこの先真砂手前まで続きます
足場はそれほど悪くないです
真砂岳より先東沢乗越手前辺りまで岩稜帯が始まります
踏み外しやルートミスに注意して進んでください
東沢乗越より水晶小屋側は登山道が狭い上に一部崩落が始まってます
踏み外すと滑落しますので足場に注意すること
小屋直下は酷いザレ場でグリップが少なく滑りやすい
下りに使う場合転倒しやすいです

★水晶小屋〜雲ノ平
ワリモ北分岐までは気持ちの良い稜線
ワリモ岳を巻く時にガレ場が現れる
分岐から雲ノ平までは祖父岳経由で歩きます
アップダウンが意外と多く四苦八苦します
祖父岳を下りると三俣との合流にぶつかりここから雲ノ平を歩く
ただかなり遠回りなルートになるためたっぷり小屋まで1時間あります
水晶見ながらのんびり行きましょう
その他周辺情報 下山後は七倉山荘の日帰り入浴施設で汗を流す(¥650)

http://www.webmarunaka.com/nanakura/spa.html

内湯、露天風呂あります
ただし狭いです
泉質は単純アルカリでかなり熱いです
私は好みですが熱いのが苦手な人は薬師の湯へ行った方がいいかもしれません
予約できる山小屋
七倉山荘
9月の3連休
地獄の混雑があるのは分かってて歩くことにしました
向かう先は雲ノ平
自分の脚で見積もっても12Hかかるロングルート

なので今回は七倉より歩き
久しぶりにブナ立のナイトを行いましたが怖いの何の
小屋まであと少しの所で日の出を迎えてホント助かりました
2
9月の3連休
地獄の混雑があるのは分かってて歩くことにしました
向かう先は雲ノ平
自分の脚で見積もっても12Hかかるロングルート

なので今回は七倉より歩き
久しぶりにブナ立のナイトを行いましたが怖いの何の
小屋まであと少しの所で日の出を迎えてホント助かりました
稜線は快適なことこの上なし
やっぱ裏銀座はいいねぇ♪
4
稜線は快適なことこの上なし
やっぱ裏銀座はいいねぇ♪
裏銀座から見る槍ヶ岳
たまらんですね
1
裏銀座から見る槍ヶ岳
たまらんですね
立山も近いですね
気持ちいい稜線です
立山も近いですね
気持ちいい稜線です
歩いてきた道
裏銀座には渋い小屋が似合う
これぞって感じの野口五郎小屋
明日お世話になります
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裏銀座には渋い小屋が似合う
これぞって感じの野口五郎小屋
明日お世話になります
水晶が見えてきました
大きいですね
1
水晶が見えてきました
大きいですね
硫黄尾根と槍
この激登りで心がボロボロに・・・
水晶小屋に泊まろうか何度思ったことか
3
この激登りで心がボロボロに・・・
水晶小屋に泊まろうか何度思ったことか
秋が少し始まってますね
2
秋が少し始まってますね
やっと雲の平山荘が見えてきた・・・
ここまで11時間、クタクタです
3
やっと雲の平山荘が見えてきた・・・
ここまで11時間、クタクタです
雲の平入ってからがまた長い!
小屋はまだかー!
2
雲の平入ってからがまた長い!
小屋はまだかー!
そしてこの日はこの風景を最後にガス・・・
10時間ふて寝しました
3
そしてこの日はこの風景を最後にガス・・・
10時間ふて寝しました
次の日は快晴
朝から素晴らしい色を出してました
1
次の日は快晴
朝から素晴らしい色を出してました
黒部五郎
笠と池塘
これぞ雲の平の風景です
3
笠と池塘
これぞ雲の平の風景です
モルゲンが終わってから40分ほど過ぎたころやっと日の出
山に遮られ中々日が昇りません
1
モルゲンが終わってから40分ほど過ぎたころやっと日の出
山に遮られ中々日が昇りません
いい場所でした
ランドネ風
チングルマも秋ですね
1
チングルマも秋ですね
いい場所でした
また来ます!
4
いい場所でした
また来ます!
画になりますね
いい天気
秋空ですね
2
いい天気
秋空ですね
ギリシャ庭園からの風景
薬師がドーン!
4
ギリシャ庭園からの風景
薬師がドーン!
三俣山荘と槍
いい小屋ですよね
1
三俣山荘と槍
いい小屋ですよね
稜線にでました
黒五と白山
実は結構冷えているのでしょうか?
とても近く見えます
黒五と白山
実は結構冷えているのでしょうか?
とても近く見えます
また戻ることにします
立山
また戻ることにします
立山
赤牛と五郎池
荒廃の野口五郎岳
ホントこの山は登りにくい!ザレザレです
3
荒廃の野口五郎岳
ホントこの山は登りにくい!ザレザレです
やっと小屋
お世話になりまーす
するとこの後ガス

なので寝ることにしました・・・
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やっと小屋
お世話になりまーす
するとこの後ガス

なので寝ることにしました・・・
起きると夕方
すると大雲海が広がってました!
1
起きると夕方
すると大雲海が広がってました!
うぉぉぉ!
素晴らしい大雲海
3
素晴らしい大雲海
たまらんです!
真砂の稜線に滝雲
槍ヶ岳がラストダンジョン
6
真砂の稜線に滝雲
槍ヶ岳がラストダンジョン
苦労した甲斐がありました
3
苦労した甲斐がありました
ここで夕飯の時間
戻ることにします
この時期は日の入りとご飯が被るので難しいですね〜
1
ここで夕飯の時間
戻ることにします
この時期は日の入りとご飯が被るので難しいですね〜
大天井島
夕飯の後は日没後
マジックアワーでした
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夕飯の後は日没後
マジックアワーでした
すばらしい
五色に流れる滝雲
こんな雲海初めて見ました
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五色に流れる滝雲
こんな雲海初めて見ました
ほんと素晴らしい
1
ほんと素晴らしい
うっとりします
素晴らしい夕方でした
オヤスミナサイ
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うっとりします
素晴らしい夕方でした
オヤスミナサイ
下山日の朝はガス
景色は見えませんが涼しい中の下山は助かります
1
下山日の朝はガス
景色は見えませんが涼しい中の下山は助かります
これもまた幻想的な烏帽子
味があります
これもまた幻想的な烏帽子
味があります
雲ノ平は混んでましたが裏銀座は本当に静か
やはりこの道はいいですね!
雲ノ平は混んでましたが裏銀座は本当に静か
やはりこの道はいいですね!

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル 防寒着 雨具 日よけ帽子 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ

感想

9月の3連休
天気も良いと分かるので確実に大混雑する
ですが麓で停滞なんて気に入らない
混雑覚悟で登ることにしました
向かう先は雲ノ平、混雑必至の場所です

ただ七倉から向かうにはかなり遠い
私のスピードで12Hかかる
なのでこの日は七倉からナイト
深夜のブナ立尾根は恐怖でした

稜線は快適そのもの
日差しは強かったですが風は冷たく完全に秋
これなら行けるぜと進みましたが水晶小屋の前に立ちはだかる急登は地獄でした
雲ノ平付近もアップダウンが多くとても難儀しました
ほんと久しぶりにクタクタになりました・・・
雲の平は混雑してましたが1枚の布団で2人と想定よりは空いてました
ツアーの部屋は凄かったようですが・・・

帰りは野口五郎の小屋へ宿泊する予定だった上に前の日は
ほぼ半日寝たので元気そのもの
ガシガシ進んで五郎の小屋まで向かいました
途中水晶に登ろうか思いましたが凄い人だったんでパス
先へ向かいました
お昼を過ぎたらガスが出てきたので昼寝して夕方に起きると素晴らしい大雲海
雨降る訳でなくこのような雲海を見たのは初めてだったので感動しました
夕飯のあとはマジックアワーを堪能して寝ました

最終日は降りるだけなんでガシガシ歩く
烏帽子小屋を過ぎた辺りに晴れてきましたが下山
麓はとても暑かったです

雲の平は秋の気配がありこれが本番になるとどうなるのか?
とても興味が出てきた山行でした
やはり雲の平はとても遠いですが素晴らしい場所でしたね
ただ次は空いているときに向かいたいのと行くときに宿泊することにします

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